■20250717(木曜日:曇)( D 400 )

■今朝は何と4時過ぎに眼が覚めました。もう一度眠りにつくか、起き出してウォーキングに出かけるか、しばらく逡巡していたのですが、蓮の花を見に行くことに決めました。
家を出てしばらくすると、小雨がぱらつき始めました。所々に青空も混じっている空模様でしたから、そのまま蓮の花に向かいました。途中から自然とジョッギングを始めています。身体が走りたくなったのでしょう。腰を中心に、どっしりと、しっかりと腕を振って走りました。
スクワットのおかげか、足腰が安定して走ることができているように感じるのは、錯覚でしょうか。2.47 km を積み重ね、合計距離は 28.44 km と、なっています。
■先週から、ある補聴器具を外来で試していました。Nonちゃんが学会で見つけてきてくれた骨伝導方式の新製品です。デモ版を借りることができました。自分自身が加齢性難聴で困ってきたからです。
しかも患者さんは高齢者がほとんどなので、お互い困っているわけです。
いくつか集音器を自分自身試してみましたが、音をただ大きくするだけなので、多くの人が同時に会話をしているような場面では、騒々しくて、とても使い物になりません。
ちなみに、加齢性難聴の特徴はというと。
高齢者難聴(加齢性難聴)は、年齢とともに聴覚機能が徐々に低下していく自然な現象です。その特徴を理解することで、本人や周囲の人がコミュニケーションを取りやすくなるだけでなく、生活の質も向上します。
以下に、高齢者難聴の主な特徴を3つご紹介します:
① 高音域から聞こえにくくなる
- 加齢による聴力低下は、まず高い音(例えば「し」「す」「ひ」「ふ」などの子音)から悪くなります。
- このため、「話しているのはわかるけど、何を言っているか聞き取れない」といった状況が増えます。
- 特に女性や子どもの声が聞き取りにくくなる傾向があります。
② 会話の中の特定の音が聞き逃す
- 高音域の情報が抜け落ちるため、言葉の区別がつきにくくなります。
- たとえば、「しゅっぱつ」が「すっぱち」に聞こえたり、「りょこう」が「りょうこ」に聞こえたりすることがあります。
- 本人は「耳が遠くなった」と感じるよりも、「相手の発音が悪い」「早口だ」と感じることもあります。
③ 騒音環境での聞き取りが特に困難
- 静かな環境ではある程度聞こえても、レストランや電車内など、雑音がある場所では極端に聞き取りにくくなるのが特徴です。
- 背景音の中で必要な音(会話)だけを拾う「選択的聴取能力」が低下するためです。
- これにより、人混みを避けるようになったり、会話自体を敬遠する傾向も見られます。
補足:進行はゆっくりで自覚しにくい
- 加齢性難聴は数年かけてゆっくり進行するため、本人が自分の聴力低下に気づきにくいという特徴もあります。
- 周囲の人から「テレビの音が大きすぎる」「何度も同じことを聞く」と指摘されて初めて気づくケースも多いです。
もし興味があれば、次のような内容もお伝えできます:
- 高齢者難聴のセルフチェック方法
- コミュニケーション改善のコツ
- 補聴器や生活環境の工夫
必要であれば、お気軽にどうぞ。
なるほど、自分にピッタリと当てはまります。ということで長くなりますので、試してみた使い心地は明日ということで、お後がよろしいようで。

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