2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

カテゴリー: ゴルフ Page 15 of 22

決意

■20200505(火曜日:晴れ) Determination

富士通沼津工場の桜です。

■連休も今日で終わりです。明日は休日当番日ですので、朝から仕事です。ということで、今日は最後の休日でしたが、どこか遠くへ行くことはできませんので、手近な所ということで、大の仲良し4人でゴルフを楽しみました。

ゴルフ場は車で15分ほどですので、本当に助かります。今日は大の仲良し、長倉さん、坂口さん、甲野藤さんの4人でラウンドしました。前半は相変わらず安定しませんでしたが、後半は少し問題点を克服できて、44回と45を切ることができました。バックからのプレイですので、自分としては上出来です。

レストランが閉鎖している為に、昼食はサンドイッチのみでした。ということで8時14分スタートで12時15分には、もう上がっていました。

私はよく知らないのですが、海外でのゴルフ場の状況をよく知っている方によれば、昼食をレストランで取ることはあまりないようですので、前半と後半の間の昼食の時間の過ごし方が全く異なるようです。海外のゴルフ場では簡単なハンバーガーみたいなものを食べて、そのままプレーを続行しますので、今日のように4時間から5時間の間で、一日のプレイの全てが終わってしまいます。

一旦こうしたプレーのスタイルを経験してしまうと、多くのプレーヤーが途中で昼食のために1時間以上時間を潰すことが無駄に感じるようになるのではないでしょうか。ゴルフ場としてみれば、昼食の際に食事代を消費してもらえる方が売り上げにも貢献するのでしょうが、こうした緊急事態において普段経験できない一日を過ごすと、多くのプレーヤーの考えが変わるかもしれません。

■コロナウイルス蔓延のために、生活様式が色々変わってきました。今までは当たり前だと思っていたことが、無駄とまでは言えないものの、実は違うスタイルでも過ごすことができることが分かると、感染が終息した時に社会の様式が大きく変わる可能性があると思います。

もちろん一番大きな生活様式の変化は、在宅勤務に違いありません。あの殺人的な山手線の通勤時間帯の混雑というものは、永遠に無くなることはないと考えられていましたが、こうした非常事態の下で止むを得ず在宅勤務をしてみると、あの地獄のような通勤時間が、なんと無駄だったのかと思えてくるから不思議です。

社会もそうですが、私たち自身もよほどの強い力が加わらないと日常生活を変えるのはとても困難です。習慣を変えることは自分自身が生まれ変わることと同じですから、余程の事がない限り実現するのは不可能です。

何かを成し遂げる人というのは、そうした極端な状況でなくても、自分自身の生活習慣を変えることができる人に違いありません。そこまで自分を追い込むことができる人はまれなのです。どん詰まりにならないと人間は変わることなどできません。

そういう意味では、コロナウイルス危機というのは、多くの人の人生を変えるのではないでしょうか。もちろん良い意味で変わることもあれば、マイナス面に変わってしまうことも多いと思います。しかし、こればかりは逃げようがありません。立ち向かうしかないのです。

終息した時に、果たして社会はどんな様相を呈しているのでしょうか。新しい社会、そして新しい人生がどのようなものになっているのか。それは人生を変えるのだ、という一人ひとりの決意にかかっているのです。

Determination

Today is the end of the consecutive holidays. I am on duty tomorrow, so I have to start working in the morning. So, today was my last day off, but I couldn’t go anywhere far, so I went to a nearby place and enjoyed playing golf with four of my best friends.

The golf course is only a 15 minute drive away, which is really helpful. Today, four of my best friends, Mr. Nagakura, Mr. Sakaguchi, and Mr. Kounodou, played the round. The first half of the tournament was as inconsistent as ever, but I was able to overcome a few problems in the second half and was able to get a score of 44 to get under 45. I played from the back tee, so I did a good job.

Due to the restaurant being closed, the only lunch we had was a sandwich. So it started at 8:14 and was already up by 12:15.

I’m not familiar with it, but according to those who are familiar with the situation on golf courses abroad, it seems that lunch is not often taken at restaurants, so the way lunch is spent between the first and second half of the day is quite different. On foreign golf courses, you eat something like a simple hamburger and then continue playing, so the whole day’s play is over in between four and five hours, as it is today.

Once they experience this style of play, I suspect that many players will find it futile to kill an hour or more for lunch on the way out. As a golf course, having the cost of the meal consumed at lunch may help sales, but a day out of the ordinary in an emergency situation like this may change the mindset of many players.

Because of the spread of the coronavirus, the way of life has changed in many ways. I think it is possible that the style of society could change drastically when the infection is over if we find out that what we used to take for granted is actually possible to spend time in a different style, although not to say useless.

The biggest lifestyle change, of course, has to be working from home. The murderous Yamanote Line commute congestion was never going to disappear forever, but when I have no choice but to work from home under such an emergency situation, I find myself wondering what a waste that hellish commute was.

It is very difficult for us to change our daily lives without a strong force of our own, just as it is for society. Changing a habit is akin to being reborn, so it’s impossible to do it without a great deal of effort.

The people who get things done must be the ones who are able to change their own habits, even if they are not in such extreme situations. It’s rare for people to be able to push themselves that far. It is impossible for a human being to change without getting stuck in a rut.

In that sense, I think the coronavirus crisis is going to change the lives of a lot of people. Of course it can change in a good way, but I think it can also change in a negative way in many cases. However, there is no way to escape from this. We have no choice but to take a stand.

What will society look like when the infection comes to an end? The new society, and what the new life will look like. It depends on each person’s determination to make a difference in their life.

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想像力

■20200503(日曜日:曇)imagination

富士通沼津工場の桜通りです。

■今日から4連休です。とは言っても6日は当番日ですので、結局は三連休でお終いです。昨日は東名高速道路の混雑の様子をみる機会がありましたが、まさに閑散です。橋の上から上り・下りの様子を見渡しても、数台が走行しているだけで、大晦日ではないか、と錯覚するほどでした。

緊急事態宣言を受けて、みなさん外出を自粛しています。現在の状況ではやむを得ないのでしょうが、ケチな公的補償しかない状態で営業できない自営業の皆さんは、本当に大変です。いわゆる給料取りには分かりづらいと思いますが、会社が潰れない限りは、あるいは公務員であれば、国が潰れない限りは収入が途絶えることはありません。

一律給付金について安倍総理は、自分たちのような公務員は、緊急事態宣言が発せられたからといって、なんの影響もないのだから公務員に給付金を支給するのはおかしい、といった趣旨の発言をされています。確かにその通りなのでしょう。

たぶん安倍総理には、収入が絶たれるということがどういうことなのか、想像できないのではないでしょうか。これまでの人生で、そうした状況に陥ったことがあるとは思えないからです。経験したこと以外のことに対処するには、想像力を動員するしかありません。もし想像力の乏しい最高責任者がいた場合、国民は本当に不幸です。議論が噛み合わないからです。

今の国会での議論を見ていると、政府側の答弁には国民への思いやり、あるいは愛がはっきり欠損しています。総理も副総理も、たまたまなのでしょうが、同じような人生を歩み、その上想像力の翼を欠いています。これから国民は、さらに塗炭の苦しみを味わうことになります。

選挙の結果が、全てなのです。

■昨夜は県眼科医会の理事数名でオンライン会議、Zoomでの会議を初めて行いました。川村会長が準備をして下さり、合計4名での出発でした。今後予定されている様々な会議を、今までのように会場で行うのではなく、オンラインで運営することができないか、という検討会議でした。講演も含まれますが、Zoomの画面共有機能を使用すれば、演者のパソコン画面上のプレゼンの内容を全員で見ることができます。

この危機を乗り越えたとき、昔と全く同じような行動をみなさんが取るとは思えません。仕事の仕方も大きく変わるはずです。

imagination

It’s my fourth consecutive holiday from today. However, since I am on duty on the 6th, I will end up having three consecutive holidays. Yesterday, I had a chance to see the congestion on the Tomei Expressway, and it was just deserted. Looking up and down from the top of the bridge, there were only a few cars driving by, giving the illusion that it was New Year’s Eve.

In response to the declaration of the state of emergency, everyone has refrained from going out. The current situation may be unavoidable, but it’s really hard for self-employed people who can’t operate with only stingy public compensation. I think it’s hard for the so-called salary takers to understand, but as long as the company doesn’t go out of business, or if you’re a civil servant, as long as the country doesn’t go out of business, your income won’t be cut off.

Regarding the uniform benefits, Prime Minister Abe has said that it is strange to provide benefits to civil servants because they are not affected by the declaration of a state of emergency. This is certainly true.

Maybe Abe can’t imagine what it would mean for his income to be cut off. This is because I don’t think Abe has ever been in such a situation in his entire life. The only way to deal with anything other than what you’ve experienced is to mobilize your imagination. If there is a chief executive with little imagination, the public is truly unhappy. It’s because the arguments don’t bite.

Watching the current debate in the Diet, there is a clear lack of compassion or love for the people in the government’s answer. Both the Prime Minister and the Deputy Prime Minister, who just happen to be living the same kind of life, and yet lack the wings of imagination. From now on, the people will suffer even more searing pain.

The outcome of the election is what it’s all about.

Last night, several board members of the prefectural ophthalmology association held an online meeting for the first time in Zoom. President Kawamura prepared the meeting, and there were four members in total. It was a discussion meeting to see if it would be possible to run various future meetings online instead of at the venue as we have been doing. Meetings include talks, but Zoom’s screen sharing feature allows everyone to see the content of the presentation on the speaker’s computer screen.

I don’t think you will act in the same way as you did in the past when you got over this crisis. It will make a big difference in the way you work.

行動制限

■20200429(木曜日:晴れ)

錦帯橋から見た錦川です。鵜飼が開催されます。

■今日は昭和の日。休日です。大の仲良し、長倉さんと長倉さんの友人である羽切さんと3人でゴルフを楽しみました。しかしコロナウイルスの問題から全く異例の一日でした。

まず、レストランが閉鎖されていますので、昼ごはんはおにぎり二つと小さな唐揚げ二個。そしてお風呂も閉鎖されていますので、プレーが終わるとそそくさと帰宅するという一日でした。

前半と後半、それぞれ2時間ずつということで、8時7分スタートだったのですが、12時半までには終わってしまいました。

天候は最高でした。暖かく風もそれほど強くありませんでした。爽やかで、一体どこにコロナウイルスがいるのだろうかと思うほどでした。とは言っても、マスクはするし、途中で何度もアルコールで手を消毒するといったあんばいで、本当に異例の一日でした。

プレーの方は、久しぶりにバックティーからのプレーでしたが、これまで取り組んできたフォームの改造が、ようやく実を結びつつあるようです。名人・長倉さんから、少し飛距離が伸びたね、と褒めてもらって嬉しい一日でした。

前半・後半ともに48回。合計96回で上がることができました。バックティーからのプレーであることを考えると、自分としては上出来かもしれません。長倉さんは調子が出ないとは言っても、上がってみれば84回と、さすがはシングルです。

羽切さんとは初めてご一緒させていただきましたが、11番ホールでいきなりバーディーを取られ、あまりにお上手なのにびっくりしました。パッドがとてもうまいのです。やはり上手な人はグリーン周りが違います。

残り50ヤードまでは同じ打数で来たとしても、そこから上がるまでに、どうやっても1打の差がついてしまうのです。それが続けば、結局上がってみると二桁以上の差ができてしまうのです。それでも収穫の多い一日でした。

■さて、オーストラリアのコロナウイルス感染の状況はどうなのかと思い、ベンに連絡をしてみました。返事をもらったのですが、オーストラリアは日本よりも、ずっと厳しい行動制限があるようです。

まさに不要不急の外出はできないようで、場合によっては罰金を課せられることもあるようです。ベンは基本的に在宅勤務をしていて、庭で野菜を栽培したりして、気を紛らわしているようですが、ストレスも溜まるのでしょう。犬を飼うようになって、2人プラス1匹の生活とのことでした。

ニュージーランドでは、行動制限が解除され、経済活動も少しずつ元に戻りつつあるようですが、実態はどうなのでしょうか。

田中宇さんの分析記事を読むと、武漢の病院が最近、院内の病院関係者と通院者、退院者らを対象に抗体検査を実施したところ、過去にコロナに感染したことがある(コロナの免疫を持っている)人は約3%しかいなかった、と書かれています。つまり、集団免疫確立には、とても及ばないということです。

封鎖を解いて行動制限がなくなれば多くの人が行き交うことになりますが、このような状態では外国との交流は難しいようです。再度の感染爆発が起こる可能性もあります。以前のように多くの中国人が海外旅行を楽しむ、ということはまだまだ難しいようです。

ニュージーランドにしても、海外との人的交流はしばらくは様子を見ながらということになります。つまり活発な経済活動が戻るまでには、まだまだ相当の時間がかかるということです。

人の移動が制限され続ける限り、以前のような経済状態には戻れません。リーマンショックを超える不況がやってくる、という予想も、あながち大げさでもないようです。

これから大きな社会的変化が我々を襲い、コロナ後の新しい社会に適応することが、世界規模で求められるようです。

創造的休暇

■20200419(日曜日:晴れ)

錦帯橋から見た錦川です。鵜飼が行われます。

■今日は新沼津カントリークラブのBクラス月例でした。大の仲良し、植松さん、甲野藤さん、そして小泉さんと4人で回りました。コロナウイルス感染により緊急事態宣言が発せられ、東京から来られる方はほとんどいませんので、出場者も通常の半分ほどです。来週からは営業形態もガラリと変わり、レストランも閉鎖、風呂場も閉鎖、そして基本的に一カート3人で回ることになるようです。

今日は、とにかく最高の天候でした。抜けるような青空、そして、そよ風が吹き渡り、駿河湾も一望することができました。プレーの方は相変わらず安定しませんでしたが、後半からは大切な点が理解され、それを繰り返すことができましたので、自分ではかなり進歩したプレーができたと感じました。

バックスイングで右腰にスペースをとる点と、バックスイングで左腕をしっかりと伸ばしてダウンスイングに入ること。その二点を繰り返したおかげで格段に安定しました。

スイングは体重移動というよりは左足を軸にして回転運動で打つイメージが自分の体には合っているようです。腰の回転が出来れば自分としては満点のスイングと言えます。最後の点がなかなか難しいのです。

■さて今朝の東京新聞社説には「試練の戦利品を未来へ」と題して書かれています。新型コロナウイルスの蔓延によって、政府の緊急事態宣言が発令され街の様相は一変しました。また人々の行動も変わらざるを得なくなりました。

今まで良いことだと思われていた勤勉な通勤や通学、見聞を広めるための旅行などが、ウイルスをばらまく迷惑行為と批判されるようになったのです。意欲的な姿勢や積極性が悪徳へと転換したことになります。

歴史を振り返れば、こうした世界的な感染症の拡大は、もちろん初めてではありません。14世紀ヨーロッパを襲った、黒死病、いわゆるペストによって、当時のヨーロッパの人口の3分の一から4分の一に当たる2500万人から3000万人が命を落としたと言われています。

中国を支配していた帝国、元の版図拡大などに伴い、ユーラシア大陸の東と西が繋がったのです。当時のグローバル化が疫病を広げたことになるのです。

人口が激減したことによって荘園制度や身分制は徐々に崩壊。次の世代のルネサンスにつながり、近代への扉が開いていきます。

ペストは十七世紀にも再びヨーロッパに広がり、ロビンソン・クルーソーの作者デフォーは、ロンドンだけで十万人が亡くなったと伝えています。

大学も休校になりました。暇になってある学生がいくつかの構想を思いつきます。その一人が万有引力の法則などを突き止めた科学者ニュートンです。「創造的休暇」とも言われているそうです。

私達は生活様式を大きく変えつつあります。電車に乗って会社に行く通勤が当たり前のことでしたが、今では家で仕事をすることも決して珍しいことではなくなりました。いや業種によっては、むしろ在宅勤務の方が効率が上がる場合も散見されるのです。

在宅勤務によって家族との絆が深まる場合もあるかもしれません。今まで当たり前だと思っていたことが、実はそうではないという気づきをもたらす場合も多いかもしれません。

それによって感染の蔓延が峠を越えた時、私達は新しい社会を迎えるのかもしれません。人間も社会も変化するためには、とても大きなエネルギーが必要です。危険を伴う変化などを進んで引き受ける人は稀なのです。組織も同様です。

ましてや社会が変わるというのは並大抵の事ではありません、そういう意味では新型コロナウイルス感染蔓延も奇貨として、私たちは日本社会をより良い方向へ導く責任があるのです。

本当の意図

■20200412(日曜日 曇)

道の駅での数々の惣菜、お弁当です。お腹がいくつあっても足りません。

■今日は月例競技の競技委員を務めましたが、ゴルファーの間でのコロナウイルスに対する認識というか、危険度の考え方は様々なようです。

レストランで共に食事をすることも危険なので、食事なしでプレーをさせてほしい、いわゆるスルーでプレーさせて欲しいという方もいれば、弁当を用意して自由に食べさせて欲しいと言われる人もいるようです。

あるいは極端な方は、東京からの客とは一緒にプレーしたくない、と言われる人もいます。

風呂についても同様です。風呂に入っただけで感染してしまうと恐れている方がいるようで、風呂に入らずに帰る方も増えているようです。副支配人によれば、風呂も閉鎖した方が良いか検討しているとのことです。

いわゆる3密を避けることはもちろんですが、一番危ないのはウイルスの付いた手で顔を触ることによって、目、鼻、口の粘膜からウイルスが感染することだ、とイギリスの先生は言われています。

ゴルフ場ではレストランのテーブルはもちろん椅子なども、お客さんが席を離れると、すぐにアルコールで消毒をしています。入り口には、もちろんアルコールが置かれていて、プレイヤー自身が自分の手を消毒できるように配慮されています。

感染しているかどうかの検査ができない現状では、誰が感染しているのか感染していないのか確認のしようがありません。みんながそれぞれ疑心暗鬼になっている訳です。

感染を確認するPCR法の確からしさが、それほど高くない現状では問題があるにしても、やはり、とにかく簡便に検査ができるように国がしっかりと対応しないと、不必要な恐怖感ばかりが増幅されて、社会は混乱するばかりです。

検査体制がいつまでたっても確立されないのは、怠慢というよりも意図的としか思えません。政府の本当の意図は、どこにあるのでしょうか。

昨夜のNHKスペシャルでも、コロナウイルスに対する日本の対策委員会の活動ぶりが報道されていました。家に帰ることも出来ずに、缶詰状態で対応に追われているスタッフの皆さんは本当に大変だと思います。

ただクルーズ船の問題以来、日本政府の対応は世界とは異なり日本独自の対応策を取ってきた、と報道されていましたが、結果として感染拡大が封じ込められたのであれば、日本独自の対策は素晴らしかったと結論されるのでしょうが、結果として感染拡大を抑えることができず、非常事態宣言が出されるまでになったとすれば、やはり日本独自の対応は問題があったと結論せざるを得ません。

その点に対する総括がなされていないように思われたのは、とても不思議でした。独自対応のどこに問題があったのか、きちんと総括、反省しない限り、また同じことを繰り返す危険性が高いのではないかと私には思われるのです。

左腰

■20200409(木曜日:晴れ)

道の駅 ソレーネ周南での海の幸です。

■今日は仕事をお休みにして、大の仲良しと一緒にマスターズ月例杯に出場しました。初めての経験です。いつも一緒に遊んでくださる大の仲良し、坂口さん、甲野藤さん、井上さんと4人でプレイしました。

コロナウイルスの関係で東京方面の方が、かなりキャンセルされたので出場人数も当初の半分ほどでした。天候は最高でした。途中、半袖でプレーしても、ちょうど良いくらいの気温でした。風もそれほどなく、最近には珍しく天候に恵まれました。

インからの8時36分一番スタートで、前半は46、後半は52。トータル98と、自分としてはまあまあの出来です。

プレー中、心がけたのは右の壁をしっかり作ることと、左の腰の回転を意識することでした。ドライバーショットからサンドウィッチによるアプローチまで、その二つの点を忘れずにプレーしようと思ったのですが、全てのショットにそれが適応できた訳では、もちろんありません。

それでも、その二点をしっかりと意識できた時は、今までとは全く違うと言っていいほど、飛距離も方向性も安定していました。

そして何より目に見えて変わったのは、弾道の高さです。左の腰の回転からスタートするイメージでスイングすると、とにかくボールが高く上がります。自分でスイングしながら驚くほどでした。

ドライバーショットも何度か曲がりましたが、しかし以前とは異なり、格段に確率も良くなり、飛距離も2割以上伸びたように思います。

今日のティーグラウンドはレギュラーティーでしたので、いつものようにバックティーからではありませんので、コースの距離が違ってきます。そのために精神的なストレスが、ドライバーショットでまるで違ってきます。ティーグラウンドに立った時の風景が、かなり変わるのです。不思議なもので、それだけでも随分と異なってきます。

仲間の皆さんには、私よりもずっと年齢的に先輩でありながら、ショットの力強さも飛距離も、私よりも数段上の方がたくさんいらっしゃいます。本当にすごいものだと感心するばかりです。

■今日はグリーンをオーバーしてからの難しいアプローチショットを3度寄せてパーを拾えたのは収穫でした。

例えば12番ショートホールでは、第1弾を右奥に外してしまい、強い下り傾斜のグリーンに向かってアプローチしなければなりませんでした。しかしサンドウィッチでのアプローチは、オッケーパーの距離にピタリと付きました。本当に、ここしかないというワンポイントに落とすことができました。これもやはり左腰の回転を優先することで、確率がグッと上がりました。

また16番のロングホールでは第3打が、120ヤードほど残りましたが、ちょうど木がグリーンを遮っており、インテンショナルフックをかけて7番アイアンで打ちました。少し大きくてグリーンをオーバーしてこぼれましたが、下り斜面のグリーンに向かっての9番アイアンでのアプローチショットが、これまたピタリと決まり、オッケーパーでした。

また最後のホール9番のロングホールでは、やはり第三打をオーバーしてしまい、これは最高難度の難しいアプローチショットとなりました。20ヤード以上あるラフを越えてグリーンに乗せ、しかもピンはグリーンエッジから5ヤードほどのところに切ってありましたので、文字通りグリーンエッジに高いボールでピンポイントに落とさないと、寄るのは不可能だという状況でした。ランニングアプローチも考えたのですが、ラフが深く、これはサンドウィッチで高く上げてピンポイントに落とすしかないと決断して左腰の回転を意識し、振り抜きました。これがなんと狙った通り、グリーンエッジに落ちて、ピンまで1.5メートル程に寄ったのです。そしてパットを沈めて、見事にパーを拾いました。

今日はこのようにグリーンをオーバーしたにも関わらず、下り傾斜の難しいアプローチを、何度かぴたりと寄せることができたのは大きな収穫でした。手だけで打とうとすると、ミスショットをしてしまうのです。

ただしパットがいけませんでした。やはり手だけで打ってしまうと、強すぎたり弱すぎたり安定しません。両肩と手で三角形をしっかりと作り、左肩そして右肩というイメージで、しっかりと真ん中でボールを捉えれば、大きなミスはしないことが分かりました。

色々収穫のあった一日でした。

貧困化

■20200405(日曜日:晴れ)

北九州空港の様子です。エレベーターで三階に着きました。三階から見た二階の様子です。

■今日は久しぶりのゴルフでした。いつも教えていただいているシングルの手塚さんと田中さんとご一緒にプレーすることができました。

7時前に到着するように家を出たのですが、ゴルフ場に着いてみてビックリ。駐車場はガラガラで私が三台目か四台目でした。今日の来場者は80名足らずとの事で、4人一組で行けばカートが20台。アウトとインで、それぞれ10台ずつほどという来場者です。

沼津ゴルフクラブに出かけた友人の話では、昨日の土曜日は結構混んでいたようです。新沼津カントリークラブも、昨日はそこそこ来場者があったようですが、こんなに空いている日曜日は、私は初めての経験でした。

今日一緒に回ってくださった、手塚さんはお仕事で東京へお出かけになることが多いのですが、新幹線もやはり空き空きとのことで、先日などは一車両に7人か8人しか乗っていないので、全員を数えられたというのです。本当に驚きました。

当然のことながら東名高速道路も空いているようです。普段とは全く異なる状況のなのです。

■オーストラリアがどんな状況なのか、あやちゃんに連絡を取ってみましたが、ここ数日本格的な寒さがメルボルンを襲ってきたようです。オーストラリアではロックアウトになって、つまり都市封鎖が行われて2週間ほどになるそうですが、在宅勤務をしている方も多いようです。

東京でも、志村けんさんの死去以来、みなさん恐怖におののき始めたようです。基礎疾患を持った方、あるいは高齢者の方は身近な脅威として感じ初めているのでしょう。

経済への打撃も深刻なものがあり、1929年の大恐慌以来のことではないかと戦々恐々です。日本は昨年10月の消費税の増税以来、景気が完全に下り坂に落ち込んでいたところに、コロナショックですから、まさにダブルパンチでダウン寸前です。

この20年のデフレによって、若い世代が貧困化しています。今や20代で貯金ゼロという人が6割近くいると言われています。派遣労働の連続では貯蓄も容易ではありません。多くの日本人が貧しくなってしまったのです。

それが政治の責任であることは明白です。逆に言えば、政治を変えれば、まだまだより多くの日本人が普通の生活をできるだけの力を日本は持っているはずです。一刻も早く政治を変えるしか、この国を生まれ変わらせることができないのです。

培養肉

■20200308(日曜日:雨)

ベトナム枯葉剤被害者についての古典です。

■今日は新沼津カントリークラブ弥生杯Aクラスの月例でした。競技員としてお手伝い致しました。

残念ながら、日中は雨が降り続き、寒さも手伝って最悪の状況でした。最後までプレーされたのは合計22名の方でした。

午前中プレーしたものの、天気予報によれば雨が上がる様子はないので、さすがに切り上げた方も何人もいました。午後の2時過ぎからは雨も横殴りとなり、一日中雨に祟られた日曜日でした。

■さて、今日の東京新聞読書欄では「クリーンミート 培養肉が世界を変える」が取り上げられています。

本書は動物肉を試験管内で増やす「細胞農業」のスタートアップ状況を紹介したもので、試験管内で作る動物製品をめぐる熱い戦いを紹介したノンフィクションである。またこれに群がる投資家たちの動向も興味深い。

どこの国でも国民が豊かになると肉食が普及します。特に牛肉を食べることが、いわば豊かになることの証のようになっています。

ところが、牛肉というのは1キロを作るために9キロの飼料が必要になる、と言われるほど無駄が多いというか、環境への負荷が大きいのです。

また牛たちが病気にならないように、早く成長するようにと抗生物質が多量に投与されていることにより、耐性菌の発生を促進する危険性も高いのです。

牛肉というと牛の放牧という光景が思い浮かびますが、アメリカなどでは実は鶏の飼育、つまりブロイラーのように牛を育てて牛肉を生産していることは、あまり知られていません。

肉が柔らかく美味しいうちに屠殺するために、2歳程度で牛肉が市場に提供されていることもあるようです。そうした現状を知ると牛肉も食べる気持ちが失せてしまいます。

この本では、培養肉について書かれているようですが、アメリカでは大豆を中心とした植物タンパクから、人工肉を製造する会社が大きく業績を伸ばしています。ハンバーグなどで食べる分には、ほとんど食感が変わらず、判別ができないとする報告も多いのです。

健康のためにという意味で、ベジタリアンを中心に植物性の食品を好んで食べる傾向が広がっているようです。

日本ではまだまだ口にすることは難しいようですが、いずれアメリカの流れが日本にも伝わってくるのは間違いありません。

しかし、その原料となる大豆は結局のところ、アメリカから輸入することになりますし、アメリカでは遺伝子組み換えの大豆がほとんどでしょうから、その辺りは健康にとってどうなのか、疑問な点も大いにあります。

これに関しては、意外な情報もあります。ロシアの極東地域は大豆の一大産地。日本の年間大豆輸入量300万トン余りの7割はアメリカからの輸入ですが、ロシアからの輸入は微々たるもの。地の利に加えて、ロシアでは遺伝子組み換え大豆の栽培が禁止されているのは、国民のために有益な点です。

どうみても、ロシアからの輸入量を増やすほうが、国民の利益になりそうですが、そうはならないところが、思考停止に陥っている日本の悲しい現実です。

悟り

■20200301(日曜日:曇)

2月に行った北海道旅行の食事です。

■今日から3月弥生です、つい先日大晦日を迎え、元日の朝が来たと思ったら、もう3月です。カレンダーは2ヶ月単位で作られていますので、これで一枚を破いて二枚目に移ったことになります。

今年に入って1月、そして2月と連続して月100キロ走を達成することができました。一旦途切れてしまうと、なかなか再開するのは難しいのですが、なんとかまた軌道に乗りそうなことにほっとしています。

■今日は本当でしたら静岡で、コメディカル講習会の司会と1時間の講習をしなければならなかったのですが、コロナウイルスの関係で中止となりましたので、思い切ってゴルフに出掛けました。

最近は月例などの大会に出場するのであれば、否が応でも出発しなければなりませんので躊躇することはないのですが、今日のように誰とも約束をしていた訳では無い場合には、家を出るまで今日はやめておこうかと、めげてしまうのが正直な心境です。

先月の最後の連休が、まさにそのような心持ちで、結局行くのをやめてしまいました。風も強いし寒いし、ということでめげてしまったのです。今日は寒さや雨の心配はありませんでしたので、その点だけは安心でした。

家を7時ちょうどに出ましたので、到着したのが7時20分頃でした。この時間ですと、いつもの仲間は、もう組を作り終わっていますので、途中入れてもらうことができませんでした。

ということで、今日は初めてのメンバーで回ることになりました、御殿場にお住まいの杉本さんご夫妻でした。3人でのラウンドは初対面でしたので、最初はぎこちなかったのですが、途中からはとても楽しく語らいながら回ることができ、またぜひ一緒に回りましょうと言っていただいて最後は別れました。

プレーの方は相変わらずひどかったのですが、後半になってあることに気づきました。悟りを開いたと言っても言い過ぎではないほどです。今までナイスショットをした時に、自分でどうしてナイスショットが打てたのか、よく分かっていなかったのですが、今日はその点について、ある閃きが得られたのです。

しっかりと左肩を入れてバックスイングをとった後に、ダウンスイングのスタートをどこから始めていいのか、よくわかっていませんでした。左肩からスタートするというイメージが、今日の後半で分かってから、格段にショットが安定し、飛距離も伸びました。

左肩をアドレスの位置に戻してから手を振り始める、というイメージです。これがとても重要だということに気づきました。まさに悟りと言っても良いほどの効果でした。このことによって、スウィングが詰まってしまうことがなくなりました。

つまり、しっかりと最後まで振り切れるようになったのです。この効果は絶大でした。このことに集中してスイングするようになってからは、ミスショットがほとんど無くなりました。次回のプレーが本当に楽しみとなりました。

ララ

■20200216(日曜日:雨)

新千歳空港上空から見た様子です。ゴルフ場は閉鎖状態です。

■今日は朝から雨でした。久しぶりの新沼津カントリークラブBクラス月例出場だったのですが、いかんせん天候が悪すぎました。結局ハーフだけ回って競技は打ち切り、お風呂に入って食事を取りながらの表彰式となりました。

大の仲良し甲野藤さんが見事3位に入賞し、今日たまたまご一緒した杉山さんも4位に入賞し、私達の組の4人のうち2人が5位以内に入賞という素晴らしい成績でした。

自分自身は全くひどいスコアで、最初の一番ホールで第1打は見事にチョロ。右に左にOBも重なり、本当に酷いスコアでした。月例への出場は3ヶ月ぶりでしたでしょうか、コースを回るのは久しぶりなので、まあこれも致し方がない、と次回を楽しみにするしかありません。

要は、フォームが身についていないのです。打つたびにバラバラですので、このスコアは致し方ありません。

■さて今日の東京新聞「昭和遠近 短歌に見る時代相 第6話 島田修三」は、なかなか身に詰まされる内容でした。「学校給食、敵国の支援に複雑な思い」です。山田あき歌集『紺』1951年の一首が紹介されています。

ゆたかなる ララの給食煮立てつつ 日本の母の 思いはなぎず

この一首は、栄養豊かなララの支援給食を煮立てながら、日本の一人の母親として私の思いは和むことがない、と歌っているのです。

ララとは、『アジア救済連盟の略称で、アメリカの複数の民間団体が連携し、窮乏する日本を始めアジア諸国にララ物資といわれた食料、医薬品などを供与した』と、あります。

島田さんは、しかしこうも書かれています。

一首が歌うように、ララ物資の給食は当時ではさぞ栄養豊かだったろう。栄養失調の危機に瀕する子供のためにはありがたく思いつつも、つい昨日までの敵国から受ける施しに母の心は穏やかではないのだ。

母親たちの思いは複雑です。戦争拡大に向けて、国家は母親達に産めよ殖やよと檄を飛ばし、将来の兵力の増強を目指したのです。そして敗戦と共に、この子供達を飢えさせ、かつての鬼畜米英の親玉から情けを受けているという母親の意識は複雑に屈折したものであったに違いない、と島田さんは指摘しています。

この屈折感は、実はその子供達にも影を落とし、後年まで引きずることになったとも指摘しています。

島田さんは昭和32年から38年まで東京の区立小学校に在学しましたが、ずっと給食で育ちました。忘れがたいのはララのミルク、脱脂粉乳だと書かれています。

ララの脱脂粉乳は特に粗悪で、本国では家畜の飼料用だったことを後になって島田さんは知りました。あの酷い不味(まず)さは、まさにそうだからなのだろうと納得したのです。納得はするが、心中は決して穏やかではない、という島田さんの気持ちは、同じ経験をした私にもよく理解できるのです。

日本人はいまだにこの屈折感あるいは屈辱感から立ち直っていないようにすら、私には思えるのです、精神的な整理整頓がきちんと未だに済んでいないのではないか。そして、その心の屈折感が、対米従属に甘んじながらもアジア諸国に対して居丈高に振る舞う私達の精神的な根っこになっているのではないか、とすら私は感じているのです。

■今日は北陸地方で春一番が吹きました。南風が吹いたのです。ところが明日からは大荒れの天候が予想されています。西日本では大雪が予報され、ふだん大雪など降らない地方でも、被害が心配されています。

今日で月の半ばが過ぎましたので、そろそろ月100キロの目標達成を気にしなければなりません。明日の朝は雨にはならないという予想ですので、なんとしても走って積み重ねをする必要があります。

一昨日には今年の直木賞を獲得した小説「熱源」が届きましたので、読み始めました。北海道の白老町にあるアイヌ記念館を作者が訪れたことから、この小説が芽生え始めた、という新聞記事を読みました。私自身も一昨年、千歳JAL国際マラソンを走った後に白老町のホテルに投宿しました。残念ながら、アイヌ記念館は訪問しなかったのですが、縁を感じます。

また宗谷岬から見た樺太は忘れることができません。二度訪問したのですが、最初の訪問で宗谷丘陵から、沖合に見事に見ることができました。本当に泳いで渡れそうにすら感じる距離なのです。

小説の舞台になっている樺太が、どんなところなのか、読み進めるのが楽しみです。

■現在20:00ですが、激しく雨が断続的に降り続けています。今夜いっぱいは、こんな天候が続きそうです。明日の朝には、間違いなく上がってくれていると信じて、明日は早起きするつもりです。

今日配信されてきた、田中宇さんの以下の記事は必読です。

世界に蔓延していく武漢ウイルス

事態が一刻も早く収束してほしいと願っていますが、現実は厳しいようです。政府の対応が後手後手に回って、いまや手遅れに近い状態になりつつあるようです。感染する母集団が大きくなれば、重症化率が低いとはいっても、犠牲者が増えることは容易に予想ができます。

アメリカは早い時期から中国からの人の出入りを遮断していました。日本では、そうしなかったのです。観光面などへの配慮があったのかもしれません。しかし今となっては、後悔先に立たず、となっています。深刻化しないことを願うばかりです。

東京マラソンの開催は難しそうですし、中止すべきだと私には思えますが。

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