■20250422(火曜日:曇)

北海道ノーザンホースパーク・マラソンです。
牧場の中を走りました。

■今朝は曇り空が広がっています。猛威をふるった花粉症も、さすがに峠を越して、くしゃみ、鼻水で苦しんでいたSunも、せいせいと窓を開け放つことができるようになりました。

昔は私も苦しみました。ひどい時は鼻紙では間に合わずに、タオルで鼻をかんでいたほどでしたが、最近は1週間ほど抗アレルギー薬を内服して、何とか対処できる程度になりました。歳を取って寛容になってきたのでしょう。

■さて、まずはいつもの知恵袋・田中宇さんの解説です。

★米国の中東覇権を継承するイスラエル

田中宇の国際ニュース解説 無料版 2025年4月20日

中東情勢は、旧約聖書以来の歴史云々という話になると、永遠に解決しないのではないか、と思いがちです。もちろん実態はそうではなさそうです。田中さんの解説は、難しい内容を分りやすく解説してくれています。

英国流の支配構造が崩れて、冷たい平和が構築されそうです。冷たくても凍っていても、平和であるほうが、よっぽどマシです。英国は金融業など、残された産業は殆ど無くなっています。

■米英社会のインフラの劣化ぶりを、中国の現状と比較する報道が、欧米人レポーターから最近、YouTubeに盛んに掲載されています。ニューヨークやロンドンの地下鉄の荒廃ぶり。吐き出されたテューインガムで溢れたロンドンの街路。一方、中国の街や地下鉄は、CleanでSafe だ、というのです。

日本のマスコミが決して報じない、こうした両者の社会の今を知ることができます。欧米の人々はアジアやアフリカの人々より優秀だから経済的に発展したのだ、と早合点しがちですが、以下の指摘を読むと、そう話は単純ではないのです。

(1) ウタ・パトナイク教授(コロンビア大学)の2018年研究:

●1757-1938年の間に、約45兆ドル(現在の価値に換算)がインドから英国に移転されたと推計。

●これは当時のインドのGDPの年間40-50%に相当する膨大な金額。

(2) ブランコ・ミラノヴィッチ(元世界銀行):

●「英国の産業革命資金の最大40%はインドからの収奪で賄われた」と指摘。

 

そんな歴史が、今ようやく転換点を迎えようとしているのかも知れません。