■20231014(土曜日:晴れ)
■今朝も爽やかな青空が広がっています。とは言え、今日の天候は下り坂。夜には雨の予報です。今日は静岡で講習会を開催しますが、その開催責任者ですので、会場に行かなければなりません。講師の一人として、高校の同期生が来てくれます。
東京から新幹線で来られますので、静岡駅で出迎える必要があります。7月8日に行われた、静岡県の大学同窓会でも講演してもらいました。講師を務める江田さんとは、高校時代は全く交流がありませんでした。
それが、高校の同窓会で会ってから、付き合い出したのですから、人生は不思議です。還暦年度が同窓会を取り仕切るというのが、母校の規定なので、連絡の取れる同期生全員に招集がかかったのです。もう10年前になります。
それ以前にも同期会があり、私も渋々ながら参加していました。高校時代はクラブ活動もしていませんでしたし、勉強に明け暮れていた3年間は、どう考えても、楽しかったとは思えなかったからです。
それでも何十年ぶりかに会えば、思い出す楽しかった場面も多々あります。それぞれの異なった人生の航路を知ることで、自分自身の軌跡を冷静に振り返ることも可能になります。
そもそも、同窓会に出席すること自体が、敷居の高いものです。病気療養中でもダメですし、様々な問題を抱えていては、とても同窓会どころではありません。出席できる人は幸せな人なのです。
そんな縁から付き合い出した江田さんに、これで3回も講演をお願いすることになるとは、あの当時は思いもしませんでした。
コロナ禍で開催できなかった高校の同窓会総会にも、そろそろ出席しなければならない時期です。今の同窓会長は弁護士の同期生なのです。同窓会長ともなると、歴史ある名門校ですから、運営にも骨が折れるはずです。
残された数少ない県立の男子校である母校は、いま大きな岐路に差し掛かっているはずです。愚痴も聞いてあげなければ、同期生の意味がありません。江田さんとも、今夜の懇親会で、その点を話してみるつもりです。