2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

カテゴリー: 残日録 Page 57 of 152

参加料振込

■20220407(木曜日:晴れ)

先週訪れた奥多摩の旅館でいただきました。山女魚(ヤマメ)です。

■今朝は走るつもりで、目覚まし時計を合わせてあったのですが、起き出すことができませんでした。倦怠感が、とても強かったのです。理由は、よくわかりません。花粉症のためでしょうか。

とにかく、起き出す頃に、だるくてだるくて仕方がなかったのです。結局、1時間弱布団の中でグズグズしてしまいました。6時前に起き出して、資源ごみを所定の場所に運び、新聞をとって戻りました。

ちょうど起き出す頃に、こうした強い倦怠感に襲われることは、時々あります。原因をいろいろ考えても、必ずたどり着けるわけでもありません。

今こうしてブログを書いている時には、その倦怠感も、ほぼ消えています。明日の朝は、なんとしても起き出して、積み重ねをしていかないと、目標達成は、とても困難になります。焦っても仕方ありませんので、のんびりと少しずつ、行くしかありません。

6月の第1日曜日に開催されることになった、千歳JAL国際マラソンの参加料を、昨日振込みました。5,200円です。クレジットカード決済です。今年の参加申し込みは、3月1日からネットで行われていたのですが、3月27日に締め切りました。

参加料の振込みは、4月1日から12日まで別途行う、という異例のやり方となっています。コロナウイルス感染対策として、参加者の数を絞り込んだり、種目を減らしたり、さらに感染状況を見て、やはり中止にすることも、開催委員会は考えていたのではないでしょうか。状況を見ながら開催を最終的に決定し、参加料の振込を行ってもらったのでしょう。

2020年の大会では、参加申し込みと同時に参加料を振り込む、例年の形だったのですが、その後土壇場になって開催中止となり、主催者も参加料の取り扱いに、大変苦労したはずです。そうしたトラブルを避けるために、申し込みと参加料の振込みを、別々にしたのではないでしょうか。

これで間違いなく、6月の第1日曜日には、千歳の青葉公園の中を走ることができそうです。例年と異なり、その走る距離は、ハーフではなく17キロとなりました。とにかく、最後まで完走できるように、トレーニングを積み重ねていくしかありません。

善人の証

■20220406(水曜日:曇)

昨日の朝の富士山です。前日からの雨で、真っ白な富士になりました。

■今朝は走らずに、ゆっくりと休みました。と言いたかったのですが、実はよく眠れませんでした。夜中から暑くて目が覚めてしまったのです。結局、敷いていた薄い毛布を外し、寝間着を替え、さらに掛け布団も薄手のものに変更して、ようやく安眠出来ました。

気温が極端に変動したわけでもないとは思うのですが、その変化に体が付いていけないようです。したがって、環境を変えるしかありません。2,3年前からの、こうした身体の変化に対応して、ベッドの周りにはすぐ替えられるように、寝間着や掛け布団などを置いてあります。

歳をとると、変化に対応できなくなるのは、こんなことからも、思い知らされることになります。

■さて、ウクライナ情勢は益々混沌化しているように見えますが、それはテレビから流れる情報だけを見ているから、そうなるのかもしれません。新聞も、大同小異です。ロシアへの敵意、反感、憎しみを煽るだけの報道と言ってもおかしくありません。

NHKニュース9では、1時間の放送時間のうち、なんと30分近くを、ウクライナ情勢に費やしています。これほど難民に対して温かい心を持ち、国際情勢の分析に、NHKが熱心だったとは、今の今まで気づきませんでした。

ということで、NHKや民放テレビ、あるいは大手の新聞を読んでいても、ウクライナ問題の背景を理解することはできませんので、他の情報源を探してみました。

一番信頼できるのは、言うまでもなく、「田中宇の国際ニュース解説」なのですが、2,3年前から購読を始めた、山口県で発行されている、「長周新聞」は、とても素晴らしい新聞です。読み応えがあり、内容もとても深いものだと、私は思っています。

その中でも、以下の記事は大変参考になります。

早期停戦の鍵を握るのは米国ーそそのかしてきた奴、表に出ろーウクライナ危機の原因を紐解く・本紙記者座談会

4月2日に掲載されましたが、ネットでも読むことができますので、リンクを貼りました。

やはり、ウクライナ問題を少しでも正しく理解するには、これまでの経緯、歴史をきちんと学ばないと、ただただ情緒に流されてしまい、「テレビを観ては憤るのが善人の証」であるような状態に陥ってしまいます。つまり、何の解決にも至らないということです。

そして、これから世界がどういう方向に向かい、どんな世界が築かれていくのか、ということに全く気付かないという、能天気な状態になってしまうのです。多分、多くの日本人が、そうなっているに違いありません。

気づいた時には、手の施しようがないほど世界は変わっており、日本は置いてきぼりを食ってしまうのです。その時日本は、主体性が無く、気概のない、そして貧しい国になってしまうのです。

免除

■20220404(月曜日:雨)

サホロリゾートホテル前の駐車場です。あるか彼方にゴンドラ駅が見えます。

■今朝も雨です。天気予報では、今日は一日中、雨だということが分かっていましたので、目覚ましを6時に合わせて、ゆっくり休みました。週末は孫と一緒に過ごしましたので、楽しかったのですが、いささか疲れも残りました。

行く時は奥多摩の宿まで、どの程度の時間がかかるか分からず、運転も緊張して疲れましたが、帰りは八王子駅から高尾山インターチェンジを経て戻りました。こちらの方が時間的にも短く、また雨の中でしたが渋滞もなく、ストレスはむしろ少ない程でした。

2歳2ヶ月の孫と一緒にいると、とにかくじっとしていないものですから、目が離せません。今は父親である息子も、あの頃は同じようにチョロチョロ動き回って大変でした。

そして、今回一番印象に残ったのは、髪の毛でした。孫の髪の毛は、息子のそれと、とてもよく似て、まるでビートルズを見ているような、マッシュルームカットだったのです。さらさらと、流れるような髪なのですが、息子もそうでした。

Sunが、自分でハサミを持ち出して、Takuの髪を綺麗に整えている様子を撮ったビデオが、今でも残っています。もう35年ほど前になりますが、あの頃の家族の様子を撮ったビデオは、私の本当の財産です。

人間の記憶など、当てになりません。あそこへ行った、ここへ行った、こんなことがあったと、断片だけは思い出せるのですが、ビデオを観直してみて、あーそうだったのか、と記憶の曖昧さに驚くばかりです。

もう30代の後半になった今の子供達と、ビデオの中で動き回る子供達の間に横たわる時間。今では、まるで別人を見ているような思いに駆られます。

考えてみれば、自分自身もすっかりおじいさんになってしまったのですから、子供達が変わるのは当然です。ましてや、孫が生まれているのですから、いかに時間が過ぎ去ったかが分かります。

■さて、田中宇さんの国際ニュース解説では、ロシアのプーチン大統領が欧米諸国に対して、ロシアから輸入する石油や天然ガス代金の支払いを、4月からルーブルでするように請求しています。

アメリカは拒否し、ヨーロッパも支払いに応じていないようですが、田中さんの分析では、ヨーロッパは近いうちに、要求を認めざるを得ないだろう、と書かれています。

つまり、天然資源の購入に米ドルではなくて、ルーブルで購入することになるのです。これまでは、世界中どこの国も石油の取引には米ドルが必須でした。外貨準備高とは、すなわち米ドルのことだったのです。もしヨーロッパが、ロシアからの石油や天然ガスの輸入をルーブルですることになれば、画期的なことなのです。

プーチン大統領は韓国や日本には、ルーブルでの支払いを強制していないそうです。天然ガスの購入に関して、韓国や日本は気体状態ではなくて、液化天然ガスとして輸入しているのですが、こうした購入方式の場合は、ルーブル払いを免除しているのです。

なんだか、ややこしい話ですが、プーチン大統領は韓国と日本だけは、対象から外してくれているのです。日本も天然ガスの10%は、ロシアからの輸入品です。

逆に言えば、ヨーロッパの国々を狙い撃ちにしているとも言えます。日本は対象から外されているのに、ルーブル払いに応じるつもりはない、となぜ大見得を切っているのか、と言えば、勿論アメリカに対して配慮しているからです。

結局のところ、ヨーロッパはルーブル払いに移行せざるを得ないだろう、というのは田中さんの見立てです。これまで欧州諸国とロシアが友好関係を築いてきた経緯を認めてきたアメリカが、2014年以降、なぜか急激な反ロ政策に舵を切ったことによって、ヨーロッパの国々はエネルギー資源の途絶という、深刻な事態に直面しているのです。分かりやすく言えば、梯子を外された、という状況でしょうか。

日本のマスコミの報道を見ているだけでは、まるで理解できない背景なのです。ここ数日の状況が、注視されます。

飛ぶ鳥跡(あと)を濁さず

■20220401(金曜日:雨)

昨日の朝、走った際に撮りました。子どもたちがお世話になった小学校です。

■雨の朝です。今日から新年度、4月1日です。昨日は朝11キロを走り、昨年新たに設定した目標である、月88キロ走を無事に達成することができました。以前の目標、月100キロ走に比較すると、ハードルは低いのですが、それでも目標達成は6ヶ月ぶりです。その間、目標を達成するだけの気力と体力が、戻っていませんでした。

今年は3年ぶりに、千歳JAL国際マラソンも開催されることが決定し、3月1日から募集を開始しました。昨日調べたところでは、27日に申し込みを締め切りました。そして、今日4月1日から、参加料の振込みを受け付けています。期間内に参加料を振り込まないと、取り消しになるようです。

ただし、今年の開催形式は、以前のように、フルマラソン、ハーフマラソン、あるいは10キロ走など、たくさんの種目があるわけでなく、今回は感染対策もあり、フルマラソンと17キロ走の2種類だけです。しかも、参加人員を、それぞれ2,500名に限定して開催されます。

2014年から私は、このマラソンに参加しています。この間、Takuとも一緒に参加したことは、本当に楽しい思い出となっています。

当時、公務員ランナーとして有名だった、川内優輝選手も参加されていて、身近で拝見することができました。客室乗務員の方と、にこやかに談笑している川内選手は、とても爽やかなスポーツマンそのものでした。

今ではご夫婦で、プロランナーとして活躍されていますが、安定した仕事を捨てて、プロランナーとして活躍されるのは、本当に大変だと思います。きっと走ることが心から好きなのでしょう。

■昨日送られてきた、ある雑誌の中で興味深い記事がありました。ある大学の教授が、自己紹介を兼ねて書かれていたのですが、以前コレクターだった自分が今ではミニマリスト、いわゆる断捨離を進めて余分なものは一切持たない生活をされている、という内容でした。

記事に掲載されている写真を見ると、まことに、あっぱれなほど簡素そのものです。今は単身赴任の生活だそうですが、書斎にある大きな机の上は、すっからかんなのです。パソコン1台置いていません。まことに見事なほどのシンプルさなのです。あそこまでいくと、美しいという領域に入っています。

我が家も改築の検討をしているのですが、これを機に、自分の身の回りを見つめなおして、本当に必要なものだけを、残すようにするつもりです。あの世まで持っていけるものは、思い出だけかもしれません。

小学生の時、先生に教えていただいた言葉に、「飛ぶ鳥跡を濁さず」という諺があります。「立ち去る時は、跡を見苦しくないようによく始末すべきである。また、引き際はいさぎよくあるべきである」と、あります。

思い通りの死を迎える、というのは一番の難題なのでしょうが、自分自身も、飛ぶ鳥跡を濁さず、という最期を迎えられるように、今からしっかりと準備をすることが大切だ、と思うようになりました。

兵糧攻め

■20220330(水曜日:曇)

サホロリゾートスキー場です。ゴンドラリフト頂上駅から滑走しました。標高1,050メートルです。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日は走りましたので、今朝は休養日です。

昨日は仕事が終わってから、近所の日帰り温泉に2人で行きました。来月から入浴料金が値上げされるのに伴って、優待券の最後の発売が始まったからです。

昨年7月3日に起きた洪水の影響で、温泉を取り出している設備が壊れてしまいました。それ以来、温泉を入れた壺湯は稼働していません。結局のところ、普通の銭湯と変わらない状態で営業しています。

このご時世、燃料代は高騰しているはずで、値上げもやむを得ないと思っています。せめて優待券を購入して、少しでも廉価な値段で楽しむことを考えています。

日帰り温泉に行きますと、必ず2人で一杯やって食事をとって帰ってきます。歩いて5分ですので、こんなこともできるのです。本当に、ありがたいと思っています。

2人で注文する食事は、バカの一つ覚えと言いますか、ワンパターンです。ほとんどの注文品がサラダなのです。オニオンスライス・サラダ、キムチ・サラダ、ネギ塩メンマなどなど。従業員の人は、あの2人は菜食主義者じゃないか、と誤解しているかもしれません。

もちろん肉類を食べないわけではありません。鶏の唐揚げなどを注文することも多いのですが、どうしても野菜中心になってしまいます。Sunは牛肉と豚肉は食べませんので、共通して食べられるお肉というと鶏肉となります。

普段困ることは、もちろんないのですが、旅行に行って注文した料理がコースで出てくると、必ずその中に乳製品や牛肉が入ってきます。その際どうしても、その品だけ私が2人分食べることになりますので、なかなか厄介です。

若い時は胃袋の容量も大きいですから、2人分でも問題ないのですが、この年になるとさすがにそうはいきません。まぁ、無理せずに食べられる分は食べて、仕方が無い場合は残してしまいます。あらかじめ分かっている場合は、乳製品は外してもらうように前もってお願いしています。

■ウクライナ危機に始まる穀物価格の高騰は、私たちの日常生活にも、次第に影響を及ぼしてきています。食料の6割以上を輸入に頼っている日本では、何かことがあれば兵糧攻めにあってしまいます。

戦後アメリカの方針に従って、輸入食料で生活してきた日本人は、今大きなしっぺ返しを食らっています。金を出せば、どんな食料品でも手に入れることができた時代は終わろうとしています。円安による購買力の低下も大きな痛手です。

大金持ちには、大した問題ではないのでしょうが、庶民にはこれから大変な時代が訪れるはずです。政治の賢明な選択が、これからこそ求められるのです。そして、その政治家を選ぶのは、国民自身なのです。目を覚まさなければいけません。

越境転職

■20220328(月曜日:曇)

サホロリゾートスキー場です。日高山脈を背景に、美しいゲレンデです。

■今朝は順番からすると、1日おきの走る日に当たるのですが、昨日の疲れが取り切れずに、休みの日としました。まぁ、無理をしても仕方ありません。体調と相談しながら、今月はあと2回走る機会がありますので、今日は疲れをとってしっかり休み、明日の朝、走ることにしました。

昨日は月に1回の夕食会。鶴ちゃん夫婦と4人で、いつもの楽しいひと時でした。先月は時期的に、ふぐ鍋を追加でお願いして、美味しく頂きました。冬の特権です。

鶴ちゃん夫婦と私ども夫婦は、学年的に同期ですので、話もよく合うのです。鶴ちゃんも68歳を過ぎて、勤務形態が、この4月から変わるとのこと。もう完全に悠々自適になっても良いのでしょうが、働き者の鶴ちゃんですから、4月からは週2日勤務になるようです。

2人ともあと2年すれば、古希です。まだまだ、平均寿命までには、時間があると言えばあるのですが、もうゴールが見えてきたことは、間違いありません。どのように終着点を迎えるのか、考え始めるのに、早すぎることはなさそうです。

昨日一緒にラウンドした、ある方が友人の話をしてくれました。ご近所に住む、その退職された友人の方は、朝起きて朝食をとって、しばらくしたら散歩に出かけ、帰ってくると昼食をとって、またしばらく休息してから散歩に出かけ、帰ってきて夕食をとって、そして眠るというのです。

きちんとした生活リズムがあり、誰に迷惑をかけているわけではないので、立派な方に違いないのですが、これまでの会社勤めの生活から見ると、激変と言わざるを得ません。

年をとってから生活が変わるのは、もちろん当然のことなのですが、どのような生活を送るのが、その方にとって適切なのかは、一律に決められることではありません。本当に難しい問題です。体が動くうちは社会と繋がっているのが、理想的なのでしょうが、そうそう上手くはいきません。

勤めている方は、退職という大問題があります。私のような独立事業主は、体が動くうちは仕事を続けることができますが、いずれ体力的に継続が困難になるのは目に見えています。どのように軟着陸し、そして閉じていくかが、最後に残された自分の課題だろうと感じるようになってきました。

会社勤めをされて来た方は、会社で培った様々な経験、知識を別の分野で生かすという可能性も十分ある訳です。しかし私のような開業医の場合、これまでの経験を違う分野で生かすということは、現実的ではありません。

■今朝の東京新聞「こちら特報部」では「越境転職の道もある・一つの会社に務め続けるリスク・やりがいが不安を上回った」と題して、記事が掲載されています。冒頭に、こうあります。

希望する人が70歳まで働けるよう企業に求める改正高年齢者雇用安定法の施行から間もなく1年。「70歳も現役」が現実味を帯びたものの、自分が働く場があるのか、悩む人は少なくない。

そんな中で異業種や異職種に転職する「越境転職」を選ぶ中高年がいる。安定した職を捨て、あえて険しそうな道を進む背景は。

と書き出されています。

高度経済成長時代のように、一つの会社に勤めたら退職するまで働き続ける、という人生設計は、今の時代には殆どあり得なくなりました。名の通った大企業ですら、希望退職を毎日のように募っています。寄らば大樹の影、という言葉は、どんな時代にも当てはまる金言なのでしょうが、昔ほどの輝きは期待できないようです。本当に難しい時代になりました。

ウクライナ問題が解決し、世界が今とは違った体制に変わった時、果たしてどんな社会が私達を待っているのか。多分これまでとは大きく異なる社会・経済体制になることは間違いなさそうです。ますます選択が難しくなりそうです。

90歳の筋トレ

■20220325(金曜日:晴れ)

サホロリゾートスキー場一番リフトです。ここからスタートです。

■今朝は走ろうかと思ったのですが、やはり自重して休みました。昨年、体調を崩してからは無理をせずに、身体と相談しながら走り続けることにしました。あれからは、一日おきに走ることを基本にしています。それ以上に走ると、疲れが取り切れないからです。

昨夜は一度もトイレに行かずに、眠ることができました。昨日は朝走りましたし、午後からは久しぶりに、ゴルフの練習にも行きました。体を十分動かしたおかげでしょうか、お風呂にもゆっくり入り、熟睡できたようです。

■先日、ある記事を読みました。俳優の大村崑さんが、筋トレについて書かれた内容です。「大村崑90歳、『 筋トレに目覚めて』手に入れた宝物、10時間ぶっつづけで眠れたのにはびっくり仰天」。

この記事の中で大村さんは、3年半前に始めた筋トレのお陰で、90歳の今でも、自分はスタスタと歩け、ムキムキのナイスバディーになった、と喜んでおられます。そして、まず伝えたいことが「とにかく、よく眠れるようになった!」というのです。

以前は年寄りの例に漏れず、毎晩寝付けなくて往生しました。ようやく眠りに落ちても、じきにトイレに起きる。最低でも3回はトイレに行っていました。

それが筋トレを始めたら、スカーンと寝られるようになった。特にジムで筋トレした日は、くたくたに疲れているからベッドに入ったら、もうバタンキュー。まるで若者です。

ジムへ行かない日も、心地よい疲労感が続いているのか、すぐに眠れます。

熟睡感が得られないという睡眠障害に悩む高齢者は多いはずです。もちろん様々な原因があるのでしょうが、やはり、体を動かす機会が減ってしまうことは、大きな要因の一つではないでしょうか。適切な筋肉運動は、やはり体調管理には不可欠のようです。

私の場合は朝ランニングをしていますが、走らない日はトレーニングバイクを30分漕ぐとか、もう少し工夫が必要そうです。

逼迫警報

■20220323(水曜日:晴れ)

サホロリゾートホテルのマスコットです。また出迎えてくれました。

■今日は一年ぶりの人間ドックです。半日コースで、体のチェックを行います。昨日の21時からは、固形物は取れません。今朝は温水を少し飲みました。

昨日から冬が舞い戻って来たのではないか、と思えるほどの寒さです。地震の影響で発電所が故障。様々要因が重なって、昨日は初の電力逼迫警報が発せられました。広範囲で停電が起きてもおかしくない、という警報です。

節電

■20220322(火曜日:雨)

3月19日の新千歳空港の様子です。まだまだ雪が、至るところに積み上がっていました。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日はバス、特急電車、そして飛行機を乗り継いで、静岡まで戻り、東名高速道路を走って、ようやく沼津に帰ってきました。

行きつけの日帰り温泉に立ち寄り、先週末から行なっている割引券の購入が可能かどうか確認し、まだ残っていることが分かったので、そのまま一旦家に帰りました。 準備をして二人で歩いて、日帰り温泉に出かけました。

昨日は、ホテルで朝風呂に入っていますので、一日の内に朝夕と2回、お風呂に入ったことになります。まぁ休日ですから、こんなこともあってよいでしょう。

ということで、昨夜は家に帰ってから録画してあった「トンイ」を二人で観て、早々に寝床に入って休みました。

■そして、今朝の天気予報は70%雨でしたので、無理をせずに、走らずにゆっくりと休みました。今朝は生ゴミの日でしたので、所定の位置に運んでから、新聞を取って家に戻りました。

最後に走ったのが17日の木曜日ですので、 明日の朝走ったとしても、6日ぶりとなります。 月88 km 走の目標までは、残り9日で30キロ残っていますので、なんとか頑張って目標に達成したいものです。

今朝の新聞報道によると電力事情がひっ迫しているので、 節電に協力してほしいと東京電力が呼びかけています。原料資源の価格高騰や円安の進行など、厳しい経済状況が続いています。節電に協力するのは大切なことです。

今回数日間旅行してみて感じたのですが、まだまだ節電する余地があります。例えば帰ってくる時に利用した新千歳空港では、暖かくてとても気持ちの良い空間だったのですが、 もう1度か2度、空調の設定温度を下げても良いのではないか、と感じたほどです。

北国では外気温が低いためか、室内温度を私達からすると、むしろ高めに設定しているように思うのです。室内では T シャツ一枚で過ごしたい、という思いが北国の方にはあるのでしょうか。むしろ暑いほどで、私などは汗ばむほどなのです。

冬の間、家ではほとんど暖房をつけずに、雪山登山に行くような格好で過ごしている我が家と比較すると、随分と燃料費がかかるのではないかと心配してしまうほどです。

外が寒いので家に入った時に、ほっとできるように暖房を強めにかける気持ちは重々分かるのですが、少し工夫すれば、燃料費も電気代もかなり節約できるように感じました。自分たちも日々の生活の中で、 少し工夫すれば、まだまだ節電の余地はありそうです。

慧眼

■20220318(金曜日:曇)

狩野川リバーサイドパークです。菜の花と梅が綺麗でした。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨夜は、静岡県眼科医会理事会がZoomによるオンライン会議で開催され、次年度に向かっての準備作業を皆さんで進めました。ちょうど任期が変わる年度ですので、様々なことを決めなければなりません。

コロナ禍によって、オンラインでの会議がほとんどを占めるようになりました。これは県単位ばかりでなく、日本全体に当てはまることで、眼科医会も日本眼科医会の会議が、ほとんどオンラインに移行したようです。

となると、これまで必要であった交通費や会場費などの会議費などが、かなり削減され予算に余裕が出来てきたのです。そこで、各県でこれまで行ってきた様々な講習会を中央が一括して教材を作成し、オンラインで全国の眼科医会に利用してもらう、という流れができつつあるようです。

コロナ禍が収束しても、この流れは変わることはないだろう、という理事のお話があり、私達も、これまで取り組んできた県単位での講習会を、一部中止することにしました。中止になれば、色々な手続きや準備が必要なくなりますので、楽になることは楽になるのですが、長年続いてきた講習会を止めるのは寂しい気もします。

ただの中には、どうしてもオンラインでは参加できないという会員もいるために、会場での講習会を残さなければならない場合もあるので、一部に関しては、とりあえず次年度は継続しようという結論になりました。

理事会自体も、わざわざ電車に乗って1時間近くかけて静岡まで行く必要がなくなりましたので、私は大変楽になりました。夏の暑い時期、また冬の寒い時期に駅まで歩いて行き、電車に乗って出かけて行き、会議が終わって、急いで電車に乗って帰ってくるのは、それはそれで結構大変なのです。

今では会議開始の5分前にパソコンの前に座って、会議が終われば、そのままお風呂に入れるというのは、まさに天国といえば天国です。もう昔のような会議形式が戻ることはないのでは、と思います。広域で行なわれる会議こそ、オンラインがふさわしいのではないでしょうか。

ごく近辺のメンバーが集まっての会議ならば、それほど負担にはならないのですが、やはり距離的に離れた人達が集まるのは、負担が大きすぎます。時代は大きく変わりました。

■さて、今朝の東京新聞文化欄「大波小波」では、「縮み志向の日本論」と題して書かれています。88歳で今年2月末に亡くなられた韓国の偉大な比較文化学者、李御寧(イー・オリョン)先生を論じています。

韓国では従来、欧米文化は拝跪しても日本文化は学ぶことなし、とみなす傾向が強かったそうです。李御寧(イー・オリョン)先生はそれに異を唱え、「縮み志向の日本人」(講談社学術文庫)で、日本の独自性を唱えられました。

折りたたむ。削り取る。詰める。構える。凝縮する。これが日本文化の基本だ。漢字から仮名を作り、折詰弁当を考案する。長大な仏典をわずか七文字の念仏に凝縮し、茶室をどんどん狭くする。能楽では簡素の美を説き、家紋や半纏の屋号など、極小にして重宝なものを活用する。縮んだものは濃度を増して強靭となり、いっそう美しく輝く。これが李の論旨である。

まさに慧眼であるが、反日文化論が流行していた1970年代、かかる知日の説を唱えるには相当の勇気が必要だったはずだ。故人の冥福を祈りたい。

と結ばれています。

ロシアのウクライナ侵攻によって、新聞・テレビではロシアを非難し、プーチン大統領を狂人扱いするのが当たり前になっています。しかし本当の慧眼の持ち主であれば、そんな浅はかな解釈だけで満足しているはずはないのです。透徹した歴史眼を持った、慧眼の士が現れてほしいものです。

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