■20240901(日曜日:雨)

今日は防災の日。オーストラリアにも台風は上陸します。

■さて今日から9月(長月)です。関東大震災が発生した日ということで、防災の日になっています。台風10号が迷走に迷走を重ね、まるで駄々をこねているように、グズグズしています。

当初の予想では、とっくに日本を離れて影響も無くなっている予定でしたが、まだまだ数日は大雨の危険性が残されています。幸い雨は断続的に降り続いていますので、沼津では思ったよりも堤防の決壊発生は少ないようです。

■今日は新沼津カントリークラブのSクラス月見杯月例です。松本支配人から、天気予報からすると競技は可能そうだということ、そして競技参加者は、昨日夕方現在35名の参加が見込まれる、との連絡がありました。競技委員は雨のなかでも立ち会う必要があります。今回私は、競技委員の当番日ではなかったので、こうして自宅で書き綴っていることができます。でも、ご近所さんのメンバーの方は、どうやら棄権したようです。

■今朝の写真は、オーストラリアにも台風が上陸するのだ、という統計記録です。当然のことながら、日本のマスコミがオーストラリアにも台風が上陸した、などという報道をするはずがありませんので、我々には知る由もありません。

記録を見ると、ほとんどが北部に上陸しているのみで、東海岸の中部から南部にかけては、影響はないようです。南部に位置するメルボルンが、世界で最も住みやすい街ランキングの常連さんだ、ということは有名ですが、自然災害が少ないことも大きな要因に違いありません。

地震もない、台風の心配もない、となれば一年中、枕を高くして眠ることができそうです。この違いは、自然に対する考え方に大きな違いを、もたらすはずです。

同様に自然災害が少い条件を持つヨーロッパ大陸で、自然科学が発展したのは、容易に想像がつきます。きっと一定の法則に基づいて、自然は運営されているに違いない、と確信できるからです。その法則を突き止めようと考えるに違いありません。

しかし、日本ではそうはいきません。いつ起こるか未だに分からない地震を前にしては、一定の自然法則を突き止めようとは、まず考えだにしなかったはずです。行き当たりばったり、気まぐれにしか、自然の営みは見えないのです。簡単に言えば、諦めて受け入れるしかありません。

そうして、私達の祖先は自然に対してきたに違いありません。そして、その生き方は、これからも変わることは無さそうです。