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クリネックススタジアムでの楽天戦観戦


2013年08月10日-12日(土曜日-月曜日:晴れ)


■さて今週末はTAKUの希望で、仙台へ行ってクリネックススタジアムで楽天対ソフトバンク戦を観戦する夏休みを企画しました。もちろん準備は、TAKUが全てしてくれました。

 土曜日は仕事が終わってから沼津駅北口から高速バスに乗り新宿まで行き、そこから宿を取った浅草橋で待ち合わせる予定です。TAKUもゼミがあって、ちょうど18時半頃までは来ることができない、という事で、そんなスケジュールとなりました。

 バスは帰省ラッシュの影響で大和トンネルからは大渋滞。それでも予定より50分ほど遅れて渋谷に到着。予定の新宿へは行かずに渋谷から代々木まで山手線で、そして乗り換えて総武線で浅草橋へと向かいました。

 携帯で連絡を取り合いながら、浅草橋駅東口で無事に落ち合うことができました。ホテルにチェックインして、さっそく飲み会に繰り出しました。


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 先日の義母の米寿を祝う会以来でした。あの日は、殆ど話す時間もありませんでしたので、今夜はゆっくりと話ができそうです。

 まずは再会を祝して乾杯です。明日からの夏休みが実り多いものとなることを祈りました。


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 11日の午前中は上野公園に脚を運び、東京都美術館でのルーブル美術館展を見学に行きました。大のルーブル好きのTAKUらしい日程です。

 とにかく暑い日でした。上野公園も陽炎が立ちそうなほどの暑さでした。
 


 この展覧会については、以下の記載があります。

 西洋と東洋の文化がダイナミックに交差する地中海。ルーヴルが誇る200点を超える作品で、その4000年におよぶ歴史的・空間的な広がりをご紹介します。

 ルーヴル美術館の全8美術部門が総力を挙げて企画した本展は、彫刻、工芸、絵画など多彩な作品で地中海の魅力にせまります。


 まさに私の愛読書、「地中海のほとり」の世界そのものです。大変興味深く見学しましたが、ちょっと不満だったのは、「統合された地中海」から、いきなり「中世の地中海」つまりは十字軍の世界に飛んでしまうのです。

 これは明らかに手落ちです。つまりはイスラム地中海世界を無視しているからです。キリスト教世界にとっては無視したい時代なのでしょうが、ギリシャ・ローマからいきなり十字軍では、あまりに自己中心的と言わざるを得ません。歴史があまりにも西洋中心なのです。

 私達が学校で習っている歴史そのものが、まさに偏ったものなのです。そのことに我々が、ほとんど気づいていないところが実は大変危険だということに、911事件以来我々は気づかなければいけないのですが、現実はまるで昔そのままです。


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 上野駅は開業 130 年を迎えるのですね。昨年でしたか、東京駅が 100 周年を記念して大規模な建て替えを行いないました。北への玄関、上野駅はこれからどう変貌していくのでしょうか。


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 さてホテルからタクシーでクリネックススタジアムへ向かいました。JR仙石線で行っても良かったのですが、ちょうど拾うことができましたので、そのままタクシーで駆けつけました。

 すごい熱気でした。二日前には田中将大投手が開幕 16 連勝という日本記録を作ったばかり。ソフトバンク戦の第三戦です。

 2008 年に一度三人で訪れたことがあったのですが、その時は松島へ行く途中か帰りかに立ち寄っただけで球場内で観戦したわけではありませんでした。観戦は、今年が初めてです。

 タクシーの運転手さんのお話ですと、早くも日本シリーズに向けた準備が進んでいるようです。日本シリーズを開催するためには、観客収容数が最低でも、3 万を超えないといけないようで、いまの球場は規定を満たしていないようです。改装工事が必要とのこと。

 新球場を建てるための土地はいくらでもあるのだが、先立つものが無いので、今のところ改築でしのぐしか無い、というお話でした。

 私などは、どうせいい加減に乱用されているのだから、大震災の復興資金の一部で新球場を建設したらどうだろう、と思いました。地域のためには、ずっと役に立つはずですが。


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 三塁側の内野席だったのですが、まともに西日を浴びて、暑いのなんの。汗をかきかきの観戦でした。18時を過ぎて、ようやく一息つきました。


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■試合終了と同時に球場を後にして、JR仙石線の宮城野原駅を目指しました。歩いて5分ほどでしょうか。仙台に帰ったのは、もう22時を過ぎていました。

 駅前の居酒屋に入って、まずは楽天の勝利を祝って乾杯。

■試合は17時から21時半頃まで掛かりました。初回に楽天が5点を先制。一体何点入るのだろう、今夜中には終わるのだろうか、と心配するほどのスタートでした。

 それでもソフトバンクが3点を取り返し、結局最後まで勝敗の行方は分からない展開でした。7回に楽天がダメ押しの3点をとり、帰趨は決着しました。

 しかし、その7回の攻防では、ベテランキャッチャーの細川が、何と二度もパスボール。これでは、ピッチャーは安心して決め球のフォークを投げられません。結局直球勝負で痛打されたのは、投手に気の毒でした。

 監督は、こうした場合ピッチャーをどのように評価するのでしょうか。