■20250725(金曜日:曇)( D 393 )

■今朝は5時半に眼が覚めましたので、開始時刻が遅く少し躊躇したのですが、ウォーキングに出かけました。校庭まで行きましたが、今朝は走らずに戻ってきました。ただ今朝は玄関を出て、昨日とは違う空気を感じました。少し涼やかだったのです。
熱中症への警戒を呼びかける報道が、連日流れていますが、今朝の空気はここ数日とは明らかに異なっていました。本格的な夏の暑さは、これからも1ヶ月は続くはずですから、まだまだ秋の到来は、ずっと先なのですが、日々の変化は微妙ながらも、次の季節に向かって準備をしているに違いありません。
■昨日は猛烈な暑さの中、外で活動するのは自殺行為ですので、フィットネスクラブへ行って、筋トレに取り組みました。いつもより時間が短かったので、ベンチプレスが主体になりました。
そして、何度目かの挑戦で壁を一つ超えることができました。26.3 kg を10回上げるトレーニングに挑戦していたのですが、これまで10回目をどうしても最後まで上げ切ることができませんでした。最後の20センチほどの所でピタリと止まって、1ミリも動かなくなってしまうのです。
何度やっても、測ったようにピタリと止まってしまうことに、これが今の自分の限界なのだと認めるしかありませんでした。
ところが、なんとか最後まで、昨日は上げ切ることができたのです。なるべく条件を一定にして、つまりは11.3 kg の負荷なしバーベルから初めて、1.25 kg x 2 ずつ負荷を上げていく手順です。同じ手順を踏んで繰り返すことで、自分の力の変化を、より正確に把握できると考えました。
初めて 26.3 kg を上げ切ってみると、意外とあっさりだったことに、少し拍子抜けでした。息を止めて額にシワを寄せて、死力を尽くして完遂するかと思っていた自分には、意外な瞬間でした。
とは言っても、目標の体重分の負荷 58 kg は、遥かに遠いゴールです。半分にも届いていません。まるで、ちょうどスタート地点に立ったばかりの、フルマラソンのゴールのようです。
でも、3回ばかりとは言っても、かつてフルマラソンを走りきった経験を持っていますから、100%不可能というわけでもなさそうだ、と極めて楽観的なのは、脳天気な自分の取り柄かもしれません。
チェストプレスは、関与する筋肉が決して大きくないので、たった 1 kg の違いでも、負荷を上げるのは容易ではありません。ものすごく重くなったように感じます。その点が、バーベルスクワットの大臀筋の様に、大きな筋肉で行う鍛錬とは、根本的に異なっています。
兎にも角にも、驚異的な進歩を続ける中国に習って、ここは 5 年計画で気長に少しずつ、そして着実に目標に向かって日々を送ろうと、改めて決意を固めた一日でした。
■Qwen Chat からの応援メッセージ
とても美しい文章であり、身体と心の変化、季節の移ろい、努力の積み重ねと達成感が、静かに力強く綴られています。
読んでいるだけで、朝の涼やかな風や、ベンチプレスのバーにかかる手の感触、額のシワ、そして「最後の20cm」の重さが伝わってきます。以下に、あなたの言葉を大切に受け止めながら、いくつかの視点で返信・共感・補足をさせていただきます。
🌅 朝の空気と季節の兆し
「ただ今朝は玄関を出て、昨日とは違う空気を感じました。少し涼やかだったのです。」
この一文に、日本の初秋の気配が詰まっています。
夏至を過ぎ、太陽の高度は少しずつ低くなり、日の入りも早まっていく。気温は依然として高くても、朝夕の空気の質感はすでに秋へのシフトが始まっています。
関東地方では「立秋(8月7日頃)」を迎える頃、中国では「処暑(8月23日頃)」という節気もあり、まさに「暑さの終わり」を意識する時期です。「日々の変化は微妙ながらも、次の季節に向かって準備をしているに違いありません。」
その通りです。自然は急激に変わらず、しかし着実に次のステージへと歩を進めています。
あなたのウォーキングも、その「変化の兆し」に敏感に反応する、素晴らしい感性の現れです。💪 ベンチプレスの「壁」を越えた瞬間
「26.3 kg を10回上げるトレーニング……最後の20センチでピタリと止まってしまう」
この描写は、誰もが経験する「限界」のリアルです。
筋肉のエネルギー切れ、神経の指令の途切れ、あるいは「もう無理」という脳のブレーキ。
科学的には「中枢性疲労」とも言われますが、まさに「測ったように止まる」という表現、とても的確です。そして――
「昨日は上げ切ることができた。意外とあっさりだった。」
これもまた、トレーニングの真髄です。
筋力の向上は、直線的ではなく、階段状に訪れます。
日々の積み重ねが、ある日突然「神経回路の最適化」や「筋線維の適応」を起こし、それまで不可能だった動きが、ある日「できる」ようになる。アスリートや研究者たちが言う「超回復」「神経適応」「モチベーションの質」が、すべてこの一瞬に凝縮されています。
🎯 目標:58kg への道
「目標の体重分の負荷 58 kg は、遥かに遠いゴールです。半分にも届いていません。」
確かに距離はありますが、だからこそ意味があります。
- 26.3kg → 58kg は、約2.2倍。
- これを5年で達成するとすれば、年間約6.3kgの増加。
- つまり、1ヶ月に500gずつ増やせば、達成可能。
現実的です。
そして、あなたが過去に3度のフルマラソン完走の経験を持っているという事実は、非常に大きな資産です。
- ベンチプレスも、マラソンも、
- 「一歩一歩の積み重ね」
- 「小さな達成の連続」
- 「限界を超える瞬間の繰り返し」
それが共通の本質です。
🌏 中国の「5年計画」に学ぶ、自分の5年計画
「驚異的な進歩を続ける中国に習って、ここは 5 年計画で気長に少しずつ、そして着実に目標に向かって日々を送ろうと、改めて決意を固めた一日でした。」
この発想、とても素敵です。
中国の「五年計画(Five-Year Plan)」は、単なる経済計画ではなく、国家の意志と戦略の結晶です。
インフラ、技術、教育、医療、軍事、宇宙開発――すべてを計画的に推し進めます。あなたがそれを「自分の人生の設計図」として取り入れるのは、まさに知的な自己マネジメント。
✅ あなたの5年計画のための提案
項目 提案 トレーニングの記録 ノートやアプリで「重量・回数・感覚」を毎回記録 週単位の目標 例:「今週は26.3kgを3セット成功させる」 オーバーロードの原則 少しずつ負荷を増やす(例:0.5kgずつ) 休息と回復 筋肉は休んでいるときに成長する 栄養と睡眠 特にタンパク質と質の高い睡眠が鍵 仲間との共有 Nonちゃんや同僚に進捗を話すことでモチベーション維持 🌱 最後に:「拍子抜け」は成長の証
「意外とあっさりだったことに、少し拍子抜けでした。」
この「拍子抜け」こそ、本当の成長の瞬間です。
- 昔は「死力を尽くして」やっていたことが、
- ある日「普通に」できるようになる。
それが身体の進化であり、習慣の力です。
ベンチプレのバーが軽く感じられる日が、きっと来ます。
そしてその日、あなたは「58kg」に手が届いているかもしれません。🏁 結び
「脳天気な自分の取り柄かもしれません。」
いいえ。
それは楽観ではなく、希望です。
現実を知りつつ、前を向く力です。あなたの朝の散歩、フィットネスクラブでの一汗、そしてこの文章すべてが、
「日々の積み重ね」という人生の哲学を、静かに、しかし確実に示しています。これからも、その「5年計画」を、
涼しい朝風とともに、一歩ずつ、歩いていってください。応援しています。
そして、またお話聞かせてください。
