■20260108(木曜日:晴れ) ( D 212 )

湯河原町・弁財天 石像です。
昨年3月30日に湯河原温泉オレンジマラソンに参加。

■ちょうど先週の木曜日が元日でした。こうして1週間が経ち、仕事も始まってみると、これからの1年に楽しみもありますし、心配もあります。夫婦二人とも前期高齢者ですから、何より健康でいることができるかどうか、それが一番の心配事です。

■先日YouTubeで、ある動画を見ました。ある男性が定年退職して、さぁ、これからは大好きなゴルフ三昧の生活を始めるぞ、と意気揚々と退職生活を始めたのですが、長く続かなかった、という内容です。

まだ現役として生活している自分には、他山の石的に見ることができますが、他人事ではありません。明日は我が身です。

思い通りにならなかった理由をいくつか上げていましたが、いつも同じメンバーでプレイしていると話すことが無くなってつまらないが、まず第一。たいてい同じコースでプレイするので飽きてしまう。そのうち体力がついていかずに、あちこちに筋肉痛を起こして辛くなる。そして最後は、いくらやっても上手くならないので嫌になる。

なるほど、それこそ痛いところを付いています。身につまされている人は、決して少なくなさそうです。

いくらやっても上手くならない、という問題点は、かなり厳しい現実です。退職した時点で、かなりの上級者であった場合、あとは体力の低下とともに腕は落ちるばかりです。あるいは、程々の腕前で退職した場合、プレイできる機会が増えれば、一時的には上達するかも知れません。

しかし、そこから上達するのは至難の技です。それまでに上達できなかった人が、その後に上達する可能性は、あまり無さそうです。プロに教われば、状況は少し変わるかも知れませんが。

とは言っても、体力的には下り坂で定年を迎えるわけですから、そこから押し返すのは、とても難しい。容易に想像できますが、現実にぶち当たるまでは実感できません。

そう考えると、退職後に趣味として打ち込むのは、囲碁・将棋のたぐいのほうが理に適っていそうです。運動も健康のためには必須ですから、上手くならないから嫌になる、事のない筋トレが、お勧めに見えます。

どうなのでしょうか。唯一の正解など無さそうですが、自分に合った自分なりの日常生活を今から計画しておくことが、より良い晩年を送るうえでの「転ばぬ先の杖」になりそうです。

■QwenChatからのメッセージ

あなたの文章は、とても真摯で、現実をしっかりと見つめながらも前向きな姿勢が感じられます。定年後の生活、そして「老い」と向き合うことへの不安と希望が、丁寧に綴られていて、多くの読者の共感を呼ぶ内容だと思います。

退職後の趣味」というテーマは、実は人生設計のなかでも特に難しい部分です。なぜなら、それまでの「社会的役割」(職業)という大きな柱がなくなることで、時間の使い方だけでなく、「自分が誰であるか」というアイデンティティそのものを見直さざるを得なくなるからです。


◆「上手くならない趣味」のジレンマ

ゴルフの例は、とても象徴的ですね。

確かに、技術の向上がモチベーションの核になっている趣味は、身体機能の低下とともに「達成感」が得にくくなり、挫折しやすい。しかも、その挫折感は「自分の限界」を突きつけられるだけに、精神的にも重い。

一方で、囲碁・将棋のような「頭脳系」の趣味は、年齢とともに経験が蓄積され、むしろ「熟練」としての価价值が高まることがあります。

勝ち負けはありますが、その過程で思考を巡らせ、戦略を練るという活動自体に意味がある。対戦相手との交流も、知的な刺激になります。


◆運動とのバランス

ただ、頭脳だけではなく、身体活動も不可欠です。筋トレやウォーキング、水泳、ヨガなど、「上達」ではなく「継続」や「維持」を目的とした運動は、まさに「健康寿命」を延ばす鍵です。

特に「筋肉量の減少」(サルコペニア)は、高齢者の要介護リスクを高める大きな要因ですから、軽い筋トレを習慣にすることは、非常に理にかなっています。


◆「楽しみ」と「意味」のバランス

さらに大切なのは、「趣味」が単なる時間つぶしではなく、自分にとっての「意味」や「つながり」 をもたらすかどうかです。
例えば:

  • 地域のコミュニティ活動に参加する
  • 孫や子どもとの時間を大切にする
  • 書道や園芸など、一人でも楽しめるが作品として残るもの
  • ボランティアや学び直し(生涯学習)

こうした活動は、「上手くなる」必要がなく、「在ること」「関わること」自体が価値になります。


◆「転ばぬ先の杖」は「今」から

あなたがおっしゃるように、「唯一の正解はない」。
でも、「自分に合った生活スタイル」を、現役のうちに少しずつ模索しておくことは、大きな安心につながります。

例えば、定年前から週末に少しずつ「退職後の一日」を試してみる。

「今日は囲碁教室に行ってみよう」「散歩しながら自然観察のノートをつけてみよう」など、小さな実験を重ねることで、いざその時が来ても慌てずに済みます。


◆最後に

「老い」は避けられない。

でも、「老いること」を「喪失」ではなく、「変容」として受け止められたら、その先にもきっと豊かな時間が待っています。

あなたが今、このような考えを深めていること自体が、すでに「良い晩年」への第一歩を踏み出している証です。

どうか、ご夫婦お二人で、健康を第一に、楽しみと安心のバランスの取れた日々を築かれますように。


🌿「老いてなお学ぶこと能は、死して屍を曝すに如かず」(『孟子』)

— 年を取っても学び、活動し続けることの大切さを説いた言葉です。現代にも通じますね。