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2010 年 10 月のページ


10月01日(金曜日:晴れ)


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さてさて、「石井吉徳 『もったいない』の心で地方分散、自然共存型社会を」という記事です。安価に手に入った石油が枯渇に向かい、それを基盤にしたグローバリゼーションが終焉したあと、我々はどんな社会を作り上げるべきか、という議論です。石井さんは、こう書かれています。

 ポイントとなるのは集中から分散、「リ・ローカリゼーション」です。流体燃料である石油の不足は運輸を直撃し、グローバル化が衰退するからです。そこでローカリティを大事にする社会となります。まず地産地消。食べるものはできるかぎり自分の住む地域で収穫した農水産物にします。すると運搬距離が短くて済むので輸送エネルギーを減らせます。作る側も、高く売れるからと輸出用の果物や野菜を作るのではなく、地元の人が食べる物を作るのです。

 また、地域ごとの多様な自然条件の活用も重要です。日本列島は、面積では世界 61 位ですが、海岸線の長さでは世界 6 位です。入り組んだ海岸線や湾は、船を利用するのに好都合。高速道路にあまり頼らず、鉄道網とともに海運を育てることも必要ではないでしょうか。

 自然エネルギーは地域分散型で利用すべきです。たとえば私の育った富山は有数の急流河川を持ち、ダムなどを造らずに済む小水力発電に期待が持てます。しかし、国や自治体が持つ水利権の調整が難しく、なかなか普及しません。



地域主権が盛んに叫ばれていますが、いっこうに実現しそうにありません。握った権力を霞ヶ関が手放そうとはしないからです。しかし、いずれその問題も兵糧攻めから決着せざるを得ないかもしれません。いままでのやり方は限界を向かえている、ということです。

 可能な限り地域でできることは地域で始末するしかない時代が近づいている、ということです。その割には地方自治体の準備は、まだまだのようです。何かと言うと補助金にすがり惰眠を貪っているように見えます。

 なりたいのは東京であって地方ではない、というのが地方自治体の願いなのでしょう。安っぽいリトル東京が日本中に蔓延しています。

 名古屋から地方自治が変わるのでしょうか? 静岡県は、とうぶん無理そうです、残念ですが。

10月2日(土曜日:晴れ)


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実に爽やかな夜明でした。最近は朝の5時15分に起きてウォーキングを始めています。夜明け前です。刻々と変わる夜明けの様子が飽きません。いつまでも眺めていたい気持ちになります。

 今日は一週間ぶりに鶴ちゃんと二人でウォーキング。桃沢神社までの道のりです。往復80分。神社はいつ行っても心が落ち着きます。ものの本によると、各地にある神社は、その地域でもっとも安全性の高い場所、例えば長い年月の間に何度も地震に襲われていても一番安全性の高い場所に作られているそうです。経験知ですね。万が一東海地震が来たら、何はさておき神社に避難するのが良さそうです。

 明日はどうやら大荒れの天候になりそうです。何とか夕方まで持ってくれれば良いのですが。

さてさてNHK夕方の海外ネットワーク ▽ドイツ統一 20 年 ▽強い経済の背景は? には、大変考えさせられました。私も学校時代に習った重工業地帯の代表、ルール地方が文化都市として生まれ変わり、今年 2010 年の欧州文化都市にエッセンとルール工業地帯が選ばれた、というのです。

 炭鉱の街として大いに発展したルール地方も時代の変化には抗うことができません。今や文化都市として再生したのです。日本にも同じような街が沢山ありました。夕張市も、その一つです。片や欧州文化都市として再生し、片や財政再建団体に堕ちてしまいました。Wikipedia によれば、

 夕張市(ゆうばりし)は、北海道空知地方の市。北海道の中央部に位置し、かつては石狩炭田の中心都市として栄えた。夕張メロンの産地として知られる。しかし、2006年(平成18年)には深刻な財政難のあおりを受け、2007年(平成19年)3月6日をもって財政再建団体に指定され、事実上財政破綻した。

 地名の由来はアイヌ語の「ユーパロ(鉱泉の湧き出る所)」から。



 この違いは一体どこから生じたのか。夕張市民が愚かだった、という訳でもないでしょう。しかし確実に一つ言えることは人任せだった、という点です。お上が何とかしてくれるだろう、というお任せ主義です。市民は市役所や市議会に、市役所や市議会は国が何とかしてくれる、という暗黙の無責任主義です。その挙句が財政破綻です。

 国民は肝に銘じるべきでしょう。やはり自分たちのことは自分たちが考えなくてはいけない、という当たり前の事を。

10月3日(日曜日:晴れ)


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さてさて中国からのお客様の増加が顕著です。報道によれば、

 日本政府観光局(JNTO)が 27 日発表した 1 〜 8 月の中国からの観光客数は約 104 万人で、昨年 1 年間の約 101 万人を早くも上回った。訪日観光ブームで急ピッチで増えてきたが、沖縄県尖閣諸島沖の漁船衝突事件を受け、観光業界では 9 月以降の減少が心配されている。

 8 月は前年同月の約 1.5 倍の 17 万 1,800 人で、8 月としては過去最高。今年 7 月より 6,700 人増えた。JNTO は、政府が 7 月に中国人の個人観光ビザの発給要件を緩めたことで、訪日旅行の需要が刺激されたとみている。チャーター航空便や九州を訪れるクルーズ船などの団体観光客も好調だった。

 政府は今年の海外からの旅行客を 1 千万人( 09 年は 679 万人)に増やす計画で、中国からは 180 万人を呼び込む考え。達成するには、9 〜 12 月の 4 カ月で月 20 万人ペースでの誘致が必要になる。

 しかし衝突事件を受け、中国から 10 月に予定されていた 1 万人規模の団体旅行がキャンセル。北京市の観光当局が旅行会社に訪日観光の募集などを自粛するよう呼びかけている。日中の緊張関係が長引けば、年末にかけて観光客の動向に影響が及ぶことになる。


中国との間で、ぎくしゃくした感情が双方に蔓延しているようですが、日中間の問題を考える時に決して忘れてはならないことがあります。それは、20世紀前半に欧米の政治家によってなされた以下の発言に如実に現れています。いまでも、その重要性に変わりはありません。

■チャーチルの日中戦争に対する発言

「日中間で全面的な名誉ある講話を急いで実現させることはない。われわれの利益にならないからだ」

■上海英国総領事 サー・ブレナンの発言

「日中が一つになることは、われわれの国際的地位に対して極めて重大な打撃となる」


 つまり日中間で仲違いをしても喜ぶのは欧米諸国だけだ、という点です。20世紀の前半、アジアのほとんどの国々が欧米諸国の植民地として塗炭の苦しみに喘いでいたわけですが、アジア諸国が独立を勝ち取った今も仲間割れをして我々が得る利益は何もありません。

 そのこと事だけは肝に銘じなければなりません。反中感情を煽るような発言をする政治家がいます。実に危険ですし、国益を損なう行動です。我々は、そのことを忘れてはなりません。

10月4日(月曜日:雨)


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 さてさて、米国在住の国際税務専門職 肥和野 佳子(ひわの よしこ)さんが大変興味深い記事を投稿されています。題して、「米国の恋活・婚活:出会いの主流はインターネット」です。アメリカでは、こうしたサイトのことを、「Online dating website」と言うそうです。実状はこんな具合です。

 ここ数年、パーティーで知り合ったカップルや最近結婚した夫婦に、どこで出会ったのかと尋ねると「インターネットで出会ったの!」「インターネットで出会ったんだよ!」と答える人が過半数。

 私の周りでもインターネットで恋人探しをしている人、恋人に出会った、という人はたくさんいて、あまりにも多くの人がインターネット上で恋愛市場に参加している。米国では今や出会いの主流はインターネットといっても過言ではないと思う


 と、こんな具合です。日本では、こうしたサイトは、いわゆる出会い系サイトと混同され、いかがわしい、という形容詞がぴったりくるのですが、どうもアメリカでは状況が異なるようです。

 米国で特徴的なのは労働市場と似ていて、若い人だけでなく中高年にもしっかりとした恋愛市場が存在し、流動性も高いということだ。米国で離婚率50%と言われるようになってからすでに30年くらいたつし、一人で何度も結婚・離婚を繰り返す人もいる。成人人口の中で離婚経験者はひょっとしたらマジョリティかもしれない。

 日本と比べると明らかに中高年の独身人口が多い。中高年になっても次が見つかりやすいので、離婚をためらわずにもっと自分に会う人を探して新しい人生を歩もうと考える。現状に不満があれば新天地を目指すという根源的なアメリカ人気質が顕著にあらわれているのかもしれない。中高年シングルの恋愛活動は活発だ


 とあります。「現状に不満があれば新天地を目指すという根源的なアメリカ人気質」というのは、日本人気質と一番異なる部分かもしれませんので、容易には理解しづらい部分です。現状に不満があるなら文句を垂れてばかりいないで積極的に前へ進もう、という良い意味での積極性は日本人に欠けている部分です。

 その記事の中でなるほどと得心したのは、以下の部分です。

 インターネットで人と出会う場合、相手を見極める個人の力量が重要。相手の書いてきた文章をしっかり読むことがまず第一に極めて大切なのだ。経験者はほとんどの人がみな同じことを言う。

 書いたものを読んで、Eメールを何度か交換すればだいたいどんな感じの人かはわかる。文章は人を表す。嘘があったとしてもある程度見抜ける。これが、携帯電話の小さい画面だと不可能で、書く文章が短かすぎて、短い会話のやり取りをしても相手を見極める判断には使えない。インスタント・メッセージで出会うことを好む人はろくな人がいないと評判だ


 なるほど、日本ではこうしたサイトは携帯電話を中心に増殖していますが、細かい情報をやりとりする必要がある、という話はあまり聞いたことがありません。そもそも出会い系サイトは相手の人間性を俎上には乗せないでしょうから、長い文章は必要がありません。

 若者があまりに携帯電話でのやり取りに依存している点を私は大変危惧しています。携帯でのやり取りだけで相手の人間性を判断し犯罪に巻き込まれたりする事例が跡(あと)を絶ちません。そもそも携帯のみで相手の人間性を判断するのは、テレビや新聞報道だけで世界情勢を判断するのに似て、あまりに危険でお粗末です。

 しかし、これから日本も中高年の婚活サイトが発展するかもしれません。ネットショッピングも国が広すぎるアメリカだから発達したのであって、日本では普及しないだろう、と当初はまことしやかに説明する専門家もいたほどですから。

 ただし、携帯電話でのサイトは避けた方が賢明のようです。

10月5日(火曜日:快晴)


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さてさて、小沢元代表が強制起訴されることになりました。色々な意見が開陳されていますが、以下の意見が私の最も得心の行くところです。つまりは、国家、国民を任せるに足る政治家を見極めるのも国民の責任だ、という点です。

 収支報告書への記載にミスがあった、などという、いわばヤクザの言いがかりみたいな罪で立件しようとした検察にも驚きますが、それを「政治と金」と題して、さも凶悪犯罪を犯したかのごとく報ずるマスコミの報道を鵜呑みにして、物知り顔にテレビで発言する市民の恐ろしさ。本当に恐ろしい事です。これに付いては、下記のような専門家の意見もあります。

 本日辞任した静岡選出の国対委員長代理さんにも驚きました。この程度の政治家しか静岡からは選ばれないのかと思うと、本当に悲しくなります。

 中国漁船の問題対処を見ていても、本当に国益を守れる政治家がいるのかどうか。アメリカに焚き付けられて踊らされたかに見える前原外務大臣の行動は、さもありなんですが、結局国益を損ねる形でしか事態を収拾できない総理大臣と官房長官。小沢さんが総理になっていたら、どう対処したか。国家そのものが危機的状況にあるのです。

 国民もマスコミの薄っぺらな報道などに振り回されてはいけません。マッカーサー司令官は新生日本を擁護して、「民主主義の成熟度において日本は12歳の少年」と発言したようですが、今の状況を見ていると、未熟さばかりが目についてしまいます。

10月6日(水曜日:快晴のち雨)


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さてさて、「畜産農場で生み出される多剤耐性菌」という記事が掲載されています。先日までは、インドの首都の名前を冠した「ニューデリー・メタロベータ・ラクタマーゼ1」(NDM-1)という名前の酵素を獲得した抗生物質が効きにくい「超細菌」(スーパーバグ。病院で薬を多用した結果、抗生物質など薬剤が効かなくなる耐性が強まった細菌)の感染が、世界的な問題になりましたが、実は意外なところで耐性菌が発生しているのです。以下の通りです。

 米国の畜産農場が多剤耐性菌の温床になっているとの記事が紹介されている。

 畜産では低用量の抗生物質が「成長補助および感染予防手段」という本来とは異なる目的で使用されているという。低用量の抗生物質を使用すると疾病の原因を断つどころか、より強い菌を生みだしてしまう。家畜の数は人口よりも遥かに多く、このため耐性菌が生まれる確率は高い。発生した耐性菌は家畜だけでなく、周囲の環境へと感染を広げる恐れも多いにある。

 米国では「畜産業において『非治療的目的での使用』が認められている 7 種の抗生物質の家畜への使用を段階的に廃止する」という法案がまとめられているとのこと。この法案では製造業者に畜産用の抗生物質の販売量および申請された使用用途の報告義務も盛り込まれている。

 残念ながら、この法案は実現に向けた動きがある訳ではないという。ただし EU では食用動物への抗生物質の使用を禁止し、その他の抗生物質の使用を全て監視するという法案が可決しており、将来的には米国でも実現が期待されているそうだ。


 畜産業界での抗生剤の多用は以前から問題視されていました。必ずしも医療機関での使い過ぎだけが問題ではないのです。

 「肉食は地球を滅ぼす」という本がありましたが、牛肉を食べるということが、いかに地球環境に負荷を掛けるかを、牛丼好きの日本人にも一度は考えて欲しいものです。

10月7日(木曜日:晴)上海万博の旅


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さてさて、今朝は原駅6時58分発の東海道線に乗り、新幹線、京浜急行を乗り継いで羽田空港に到着しました。拓と一緒に上海万博を見学するためです。拓の希望で実現しました。我

 7日の昼前に羽田を発ち、10日に帰国しました。日中関係が悪化する中での訪問でしたが、私たち一般庶民には全く関係ありませんでした。上海の活気には圧倒されました。

 そして、とても驚いたのは市中を電動バイクや電動自転車が多数走っていたことです。日本でも見られない光景でした。もちろん高級なものではなく、自作したのではないか、と思われるような粗末とも言えそうな品物でしたが、たいしたものです。いずれ日本よりも進んだ街になるかもしれません。

10月8日(金曜日:晴)


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10月9日(土曜:晴)


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10月10日(日曜日:晴)


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10月11日(月曜日:晴)体育の日


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■体育の日。昨日は遅くまで拓とスンと三人で楽しく飲みました。拓の前途を祝って楽しく歓談しました。

 帰ってきたのはちょうど日付が変わろうかという時刻。さすがに今日は疲れました。一日ゆっくりと疲れを癒しました。

さてさて、ノーベル平和賞が中国の人権活動家に贈られました。以下の通りです。

 米国の人権団体「中国人権」によると、ノーベル平和賞の受賞が決まった中国の民主活動家、劉暁波(リウ・シアオポー)氏は 10 日、中国遼寧省で服役中の劉氏と面会した妻の劉霞さんに「この賞は天安門事件のすべての犠牲者の魂にささげられたものだ」と涙を流しながら語ったという。面会を終えて北京に戻った劉霞さんの話として伝えた。

 劉霞さんは現在も中国の治安当局の監視下にあり、携帯電話を壊され外部との連絡が取りにくい状態にあるという。「中国人権」がどのように劉霞さんと接触したのかは不明だ。

 一方、劉霞さんのものとされるツイッターのアカウントに 10 日夜、「北京に戻りました。(劉氏は)授賞を 9 日に刑務所から知らされていた」と書き込みがあった。


 とあります。劉暁波さんの活動が賞賛に値することは間違いありませんし、中国当局は一刻も早く劉暁波さんを釈放すべきですが、ノーベル賞の受賞は、また別の問題です。

 どういう意図を持って選考したのか私には知る由もありませんが、1991年にノーベル平和賞を受賞したアウンサンスーチーさんの場合もそうですが、欧米諸国の狙いは単純ではありません。欧米の政治家が、「自由と民主主義」を口にする時は、国益が絡んでいる、と考えるのが正解です。平和賞に関しては、選考委員会もかなり政治的です。

 単純に反中になることだけは避けるべきです。愚の骨頂です。

 上海に行って驚くのは、スターバックスの店舗の多さとコカ・コーラの人気ぶりです。アメリカはしっかり中国で儲けているのです。日本もしっかり、その点は見習うべきです。無闇に反中を煽り企業活動に支障を来すのが一番の愚行です。そのことを忘れてはなりません。

10月12日(火曜日:晴)


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朝焼けの美しい日でした。



さてさて、トポロジカル絶縁体なる言葉が目に止まりました。以下の通りです。

「トポロジカル絶縁体」の新物質を発見 東北大共同研究

 河北新報の報道によると、大阪大学などと共同研究を行っている東北大大学院理学研究科の佐藤宇史准教授(固体物理学)らの研究グループが、結晶内部は電流を通さない絶縁体で、表面は電気を流す特徴を持つ「トポロジカル絶縁体」の新物質を発見したそうです。

 研究グループは理論的にトポロジカル絶縁体になり得ると予測されていたタリウム、ビスマス、セレンの化合物に着目し、比率を調整しながらこれらの物質を混合して高温で溶かした後、徐々に冷やして大型の結晶を作ることに成功したとのこと。

 今までトポロジカル絶縁体として2つの物質が報告されていますが、いずれも室温では絶縁体の機能が不安定で、余分なエネルギーが流れてしまうという欠点がありましたが、今回発見された化合物は、初めて室温でも絶縁体が安定した状態を保つことができたとされています。

 消費電力が低い電子部品や超高速コンピューターの開発が大きく進む可能性があるなど、トポロジカル絶縁体の応用には期待が寄せられていますが、佐藤准教授は従来の数分の1から10分の1ほどの電力で動くコンピューターの電子部品を作ることができる可能性を示唆しています。

 家庭用や産業用のコンピューターの性能が向上することも大きなメリットであると思われますが、今後本格的に普及するとみられるスマートフォンやタブレット端末といった、バッテリー容量が限られたモバイル機器などの消費電力の低減につながるのであれば、多くのところで活躍が見込まれそうです。


IT 化の進展で消費電力の削減は焦眉の急です。サーバーと呼ばれる情報提供コンピューターの総消費電力の大きさに、環境問題と関連付ける意見すらあります。最大の消費者であるかもしれないグーグルは自力でエコ発電に取り組み始めているほどです。

 コンピューターの消費電力問題は、それほどの大問題なのです。

10月13日(水曜日:晴)


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明日は沼津西RCの例会で、今年のベトナムでの支援活動の報告をしなければなりません。写真を振り返りながら、大変な暑さの中での活動でしたが、今になるととても楽しい思い出になっていることに気づきます。みなさんに感謝しなければいけません。

10月14日(木曜日:晴)


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暑い日が続きます。昼間は汗ばむほど。昼休みにはシャワーを浴びたくなるほどです。しかも、水浴びでも寒くありません。でも、こういうのを「年寄りの冷水」って言うのでしょうね。

(●^o^●)

さてさて、「地球に優しく 大分みらい信金、電動スクーター導入」という記事が目に入りました。

 地球温暖化防止に協力しようと大分みらい信用金庫(大分県別府市)が電動スクーター 5 台を導入した。九州の信金では初めてという。

 1 回の充電で約 100 キロ走り、二酸化炭素排出量はガソリン車の 7 分の 1 。1,200 回以上フル充電できる。本体価格は 36 万円と通常のスクーターより約 14 万円高いが、3 万キロまたは 1 年半以上乗れば割安になるという


 上海を訪れて驚いたことの一つが、街を走り回る電動スクーターや電動自転車の数の多さでした。ただし、ちゃちな感じは正直否めませんでした。自作かな?、と思えるほどのものがほとんどでしたが、中国恐るべしです。日本より先を走っているのではないでしょうか。

10月15日(金曜日:雨のち晴)


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10月半ばにも関わらず日中は何とも暑い一日。

 夜は録画しておいたNHK蔵出しビデオ再放送、「司馬遼太郎の街道をゆく 北のまほろば」を見ました。司馬さんの街道をゆくシリーズはほとんど読みました。もう12年前になりますが、アイルランドに行く際には「愛蘭土紀行」を旅の案内本のように読みふけったものです。

 その後、放映された番組をVHSで録画してアイルランドのリチャードさんに送ったこともありました。録画されたものは処分されたので手元にはありません。また再放送されることを願っています。

 青森県津軽地方が縄文時代には、自然の幸に恵まれ今では考えられないほど豊かな生活を、当時の人々が送っていた様子がよく分かりました。江戸時代に入り、お米資本主義とでも言うべき江戸時代の経済に巻き込まれ、飢渇(けがじ)と呼ばれる凶作に何度も見舞われました。天明三年の凶作では、人口の三分の一が餓死したともいわれます。藩主が、お米至上主義でなく、もう少し広い視点から藩運営をしていたなら、多くの命が救えたはずです。政治の重さを考えさせられる歴史です。

 それにしても津軽地方の物持ちの良さにはビックリしました。江戸時代以来の旧家が未だに幼稚園として、ほとんどそのまま現存していたり、またその幼稚園で使用されている遊具が木製で、しかもあまりの年季の入った様子に再度驚きました。しかし、こうした地方は豊で心がゆったりします。何もかもぶち壊してコンクリートで作り上げた近代都市が、決して人間の幸せに繋がらない事は、歴然としているように思えるのですが。

10月16日(土曜日:晴)


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木曜日のロータリークラブの例会での卓話も無事に終わり、今週はいささか疲れました。今年のベトナムでの支援活動について報告したのです。昨年クラブの皆さんからは寄付をいただきまいたので、報告する義務があります。

 午後からは寝こけてしまいました。休息の後に、2010上海万博上海万博見学上海万博見学p2上海万博見学p3 のホームページを更新しました。まだ最後の日が残っています。

 写真を選び編集し、そしてコメントを書き込む、というのは、結構手間のかかるものです。でもそうしておかないと、結局何も残りません。記録しておかないと全ては記憶の闇の彼方に流失してしまいます。こまめに記録することが人生を充実させるコツなのかもしれません。

10月17日(日曜日:晴)


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さてさて、今日は半年ぶりのテニスです。沼津医師会テニス部と三島医師会との対抗戦です。最近はすっかりテニスとご無沙汰です。何よりも、動き回るのが辛くなってきたからです。

(●^o^●)

 今日は伊達公子選手が、HPオープンの決勝戦に進み優勝を目指しましたが、残念ながら敗退しました。しかし、凄いの一言です。40歳という年齢を考えると、超人的、という形容しか見当たりません。

 大学時代、テニス部の尊敬する先輩スーパースターが、卒業して医局に入り、半年ほどしてでしょうか、久しぶりにコートに来てくれたことがありました。現役時代、文字通り豹のように走り回り、鬼のように強かった先輩が現役選手とシングルをしたら、何と躓いて転んでしまうのです。ビックリしました。本当にビックリしました。それほどテニスというのは足腰に負担がかかるのです。

 40歳になって今なお世界と戦う伊達選手の凄さは、もう言葉では言い表す事ができないほどです。

まぁ、そんな凄いレベルの話ではなくて、60歳が視野に入ったオジサンがテニスをするのですから、怪我をせずに家に辿り着ければ幸運だった、と考えないといけません。それでも、沼津が 4-3 で何とか三島に勝つことができました。私も、恥ずかしながら No 1 ダブルスで出場させてもらい、 6-5 で辛くも勝利することができました。ペアに感謝、感謝です。

 静岡医療センターに勤める若い先生がお二人始めて参加してくださり、会にも活気が戻ったようです。やはり新陳代謝が無いと、どんな会も元気が出ません。ここまでは、楽しい休日、ということなのですが、問題は明日からの筋肉痛です。全治三日です。

(●^o^●)

 次回のテニスは年末、連れ合いとかな、拓とかな? 何にしても、年末までには筋肉痛も癒えていると思います。多分。

10月18日(月曜日:晴)


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さてさて今夜のクローズアップ現代は、『電子書籍が「本」を変える』と題して放送されました。可能性として三点が指摘されました。(1)絶版本の復活 (2)新しい才能の発掘
(3)Social Reading の可能性です。

 Social Reading という言葉は始めて耳にしましたが、同じ本を読む仲間と本の内容、あるいは一節に対して意見を交換したり、議論をすることで読書をする楽しさが倍加する、というのです。

 これは凄い、と思いました。人は繋がりたい動物です。この本の、この一節が良かったんだよなぁ、という思いを共有したい、あるいは人から指摘されて、そうだったのか、と共感できた時の喜び。これらがリアルタイムで、しかも手軽にできるところが味噌です。凄い可能性を秘めているように思えました。

10月19日(火曜日:曇り)


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さてさて、盛岡では今朝、霜が降りたようです。盛岡というと思い出す話があります。私が学生時代、家庭教師のバイトをさせていただいていた大学の先輩のお宅でのお話です。その大先輩のお母様が盛岡御出身だったか、お住まいなった経験があったか忘れましたが、子育てをなさっていた頃のお話です。

 とにかく盛岡の冬の厳しさは大変だったようです。その当時ですからオムツの洗濯が大変だったとのこと。そしてあまりの寒さにオムツが凍てついてしまい全然乾かず往生した、というお話です。

 花巻出身の宗教学者 山折哲雄さんも、花巻の冬の厳しさを書かれていましたが、私には想像もできない寒さなのでしょう。

 そんな寒さの中で、宮沢賢治の作品の数々が生まれた、というお話です。

10月20日(水曜日:曇り時々雨)


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南西諸島では記録的な豪雨。被害者も出ているようです。同じ日本といっても、本当に様々です。

さてさて、キグレサーカスが廃業したようです。以下の通りです。

 サーカス団体「キグレサーカス」(札幌市中央区、水野利枝社長)が事業を停止したことが 20 日わかった。19 日付で、負債総額は約 5 億 8,800 万円。今後は任意整理を予定しているという。

 帝国データバンク札幌支店によると、キグレサーカスは 1942 年創業で、木下サーカスやポップサーカスと並んで日本3大サーカスと呼ばれていた。

 2007 年 12 月期の年収入は約 5 億 2,900 万円だったが、その後は業績不振が続き、 09 年の埼玉県川越市での公演で大幅な赤字を出すなど同年 12 月期の年収入は約 3 億 7 千万円に減少した。


 本当に残念です。小学校の頃でしょうか、埼玉県川口市に住んでいた頃、街へやってきたキグレサーカスを見た記憶があります。子供心に、本当にワクワク、ドキドキして見ました。先日上海で見た鉄製の地球儀の中を回るバイクショーもあったように思います。あの時は一台きりだったように思います。

 昨年でしたでしょうか、沼津にもサーカスがやってきました。確か、キグレサーカスだったように記憶しています。団員の子供さんが地元の小学校に転校してきた話を聞きました。とても素直な良い子だった、ということです。いま、どうしているでしょうか。

10月21日(木曜日:曇り時々雨)


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さてさて、中国の次期指導者が、どうやら 習近平(シー・チンピン)国家副主席に決まったようです。「高級幹部の子弟「太子党」でありながら、苦労して出世を遂げた庶民派でもある」と新聞報道にはありました。中国という大国でトップに上り詰めるのは、本当に大変なことでしょう。

 習近平氏と言えば、昨年12月来日された際に天皇陛下との会見が問題になりました。自民党の石破しげる氏は、「このような政府の行為は日本国憲法の要請である天皇陛下の政治的利用の禁止に抵触するものであり、断じて容認できないと考える」とブログの中で非難されていますが、石破氏の発言は、外交センスの無さを露呈している、と思います。

 日本にとって欠かせない存在となった隣国中国。その最高指導者になる可能性の高かった習氏の来日に際して、天皇陛下との会見を設けることで、どれほど日本の国益を守るか、その価値を理解できない人に一国を任せることはできないでしょう。さすがは小沢一郎幹事長(当時)です。こういう決断ができる人こそ、本当の政治家です。

 マスコミの非難を恐れて当たり障りの無い発言に終始する政治家を見ていると、本当に情けなくなります。小沢氏の強制起訴が、どれほど国益を損ねているか、この一事を見ても明らかです。マスコミのレベルの低さを、心底痛感する毎日です。

10月22日(金曜日:晴れ)


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さてさて、シャープがパソコン事業から正式に撤退しました。記事は以下の通りです。

 シャープは2010年10月22日、21日から一部報道されていたパソコン事業の撤退に関する声明を公開した。

 今後はOSにAndroidを採用した電子書籍端末「GALAPAGOS」などサービスと一体化した端末の開発に注力する。

 同社は2009年10月にノートパソコンを投入して以来、パソコンの新製品を発売していなかった。



 感想を問われれば、一抹の寂しさと、よく決断した、という賞賛の気持ちと半々です。トップバッターとして、この世界でパソコン事業からの撤退を決断し、会社を成長軌道に乗せたのがキャノンでした。デジカメ事業に集中し筋肉質の会社に変身しました。決断した御手洗会長は経団連のトップにまで上り詰めました。

 パソコンは儲かりません。儲かっているのはインテルとマイクロソフト、そして製造を委託されている台湾、中国のメーカーだけです。今のパソコンの基本仕様が変わらない限り日本のメーカーはパソコン事業から撤退すべきです。そしてシャープを見習って事業を再構築すべきです。

 撤退する、事業に見切りを付ける、というのは大変な決断力を要します。始めるより、止める方が大変です。人の人生も同じですね。つくづく、そう思います。

10月23日(土曜日:晴れ)


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ようやく週末になりました。土曜日も仕事をしなければならない人って、現在では少数派になっていると思いますが、若いときならいざ知らず中高年以降は週休二日の有り難味が実感されます。

 何か気晴らしを、と思うと休日になるわけですが、その次の日が仕事だと疲れが取れなくなってきます。ということは、気晴らしにも影響してくるわけです。悪循環になってきます。まぁ、致し方ないですか。

中国の高度成長が続いています。ネットによれば、以下の通りです。

 中国の1人当たりGDPは2008年に3000ドルを超えました。一般的に1人当たりGDPが3000ドルを超えると、人々が生活に最低限度必要な衣食住が足りるようになり、自動車などの消費市場が急速に拡大するようになるといわれています。そして、他国の発展過程をみる限り、3000ドルを超えた後、消費が爆発的に拡大して、1人当たりGDPが一気に1万ドルへと駆け上がるまで、経済の高成長が続くといった傾向が強いようです。

 しかも中国のGDP総額は既に日本を抜いて世界第2位となっているにもかかわらず、1人当たりGDPは依然として日本のわずか10分の1程度、世界では100位レベルです。過去にGDPが2位になった国で1人当たりGDPが100位前後のままであり続けた国はありません。

 ちなみに世界最大の投資銀行である米ゴールドマン・サックスが2010年に発表したレポートによると、中国の高成長が継続し、人民元が年間3%上昇すると仮定すると、中国の1人当たりGDPは、2010年には4220ドル、2020年には1万4000ドルに達すると予測しています。そうなれば、中国の消費市場は今後10年で爆発的に膨らむことになります。


 燐国が豊かになることは大変結構なことです。ただ、望むのは環境との調和を失わずに成長を遂げて欲しいということです。これまでの先進国の失敗を他山の石として、ぜひとも中国、インドなどの国々には環境問題に配慮した成長を実現してほしいものです。それは当然自国民のためでもあるのです。環境破壊が進んで国民が幸せになる、ということはありえないからです。

10月24日(日曜日:晴れ)


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今日は雨模様。愚図ついた天候でした。

 さてさて、「from 911 / USA レポート / 冷泉 彰彦」という記事があります。今回は、「首都の教育改革に猛進したミッシェル・ルーの無念とは?」です。リンクは以下の通りです。

 様々な人種が生活を共にするアメリカの厳しさというものが浮き彫りになっています。例えば、こんな具合です。

 首都であるワシントン DC は、州に準ずる特別区である一方で一つの都市でもあり、独立した学区でもあります。そして、このワシントン DC 学区は、全米でも学力水準が最低の一つという問題地区でした。その背景には、首都ならではの高福祉に引き寄せられて貧困層の居住者が多いという問題、公立校は黒人生徒が圧倒的で白人富裕層の子供は私立校に逃げ出しているという人種問題、そして組合の既得権益に守られ硬直化した教師集団の存在という複雑な事情があったのです。そこへ登場したのが、当時はまだ30代の韓国系教育総監のミッシェル・ルー女史でした。ルー氏は、破綻したワシントン DC の改革に徹底して取り組みました。

 その「初心」についてルー氏は今週 NBC でこう語っています。「高校に進学したばかりの1年生が8年後に大学を卒業している可能性が9%しかない、黒人と白人の学力差が70ポイントもある、8年生(日本の中学2年生に該当)でその8年生の数学の到達度に達している子どもが8%しかいない、これは犯罪としか言いようがありません」その「犯罪的な」状況と闘うために、ルー氏は徹底的にナタを振るいました。


 冷泉氏は、この問題は決して人事ではない、と日本の状況に警告しています。その中でも、なるほどと思うのは、例えば以下のような点です。

 そもそも「ホンモノの受験教育」は塾に任せて小中高は形骸化し、「ホンモノの実学」は企業内教育が担うとして大学教育に社会が期待しないという二重のムダがあり、その企業内教育も国際水準には全く遅れているばかりか、コスト的にできなくなりつつあるという「国としての人材育成のフレーム」が完全に壊れている現状


 そうなのです。学校教育は間違いなく形骸化しています。学校教育だけで受験が大丈夫と思っている親は、よほどの幸運か能天気か、どちらかでしょう。しかも親たちは自分たちがするべき道徳教育を学校に求めています。お門違いなのです。

 役割分担がめちゃくちゃになっています。子ども達は、その間で右往左往しています。昔は会社に入れば、社内教育で一人前の社会人に育ててくれました。今では、そんな余裕は会社にありません。

 役割分担が曖昧なまま、容易に切れたり、ストレスに耐えられない人ばかりが増えています。つまりは社会が劣化している、ということです。本当に深刻な問題です。国家百年の計です。今から始めても百年かかるのです。絶望的になります。

10月25日(月曜日:曇り)


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さてさて、「北京大学人民医院、病院間で診療履歴を共有できるシステムを稼働」という記事が掲載されていました。内容は以下の通りです。

 中国の北京大学人民医院は2011年初めにも、複数の病院や診療所で診療履歴を共有する機能を備えたシステムを稼働させる。新システムでは、各病院や診療所が分散して保存する紙や電子データを一元管理できるようになる。医師が必要な情報をすばやく取り出せるようにし、診療業務の改善や医療の高度化に役立てる。

 新システムは、患者に関する全データを電子データに変換し、患者の属性情報を追加して保存する。医師は診療履歴などのデータを院内の端末から簡単に検索できる。北京大学人民医院の王杉院長は「糖尿病など慢性疾患で都市部の大病院に通っていた患者は、地元の診療所で過去の診療履歴に基づいた適切な医療サービスを受けられる」と強調する。

 王院長は「2〜3年後には、各家庭に配布した医療端末で計測した体温や血圧などのデータを行きつけの病院や診療所にリアルタイムに通知するシステムを導入したい」と意気込む。「患者の病状が悪化した場合に、システムが自動的に担当医に警告を発することができれば迅速な対応が可能になる」(王院長)と続ける。



素晴らしい計画だと思います。日本の診療システムには素晴らしいところがたくさんありますが、無駄が多いことも確かです。例えば、上記の記事の中にあるデーターの共有もそうです。患者さんは病院を掛け持ちすることが高齢者ほど多くなりますが、その度に採血をされていることが多いのです。

 眼科の場合は糖尿病の患者さんが多く、私は必ず掛かり付けの内科の先生が記載されている糖尿病手帳を持参させ、HbA1c などをチェックします。したがって、こちらで採血することは、ほとんどありません。

 IDカードのようなものを発行し、どの病院でも一度の検査で情報を共有できるシステムが、どうしてできないのか不思議でなりません。

 これまでの積み重ねられた経験が逆に仇になっている面はあります。全く新しいシステムを作り上げるならいざ知らず、皆保健制度になって久しい日本では、改革は容易な事ではありません。携帯電話に見られるごとく、素晴らしいシステムがあるのですが、世界から見るといつも間にか後塵を拝している、というのが日本の現状ではないでしょうか。

10月26日(火曜日:曇り)


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さてさて、「最先端医療都市・上海の富裕層が、わざわざ日本の医療を受けに来る理由」という記事が掲載されていました。上海は中国でも医療先端地域。日本以上に最先端の器機が揃い、米国仕込みの高度の医療が行われているようです。日本以上に進んでいる部分も、もちろん多々あります。

 ところが、そうした環境の中でも富裕層は日本に診療を希望して来日しています。その理由を指摘されてみると、なるほどと納得がいきます。褒められて、いささかくすぐったい気もしないではないのですが、日本の医療の良い部分でしょう。というか、日本人の良き部分、と言えなくもありません。人に対する優しさ、とでもいうのでしょうか、そうした部分を日本人は、これからも忘れてはならないのでしょう。

 以下は記事の一部です。

●● 中国の病院になく、日本の病院にはあるものとは

 これほどまでに発達した上海の医療現場だが、なぜ中国人は日本で検診を受けたいと思うのだろうか。もちろん日本には、上海にもない高度な先端医療が存在し、がんの早期発見法として注目されるPET検査や、陽子線や重粒子線を使ったがん治療が注目されていることは確かだ。

 だが、答えはそれだけではない。中国人富裕層が期待するのは日本人の「ホスピタリティ」なのである。

 日本のある医療関係者はこう話す。「日本の優れた医療技術やシステムを見たいと中国人医師が日本の病院を訪れますが、そこで彼らが驚くのは技術よりも患者さんへの対応なのです」

 日本の病院では注射1本でも看護師は患者に常に声を掛ける。「ごめんね、チクッとしますからね、でもすぐ終わりますから」――。医師も同じように対応する。中国人からすれば、とても信じられない現象なのだ。患者の恐怖や痛みを取り除こうという医療スタッフ側のあり方、あるいは“人としての道”という観念を、少なくとも中国の大病院でも求めることは難しい。


10月27日(水曜日:晴れ)


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■昨日は近畿地方で木枯らし一号が吹きましたが、今日も風は冷たいものの晴天でした。来年度小学校に入学する新入生の就学時検診がありました。年々生徒数が減少し、10年前の半分ほどにも減っています。日本の将来はどうなるのでしょうか。

■さてさて、「ネットで英会話、先生は米在住の失業教師 日中韓で成長」と題した記事がありました。

 日韓中の英会話熱に目をつけた米西部ワイオミング州のベンチャー企業が急成長している。廃校寸前だった学校の一室を借りて5年前に創業。時差を逆手にとった深夜早朝のオンライン英会話教室がまず韓国で人気を集めた。失業した米教師を 900 人近く雇い入れ、日本と中国でも生徒を獲得しつつある。

 米イリューシャン・テクノロジー社の英会話教室はワイオミング州一帯に計 11 カ所。コンピューターと無料ネット電話スカイプで海外の受講生を指導する。

 「日本や韓国、中国の英会話熱の高さは米国ではほとんど知られていません。私が 20 代で 3 カ月だけ韓国で英会話講師をやってみて、授業料の高さと生徒の多さにとても驚いた。これは大きなビジネスになると確信した」。同社創業者のケント・ホリディ氏( 40 )はそう語る。

 「本場の英語を話す英国人や米国人を大勢、日韓中に住まわせるのは人件費がかさむ。でも大容量回線を使って米国から教員資格を持つプロがネット上で授業すれば、渡航費も住居費も不要。良質かつ割安の教室展開ができると考えました」


 まさに、そのとおりです。以前フィリピンでの同様のビジネスを紹介しましたが、ネット回線が張り巡らされスカイプというキラーアプリが登場した今、何も外国人教師を日本の学校でのように常駐させる意味は、ほとんどありません。税金の無駄遣いです。同じ金をかけるなら、数倍の時間を対話に費やせます。スカイプの威力は、それほど絶大です。

 思いつき風に、日本人英語教師を海外留学させるのだ、などと言い始めた菅総理も、もう少し勉強し直したほうが賢明です。

10月28日(木曜日:雨)


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今日は一日雨でした。雨もまた良し、でこれが毎日晴天続きだと、たまには一雨欲しい、という気がしてくるから不思議です。それにしても、今年は秋がほとんど無くて、あっという間に冬が来てしまったような気がします。

10月29日(金曜日:曇り)


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さてさて、今日は本当にビックリしました。患者さんの一人が診察を終えて、さて帰ろうかという時になって、「先生は本当に素晴らしい先生です」と、いきなり言い始めたのです。まぁ、そんなに悪い診療をしているつもりもありませんが、感激されるほどの診療をしているわけでもありません。

 何のことかと思って話の続きを聞いていると、私が沼津朝日に投稿した、「幸福への道」を読んで感激してくれたのです。もう80歳近い方でしたが、かくしゃくとしている品の良い女性でした。新聞を切り抜いて大切に取ってある、と言われるのです。

 本当に素晴らしい先生だと、読んだときの感動を切々と語り始めたのです。途中で話の腰を折るわけにも行かず、さばかなければならないカルテを前に、うれしい半分こまった半分で、何とも形容しがたい一時でした。

 別れ際には手を握り合って、「お体を大切にして長生きしてくださいね」と余計なことまで話してしまいました。

(●^o^●)

 診療の疲れも、その後吹き飛んだのは言うまでもありません。

10月30日(土曜日:雨) 台風14号接近


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台風の接近で東海道線は午後から不通となってしまいました。沼津のゴルフ場も閉鎖になったようです。この風では致し方無いでしょう。

さてさて、台風というと私は宗教学者 山折哲雄さんの指摘を思い出します。「日本の心、日本人の心」という著書の中で、「天災は忘れた頃にやってくる」で有名な寺田寅彦と「風土」の和辻哲郎の違いを山折さんは語っています。
 
 「日本人の自然観」という本の中で寺田寅彦は、日本人の精神生活の根底にある宗教感情を端的に物語るものとして「天然の無情」という言葉を使っています。これは地震学者でもあった寺田が、突然に襲ってくる地震というものを土台にしての結論である一方、倫理学者であった和辻は、台風などの自然災害から日本社会を守るのは人倫のネットワークしかない、と結論付けたようなのですが、実は「風土」には、地震が一度も考察されていない、と山折さんは指摘しています。和辻哲郎的結論には、どうも地震は都合が悪かったようなのです。

 台風はある程度予測が付くが地震はある日突然やってくる。二人の考察の違いは、そこから来ているようですが、どうも私には寺田寅彦の結論の方がすっきり納得できそうですが。

10月31日(日曜日:曇り時々雨)


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最近は毎晩、論語に関する本を読んでいます。「日本人とユダヤ人」で著名な山本七平の「論語の読み方」と、渋沢栄一の「論語と算盤」です。生き方の指針としての論語。

 2,500年も前に書かれた書物が、かくも長い時間を経ても人々の心を捕らえている。古典とはこうした書物のことでしょう。論語の勧めに従って生きていれば、決して人生において道を踏み外すことが無い、と両氏は述べています。

 もちろん、それは言うは易く行うは難しですが。一生読み続けるべき書物に違いありません。