■20251118(火曜日:晴れ) ( D 279 )

観光客で一杯でした。
■昨日は藤沢で、Ayaあやちゃん夫婦と一緒に、ランチを楽しみました。20時前の便で成田からメルボルンへ帰国する予定でした。いま午前7時2分ですが、もう無事に到着しているはずです。
3週間の休暇を取って、沖縄、香港、そして韓国の釜山を回ったようです。どこも食事は、とても美味しかったと喜んでいました。年に一度の長期休暇を取るために、頑張って働いたようです。
冷房を掛けっぱなしで休み、釜山でBenべんは風邪を引いたようで、Ayaあやはご立腹でしたが、無事に回復すると良いのですが。
■レストランはテーブル席の4人掛けでしたが、SunすんとAyaあやが対面で、Benべんと私が3時間近く英語で会話を続けなければならず、疲れました。正直、彼の話していることの半分程度も理解できていないのではないか、と思えましたが、話の中のキーワードを聞き取ることに全神経を集中させました。
全部を聞き取ろうとすると、結局全然聞き取れなくなります。キーワードだけでも把握できれば、話の糸口が掴め、何とか繋がりのある会話となりますが、難行苦行です。
どんな話題に話を持っていくかも、もちろん重要です。聞いたこともないような話題ですと、英語で理解できるはずもありません。昔、昔、インターネット電話でアイルランドのリチャードさんと話していた頃は、日本文化に造形の深いリチャードさんとは、日本映画のことを、よく話しました。
これなら、何とか話を継続することができます。
日本人同士ですら、楽しく会話を継続することは、とても難しいことです。経験と知識、そしてその場の雰囲気を察知して、話題を切り替える機転がないと、気詰まりな沈黙が支配してしまいます。
一生をかけて学ぶしか無いのでしょう。
■ところで、「会話と対話」は、どう違うのか、DeepSeekに尋ねてみました。なるほど。私の英語力では、とても対話はできないことが判明しました。
「対話」と「会話」は、どちらも複数の人が言葉を交わすことを指しますが、その目的、深さ、方向性に大きな違いがあります。
端的に言うと:
- 会話は、情報交換や雑談など、広く浅いコミュニケーション
- 対話は、お互いを理解し、何かを共创する深いコミュニケーション
と言えます。
以下に、具体的な違いを対照表で示します。
「対話」と「会話」の比較表
項目 会話 (Conversation) 対話 (Dialogue) 目的 ・情報の交換
・雑談、社交
・気分転換、娯楽・相互理解の深化
・新たな気づきやアイデアの創出
・共通の課題解決や合意形成深さ 表面的・軽いことが多い 深い・本質的であることを目指す 関係性 特に変化を求めない 関係性を構築・深化させる 方向性 水平的・拡散的
(話題が次々と移り変わる)垂直的・集中的
(一つのテーマを掘り下げる)聞き方 自分の話す番を待つことが多い 傾聴が不可欠。相手の言葉の背景や感情まで聴く 態度 自分の意見や経験を話す 自分の意見を保留し、相手の話に開かれた態度で臨む 結果 楽しい時間、情報の共有 相互の理解の深化、新たな知恵や解決策の創出 例 ・天気の話
・最近見た映画の感想
・仕事の簡単な報告・人生観についての議論
・プロジェクトの根本的な問題点を探る話し合い
・家族の将来についての熟議具体例で比べてみる
テーマ: 「週末の予定」
- 会話の例 A:「週末、何するの?」
B:「特に予定ないよ。Aさんは?」
A:「友達と食事に行くんだ。」
B:「そうなんだ、いいね。どこに行くの?」
A:「新しくオープンしたイタリアンに行ってみるよ。」
B:「いいね! 感想聞かせてね。」 → これは気軽な情報交換であり、典型的な「会話」です。- 対話の例 A:「週末の過ごし方について、最近なんとなく漠然とした不満があるんだ。」
B:「どういうこと?もっと詳しく聞かせて。」
A:「毎週、ただだらだらと過ぎてしまう感じがして…。本当は何か意味のある時間にしたいんだけど。」
B:「『意味のある時間』って、具体的にどんなことを想像する?」
A:「うーん…、例えば何かを学ぶとか、誰かと深く話すとか…」
B:「それって、Aさんは日常に『つながり』や『成長』を求めているのかもしれないね。」 → これは表面的な予定ではなく、「時間の使い方」や「生き方」という深いテーマについてお互いの考えを理解し、新たな気づき(『つながり』や『成長』を求めている)を生み出そうとする「対話」です。まとめ
- 会話は、社会生活を円滑にし、人間関係を築くための土壌のようなものです。どちらかといえば量が重視されます。
- 対話は、その関係性をより強固で深いものにし、個人や集団を成長させるための栄養のようなものです。こちらは質が重視されます。
どちらが優れているというわけではなく、状況に応じて両方を使い分けることが、豊かなコミュニケーションにつながります。
