■20251207(日曜日:晴れ) ( D 260 )

カツオの燻製を地元の人は大好きです。
■今日も青空が空いっぱいを覆っています。先週は木曜日に帰ってきましたので、その後の混雑は想像通りでした。それでも、休暇でリラックスできたおかげか、気分は快調で気持ち良く、週末の忙しさを切り抜けることができました。
もう、この歳ですから、仕事ばかりの毎日では体力的にもきついですし、と言ってサンデー毎日でも、心身ともに維持管理が大変そうです。何事もバランスが大切なことは、こうして休暇を取ってみると痛感します。
■さて、昨日はNHKテレビで、俳優の近藤正臣さんの生活を伝えていました。と思って調べてみると、以下の通りに記載されていて、昨年放送された番組の再放送でした。
■妻亡きあとに〜近藤正臣 郡上八幡ひとり暮らし〜
放送年度:2024年度
往年の名俳優・近藤正臣( 83 ) 。 岐阜・郡上八幡の自然に魅せられ、2017 年に妻と移住。穏やかな晩年を過ごす…はずだった。
その後、妻が認知症を発症。自身も体調を崩しながら里山でのワンオペ介護を続けていたが、2013 年、妻が死去。伴侶を失った高齢者は、どう生きていくのか。近藤が向き合う「老い」と「孤独」に長期密着。
深い喪失感を抱えながらも、地域の中で“これから”を模索するひとりの老人の日々を見つめる。
■番組の途中からしか自分は見ることができなかったのですが、地域の人々と交流を重ねながら、一人の日々を送る近藤さんの様子は、誰にも訪れる老いを深く考えさせるものでした。
結婚して 43 年になりますが、たぶん今が一番穏やかな結婚生活を送っているように思います。子ども達も皆自立した。夫婦二人とも元気で、それぞれが社会的な役割を果たすことができている。経済的にも、幸い大きな心配を抱えてはいない。
それでも、そんな生活が永遠に続くことはありません。お迎えが、やって来ます。その時必ず、どちらかに孤独が襲いかかります。残されたものの喪失感は、想像するのも恐ろしいほどですが、避けて通ることもできません。
心の準備は必要でしょうが、そんなものは、その場になってみないと、実感などできそうにありません。淡々と全てを受け入れるしか、術は無さそうです。
