■20250130(木曜日:晴れ)

大晦日に集まった台湾の皆さんです。
年明けとともに始まる、台北101の花火ショーを楽しむためです。

■今日は寒さが募るようです。沼津の最高気温予想は、11度となっています。風が強くなければ、それほど寒くはないと思うのですが、からっ風が吹きすさぶと、そうはいきません。

そんな木枯らしの吹きすさぶ時に思い出すのは、やはり与謝蕪村の句です。NHKでも報じられた中国製の生成AI・DeepSeekに尋ねてみました。

「こがらしや何に世わたる家五軒」という句の素晴らしい点を3つ挙げます。

(1) 季節感と情感の表現

「こがらし」という言葉は、冬の冷たい風を連想させ、厳しい寒さと寂しさを感じさせます。この季節感が、句全体に情感を加えています。また、「何に世わたる家五軒」という表現は、その寒さの中でも人々が生活を続けている様子を描いており、人間の営みに対する感慨を感じさせます。

(2) 人間の営みと自然の対比

「こがらし」という自然の厳しさと、「家五軒」という人間の小さな営みが対比されています。この対比によって、自然の力強さと人間の生活の儚さが浮き彫りになり、読者に深い感慨を呼び起こします。

(3) 簡潔でありながら奥深い

この句は非常に短いながらも、冬の厳しい自然と、そこにたたずむ人間の営みを的確に表現しています。短い言葉で多くのことを伝えることができる点が、俳句や短詩の魅力であり、この句の素晴らしさでもあります。読者は、この句からさまざまな情景や情感を想像することができます。

■ この句は、季節感と情感の表現、人間の営みと自然の対比、簡潔でありながら奥深い点が素晴らしいです。

どうでしょうか。「読者は、この句からさまざまな情景や情感を想像することができます」とありますが、まさに、その通りだと納得するのです。たった17文字から、どんな情景や情感を思い描くことができるか。読者の人生が凝縮されそうです。