■20250304(火曜日:曇のち雨)

スリランカ・バンダラナイケ国際空港の、ある日の出発便です。

■さて今朝も寒々しい空です。最高気温が今日も一桁台のようです。夜にかけて関東地方でも、雪の恐れがあります。こんな日は、大人しく外出を控えるのが賢明です。

■さて今日の写真はスリランカ・バンダラナイケ空港の、ある日の出発便です。バーレイン、チェンマイ、ムンバイ、ドバイ、クウェート、リヤド、Dammam、マレ、バンガロール、ドーハなどの名前が続いています。

Dammamとは、どこの空港かと思いきや、DeepSeek が教えてくれました。

Dammam(ダンマン)は、サウジアラビア東部にある都市で、その空港はキング・ファハド国際空港(King Fahd International Airport, 空港コード:DMM)です。この空港はサウジアラビア最大の空港で、ダンマンや近隣の都市であるダーラン、ホバールなどへの主要な玄関口となっています。

キング・ファハド国際空港は、中東地域でも有数の規模を誇り、国際線と国内線の両方が運航されています。

なるほど、サウジアラビアに飛んでいたのです。この掲示板を見ていると、中東への便が大半で、アジアへの便が殆ど無いのが不思議でした。時間帯の関係で、たまたまかも知れませんが。

スリランカの主な貿易国と貿易品を調べてみると以下の通りでした。

★ 輸出の主な相手国(順位)

(1) アメリカ

(2) イギリス

(3) インド

(4) ドイツ

(5) イタリア

★ 輸入の主な相手国(順位)

(1) インド

(2) 中国

(3) アラブ首長国連邦(UAE)

(4) シンガポール

(5) 日本

★ 主な輸出品

(1) 繊維製品(衣類)

(2) 紅茶

(3) ゴム製品

(4) 宝石(特にサファイア)

★ 主な輸入品

(1) 石油

(2) 機械類

(3) 電子機器

(4) 化学品

 スリランカは地理的に重要な位置にあり、インドや中国との貿易が特に活発です。また、紅茶や繊維製品の輸出が経済の重要な柱となっています。最新の詳細なデータは、スリランカ中央銀行や世界銀行の統計を参照することをおすすめします。

昔はセイロンと言えば、紅茶を思い浮かべました。セイロンティーは、高級な紅茶の代名詞です。イギリスの植民地時代に、最初はコーヒーの生産が主でしたが、1869年にコーヒーの病害(さび病)が発生し、コーヒー産業が壊滅し、その後紅茶の生産が主になりました。単一栽培ですから、病害でたちまち大災害になってしまいます。

イギリスは世界中で、我が物顔に、そんなことを続けてきたのです。トランプ大統領の登場で、ようやく終止符が打たれそうです。