■20241023(火曜日:曇り後雨)

隠岐の島、島後島の東海岸です。

■今朝はどんよりとした黒い雲が空を覆っています。午前7時18分現在、雨は降っていませんが、これから今日は大荒れの予想です。次の日曜日には、衆議院議員選挙が行われますが、投票用紙が未だに届いていません。

そのためかどうか、事前投票が前回の半分ほど、という報道もなされています。それだけ急な、準備不足な総選挙ということです。バックに強固な支援団体を持つ政党が有利になりそうです。

■さて、いつもの知恵袋「田中宇の国際ニュース解説」です。日本の総選挙の後には、アメリカ大統領選挙が控えています。世界情勢に重大な影響を与えます。日本のマスコミでは、民主党が正しい政策を取っており、ハリス候補が優勢だ、ということになっています。しかし、です。

★米大統領選、裏の仕掛け
田中宇の国際ニュース解説 無料版 2024年10月22日

同様の指摘は、ネットでは散見できますが、テレビでは見ることができません。ネット上の情報は嘘ばかりで信じてはいけない、という上から目線の解説を、テレビに登場する有識者が繰り返し述べています。

テレビの解説とネットの解説を比較すると、まるで正反対の結論が出てくるのですが、その場合、テレビが正しくて、ネットの情報は陰謀論として片付けられます。

これからの時代に生きる人々にとっては、どちらがより真実を語っているのかを察知する嗅覚が必携になっています。何が真実か、ということは永遠に不明かもしれません。では、我々にはなすすべがないかというと、そうではありません。嗅覚を磨くのです。どこかおかしい、と感じ取る嗅覚です。

常識に基づいた嗅覚を磨くのに最も適した書物を、古典というのではないでしょうか。例えば、「論語」です。2千年以上前の書物が、未だに読み継がれているのは、それが未だに人間社会を的確に捉えているからです。

そんな事をネット時代の今、つくづく痛感しています。