■20250415(火曜日:曇)

4月12日の柿の木の青葉です。
ゴールデンウイーク頃、黄色い可憐な花が咲きます。

■今朝は青空も広がっていますが、雨雲がしきりに西から東へ流れています。天気予報では、ときおり雷も発生するとのことで、一日落ち着かない天候のようです。

今日の写真は柿の木の青葉です。桜が散って葉桜になると、青葉が一段と瑞々しさを増します。ゴールデンウィークには可憐な花が咲くのを知ったのは、鶴ちゃんとウォーキングをしていた20年近く前でした。今までは見逃していたのです。

まだまだ、見逃していることが一杯あります。退屈している暇は無さそうです。

■さて大阪万博が始まりましたが、雨にも関わらず多くの入場者が訪れているようです。そんな中で雨宿りする場所が少ないとか、Wi-Fiの接続が不安定などの問題が露見しています。

誰が悪いというのではなく、こうした大きな大会などを組織、運営する力が、日本には以前ほど無くなってきていることを感じさせます。国自体の力が衰えている、衰退しているとも言えそうです。

展示内容にしても、ショボさを感じてしまうのは、技術革新で遅れを取っていることが、一番の原因です。お見せするものが、あまり無いのです。そんなことを、改めて痛感させる大阪万博になりそうです。

■花筏のいま、こんな句を知りました。

「花筏  波に揺られて  午後の影」

この俳句は、「見る者に『自分もいつかはあの花筏の一片になる』と悟らせる力」を持っています、とあります。

「午後」は夕方に近づく時間。春の終わり(桜の散り際)と人生の後半(黄昏)を重ねる比喩。「影」が伸びる様子は、「光(生)から闇(死)」への移行を暗示している、ともあります。

なるほど、もう一度花筏をじっくりと眺めてみましょう。夕方に。