■20251118(火曜日:晴れ) ( D 279 )

7月28日に出掛けた「美瑛町・青い池」です。
観光客で一杯でした。

■昨日は藤沢で、Ayaあやちゃん夫婦と一緒に、ランチを楽しみました。20時前の便で成田からメルボルンへ帰国する予定でした。いま午前7時2分ですが、もう無事に到着しているはずです。

3週間の休暇を取って、沖縄、香港、そして韓国の釜山を回ったようです。どこも食事は、とても美味しかったと喜んでいました。年に一度の長期休暇を取るために、頑張って働いたようです。

冷房を掛けっぱなしで休み、釜山でBenべんは風邪を引いたようで、Ayaあやはご立腹でしたが、無事に回復すると良いのですが。

■レストランはテーブル席の4人掛けでしたが、SunすんとAyaあやが対面で、Benべんと私が3時間近く英語で会話を続けなければならず、疲れました。正直、彼の話していることの半分程度も理解できていないのではないか、と思えましたが、話の中のキーワードを聞き取ることに全神経を集中させました。

全部を聞き取ろうとすると、結局全然聞き取れなくなります。キーワードだけでも把握できれば、話の糸口が掴め、何とか繋がりのある会話となりますが、難行苦行です。

どんな話題に話を持っていくかも、もちろん重要です。聞いたこともないような話題ですと、英語で理解できるはずもありません。昔、昔、インターネット電話でアイルランドのリチャードさんと話していた頃は、日本文化に造形の深いリチャードさんとは、日本映画のことを、よく話しました。

これなら、何とか話を継続することができます。

日本人同士ですら、楽しく会話を継続することは、とても難しいことです。経験と知識、そしてその場の雰囲気を察知して、話題を切り替える機転がないと、気詰まりな沈黙が支配してしまいます。

一生をかけて学ぶしか無いのでしょう。

■ところで、「会話と対話」は、どう違うのか、DeepSeekに尋ねてみました。なるほど。私の英語力では、とても対話はできないことが判明しました。

「対話」と「会話」は、どちらも複数の人が言葉を交わすことを指しますが、その目的、深さ、方向性に大きな違いがあります。

端的に言うと:

  • 会話は、情報交換や雑談など、広く浅いコミュニケーション
  • 対話は、お互いを理解し、何かを共创する深いコミュニケーション

と言えます。

以下に、具体的な違いを対照表で示します。


「対話」と「会話」の比較表

項目会話 (Conversation)対話 (Dialogue)
目的・情報の交換
・雑談、社交
・気分転換、娯楽
・相互理解の深化
・新たな気づきやアイデアの創出
・共通の課題解決や合意形成
深さ表面的・軽いことが多い深い・本質的であることを目指す
関係性特に変化を求めない関係性を構築・深化させる
方向性水平的・拡散的
(話題が次々と移り変わる)
垂直的・集中的
(一つのテーマを掘り下げる)
聞き方自分の話す番を待つことが多い傾聴が不可欠。相手の言葉の背景や感情まで聴く
態度自分の意見や経験を話す自分の意見を保留し、相手の話に開かれた態度で臨む
結果楽しい時間、情報の共有相互の理解の深化、新たな知恵や解決策の創出
・天気の話
・最近見た映画の感想
・仕事の簡単な報告
・人生観についての議論
・プロジェクトの根本的な問題点を探る話し合い
・家族の将来についての熟議

具体例で比べてみる

テーマ: 「週末の予定」

  • 会話の例 A:「週末、何するの?」
    B:「特に予定ないよ。Aさんは?」
    A:「友達と食事に行くんだ。」
    B:「そうなんだ、いいね。どこに行くの?」
    A:「新しくオープンしたイタリアンに行ってみるよ。」
    B:「いいね! 感想聞かせてね。」 → これは気軽な情報交換であり、典型的な「会話」です。
  • 対話の例 A:「週末の過ごし方について、最近なんとなく漠然とした不満があるんだ。」
    B:「どういうこと?もっと詳しく聞かせて。」
    A:「毎週、ただだらだらと過ぎてしまう感じがして…。本当は何か意味のある時間にしたいんだけど。」
    B:「『意味のある時間』って、具体的にどんなことを想像する?」
    A:「うーん…、例えば何かを学ぶとか、誰かと深く話すとか…」
    B:「それって、Aさんは日常に『つながり』や『成長』を求めているのかもしれないね。」 → これは表面的な予定ではなく、「時間の使い方」や「生き方」という深いテーマについてお互いの考えを理解し、新たな気づき(『つながり』や『成長』を求めている)を生み出そうとする「対話」です。

まとめ

  • 会話は、社会生活を円滑にし、人間関係を築くための土壌のようなものです。どちらかといえばが重視されます。
  • 対話は、その関係性をより強固で深いものにし、個人や集団を成長させるための栄養のようなものです。こちらはが重視されます。

どちらが優れているというわけではなく、状況に応じて両方を使い分けることが、豊かなコミュニケーションにつながります。