2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

投稿者: aiaiganka Page 210 of 315

何百万セット

■20200424(金曜日:晴れ)

岩倉城の武家屋敷の庭です。和紙を作るための材料です。楮(こうぞ)です。

■今朝はゆっくりと休みました。今日も走るつもりで目覚ましだけは合わせたのですが、起き出すことができませんでした。要するに元気が出なかったということです。

日程的に、よほど追い詰められて目標を達成できないかもとなれば別ですが、それ以外では連続して走ることは最近は難しくなってきました。

先日走り始めた時は、今にも雨が降ってきそうな天候だったためか、いつもよりペースが知らずに上がっているのに驚きました。追い詰められると、火事場のクソ力と言いますが、人間には自分でも驚くほどの力が出るもののようです。

■さて新型コロナウイルスの蔓延は、とどまるところを知りません。小池東京都知事はスーパーマーケットの利用も回数を減らして利用するように、という声明を出しています。

私たちはテレビだけを見ていると安倍総理に比較して、小池知事は懸命に対策に取り組んでいるように見えますが、色々調べてみると、実態はかなり怪しいことが分かってきます。

まさに医療崩壊が、いま東京では起きているのですが、東京都はそうした実態を公表しません。どこで何が、どの程度崩壊しているのか、現実はどうなっているのか、それを都民に知らせることなく、口にしているのは不急不要の外出自粛の要請ばかりです。

感染が広がったのは、これまでの都民の行動が悪かったとでも言わんばかりの発言なのですが、もちろんそんなことはありません。

ダイヤモンド・プリンセス号の問題における初動対応の誤りから始まり、適切な行動が国や都によって、延々と取られてこなかった結果なのです。

新型コロナウイルスの危険性を煽ることによって、国民の冷静な判断力を麻痺させ、自らがこれまで犯してきた失敗を隠蔽しているのです。

安倍総理は13日の自民党の役員会で「休業に対して保証を行っている国は世界に例がなく、我が国の支援は世界で最も手厚い」と述べた、とNHKが報道していますが、日本のネット上ではこの発言について、「わざと嘘を言っているの?」、「世界のどこを見ているのか」と疑問の声が殺到しています。

小池都知事にしても同様です。インタビューの中で小池氏はこう語っています。「基本的に医療におけるマスクなどの必要な防護剤は、都として、例えば防護服などは現時点でも何百万セットと用意をしています。あるところにはありますので、ご連絡いただければと思います」と発言しています。

医療関係者が聞けば、腰が抜けそうな話ではないでしょうか。医療現場では何もかにもが逼迫して、まさに今医療崩壊の状態なのです。ところが小池都知事は何百万セットも用意しているから必要だったら連絡してください、などと記者団に危機感のかけらも感じさせることなく語っているのです。

実際には用意もされていないのに準備してあると嘘をついているのか、あるいは医療現場について全くの無知なのか、どちらにしても都民の安全を預かるトップとしての力量に疑問を感じざるを得ません。

しかも、8億、9億という都民の税金を使って、自分が出演することを条件に、コロナウイルスの情報提供、行動自粛を促すコマーシャルフィルムを作成している、という報道もあります。どう見ても都知事選挙を意識しての行動としか思えません。

安倍総理と小池都知事のお2人の行動における類似点は、はっきりとしています。それは、やっているふりをすることです。事実を隠蔽し、更に事実を歪曲し、そして何か国民のために奮闘しているように見えるためのフリだけするのです。

国民は貧しくなり、医療現場は崩壊し、追い詰められていくのです。このトップでは国民は不幸のどん底に落ちるよりないのです。マスコミは、お追従的な報道を繰り返すばかりで、社会の木鐸とは、程遠い存在になってしまいました。

この危機を乗り越える力が、この国には残っているのでしょうか。

朝の名画座

■20200423(木曜日:晴れ)

岩倉城公園内の武家屋敷の庭です。

■今朝は走りました。いつものコースを少し長めに7.6キロメートル走り、これで今月は11回のランで74.60km。残り7日で25.39kmのところまで来ました。

昨日は沼津医師会の理事会メンバーで初めてのZoom会議を行いました。コロナウイルス感染の問題から、なるべく会議はオンラインで行なうという会長の方針のもと、少しずつ前に進んでいます。これまで使用したことがなかったので、皆さんも慣れるまでには少し時間がかかるようです。

基本的なことですが、音声が割れてしまい聞き取りづらくなってしまいましたが、どうやら端末同士をあまり近づけすぎると、お互い干渉してしまうようです。

昨日は二十名近い理事の中、参加できたのは半分未満の先生方でしたが、時間を取って少しずつ参加人数を増やしていけば良いと思います。

スマホでログインしてる先生も結構いましたが、いずれ理事会もオンラインで開催するとなると、資料を端末で確認しなければなりませんので、最低限タブレット以上の大きさがないと、資料の確認が難しいのではないかと思います。そのあたりも皆さんでの確認が必要になってきそうです。

■さて、今朝の東京新聞には「朝の名画座 しばし幕」と題して、各地の劇場で毎日午前10時から映画を上映してきた「午前10時の映画祭ー10FINAL」(主催・川喜多記念映画文化財団、映画演劇文化協会)が3月末で終了した、と報道されています。

2010年から1年ごとに上演作品が選定され、シニア層を中心に「朝の名画座」として親しまれてきたようです。赤字続きを理由に幕となりましたが、主催者は来年4月からまた再開すると発表しています。

10年間で234作品を上映してきましたが、集客順の人気作品を調べてみると、第1位は「ローマの休日」、2位は「ショーシャンクの空に」、3位は「風とともに去りぬ」とアメリカの名作が上位を占めました。嬉しいことに6位に「七人の侍」、そして7位に「砂の器」が入っています。

映画祭の立ち上げから関わってきた川喜多記念映画文化財団の武田和・代表理事は「往年の娯楽映画を、あえて映画館の大スクリーンで楽しんでもらおうと始めた」と振り返っています。まさに仰るとおりです。

私も学生時代には、名画座に本当にお世話になりました。その当時は埼玉県の川口市に住んでいましたので、池袋、そして新宿の名画座に、よくでかけました。乏しい小遣いで楽しむことができて、本当に感謝しています。今はもう廃館してしまったのでしょうか。

佳作座といえば、池袋でしたでしょうか、何度も通いました。一番記憶に残っているのは、オリビア・ハッセーの「ロメオとジュリエット」です。フランコ・ゼッフィレッリ監督作品です。ロメオとジュリエットは、何度も映画化されていますが、私にとっては初めての作品でした。

映画音楽とともに、忘れることができない作品です。音楽は、ニーノ・ロータでしたでしょうか。なんとも言えない甘美なメロディーは、映像とともに永遠に私の心に刻まれています。

ネットで映画を観ることが多くなりましたが、やはり大画面で見る映画は格別です。何十年前でしょうか、東京の映画館で「アラビアのロレンス」を観た時、画面に砂漠の映像が初めて現れた際のあの驚きは、一生忘れられません。砂漠って、なんて美しいのだろうと、びっくりしました。タブレットで観ても、あの感動は得られません。

自分の子供達とも、映画館に何度か一緒にでかけました。銀座の並木座に一緒に出掛けた時には、満員で床に新聞紙を敷いて観た記憶があります。今はもう無くなってしまいました。本当に懐かしく、楽しい思い出の一つです。

終息後の世界

■20200422(水曜日:晴れ)

岩倉城公園です。抜けるような青空でした。

■今朝は走るつもりでいたのですが起き出す元気がありませんでした。昨日走った時に体が重くて参ったのですが、今朝は無理をせずにゆっくり休みました。

昨夜は沼津医師会の理事会があり、様々な問題が議論されました。沼津市では近隣の市町村と協力して夜間救急センターを運営していますが、医師会員だけでは手が足りずに、他県から先生方の応援をいただいています。

しかしコロナウイルス感染症の問題から、なるべく他県からのウイルス流入を防ぎたいという意味から、しばらくは医師会員だけで運営できないか、という検討が行われました。

現実に自分達だけで施設を回そうとすると、当然人手不足ということになります。診療時間が終わってから、翌日の朝までの間、どのような体制で救急診療を維持するかというのは、本当に大変な問題です。

事は急を要しますので、医師会長も焦りの色を隠せませんでした。いずれコロナウイルスが終息した段階で、また他県からの先生の応援を仰がなければなりませんので、信頼関係を崩すわけにもいかず、本当に微妙な問題です。

■さて今朝の東京新聞によれば、米国IT大手のグーグルやFacebookなどに対し、報道機関のニュースをネット上で表示した際に使用料の支払いを義務付ける方針を、オーストラリア政府が発表した、と報道しています。

従わない場合は罰金を科す、とのことです。オーストラリア競争消費者委員会(日本の公正取引委員会)に対し、罰金の額や支払い方法などの草案を7月末までにまとめるよう、政府が指示しました。

こうしたIT大手を巡っては、各国メディアのニュースの詳細を掲載した際は、適切な使用料を著作権を持つ提供者に払うこと、などを盛り込んだ改正著作権法が昨年EUにおいて成立しています。これを受けてフランスが著作権法を改正しましたが、グーグルは支払いを拒否しているようです。

オーストラリアでは新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動が停滞した影響を受けて、メディアの広告収入が減少し、経営環境の悪化で多くの地方紙が印刷停止に追い込まれています。

フレッチャー通信相によれば、人口2,520万人のオーストラリアでは、グーグルを1,900万人、Facebookを1,700万人が毎月それぞれ利用しているとのことです。

同相によれば、民主主義におけるジャーナリズムやメディアの重要性を強調した上で、巨額の広告収入を得るIT企業が、「世界中でメディアに挑戦している」として、こうした状況に対応する必要性を訴えていますが、私も全くその通りだと考えています。

各報道機関が手間ひまかけて作り上げた報道内容を、いわば横取りしているのが、米国IT大手ということです。なぜそんなことが大手を振ってまかり通っているのか、少し考えると不思議な気がします。米国ほど著作権にうるさい国は無いからです。自分たちにとって都合の悪いことは無視して、利益になることは、堂々と主張する。誠にもって、はっきりしています。自分たちに利益をもたらす人々だけを優遇する、我が国の政府と、全く方針が一致しています。

結果として、広告収入の減少から世界中で、中小の報道機関が軒並み閉鎖に追い込まれています。はたしてこうした状況を、適切な競争に基づいた民主主義の結果だ、とどれだけの人が考えるでしょうか。それが正当だ、と考えるとしたら、それこそグローバリズムに洗脳されている、と私は思うのです。

様々な理由をつけて、グーグルやフェイスブックの追い出しに成功した中国は、限りなく聡明です。中国独自の、それに代わるサービスを自前で作り上げたのです。民主主義が無いからできたのだ、とも言えますが、両社が中小の報道機関を軒並み閉鎖に追い込んでいるのが、正しい民主主義社会なのでしょうか。

新型コロナウイルスの蔓延で、世界は大きく変わろうとしています。今までのように、グローバリズムが世界中に幸福と繁栄をもたらすと無邪気に考える人は、もういないはずです。感染終息後に、どのような社会を作り上げるのか、今から私達は考えて置かなければならないのです。

Zoom

■20200421(火曜日:晴れ)

錦帯橋の二大ソフトクリーム店です。佐々木小次郎です。

■今朝は走りました。土曜日に走って以来3日ぶりですので、休養は十分だったのですが、なかなか足が前に出ずに、楽なランニングではありませんでした。今朝も、いつものコースを少し長めに6.91km走り、これで今月は10回のランで66.98km。残り9日で33.01kmのところまで来ました。

それでも記録を見ると、キロ6分28秒で走りきっていますので、決して遅いというわけではありません。キロ6分30秒を切って走れば、私としては充分満足できるスピードなのですが、走っている途中は体が重くてまいりました。

それでも記録を詳しく見てみると、最後の2キロ程はキロ5分台で走っていますので、いつものペースと比べても決して遅いわけではありません。走りながら駆動力の低下を、自分自身では感じていましたが、記録を見ればそれほど悪いわけではなかったようです。気を取り直して、また頑張るしかありません。

今年は40回の記念大会となるはずだった千歳JAL国際マラソンも、新型コロナウイルス感染のために中止となりました。これは私にとって気力の維持という面で大きな打撃です。やはり大会に出るとなると気合いも入りますし、練習にも張り合いがでますが、大会が中止になってしまうとそうはいきません。

どう考えてもしばらくはマラソン大会の開催は無理でしょうから、次回の大会参加は早くて秋口、ひょっとすると来年になってしまうかもしれません。とにかく、それまで継続して毎月100キロを走ることを目標に頑張るしかありません。

■さて新型コロナウイルス感染のために、あらゆる会議が中止に追い込まれています。医師会関係の会合も勉強会も、中止せざるを得なくなっています。静岡県眼科医会の理事会や様々な講習会も多くの人が集まることが難しい為に、ネット上で出来ないかと検討中です。つまりは時代の寵児となったZoomを使ってのウェブ会議です。

先日はSunが準備をしてくれて、群馬にいるTakuの一家とズームで孫の顔を楽しみました。まさくんも元気なことが確認できて楽しいひと時でした。

今夜は沼津医師会理事会が開催されるのですが、次回からはどうやらZoomでの会議となりそうです。静岡県眼科医会も今後検討委員を募って、Zoomによる会議を準備中です。まさに世の中はZoom一色となりつつあります。

慣れていくしかありません。Chromebookで充分Zoomを使いこなせるかどうか、これから検討してみようと思っています。

家族一つ

■20200420(月曜日 雨)

錦帯橋付近の商店街。2つのソフトクリーム店が競っています。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日の天気予報では、今朝の早朝から雨の予報でしたので、溜まっていた疲れもあり無理をせず6時に起床しました。天気予報通り6時過ぎから雨が強まり、今は激しく雨が屋根を叩いています。

新型コロナウイルスの感染も、とどまるところを知らずに全国各地で広まっているようです。

今朝の東京新聞「筆洗」欄では、小津安二郎監督の映画「彼岸花:1958年」を取り上げています。夫婦と娘二人、家族四人で遊びに出かけた箱根で妻役の田中絹代が夫役の佐分利信に、苦しかった戦争だが今は懐かしい、と語る場面があります。

「戦争は嫌だったけれど、時々あの時のことがふっと懐かしくなることがあるの。あなた、ない?」

「私は良かった。あんなに親子四人で一つになれたことなかったもの」

戦争が終わって生活も豊かになりましたが、家族揃って夕飯を食べることもなくなった、それが寂しくてあの頃が懐かしい、と語るのです。

このセリフが最近よく分かるようになった、と筆者は書くのです。

それはもちろん、新型コロナウイルスの感染拡大によって、日本の家族がここまでひとつになれたのは、戦後75年の歴史の中で初めてではないだろうか、と筆者が考え始めたからです。

諸外国の様子を、私はよく知るわけではありませんが、日本の会社員が会社で過ごす時間の長いことは世界的に有名です。もちろん必要な仕事をしているのでしょうが、もう少し工夫すれば家庭で過ごす時間を増やすことは、今まででもできたはずなのですが、意識してそうしないのか、あるいは会社の事情で、そうできないのか。

何にしても、コロナ感染症という、いわば天災が日本の社会を変えることは間違いないでしょう。その時、日本がどんな社会になっているのか。それを作り出すのは、私たち一人ひとりの取り組みの結果なのです。

■子供達が進学のため家を出て、もう10年近くなる我が家では、初孫が生まれて、改めて家族5人で過ごした日々のことを思い返しています。仕事も忙しく、子供達とも毎日てんやわんやの生活でしたが、今になってみると、本当に懐かしく、もう一度あの日に帰りたい、と思う時がないわけではありません。子育てというのは、本当に瞬きをする間だったと、つくづく実感するのです。

創造的休暇

■20200419(日曜日:晴れ)

錦帯橋から見た錦川です。鵜飼が行われます。

■今日は新沼津カントリークラブのBクラス月例でした。大の仲良し、植松さん、甲野藤さん、そして小泉さんと4人で回りました。コロナウイルス感染により緊急事態宣言が発せられ、東京から来られる方はほとんどいませんので、出場者も通常の半分ほどです。来週からは営業形態もガラリと変わり、レストランも閉鎖、風呂場も閉鎖、そして基本的に一カート3人で回ることになるようです。

今日は、とにかく最高の天候でした。抜けるような青空、そして、そよ風が吹き渡り、駿河湾も一望することができました。プレーの方は相変わらず安定しませんでしたが、後半からは大切な点が理解され、それを繰り返すことができましたので、自分ではかなり進歩したプレーができたと感じました。

バックスイングで右腰にスペースをとる点と、バックスイングで左腕をしっかりと伸ばしてダウンスイングに入ること。その二点を繰り返したおかげで格段に安定しました。

スイングは体重移動というよりは左足を軸にして回転運動で打つイメージが自分の体には合っているようです。腰の回転が出来れば自分としては満点のスイングと言えます。最後の点がなかなか難しいのです。

■さて今朝の東京新聞社説には「試練の戦利品を未来へ」と題して書かれています。新型コロナウイルスの蔓延によって、政府の緊急事態宣言が発令され街の様相は一変しました。また人々の行動も変わらざるを得なくなりました。

今まで良いことだと思われていた勤勉な通勤や通学、見聞を広めるための旅行などが、ウイルスをばらまく迷惑行為と批判されるようになったのです。意欲的な姿勢や積極性が悪徳へと転換したことになります。

歴史を振り返れば、こうした世界的な感染症の拡大は、もちろん初めてではありません。14世紀ヨーロッパを襲った、黒死病、いわゆるペストによって、当時のヨーロッパの人口の3分の一から4分の一に当たる2500万人から3000万人が命を落としたと言われています。

中国を支配していた帝国、元の版図拡大などに伴い、ユーラシア大陸の東と西が繋がったのです。当時のグローバル化が疫病を広げたことになるのです。

人口が激減したことによって荘園制度や身分制は徐々に崩壊。次の世代のルネサンスにつながり、近代への扉が開いていきます。

ペストは十七世紀にも再びヨーロッパに広がり、ロビンソン・クルーソーの作者デフォーは、ロンドンだけで十万人が亡くなったと伝えています。

大学も休校になりました。暇になってある学生がいくつかの構想を思いつきます。その一人が万有引力の法則などを突き止めた科学者ニュートンです。「創造的休暇」とも言われているそうです。

私達は生活様式を大きく変えつつあります。電車に乗って会社に行く通勤が当たり前のことでしたが、今では家で仕事をすることも決して珍しいことではなくなりました。いや業種によっては、むしろ在宅勤務の方が効率が上がる場合も散見されるのです。

在宅勤務によって家族との絆が深まる場合もあるかもしれません。今まで当たり前だと思っていたことが、実はそうではないという気づきをもたらす場合も多いかもしれません。

それによって感染の蔓延が峠を越えた時、私達は新しい社会を迎えるのかもしれません。人間も社会も変化するためには、とても大きなエネルギーが必要です。危険を伴う変化などを進んで引き受ける人は稀なのです。組織も同様です。

ましてや社会が変わるというのは並大抵の事ではありません、そういう意味では新型コロナウイルス感染蔓延も奇貨として、私たちは日本社会をより良い方向へ導く責任があるのです。

治安

■20200418(土曜日:雨)

錦帯橋の目の前にある老舗旅館、白為旅館です。

■今週に入って、ある決定がなされました。6月7日に開催が予定されていた、千歳JAL国際マラソンの中止です。

例年ですとギリギリまで事前登録を募集するのですが、今年は新型コロナウイルス感染拡大を受けて、3月中に募集を締め切っていました。そして最終的な中止の決定です。

2014年の第34回大会から毎年参加していた私は、今年も事前申し込みを済ませていましたが、残念ながら連続出場は途絶えました。航空券や宿など、全てキャンセルせざるを得ません。

大会本部もギリギリの検討を重ねたようですが、緊急事態宣言が全国に適応されるとなると、もはや断念せざるを得ないようです。地元はもちろん、全国から参加者が集まるとなると、感染拡大の可能性が高すぎるのでしょう。

ホームページの案内によると、参加費の払い戻しはしない予定だったが、中止の決定が早期に行われたため、可能な限り返却をしたい旨の案内がありました。私としては、返却はなしで結構なので、来年の参加費に充当してもらえると一番助かるのですが、それは難しいのでしょう。

今年の東京マラソンのように参加費の返却はなしで、来年の参加資格は付与、ただし参加費は来年再度支払う必要あり、という方針については賛否両論あります。毎年外れの私は申込みもしていなかったので、一喜一憂する必要もなかったのですが、まさか千歳JAL国際マラソンで、自分がその立場になるとは夢にも思っていませんでした。

昨夜のニュースでは、ここ静岡でも緊急事態宣言適応の影響で、ショッピングモール、とりわけできたばかりのララポート沼津も、今日から臨時休業されるようです。

ある人が言っていたように、まさに中世のような閉じられた世界が、突然現れることになりそうです。日常生活でもバブルが弾けたようなものです。移動手段がジェット機からカゴの世界に、タイムスリップしたかのようです。

県境をまたいでの移動を自粛するように、というお達しは、まるで江戸時代に逆戻りです。年が明けたばかりの元日に、まさか2020年がこんなことになろうとは、誰も想像だにしなかったことです。

■こうなると私が一番心配なのは、治安の悪化です。社会を形成すること無く私達は生活できませんから、社会を維持する上で何よりも重要視されるべきは治安です。

ネット上でも指摘されていることですが、制限なしの現金一律給付について、反対する意見があることは当然です。しかし生活困窮者が溢れるようになると、一番に破壊される可能性があるのは治安です。その時、自分は生活になんの心配も無かったとしても、なんの心配もなく地域社会で生活することなど、誰もできなくなるのです。

アメリカの超富裕層が作り上げている、「Gated Community」、つまり中世のように城壁で街を囲い、警備兵を雇い、部外者を完全に排除した世界を作り上げるしかなくなるのです。

そんな事態になるのなら、何兆円かかろうとも、現金を速やかに一律給付したほうが、ずっと安上がりなのです。反対している人々は、もうすでに城塞の中に暮らしているのでしょうか。

全国へ

■20200417(金曜日:曇)

道の駅 ソレーネ周南です。北九州空港から錦帯橋へ向かう途中で立ち寄りました。

■今朝は走りました。昨日は夕方から雨が降り始め、一時は激しく雨音が聞こえるほどでした。天気予報では今朝には雨は上がっているとのことでしたので、昨夜はそのつもりで早めに休みました。今朝も5時に起きて、いつものコースを6.46km走り、これで今月は9回のランで60.07km。残り13日で39.92kmのところまで来ました。

■昨日の昼休みはロータリークラブの例会も休会でしたので、すんと2人で新沼津カントリークラブのレストランに行って一緒に昼食をとりました。新型コロナウイルス感染拡大を受けて、ゴルフ場も閑散としています。

レストランで食事を共にすることを危険視するプレイヤーも増えて、レストランもガラガラなのです。昨日は13時前にレストランに入ったのですが、私どもも含めて埋まっていたのは3テーブルだけ。昼ごはんと食後のコーヒーを2人でゆっくりと楽しんで帰る時には、お客さんは私たちだけになっていました。

スタッフのみなさんは感染防止のために隅々まで配慮されています。換気を十分取るために窓を開け、そしてお客さんが帰ると、アルコールでテーブルを始め、全ての部分を消毒してくれています。私には危険には、とても思えませんでした。入室する前にも、帰る時にもアルコールで手の消毒をするように準備がされています。

しかし昨夜の安倍総理の緊急事態宣言を全国に適用するという発表のために、来週23日からは新沼津カントリークラブも、今までとは全く違う営業形態になるようです。帰りがけに駐車場の車を見てみると、世田谷ナンバーの車もあり、東京から来ている人もいるようですが、やはり東京からの来訪者は招かれざる客であることは致し方ありません。しばらくは自重し感染を広げないことが求められています。

そうであるならば、地元のメンバーが、やはりクラブを支えるしかないと私には思えるのです。スタッフのみなさんは本当に一生懸命に努力をされています。感染症ですから、正しく恐れることが、何より大切だと感じます。

きちんと検査をして、迅速な隔離を施行していけば、いずれは終息します。どれだけの時間がかかるかは、誰にも分からないのですが。

信用貨幣論

■20200416(木曜日:晴れ)

ソレーネ周南には地産地消の豊富な食材がありました。

■今朝はゆっくりと休みました。一昨日、昨日と二日続けて走りましたので、今日は休養日です。あれだけ違和感や痛みを感じていた右臀部の骨神経痛と思われる症状も、すっかり消え去ってしまいました。

なんだか拍子抜けの感じもしないではないのですが、すんによれば、また再発するそうなので、この後ずっと付き合っていくしかないようです。

以前、神田のお店で作ってもらったオーダーメイドの中敷を入れていた、ランニングシューズの右足だけ外しました。ナイキの厚底ランニングシューズに1月から替えて走っていますが、この中敷が原因かもしれないと思い、藁にもすがる思いで外したのですが、どうやらあまり因果関係はないようです。

■さて新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、営業自粛が余儀なくされ、破綻寸前の小規模独立事業主が増えています。飲食業などを中心に破綻の瀬戸際に追い込まれています。

コロナウイルスの感染で命を落とさなくても、経済的に追い込まれている人が増えているのです。

安倍総理はこうした危機的状況に対して『我が国の支援は世界で最も手厚い』と、堂々と発言されているところが、どうにも救いがありません。

どうしたら日本が活力を取り戻せるのかという問題に対して、以下のページは私たちに力を与えてくれるのではないでしょうか。

中野剛志さんに「MMTっておかしくないですか?」と聞いてみた

中野剛志:評論家

私は経済学が専門ではありませんので、もちろん記載されていることの正しさについて語れるわけではないのですが、読みながら、なるほどその通りだなと納得できるのです。そして何より、とても興味深いのです。

少なくとも、この30年の日本の経済の歩みを振り返れば、中野剛志さんのおっしゃる通りの展開になっていることは間違いありません。かの有名な MMT 理論について分かりやすく解説されています。

ああ、そうなのか、と目からウロコの説明が続きます。例えば、

要するに、貨幣は「特殊な借用証書」だというのが「信用貨幣論」なんです。

ぜひ上記の記事をお読みになることをお勧めします。読んでいて、とても面白いです。

私が初めてこの考え方に触れたのは、れいわ新選組の山本太郎代表の演説を聞いてからなのですが、山本代表は参議院議員に当選後、こうした理論を学び、どうしたら国民が豊かになれるかを真剣に考えたに違いありません。

間違いなく一つ言えることは、このデフレの20年間、政府は国民に投資してこなかった。アメリカのポンコツ戦闘機を爆買していることに代表されるように、無駄遣いは散々してきたにもかかわらず、一番大事な国民への投資を怠ってきた。

どの面下げて、『我が国の支援は世界で最も手厚い』などと公言できるのか、その厚顔無恥ぶりには、ただただ驚き呆れるばかりです。

こうした MMT 理論に対して、田中宇さんは懐疑的ですし、もちろん100%鵜呑みにすることが正しいかどうかは分かりません。しかし、この理論にかけてみるしか、今の日本に残された再生の道はないように私には思えます。

間違いなく言えることは、今のままでは、日本は落ちぶれて、国民は貧しくなるばかりだ、ということです。

想像力

■20200415(水曜日:晴れ)

ソレーネ周南の裏手の風景です。心休まる里山です。

■今朝も走りました。昨日に続いていつものコースを走り、これで今月は8回のランで53.60km。残り15日で46.39kmのところまで来ました。今朝は6.44kmをゆっくりと走りました。とはいっても、キロ当たり6分22秒で走っていますので、自分としては決して悪いペースではありません。

今朝の最低気温は7度とのことで、走るにはちょうど良い条件です。空も晴れ渡り、空気も澄み渡り、本当に走るには絶好の季節です。今朝は走った後にいつものとおり、ストレッチをしたのですが、額から汗が滴り落ちてきました。これまでは走っても、そこまで汗が出ることはありませんでしたので、気温も少しずつ上がってきているのでしょう。

走っている間の40分余りの間に、人と行き交うことはほとんどありませんので、東京などと違って、コロナウイルスの感染を心配する必要はありません。家に引き込もらなければならない東京の人々は、本当に大変だと思います。

特に子供さんたちは外で遊ぶのが当たり前ですから、家の中にいて、もしもゲームばかりをしているとしたら本当に可哀想です。そんな生活を押し付けている大人達の責任を誰も問いませんので、これも困ったものです。

東京都における営業自粛に伴う補償問題において、いわゆる接客業、風俗業の方にも保証するかどうかの問題が提起された時に、某テレビタレントが自分が払った税金がそんな人達に行くのは許せない、という趣旨の発言をしたそうです。こうした発言を聞くと、この某タレントにおける決定的な想像力の欠如と他者への思いやりの無さを感じざるを得ないのです。

その点における第一人者が安倍総理に違いありません。ひょっとすると安倍総理は、国民が生活に困っているという現実が想像もつかないのかもしれません。つまり生まれてからこの方、お金で困ったことも、生活に行き詰まったこともなかったのでしょう。そうであれば当然のことながら、他者が、そのような問題で苦しんでいるということまで、想像することはできないのです。

安倍総理の大学時代の恩師が安倍晋三という人間について、二つの無があると言ったのは有名な話です。「無知」と「無恥」です。しかし、私がマスコミを通じて、安倍総理の言動を見て感じるのは、むしろその点よりも、欠落しているのは、国民生活への想像力と、そして何より国民に対する愛情だと思うのです。そう考えないと総理の言動は理解できません。

国民に対する愛情が欠落した指導者を頂いている国民ほど、不幸なものはありません。この7年間に、いかに国民が幸福から遠ざけられたかは、このコロナウイルス感染問題で露になったと私には思われるのです。

つまり、この7年間の間に多くの日本人は、きっと日本は強靭になる、豊かになるという夢を見てきただけなのです。ところが消費税の増税によって経済は落ち込み、さらにコロナウイルス感染で、日本の現状がまさに剥き出しになりました。化けの皮が剥がれただけのことなんです。夢の終焉です。

これは東京オリンピックが無事に終わったとしても、その後に待っていた現実なのかもしれません。いい加減、私たちは目を覚ますべきなのです。国民を幸せにするフリだけをしている指導者を、交代させねばなりません。

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