2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

カテゴリー: 残日録 Page 56 of 152

ハンガー

■20220505(木曜日:晴れ:こどもの日)

苫小牧市のメイン通りの街路樹です。最初に千歳JAL国際マラソンに参加した年は、ここに泊まりました。

■昨日は大掃除が一段落したところで、箱根に向かいました。宿の順番が当たっていたのです。Nonちゃんたちが行く予定だったのですが、仕事が忙しく出掛けることができないので、二人で代わりに出掛けることになりました。

16時半頃、家を出ました。道路の混雑を心配したのですが、思ったよりは空いていました。1時間20分ほどで到着しました。付属の駐車場は一杯とのことで、周囲の空いている道路上に止めてください、とのこと。

部屋に行き、そうそうに準備の後、お風呂に向かいました。温泉には何度入ってもホッとします。源泉の白く混濁した湯船に入っていると、芯から温まります。やはり箱根は思ったよりも涼しいと言うか、寒いほどでした。

途中で買っておいた夕飯を、二人での楽しく食べることができました。改築のための大掃除は、まだまだこれからです。そんな話をして、早々に休みました。

■今朝は6時に起きて朝風呂に入り、簡単に朝食を済ませて帰宅しました。道路は空いていました。途中、富士山が箱根の坂道から、綺麗に望むことができました。

帰ってきて、さっそく大掃除に取り掛かりました。二階を改築するために、三階に避難生活をすることになっています。家具などを一切合切三階に避難させなければならないのです。これは、大仕事です。

取り掛かってみて、まず驚いたのは、利用していない衣服類が、山のようにあることです。そして廃棄するハンガーが、渦高く積み重なったことに、呆れました。何という無駄な生活をしていたことか。

■さて田中宇さんが、無料版を続々と配信してくれています。大型連休も休まずに仕事をしているのではないか、と心配になるほどです。世界の現状から目が離せず、一人でも多くの日本人に、今起こりつつあることをリアルタイムで知って欲しいという、ジャーナリストとしての強い義務感からの行動に違いありません。

同盟諸国とロシアを戦争させたい米国
2022年5月5日   田中 宇

アメリカは本当に、戦争中毒の国だと感じます。一刻も早く、世界が多極化したほうが、無駄な命が失われずに済むのです。

テレビ脳

■20220427(水曜日:雨)

昨年のGWに出掛けた鳥取県「道の駅:琴の浦」です。海産物が所狭しと並んでいます。フグです。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日から雨が続いています。6時に目覚ましが鳴り、起き出してからビニールゴミを所定の位置まで運ぶために、玄関を出ました。雨は降っていませんでした。

新聞をとって家に戻り、朝食の準備を始めました。ウクライナでの戦争が始まって以来、食料品の値上がりが顕著です。日本は殆どの小麦を輸入に頼っていますので、影響は甚大です。日本で自給できる食料品を食べるようにすることは、国防の問題ですらあります。

調べてみると、「国産小麦 82万トン。輸入小麦 488万トンうち、アメリカ(49.8%)、カナダ(33.4%)、オーストラリア(16.8%)で、この3カ国でほとんどを占(し)めています」と、あります。

日本人は幸か不幸か、こうした危機感を共有しているとは思えません。輸入してしまえば良いのだという考えに、洗脳されているとすら思えるほどです。

輸入小麦の半分をアメリカから購入していますが、アメリカの要求に従って、残留農薬の基準を日本は大幅に緩和しました。他の国では、国民の口には決して入れることのないような、高い濃度の農薬が残った小麦が、日本人の食卓に上っているのです。実に、おかしなことだと思います。屈辱的ですらあります。

多くの農産物をアメリカから輸入している訳ですから、相手の要求に屈してしまうのは、致し方ない面もありますが、大切なのは、そうした無理難題を押し付けられた時に、対応できるだけの代替案を、常に模索していなければいけないということです。

アメリカに対しては、まさに平身低頭と言わんばかりの交渉態度では、国益を守ることはできないでしょう。日本の交渉担当者が、誰の利益を守るために交渉しているのかを、しっかりと国民自身が見守る必要があるのです。

■さて今朝の東京新聞には、イーロン・マスク氏がツイッターを買収することに関しての、記事が掲載されています。「言論の自由でフェイク拡散懸念」「アカウント凍結に慎重。トランプ氏復帰の憶測も」と題して、ワシントンから特派員が報告しています。

書き出しは、こうです。

アメリカ電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、短文投稿サイト・ツイッターを買収する見通しとなった。

中傷や偽情報の拡散が世界的に問題になる中、マスク氏は投稿規制の大幅な緩和を示唆。追放されたトランプ前大統領が復帰するとの観測も浮上し、対立と混乱を生む懸念をはらむ。

つまりは、トランプ前大統領の発言は偽情報だ、いわゆるフェイクだ、と言わんばかりの論調なのです。

ある発言を一方がフェイクだといい、方やそれと反対の意見をフェイクだと言い合っている訳ですから、どちらが本当なのか、わけがわかりません。まさに藪の中です。

トランプ前大統領が訴えていたことをフェイクだ、と断定していたアメリカのマスコミも、実はかなり偏っていたことは、様々な識者が指摘しているところです。

要は、どちらを信じるかということになります。両側の意見を聞き、読み、そして、どちらがより理にかなった主張をしているのかを、自分の頭で考えるしかないのです。マスコミの多くの主張が、事実とは正反対の主張を行なっていることは、実は決して珍しくはないのです。

私たちは今こそ、しっかりと自分の頭で考える習慣をつけていかないと、本当にテレビ脳になってしまいます。かつて評論家の大宅壮一さんが、テレビばかりを見ているとバカになる、と言われていましたが、まさに慧眼の持ち主だったと言わざるを得ません。

ブックオフ

■20220426(火曜日:曇のち雨)

昨年のGWに出掛けた鳥取県「道の駅:琴の浦」です。海産物が所狭しと並んでいます。イワシです。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日の朝、走りましたので、今日は休養日です。6時に目覚ましを合わせて起きだし、生ごみを所定の位置に運んで、新聞を取り、家に戻りました。

今日は、午前中いっぱい学校検診です。自分の子供達が小学校に通っていた頃に比べると、最近は生徒数も激減し、検診をする立場からすれば、取られる時間もずっと減りました。以前は大きな学校では、2日がかりで検診をしていましたが、今ではそのような、マンモス校は私の担当の中にはありません。

それでも、今日出かける学校は生徒数がかなり多いので、午前中いっぱいは掛かりそうです。8時10分には、出かけなければなりませんので、7時半を過ぎた今、こうして慌ただしく書き込みをしている状況です。

今日は昼休みに、先日から後片付けをしている本を、さらに整理しなければなりません。ただ捨ててしまうのも、もったいないので、ブックオフに持って行こうかと考えています。断捨離は、本当に大変です。

断捨離

■(日曜日:曇)

昨年のGWに出掛けた鳥取県「道の駅:琴の浦」です。海産物が所狭しと並んでいます。イカです。

■今日は一日、休養日です。天気予報では、午後から雨になる模様ですが、家の後片付けをしなければなりません。5月から改築工事が始まりますので、それまでに不要となったものを、整理しておかなくてはいけないのです。断捨離です。

32年間住んでいた家ですので、不用品でいっぱいです。考えただけで、めまいがしそうですが、とにかく片付けるしかありませんので、少しずつ取り掛かるつもりです。

先日は、不要になったパソコンを処理してもらうために、「リネットジャパン」に送りました。リネットジャパンは環境省認定を得た、自治体と連携したパソコン無料回収のサービスです。申し込むと、規定のダンボールをを送ってくれます。それに詰めて返送すると、きちんと処理してくれますので安心です。データーは、もちろん自分で消去しておく必要はありますが、依頼すれば実費でデータの消去も行ってくれます。

小型家電なども処理してくれますので、私は使わなくなった、無線LANルーターも同梱しました。しっかりした認定業者ですので、とても安心です。しかも、ほとんど無料ですので、これもまた助かります。

■さて、昨日は2人で日帰り温泉に行って一杯やって帰ってきたのですが、ニュース速報で、観光船遭難のニュースを報じていました。

北海道知床沖で、26人の乗客乗員を乗せた観光船が消息を絶ったのです。昨日の午後、26人が乗った観光船から、船首部分から浸水し沈みかかっている、との通報があり、海上保安庁の航空機と巡視船が現場に到着しましたが、観光船は見つからず、26人の捜査が続いていました。

海水温は2度から3度ということですので、とても長期にわたって漂流できる温度ではありません。しかし、今日になって4人の方が発見、救助されたというニュースが伝わっています。無事であれば良いのですが、本当に心配です。

知床半島は昨年2人で出かけた場所です。東を根室海峡、そして西をオホーツク海に囲まれ、豊かな自然に恵まれ、世界遺産にも指定されています。

私たちが昨年の7月に出かけた時には、東側の羅臼町に立ち寄りました。観光船に乗ろうかとも思ったのですが、旅程の関係で時間が合いませんでした。船の出発時刻を待っていると、宿泊予定の宿までたどり着けなくなる可能性があったのです。晴天でしたが風も強く、少し肌寒いほどでした。

今回の観光船は斜里町にある、ウトロ漁港から出ていますので、知床半島の反対側ということになります。今の時期でも海水温は2度から3度ということですので、やはり北海道は寒いのです。心から無事を祈るばかりです。

横浜赤レンガ倉庫

■20220422(金曜日:雨)

昨年のGWに出掛けた鳥取県「道の駅:琴の浦」です。海産物が所狭しと並んでいます。のどぐろです。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日は昼休みに、ロータリークラブの例会があり、終了後早々に家に戻りました。改築工事の契約があったのです。

いよいよ、リフォームのスタートです。工事は来月から始まるのですが、あと片付けを始めなければいけません。30年以上溜まった垢のようなものを、洗い落とさなければならないのです。

すでに必要のなくなったものが、山のように堆積しています。これを整理するのは、なかなか大変です。

今の年齢でリフォームするのは、もったいないような気もしますが、いずれはしなければならない、終活を少し早めに始めると考えれば意味はあるでしょう。

夕食は久しぶりに回転寿司に行きました。食材が何もかも値上がりして、貧弱化していることに驚きました。これから、この流れは益々強まるはずです。

■さて、夕方になり雨も降ってきましたが、風邪のひき始めのようなゾクゾク感が出現しましたので、早めに葛根湯を飲みました。我が家では、ゾクゾクときたら葛根湯なのです。のんちゃんに教えてもらったか、すんに教えてもらったか、定かではないのですが、我が家では定番です。そして、確かによく効くのです。

昨日は、夜の8時頃に一服飲んで、寝る前に、さらにもう1服飲みました。今朝は6時に目覚ましを合わせてあったのですが、5時に目が覚めてしまいました。でも、心地よく眠りを楽しむことができました。

夢の中で、なんの歌でしょうか、自分が歌を歌っているのです。我ながら、なかなか良い声で歌っていました。夢の中で歌を歌っていることが、何を意味するのか、私にはもちろん分かりませんが、悪い気分ではありません。特段良いことがあったわけでもないのですが、何か心が軽くなったというか、つかえていたものが取れたというか、不思議な思いです。

■さて、今日の東京新聞26面には、「横浜赤レンガ倉庫」について書かれています。

横浜港に望む観光スポット「横浜赤レンガ倉庫」が今月、開業から20周年を迎えた。明治末期から大正期に造られたレンガ造りの倉庫は、昭和の終わりとともに役割を終えたが、文化・商業施設となった今も面影を保ち続ける。

来月の大型連休開けから改修工事のため順次休館するが、その間も恒例となったイベントは野外の広場で開催し、港のシンボルとして歴史を刻んでいく。

と書かれています。もう何年前になりますでしょうか、家族で休日に、この赤レンガ倉庫に出かけたことがあります。昼ごはんを食べて、見てまわった記憶がありますが、定かではありません。

このような倉庫跡の観光施設といえば、小樽も同様です。小樽では、ガラス工芸のお店がたくさん入っています。地域それぞれの特色があって、しかも、この倉庫跡というのは、なかなか趣があって良いものです。

時代が変わり役割を終えた、こうした施設が生まれ変わって、また地域の名所になっていくのは、とても素晴らしいことだと思います。古きものこそ、新しきものなのです。私達の地元も、こうした発想で、更に魅力に磨きをかけて欲しいものだと、つくづく思います。

彩り

■20220420(水曜日:晴れ)

昨年のGWに出掛けた鳥取県「道の駅:琴の浦」です。海産物が所狭しと並んでいます。ヒラメです。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日の朝、走りましたので、今日は休養日です。暖かい布団の中で、目覚ましが鳴ってから、ウトウト、そしてグズグズしているのは、実に贅沢な幸せだと感じます。

別に、何をしているわけではないのですが、何もしていない、その時間が至福なのです。そんな時間も、せいぜい15分ほどでしょうか。いつまでも、こうしていたいと思うのですが、それ以上はできません。

6時15分には起き出して、ビニールゴミを所定の位置に置いて、家に戻りました。いつもの朝食を、作る準備を始めました。

コーヒー一杯とヨーグルトに少しイチゴジャムを入れ、くるみパン2分の一枚に、納豆をのせます。納豆には、おからパウダーを小さじ1杯入れ、えごま油をさらに小さじ4分の一杯入れて、188回掻き回します。

果物としては、ポンカンを半分とキウイ半分です。Sunと二人で分け合っています。Sunはコーヒーと果物だけ食べるのが流儀です。

いつの頃からでしょうか、こうして私が二人分の朝食を用意しています。いつの頃かは、覚えていません。慣れてしまうと、面倒なことは少しもありません。

どんな果物を二人で食べるか、そして切り分けた果物を、どう盛り付けるか、それも楽しみの一つです。例えばポンカンとキウイですと、コントラストがあって彩りが鮮やかです。ポンカンとリンゴでは、コントラストが出ません、バナナとポンカンでも同じではないでしょうか。バナナでしたら、ぶどうと一緒の方が彩りが良いと思います。

大した材料ではないのですが、組み合わせだけでも、色々考えるのは楽しいものです。

■さて、今朝の東京新聞の社説には「戦争とヘイト ロシア人差別 許されぬ」と題して書かれています。

ウクライナ侵攻後、日本国内で暮らすロシア人に対する中傷や嫌がらせが相次いでいる。憎悪犯罪ヘイトクライムにほかならない。政府は看過せず差別を許さぬメッセージを発するのは当然だ。

と書き出されています。

2月24日以降、NHKのニュース見ると、まずはウクライナの情勢を報道しています。そして、ウクライナがロシアに一方的に侵略されている、という描き方になっています。つまりは意図して、ロシアに対する嫌露感情を煽っている訳です。新聞にしても同様です。双方の言い分を検討して、公平に報道するという姿勢は見られません。

ウクライナ最後の防衛の砦として、アゾフ大隊の戦いぶりを、まるで褒め称えるかのごとく、NHKが報道していたことには大変驚きました。NHKが、ここまでするとは、本当に驚くべきことです。

アゾフ大隊のことを、少しでも調べていれば、こうした報道ができるはずはないのです。NHKのあり方というものを、真剣に考え直す必要があります。

今、世界では記録的な物価高によって、庶民が苦しい生活に追いやられています。そのことを、まず報道すべきだと私は思うのですが、そこから国民の目をそらすかのごとき、こうした報道は、心あるジャーナリストから見ると、本当に悲しむべきことだと感じます。

もちろん、それは日本だけでのことではなくて、この問題の火付け役である、アメリカでも同様のようです。ウクライナに武器を供給し、戦争が、いつまでも続けば兵器産業は、ぼろ儲けです。

どこかの本で読んだのですが、まさにアメリカは戦争中毒なのです。世界中のどこかで戦争が起きていないと、国が回っていかない、そんな国になっているのです。日本にいると、そうした言葉は決して耳に入ってきませんが、いずれ世界が変われば、私たちはその実態を、知ることになるはずです。

ふりだけの敵視

■20220415(金曜日:曇)

庭の柿の木が、青葉で覆われました。

■今朝は起きるつもりで、目覚まし時計を合わせてあったのですが、ちょうど睡眠のリズムが悪いところで、目覚ましが鳴りました。レム睡眠中だったのでしょうか。夢も見ていましたし、きっと目もキョロキョロ動いていたのでしょう。骨格筋の筋活動も低下していて、弛緩した状態だったのです。

体がだるくて、起き出して走り出そう、という元気が出ませんでした。起き出して、無理して走っても害になることはないのでしょうが、とにかく、そうした気力が湧いてこないのです。もう一度、目覚ましを1時間後に合わせて眠りました。

ノンレム睡眠、レム睡眠の周期は90分から120分程で、朝方になるにつれてレム睡眠の持続が長くなって、夢も見ることが多いようです。一晩の睡眠全体では、約20%がレム睡眠とのことです。

まぁ、致し方ありません。天気と相談しながら、走れる時に走っていくしかありません。土曜日、そして日曜日も走ることは可能ですので、どちらかに、少し長めに走ろうかと思っています。

■さて、愛読している田中宇さんが、解説記事をまた公開してくれています。

田中宇の国際ニュース解説 無料版 2022年4月14日
田中宇:中立が許されなくなる世界

ウクライナ戦争によって、今はヨーロッパの状況が注目されていますが、実はアジアにおいても同様の変化が起きつつあります。つまり、米英側につくのか、そうでないかという踏み絵を迫られているのです。

アジアでは、二者択一を迫る峻厳な踏み絵は、まだ示されていませんが、いずれ日本も、そうした選択をしなければならない可能性があると、田中さんは指摘しています。

田中さんは将来的に米英側が迫ってくる、踏み絵の選択について、以下のごとく、まとめられています。日本人が、そのことをしっかりと理解の上、心して選択しないと、国の行方を間違える可能性が高いのです。

ロシアは、日本がAUKUSに入るかどうか注目している。日本がプロの戦争屋を気取ってAUKUSに入って中国敵視を強めたら、プーチンが中国に代わって日本を制裁するために、サハリンから日本に輸出している液化天然ガスもルーブルで払えと言い出すかもしれない。

プーチンや米英はプロの戦争屋だ。日本は違う。戦後の日本は、戦争屋になることを徹底的に否定し続けることでうまく繁栄を保ってきた。今後もできるだけそれを続けた方が良い。今後の国民生活を考えると、ロシアや中国への敵視も「ふりだけ」にするのが良い。

しかし、マスコミにあおられた国民が果たして、「ふりだけ」の演技をすることができるのかどうか。私は悲観的にならざるを得ないのです。

妄想

■20220414(木曜日:曇り)

子どもたちが通っていた小学校の校庭です。

■今朝は、ゆっくりと休みました。一日おきに走る計画を立てていますので、今日は休養日です。

昨夜は、新年度から新しく就任された、静岡県眼科医会会長とZoomで会談しました。私が担当することになっている講習会について相談したのです。

本当に楽になりました。メールでやり取りするだけでも、もちろん良いのですが、お互い顔を見ながら、雑談も交えて相談できるというのは、ありがたいものです。

先日、開催された県の総会でも、実際に静岡の会場に参加された先生は、たったの3名だったそうです。私もZoomでのオンライン参加をしました。開始5分前にパソコンの前に座り、終了すれば、すぐさまリビングに戻り、お茶を飲んでもよし、あるいは風呂に入ることもできます。

以前でしたら、駅に向かって急いで会場をあとにし、電車に乗って50分、往復2時間弱の時間がかかるのは当たり前でした。夏は汗まみれになるし、冬は寒くて凍えながらの往復でした。そんな日々が今では、本当に遠い昔のように思い出されます。

コロナ禍によって何が変わったといって、マスクの着用とオンラインセミナーは、日常生活を大きく変えました。多分、これからも変わることはないでしょう。

■さて、テレビの報道番組では、相変わらずウクライナの惨状が映し出されています。どのように解釈し理解するかは、まさに人それぞれだということがよく分かります。

NHKの報道番組を見ていると、明らかにロシアが諸悪の根源になっています。今まで、リベラルな識者だと思っていた方が、同様のプーチン諸悪の根源説を、堂々とネットで説かれていることに、大変驚くことがあります。

リベラル、つまり寛容であると思われていたのですが、どうも、そう単純ではないようです。リベラルだと言われる政党に限って、現実に起きている問題を、少しも解決しようとしなかったり、お題目のようにスローガンばかりを連呼している場面に、出くわします。リベラルとは嘘くさい、と感じてしまうことがあるのです。

昨日送られてきた、田中宇さんの国際ニュース解説を、ぜひとも皆さんに読んでもらいたいものです。その内容を、どう取るかはもちろん個人の判断だと思いますが、私には、とても理にかなった的確な指摘だと感じます。読む前と、読んだ後では、ものの見方が人によっては、180度変わるかもしれません。

田中宇の国際ニュース解説 無料版 2022年4月13日
[ 田中宇:まだまだ続くロシア敵視の妄想 ]

プーチンを悪魔のように罵ったところで、戦争が終わるわけでもありませんし、これからの世界が平和になる訳では勿論ありません。むしろ実態は逆です。世界を戦争に陥れている本当の元凶を、見極めることが何より大切なのです。

今の報道番組だけを見ていては、その核心部分にたどり着くことは、決してありません。つまりは、紛争は永遠に終わらない、ということです。

隔靴搔痒の思い

■20220412(火曜日:晴れ)

Takuマンボの木が枯れそうになり、切断しました。新しい命が芽生えています。

■今朝は走らずに、ゆっくり休みました。とは言っても、5時半には目が覚めてしまいましたので、そのまま起き出して、生ごみを所定の位置まで運び、新聞をとって家に戻りました。

昨日は新聞が休刊日でしたので、一面には4月10日に千葉市のZOZOマリンスタジアムで行われたオリックス3回戦で、ロッテの佐々木朗希投手が20歳5ヶ月で完全試合を達成した、というニュースが掲載されています。

しかも、ただの完全試合ではなく、13者連続奪三振、さらには一試合19奪三振という記録も達成しました。まさに快投そのものです。佐々木投手は20歳、キャッチャーの松川選手は18歳。規格外れの2人の大活躍でした。

残念なのはテレビの放映がなく、リアルタイムで試合の進行を観ることができなかったことです。テレビの役割が、以前とは大きく変わってきたことの象徴ではないでしょうか。

■さて、相変わらずウクライナ紛争に関するニュースを主体として、報道番組が作られています。NHKのニュース9でも、ほぼ30分はウクライナ情勢に関する内容となっています。

登場するのは、被害に遭った市民の様子、けが人、子供達。まさしく情緒に訴える映像そのものです。

20世紀は映像の世紀だった、と言われます。NHKでも、「NHKスペシャル:映像の世紀」という優れた番組を放映しています。昨夜も、アインシュタインに関する特集が組まれていました。

この番組を観るたびに、映像の持つ力の大きさを痛感します。一方、新聞を主体とする報道機関の役割は、異なるはずですし、またそうあらなければいけないと思うのです。

映像の持つ強い力、情緒あるいは感情に訴える、強大な力を新聞などのマスメディアは持ち合わせていません。文字によって読者に情報を伝え、考えさせるのが主な役割ではないでしょうか。

ところが今の新聞の報道では、テレビと大差がない、と私には感じられるのです。とても情緒的です。表面的なことばかりに終始しています。なぜ、そうなってしまっているのかは、もちろん私には分かりません。

新聞を発行している会社の方針、あるいは記者の皆さんが本当にそう思って書かれているのか。今以上の深堀はできない仕組みになっているのか。一読者としては、まさに隔靴搔痒の思いです。表面的なことばかりに終始しています。

毎日、毎日、紙面を広げるのが億劫になってきました。同じ事ばかりの繰り返しだからです。その程度の内容の記事であれば、ネットで無料で見ることができるのです。わざわざ、お金を払って新聞を取る意味が、どこにあるのか疑問が日々募るばかりです。

本当に残念で悲しくなってしまいます。全国紙と呼ばれる大手の新聞では、こうならざるを得ないのでしょうか。それが国民の平均的な意識、あるいはレベルを構成していくのでしょう。

善悪

■20220409(土曜日:晴れ)

今回でかけた奥多摩の旅館です。初めて訪れました。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日の朝、7キロ強を走りましたので、今日は休養日です。昨日から気温も上がり、天気予報では、今日は気温が25度を超えるのではないかと言われています。我が家の北にそびえる愛鷹山も、霞んで見えています。

暑くなったり、寒くなったり、これこそ三寒四温だと言いたいのですが、調べてみると、これは2月から3月上旬、冬から春への季節の移り変わりの時期に使われる、とあります。

日の出前頃になると、最近夢を見るようになりました。ひょっとすると冷え込んで、今の装備では寒いのかもしれません。もう少し工夫をすれば、その時間帯に夢を見ることもなく、熟睡できる可能性があります。

■さて相変わらず、ウクライナ情勢の報道が続いています。何が真実で何が嘘なのか、容易に判断できないのですが、以下の田中宇さんの記事は読むに値します。このような内容の報道が、日本のマスコミでは一切なされていません。つまり、多くの日本人は、これとは真逆の考え方に凝り固まっています。

市民虐殺の濡れ衣をかけられるロシア
2022年4月8日   田中 宇

一方、国連での様子を伝えるニューヨークからの特派員報告では、

7日の国連総会で、人権理事会からロシアを追放する決議を採択し、ウクライナで多数の民間人を虐殺したとされる責任を強く糾弾した。

ただ、賛成した93カ国は193の加盟国の半分以下で一枚岩にはなれなかった。米欧への反発やロシアに配慮する国が少なくない現実も示し、国連の分断を懸念する声も上がっている。

この報告を素直に読めば、米英が主張していることが正しく、それに従わない、半分以上の国々が間違った方向に進んでいると読めます。なぜ半分以上の国々が、米英の主張するロシアによるとされる虐殺の責任追及について反対しているのか、深く考察していません。少し考えてみれば、とても奇妙です。

正式な事実認定がされていない段階で、一方的な善悪の判断をすることがおかしいことは、誰でもわかることですが、どうもマスコミでは、そうはなっていません。つまり、米英の主張が善であり、それ以外は悪であるという決めつけです。まさに、今のNHK報道が典型です。

田中宇さんの記事を詳しく読めば、少なくとも今の一方的な報道が理にかなっていないことが、容易に分かります。一旦立ち止まって、もう一度考え直してみることが、とても大切な時期ではないでしょうか。

もし将来、トランプ氏が再びアメリカ大統領になり、プーチン大統領との関係を正常化し、これまでの事実関係を再検証した場合、果たして今のマスコミ報道が、どのような判定を受けるのか。これも、またきわめて興味深いものです。私達は、それを忘れてはならないのです。

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