2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

月: 2024年10月 Page 1 of 4

時間の差

■20241031(木曜日:晴れ)

小泉八雲記念館にて。
「最小の時間に最大の運動量を得たい」
といって余暇の運動に使用。5.4 kgの鉄亜鈴。

■久しぶりの青空です。富士の頂に白い帽子は、まだ見えません。明日から天候が崩れるようですから、週末にかけて初冠雪が発表されそうです。

小泉八雲が鉄亜鈴で鍛えていたとは知らず、上記の展示を見て驚きました。世界を渡り歩いて日本にやってきた八雲。思うところがあったのでしょう。

「日本の面影」を少しずつ読み進めていますが、明治初期の日本の様子を垣間見ることができて、とても興味ふかいものです。明治以降の日本の近代化を、日本人は心から納得して受け入れてはいないのではないか、という妄想を、時に感じることがあります。

明治以降に経過した時間は、江戸時代の260年余りの時間に、まだまだ足りていないのです。

スタートライン

■20241030(水曜日:雨のち晴れ)Sun誕生日

出雲駅伝第一中継所は、出雲市市役所前、JA しまね 出雲地区本部です。

■昨日から雨です。一時はかなり強く降りましたが、富士山の初冠雪は発表されたのでしょうか。雪を頂かない富士山は、どこか締まりません。安定感が全然違います。

今季はまだ富士山で初冠雪が観測されていません。

富士山の昨年の初冠雪は10月5日、初冠雪の平年日は10月2日、これまでの統計で最も遅かったのは2016年の10月26日だったため、今年はこの最も遅い記録を更新することが確定しました。

今朝のネット検索では、まだ観測されていないようです。来月に入るかもしれません。

■さて、いつもの知恵袋「田中宇の国際ニュース解説」です。普段から田中さんの記事を読んでいないと、いったいどんな意味があるのか、多くの人にはピンとこないはずです。日本のマスコミは、決して報じないからです。

★BRICSが多極型世界の準備完了
田中宇の国際ニュース解説 無料版 2024年10月29日

いつも疑問に思うのは、なぜアメリカは、あれほど大判振る舞いができるのか、ということです。製造業が世界を制していた頃なら当然ですが、アメリカの製造業は、もうかつての輝きを失っています。

いや、アイフォンは世界を制覇している、と思いがちですが、アメリカは設計図を書いているだけで、製造しているのは中国です。いわゆるサプライチェーンが、もう中国でしか用意できないのです。

EV、電気自動車もしかり。部品供給体制が世界一整っているのが中国です。田中宇さんも、中国は製造大国だ、と指摘されています。

それなのに、アメリカは無尽蔵にドル札を消費できそうです。つまり何でもできてしまう。ネットによれば、「米ブラウン大の研究チームは2021年9月1日、米国の「9・11」後の20年間で、一連の対テロ戦争の費用が8兆ドル(約880兆円)にのぼるとする報告をまとめた」と、あります。

戦争は破壊するだけで、何も生み出していないわけですから、これだけの額を費やしても、びくともしないところがアメリカのすごいところです。他の国なら、とうの昔に、いわゆるデフォルトに陷っているでしょう。

世界中がドルを必要としているので、需要が尽きることがありません。戦費など国債を刷るだけで準備できるのです。結局、世界中で戦火が止むこともないのです。

しかし、ドルが今ほど必要とされなくなると、無尽蔵に軍資金が用意できるわけでもなくなります。そう考えると、田中さんの指摘は、戦火のない世界へのスタートラインに、ようやく世界は立っということでしょうか。

とても重要な指摘だと思うのですが、一般の日本人が、こうした情報に触れることは、まずありません。それが日本の現状です。

再会

■20241029(火曜日:曇のち雨)

隠岐の島町の海です。人の世に関わらず、営みを続けています。

■1年8ヶ月ぶりに、昨日はAyaとBenに会うことができました。二人して、休暇が取れたのです。当初は、Benのお母さんとお姉さんと4人で旅をする予定だったようですが、お姉さんが体調を崩されて、二人の旅になったようです。

メルボルンから成田空港へ。そして先週末は、房総半島を回って、昨日沼津にやって来ました。会えない時は何年も会えませんので、久しぶりとは言っても、つい先日のような気もします。

前回は巨大で重い旅行バックを持ち歩いていましたが、今回は二人とも軽装と言ってもよいほどの身軽な装いでした。片浜駅で待ち合わせて、そのまま回転寿司へ行き、4人で歓談しました。

そのまま静岡へ行き、明日は静岡空港から福岡空港、そして船で釜山へ行く予定だとのこと。ネットの発達で、こうした多国間の移動も、業者の手を借りなくとも自分で可能になったことは、本当にすごい進歩だと実感します。

また、来月再会できる予定なので、楽しみに待っています。

■昨日は再開する前に、フィットネスクラブに行って、筋トレと走りました。今月は6回のランで、30.21 km を積み重ねましたが、目標には全然足りません。

言い訳は、いくらでもあるのですが、要は体力低下です。筋トレとの組み合わせが、いまだ未知数なのです。筋トレの成果は実感できるようになっているのですが、ランニングに取り組む気力が湧いてきません。

筋トレの疲れが、思ったよりは負担になっているかもしれません。気長に取り組むしかありません。

一夜開けて

■20241028(月曜日:雨)

隠岐の島町の海です。人の世に関わらず、営みを続けています。

■さて総選挙が終わり、自民公明の連立与党の過半数割れが確定しました。裏金問題が最大の力になったことは間違いなさそうですが、経済問題が底流に流れていたことも確かです。

不況下に増税するという、世界のどこの国もしていない悪手を次々打ち続ければ、経済情勢がボロボロになるのは必定です。しかし、マスコミはなぜか、その事を指摘しません。

新たに当選した議員たちが、どのように経済を立て直そうとしているのか。野田代表が以前のように、ぐるになって消費税を上げるつもりなら、それに抗う議員たちが、ぜひとも立ち上がってほしいのです。そうしないと、本当に日本は沈没です。

左右のバランス

■20241027(日曜日:晴れ)第50回衆議院議員総選挙 衆院選2024

隠岐の島、浄土ヶ浦から散策路を北方向歩くと
柏崎の三角の島の列風景がありました。

■昨日は仕事を終え、昼食を摂ったのち少し休んでから、フィットネスクラブに行って、筋トレとランニングを行いました。2日前の10月25日に筋トレをした時に、あることに気付いていました。

ベンチプレスをしている時に、今までは主に右腕でバーベルを上げていたのですが、いつの間にか左腕で上げていることに昨日気づいたのです。大学時代からテニスをしていたためか、両腕の腕力があまりにアンバランスであることには、気付いていました。スキーで誤って転び、左肩を脱臼しました。もう50年以上前のことです。それもアンバランスの大きな要因です。

ところが、6月半ばからスミスマシンで、ベンチプレスを初めて4ヶ月が経ち、ようやく左右の腕力の差が縮小したようです。これは私にとっては、画期的なことです。というのは、ゴルフのように両腕を使用するスポーツの場合、私は右腕に頼って捏ねてしまうクセがあるのです。

これでは安定したショットを続けることは、とても困難です。左腕でリードし右腕で叩く、というのがゴルフの基本のようです。その意味が今までは、分かりませんでした。

筋トレは間違っていなかったようです。これからの進歩が、とても楽しみです。

■さて今日は衆議院議員総選挙です。今では期日前投票が浸透し、当日投票する人は、かなり減ったようです。以下のネットの記事によれば、総投票の約20%ほどが期日前投票となりそうです。

27日に投開票を迎える衆院選の期日前投票(小選挙区)について、総務省は26日、公示翌日の16日から25日までの10日間の中間状況を発表した。投票者数は、有権者(14日現在)の15.77%にあたる1643万2901人だった。

前回衆院選(2021年)の同時期に比べて、投票率は0.01ポイント減り、投票者数は19万1903人減った。都道府県別では、石破茂首相が立候補する選挙区がある鳥取県が、投票者数の伸び率が最も大きかった。

今回の衆院選は、首相就任から解散が戦後最短の8日間、解散から投開票が戦後2番目に短い18日間という短期決戦となった。総務省によると、選挙準備が追いつかない自治体もあったという。同省担当者は「長期的な傾向として、期日前投票を利用する割合は増えている」と話す。

前回衆院選の最終的な期日前投票者数は2057万9825人だった。

さて、いかなる結果となるか。30年間不況にあえぐ日本が、ここで経済政策を変えない限り、今のままダラダラと下り坂を転げ落ちるのは必定です。有権者が、その事に気付くことができるかどうか。まさに正念場です。

ギリギリセーフ

■20241026(土曜日:晴れ)

島根県隠岐の島・ローソク島です。夕日の頃に、間近に見るのが最高です。

■すんなりと眠りにつけたのですが、早朝4時になって2度目の目覚めの後が、いけませんでした。悪夢に取り憑かれました。大学院の指導教官に会わなければいけないのに、どうあがいても、たどり着けないのです。

届けなければならない文献を探しに、自分の部屋に戻ろうとするのですが、なぜだか道に迷ってしまうのです。両者が別棟にあるので一旦外へ出るのですが、その途端どちらへの道順も分からなくなり、途方に暮れてしまうのです。

本当に嫌な夢です。その時点で、すでに家族持ちだった私には、4年の期限内に論文を完成させなければ卒業できずに、生活に困る事態が待っていました。何としても、論文をアクセプトしてもらわなければなりません。本当に時間との戦いでした。

いま振り返ると、本当にギリギリの人生でした。無謀でしたが、いつも拾う神もいてくれた、ということでしょうか。

考えてみると自分の人生、ギリギリセーフで切り抜けてきたことばかりのように見えます。まぁ、これからは、そんな無謀なことをする機会もないでしょうから、安全運転で旅立つことだけ考えていれば良さそうです。

中年太り

■20241025(金曜日:曇)

島根県隠岐の島・尾白鼻公園です。
はるか下方にローソク島を見ることができます。

■昨日はフィットネスクラブで、久しぶりに走りました。50分走って、6.26 km を追加して、今月は4回のランで、21. 47 km を積み重ねました。たった4回しか今月は走っていません。

昨日は、まず30分走ってから、一旦トイレ休憩を挟んで、走り続けましたが、ペースも遅いし、楽な時間帯はありませんでした。これでは、フルどころか、ハーフマラソンでもきつそうに感じました。大丈夫かな、というのが正直な実感です。

まぁ、文句を言っても仕方ないので、体調を見ながら継続するしかないようです。

ただし、走ったおかげかどうかは分からないのですが、目覚めた回数が3回と多かったものの、その他の指数は普通の範囲で、昨夜の睡眠の質の総合得点は87点(98%のユーザーより上)と、むしろ普段より良好でした。

それでは毎回走れば、良い睡眠が得られるかというと、そうは問屋が卸してくれません。

■さて昨夜はNHKで、「代謝トリセツ」という番組を見ました。若い頃に比較して代謝が低下するので、その結果余分な摂取カロリーが、中年ぶとりの原因だという俗説を検証していました。

検証の結果は、基礎代謝は20代から60代まで、ほとんど変化しない、というものでした。したがって、「代謝が下がって太りやすくなった、疲れやすくなった」というのは、誤解だというのです。

筋肉を1キロ増やしても、増加する代謝量は、たったの13キロカロリー。したがって、基礎代謝量だけを上げようという試みは、あまり意味がない、というのです。

したがって、中年太りの原因は消費量の減少ではなく、カロリーの取りすぎだ、となります。アフリカの狩猟採集民族と現代アメリカ人の比較研究によれば、日々活動量が14倍も違う両者の総消費カロリーに、違いは無かったというのです。

基礎代謝を上げてしまうと、飢餓に耐えられなくなることを避けるための進化だ、というのです。結局のところ、太りたくなければ摂取するエネルギーを減らしなさいというのが、番組の骨格でした。

エネルギー密度という概念は、新たな視点でした。ただし、昨日の番組では、総カロリーに焦点を当てていたためか、食後高血糖のもたらす影響を無視していたのが気になりました。総カロリーだけでは、問題は解決しないことは、今の栄養学の認めるところだと思うのですが。

濁流のように

■20241024(木曜日:晴れ)

隠岐の島「那久埼灯台」です。素晴らしい眺めです。

■今朝は爽やかな青空が広がっています。カーテンを開けるとガラス窓には、露が長方形に貼り付けたようになっています。放射冷却で冷えたのでしょうか。

今日は昨日と異なり湿度も低く、爽やかな晴天になるという予報です。昨日は蒸し暑いほどの天候でした。フィットネスクラブに出かけるために、外に出ると昨夜はムッとしました。

■今月は、まだ 15.21 km しか走っていません。最後に月 100 km を走ったのが、今年の2月。第4回横浜海の公園冬マラソンに初めて参加した月でした。6月に千歳JAL国際マラソンに参加した月は、79.41 km を走りましたが、その後はまさに右肩下がりで、減少しています。

猛烈な暑さの中では致し方ないのですが、運動の比重がランニングから筋トレに移動していることは、間違いありません。振り返ってみると、自分自身が白内障の手術を受けた2019年12月までは、57ヶ月連続して毎月 100 km を積み重ねていました。

その後は、コロナワクチン接種による体調不良で、2021年5月に 100 km 走を達成をできませんでしたが、それ以外は、なんとか 100 km 走を続けていました。しかし、それ以来年齢の衰えからか、次第に記録が低迷し、2022年12月の 100 km 走を最後に、記録は遠く及ばない月が続いています。

憑かれたように走り続けていた自分が、別人のように感じられます。毎朝起き出すのが当たり前だった、あの頃の自分が自分とは思えなくなりました。

年齢のため、と言ってしまえば、それで終わりです。多分そうなのでしょう。70歳を境に、本当に濁流のように衰えが襲ってきました。もう自分の体が、違う自分になった感じです。でも、それと付き合っていくしかありません。

旅立つまで、自分と向き合って試行錯誤を続けるしかなさそうです。

古典

■20241023(火曜日:曇り後雨)

隠岐の島、島後島の東海岸です。

■今朝はどんよりとした黒い雲が空を覆っています。午前7時18分現在、雨は降っていませんが、これから今日は大荒れの予想です。次の日曜日には、衆議院議員選挙が行われますが、投票用紙が未だに届いていません。

そのためかどうか、事前投票が前回の半分ほど、という報道もなされています。それだけ急な、準備不足な総選挙ということです。バックに強固な支援団体を持つ政党が有利になりそうです。

■さて、いつもの知恵袋「田中宇の国際ニュース解説」です。日本の総選挙の後には、アメリカ大統領選挙が控えています。世界情勢に重大な影響を与えます。日本のマスコミでは、民主党が正しい政策を取っており、ハリス候補が優勢だ、ということになっています。しかし、です。

★米大統領選、裏の仕掛け
田中宇の国際ニュース解説 無料版 2024年10月22日

同様の指摘は、ネットでは散見できますが、テレビでは見ることができません。ネット上の情報は嘘ばかりで信じてはいけない、という上から目線の解説を、テレビに登場する有識者が繰り返し述べています。

テレビの解説とネットの解説を比較すると、まるで正反対の結論が出てくるのですが、その場合、テレビが正しくて、ネットの情報は陰謀論として片付けられます。

これからの時代に生きる人々にとっては、どちらがより真実を語っているのかを察知する嗅覚が必携になっています。何が真実か、ということは永遠に不明かもしれません。では、我々にはなすすべがないかというと、そうではありません。嗅覚を磨くのです。どこかおかしい、と感じ取る嗅覚です。

常識に基づいた嗅覚を磨くのに最も適した書物を、古典というのではないでしょうか。例えば、「論語」です。2千年以上前の書物が、未だに読み継がれているのは、それが未だに人間社会を的確に捉えているからです。

そんな事をネット時代の今、つくづく痛感しています。

小説

■20241022(火曜日:晴れ)

機内から見た駿河湾と富士山です。雪を頂いていれば最高です。

■岩手県の盛岡から、初氷と初霜の頼りが届いています。土曜日は暑くて半袖でしたが、日曜日は寒さに震えました。19日には来年の箱根駅伝への出場権をかけた予選会が開催。1秒差で涙をのんだ学校もありました。

その日は最高気温が30度を超え、長距離を走るには厳しい条件でした。箱根駅伝は小説の題材としても魅力的ですが、どんな作品があるかとAIに尋ねてみると、

俺たちの箱根駅伝(池井戸潤)
風が強く吹いている(三浦しをん)
襷を、君に。(蓮見恭子)
あと少し、もう少し(瀬尾まいこ)
駅伝ランナー(佐藤いつ子)
タスキメシ(額賀澪)
タスキメシ 箱根(額賀澪)

7作もあることを知りました。ただ、私が以前読んだ「堂場瞬一・チーム」という作品が取り上げられていないのは、2010年という発表時期の問題でしょうか。「風が強く吹いている」は、読みました。

どこに焦点を当てるかが、作者の腕の見せ所でしょう。その他の作品も読んでみましょう。

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