2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

投稿者: aiaiganka Page 133 of 314

腐敗

■20220519(木曜日:晴れ)

霧島市の城山公園です。420円で全て利用できます。家族連れで賑わっていました。

■今朝はゆっくりと休みました。6時に目覚まし時計を合わせて、それまで布団の中で、のんびりと過ごしました。二日続けて朝ランニングをしましたので、今日は休養日です。

避難生活も一週間を超えて、8日目に入りました。昨日は久しぶりに歩いていける日帰り温泉に行って、ゆっくりと湯船に浸かりました。気温からすれば、シャワーで済ますこともできることはできますが、やはり湯船に入らないと疲れが取り切れない気がします。

■昨日はいつも愛読している国際ジャーナリスト、田中宇さんの「田中宇の国際ニュース解説」が送られてきました。題名は、「田中宇PLUS:米政治家らに横領されるウクライナ支援金】」です。世界中の市民のみなさんも、可哀想なウクライナの子どもたちのために、心からの義援金を出されています。私も寄付しました。

しかしこの記事を読むと、ウクライナへの義援金が、その一部にしても、かなりいかがわしい輩のために、行方不明になっていることが分かります

ゼレンスキー大統領の演説は、まるで絵に描いたような、映画を観ているような、演出感たっぷりの迫力です。市民ケーンの中の、オーソン・ウェルズと見間違うほどです。

さすがは、元俳優だけのことはあります。しかし、少し考えれば、嘘くさいのは容易に察しが付きます。彼は台本に基づいて演技をしているだけ、と考えると、とても納得がいくのです。

世界中から支援を獲得しながら、大統領の個人資産が毎月1億ドルずつ増えている、という指摘もあります。出演料なのでしょうか。ウクライナ国民の半数は、ヤクザのような極右勢力でなく、むしろロシアのほうがましだ、と思っているという指摘もあります。

田中宇さんも、今回の内容は大切なので無料版も配信したい、と書かれています。その時は、またお知らせします。

言葉は危険だ

■20220518(水曜日:晴れ)

霧島市の城山公園です。420円で全て利用できます。家族連れで賑わっていました。

■今朝も走りました。昨日に続いて連日のランニングです。こんなことは本当に久しぶりです。避難生活も少し軌道に乗ってきましたので、時間の管理ができるようになってきました。

今朝は40分36秒、6.07kmを走り、これで今月は4回のランで23.70kmを積み重ね、目標の88キロまでは、残り13日で64.30kmとなりました。

2日続けて走った記録を探してみると、なんと前回は昨年の9月に3日続けて走ったのが最後でした。体調を崩してからは、臆病になったのか、慎重になったのか、とにかく続けて走ることは避けてきました。

しかし今日、今朝は天気も爽やかで、体調も良かったのでしょう、すんなりと起き出して走ることができました。それにまとめて長い距離を走ることはやめました、とにかく6キロでいいからゆっくりと走ろうと決めれば、精神的にもそれほど負担にはなりません。とりあえず、このペースで続けていこうと思っています。

■さて、今朝の東京新聞文化面には、亡くなられたサッカー日本代表元監督のイビツァ・オシムさんについて書かれています。ノンフィクションライターの木村元彦さん「オシムさんを悼む  民族差別に厳しい視線」。

私も木村さんが書かれた「オシムの言葉」を読みました。その中の、この言葉を紹介しています。

言葉は極めて重要だ。そして銃器のように危険でもある。記者は戦争を始めることができる。意図を持てば世の中を危険な方向に導けるのだから。

これはオシムさんの体験から出てきた言葉だ、と木村さんは書かれています。1990年代のユーゴスラビア紛争の端緒は、各民族の政治家によってナショナリズムがあおられたことで始まったのですが、サッカーがそれに利用されたのです。オシム監督はそうした経験から、このような言葉を語られているのです。

ウクライナでの紛争を報道している内容を聞いていると、果たして専門家と呼ばれる人々が、きちんとした分析をされているのかどうか、とても疑問に思われると共に、テレビ報道の内容が、いかにも浅薄であることにただただ驚くばかりです。

再開

■20220517(火曜日:曇)

霧島市の城山公園です。展望台からは桜島をはじめ錦江湾や鹿児島市街地を一望できます。家族連れで賑わっていました。

■今朝は40分23秒、6.04キロを走りました。先週の木曜日以来、5日ぶりです。今月は、まだ3回しか走っていません。週に1度のペースになってしまいました。

今月は3回のランで17.63kmを走り、88キロの目標までは残り14日で、70.37kmとなりました。どう考えても目標達成は無理です。それでも、とにかく積み重ねをしていくしかありません。

来月の5日には、3年ぶりに千歳JAL国際マラソンに参加します。航空便など、宿も含めて全て準備は終わりました。あとは走り込むだけです。

■5月12日に改築工事が始まり、避難生活が始まりました。それ以来、今日は初めてのランニングでした。必要な物品が、いつもの所にないので、スタートするまでに、とにかく時間がかかって困りました。

それでも、何とか起き出して、生ごみを所定の位置まで運び、準備運動の後スタートしました。今朝はタイマーを20分に合わせて、校庭を走りました。とにかく無事に走り終わって、帰ってくることができ、ホッとしています。

シャワーを浴びて朝食をとり、こうして入力をしています。ペースを掴むまでは、時間がかかりそうです。致し方ありません。とにかくじっと、84日が過ぎるのを待つしかありません。

怪我の功名

■20220516(月曜日:雨)

霧島市の城山公園です。420円で全て利用できます。家族連れで賑わっていました。

■改築工事もDay5です。洗面所とシャワーと、食事は机の上ということで、何とか日常生活が回るようになってきました。ただ電子レンジは、まだ残しておこうと思っていたのですが、古かったので廃棄してしまったようです。時々調子が悪くなりましたが、まだ使用できました。でも替えどきだったようです。

冷蔵庫は移動して廊下で使用できますので、電気ポットでお湯を沸かし、コーヒーと果物と納豆、そして食パン1/2枚で朝食は済ませています。

昨日はリンゴを切っていて、間違えて左人差し指を切ってしまいました。傷パッドをして、医療用のテープで止めて、さらにその上から指サックを今はしています。

左人差し指にゴム製の指サックをしていると、何かと便利です。滑ることがないからです。歳を取り皮膚の水分が減ってくると、滑って困ります。納豆について来る出汁や辛子のパックを開こうとしても、滑ってうまくいかないことが多いのですが、指サックをしていると、すんなりと開封することができます。

意外な効用です。まさに怪我の功名です。なんだかんだ思い通りにならない毎日ですが、致し方ありません。こうしたいわば避難生活の中でも、些細なことで生活を楽しむすべを見つけていくことも、大切なことだと気づきました。



簡明

■20220515(日曜日:曇)

霧島市の台明寺渓谷公園です。清流を楽しみました。観光課客は一人もいませんでした。

■今日は新沼津カントリークラブのBクラス月例です。競技委員としてお手伝いしました。64名の参加がありました。寒からず暑からずで、絶好の天候と言えました。

委員として参加して5年ほどになり、メンバーも次第に顔見知りなってきましたが、私などはまだまだ知らない人のほうが多い状況です。今日は前田さんとご一緒にイン・スタートのスターター役でした。

17番のグリーン脇に修理地があり、ローカルルールを説明するなど、普段には無い内容もありましたが、無事に終えることができました。

■帰ってきて玄関を入るまでは、何の変わりもないと錯覚しますが、玄関を開けた途端、すっからかんになったフロアを見ることになり、改築工事中だということを思い知らされます。

工事開始4日目ですので、次第に避難生活にも慣れてきましたが、湯船に入ることができない上に、キッチンが無いので調理もできません。逆にコンパクトなので、身の回りで全てが済んでしまう、という面では生活が簡明なのかもしれません。

■さて今月は2回しか走っていませんので、積み重ねもできずにいます。明日は何としても走る必要があります。日帰り温泉に行って、疲れを取って熟睡するしかありません。

84日間

■20220514(土曜日:雨)

霧島市の台明寺渓谷公園です。清流を楽しみました。観光課客は一人もいませんでした。

■昨日から雨が降り続いています。天気予報では、今日の午後までは雨脚も強まりそうです。改築工事もDay3。仕事中も天井裏から、ドッタンバッタンと激しい騒音が時折響き、思っていた以上に気になります。

とは言っても前進するためには、致し方ありません。昨日の工事で、かなりの部分が運び出され、残っているのはユニットバスの残骸程度です。システムキッチンは、跡形もなくなりました。

リビングも、がらんどう。二人でコタツに入りながら、毎日夕食後に韓流ドラマを見入った場所も、今ではただの空間になってしまいました。こうなってみると、時間も空間も結局は、無なのだと分かります。仕切ること、そして、そこで過ごすことで意味が生まれるわけです。

工事期間は、84日間。計算してみて、その数字の符号に、ちょっと驚き、ちょっとニッコリ。ヘミングウェイの名作「老人と海」で、主人公が一匹の魚も釣り上げられずにいたのが、84日間だったのです。ネットによれば、

『老人と海』の物語はきわめて単純で、キューバに住む一人の老漁師が84日間もの不漁の後、巨大なカジキを3日間にわたる死闘の末に捕獲するが、その後にサメに襲われ、獲物を食い尽くされてしまうという話である。

84という数字の一致に、何の意味があるわけでもないのですが、高校時代から愛読してきた、この本のことを、まず思い浮かべました。85日目に、何が待っているのか。作品を思い出しながら、楽しみにしているところです。

朝食

■20220513(金曜日:雨)

霧島市の台明寺渓谷公園です。清流を楽しみました。道路を走って逃げているのは、イノシシです。

■今朝は雨です。昨日から本格的な避難生活が始まりました。2階の改装工事のため、3階に移動したのです。全ての生活用品が移動しましたが、台所もお風呂もありませんので、いつもとはだいぶ違う生活です。

今朝はとりあえずポットでお湯を沸かし、コーヒーとリンゴ半分ずつと、私はヨーグルトを食べました。困るのは包丁・まな板などの調理器具、食器やお箸などが、どこへ仕舞ったか見当がついていないことです。

何とかかき集めて、無事に終えました。洗面台とシャワーは、30年以上使用していなかった3階のものを、整備し直しました。立派に利用できるようになりました。何事も手入れが大事だと、痛感しました。

テレビはSunの寝室が一番落ち着きそうなので、そこへ取り付けました。狭い空間の仮住まいなので、テレビを観ることは、ほとんど無くなりそうです。

今朝の朝食も、廊下で一人スマホでラジオを聞きながら、食事を取りました。そして昔々を思い出していました。子供の頃、朝食を母が作ってくれていた台所・食卓で流れていたのは、ラジオ放送でした。もちろんスマホではありません。本物のラジオです。

ラジオのパーソナリティが、様々な内容の事を語っていました。子供心に興味深く聞き入ったこともあります。未だに鮮明に覚えているのは、女優の高峰秀子さんが書かれた自伝「わたしの渡世日記」です。確か週刊朝日に連載後に、1976年出版されました。

ネットで調べてみると、

『わたしの渡世日記』というのは、『週刊朝日』の昭和 50 年 5 月 23 日号~11 月 14 日号に掲載された。西暦で言うと 1975 年であって、高峰秀子( 1924 年~ 2010 年)が 51 歳の時である。

と、あります。連載中にしても、もう大学生ですから、休みで家に戻っていた時に聞いたのでしょうか? その後、本を買って読みましたが、大変面白い本でした。高峰さんの、人柄と文章力の為せる技です。日本映画の草創期から黄金期にかけての物語でしょうか。


朝食はたいてい、目玉焼きとご飯、そして味噌汁だったように記憶しています。慌ただしく食べては学校へ向かいました。そんな母が亡くなって、もうまる6年が過ぎました。こんな時に、思い出すものなのですね。

避難生活

■20220512(木曜日:晴れ)

霧島市の台明寺渓谷公園です。清流を楽しみました。

■今朝は走りました。先週の4日以来ですので、8日ぶりとなります。本当に久しぶりです。もう二度と走れないのではないかと心配でしたが、何とか再スタートをすることができました。

今朝は41分29秒、5.84kmを走り、これで今月は2回のランで11.59kmを積み重ね、月間88キロ走の目標まで残り19日で76.41kmとなりました。エプソンのホームページに接続すると、年間300キロ走達成おめでとうございます、と喜んでくれています。

■昨日までで後片付けもとりあえず終わり、今日から本格的な改築工事が始まります。三階での避難生活の始まりです。三階は整理された荷物で、足の踏み場もないとまではいきませんが、足を踏む場所しかない、と言っても良いほどです。

それでも、まだ三階に逃げ込めるだけ恵まれているのでしょう。多くの場合は家を借りて、駐車場も借りて、工事が終わるのを待たなければなりませんので、本当に大変です。とにかく、8月第1週の引渡しまで耐えるしかなさそうです。

無常

■20220511(火曜日:晴れ)

霧島市の台明寺渓谷公園です。清流を楽しみました。

■今朝は走らずに5時半まで、ゆっくり休みました。昨夜は体がだるくて、片付けをする気には、とてもなりませんでした。Sunが一生懸命片付けているのを分かっていながら、どうにもこうにも、体がだるくてまいりました。葛根湯を飲んで、早めに休みました。

明日12日から、いよいよ改築工事が始まります。そうなると、キッチン、お風呂、手洗い、洗面所などなど、全く使えなくなってしまいますので大変です。とりあえず、三階に避難生活をするしかありません。

廃棄コンテナを用意してもらいましたが、すでに一つは満杯で、昨日引き上げてもらいました。二つ目を、今充填中なのですが、もう間もなく、いっぱいになりそうです。

あと重要な廃棄物は食器です。使っていなかった瀬戸物が、山のように残っています。今日は最後の仕上げとなりそうです。

■さて、昨日の東京新聞「今週のことば」では、愛知専門尼堂長・青山俊菫さんが、兼好法師の言葉を解説してくれています。

花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。

(無常を根底とする文化)

兼好法師

有名な言葉です。私などは、満開に咲いた花をのみ楽しみ、あとは知らん顔というのが、例年の楽しみ方です。兼好法師はもちろん、それではいけない、と説いているのです。花も月も移ろいゆく全てを味わえ、楽しめというのです。そして、青山さんは、こう話されています。

人の命を重ねてみるならば、萌え出づる春の季節、壮年の夏の季節、落葉の秋の季節、冬の荒野にたたずむ冬の季節。

いずれもそこでしか見られない景色を味わい、楽しんでゆこうというのである。

そう言われてみると、今の自分にとって大切なのは、まもなく69歳を迎えようという、今の自分にしか見えないもの、感じられないものを味わい尽くせ、ということかもしれません。

胃がん

■20220510(火曜日:晴れ)

千歳市の青葉公園です。2014年に初めて千歳JAL国際マラソンに参加しました。スタート前、緊張が走ります。

■今朝は晴れています。今週は雨模様の天気が続くとのことで、最初から走るつもりもありませんでした。走る気力が減弱していることには、驚くばかりです。元気が出てこないのです。単なる年齢からくる衰えだけなのか、それ以外の理由なのか、自分にはよく分かりません。6月の第1日曜日には、千歳JAL国際マラソンに参加しなければならないのに、こんな体たらくでは、完走するのは本当に難しくなってしまいます。

■さて、今朝の東京新聞には「胃がん死亡  顕著に減少」。と題してピロリ菌除菌による胃がんの撲滅を提唱してきた、北海道医療大の浅香正博学長が話されています。1997年まで、日本人のがん死亡第一位は胃がんで、塩分の多い食事や喫煙が原因とされてきました。

ところが1980年代にオーストラリアの研究者が胃に生息するピロリ菌を発見し、90年代以降の研究によって、これが胃潰瘍や胃がんの原因になることが確実になってきました。

国際的な研究によって、ピロリ菌は胃がんの原因の8割を占めると発表され、感染者が多い日本では、胃がんの98%がピロリ菌が原因との研究も発表されています。

ピロリ菌は乳幼児期に飲み水などを介して感染しますが、衛生状況が改善されてきた若い年代ほど感染率は低いのです。感染すると、ほぼ全員が慢性胃炎になり、10年以上かけて萎縮性胃炎に移行し、その中の一部が癌を発症するのです。

現在では事実上、全ての感染者の除菌が保険によって可能になっています。こうしたピロリ菌除菌治療によって、胃がん死亡者は劇的に減少しました。

1970年代以降、年間の胃がん死者は5万人前後でしたが、2013年には5万人を切り、2020年には、42,319人と急減しました。

また、国際専門誌で論文を発表した、北里大学の大和田暁子客員研究員によれば、除菌による医療費の削減額は3,800億円にも達するそうです。

「除菌で胃がんリスクが大幅に減り、併せて行う内視鏡検査で早期発見出来るのに、胃がんで命を落とすのは惜しい」と、浅香先生は最後に語られています。定期検診が何より大切だ、ということです。

■胃がんで思い出すのは、名画「生きる」です。主人公の公務員役・志村喬さんが医師から胃潰瘍だと嘘の診断名を告げられ、悩み苦しむ様子は、今ではもうすっかり過去のものになったはずです。

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