■20230812(土曜日:晴れ)
■さて、今日は宮崎市から霧島市への旅です。途中、青島の鬼の洗濯岩は、2回見ていますので、どうしようか迷ったのですが、日向大島に渡ってみようと決めました。
日南市目井津(めいつ)港から、市営の渡船が一日4往復しています。15分弱で到着です。7時半発には間に合いませんので、10時発の便に乗るべく早めに宿を出ました。
港に着いてみると、ギリギの時間でした。歩いて2分ほどの所にある「海の駅 めいつ」で昼食を買い求め、飲み物も合計2本用意したのですが、ギリギリでした。
炎天下のウオーキングは、思ったより大変でした。途中で引き返そうかと思ったほどでしたが、Sunも最後まで歩くと、意気軒昂なのには驚きました。総距離5キロはありました。
日本で最初のコンクリート製の灯台である、靴崎灯台までの道のりが苦しい時間帯でした。到着した竹之尻港から靴崎灯台までは、2.6km ほど。道幅も狭く、ウップダウンもあり、蜂やセミの大群が、突如現れたりと、自然いっぱいとは言え、鼻歌交じりとは、とてもいきません。
ようやく到着し、折り返してから分岐点に戻り、ここが思案のしどころです。もとの港に戻るか、さらに 3km 以上を歩くかです。すでに1時間半近く歩き続けています。さらに、あと2時間近く掛かりそうです。めげそうでした。汗だくです。脱水症状が現れています。
それでもSunは、小浜港まで行くわよ、と元気一杯です。賽は投げられました。もう後戻りはできません。ただ幸運だったのは、後半の道のりの方が、道がずっとしっかりしていた点です。道幅も広く、安全でした。
途中の休憩所で、水分と炭水化物を補給しました。2本目のペットボトルを持って来て正解でした。
途中で、地元の方に会い話し込みました。以前島に住んでいて、今は畑を楽しみで耕している、とのこと。イノシシに畑が荒らされて、大変な状況であることを、弟さんが教えてくれたそうです。
■何とか小浜港まで辿り着きました。思ったよりも早く着き、タオルで何回も顔や体を拭きました。Tシャツは、汗でぐっしょりです。14時50分の船で無事に目井津(めいつ)港に戻りました。
水分補給をして、ホット一息です。
■あとは、今日の宿「安楽温泉 秀峰」へ向かうばかりです。ただし、途中の財部(たからべ)で、ひどい豪雨に遭遇して慌てました。カーナビの指示は、豪雨で道路が水没する可能性がありルートを変更しろ、というのです。
ワイパーが間に合わないほどの豪雨でした。
それでも何とか無事に乗り越え、宿に到着しました。長い一日でした。