2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

カテゴリー: 残日録 Page 61 of 152

人への投資

■20220107(金曜日:曇)

2018年、初めて訪れたメルボルンの様子です。世界で最も住みやすい都市として有名です。

■昨日は東京でも4年ぶりの大雪ということで、テレビでは新宿辺りの様子を盛んに報道していました。ここ沼津でも、昼頃からパラパラと降り始め、夕方まで雪が舞っていました。途中からは雨に変わりましたが17時頃からは雨も止み、幸い積雪になることはありませんでした。

昨夜はロータリークラブの新年会でした。久しぶりに、みなさんで集まって食事をとりながら歓談する機会が出来ました。ついでもらった焼酎を、私は久しぶりに3杯ほどお湯割りで飲んだのですが、気持ちは良かったのですが、いささか飲みすぎたようです。

夜中に動悸がして困りました。軽い排尿障害も出る始末で、自律神経のバランスを取るのが、本当に難しくなってきていることを実感します。

ということで、今朝は走らずに6時までゆっくり寝ました。午前7時28分、ようやく青空が覗いてきたようで、南側の窓に朝日が当たっているのが分かります。今日は晴天になりそうです。

■さて、今朝の東京新聞三面には、「アイヌ通史」を邦訳した英国人研究者マーク・ウィンチェスター(42)さんが、「この人」の欄に登場しています。

英国南部の自然豊かな村で生まれたウィンチェスターさんは、8歳で空手を始め、武道への憧れから日本全体に興味を持つようになったそうです。英国の大学で恩師の歴史社会学者リチャード・シドル氏の下で日本の人種差別を研究しました。

その後、一橋大学大学院に進学し、知人から邦訳を熱望されたことも後押しし、国立アイヌ民族博物館に勤務する傍ら、恩師シドル氏の著書の邦訳「アイヌ通史」を出版されました。「研究するならとことん向き合い、多くの当事者が読める言語で」と語っています。

記事は最後に、こう書かれています。「偏ったイメージを押し付けられながらも、主体的にアイデンティティを確立すべく苦闘してきたアイヌの思想を追い続けたいと意気込む。北海道白老町在住。」

こうした海外の日本研究者が、私達日本人が気づかない、さまざまな視点から分析してくれることは、とても大切なことです。こうした多くの研究者を抱擁できることが、文化国家であることの一つの証に違いありません。

以前どこかの本で読んだことなのですが、英国では優秀な人物ほど歴史や哲学といった分野に進む、といった内容がありました。21世紀の今は、果たしてそれがそのままなのかどうか分かりませんが、英国の懐の深さをうかがわせる逸話ではないでしょうか。

今の日本は、人への投資をあまりにケチりすぎです。人しか財産のないこの国で人への投資を怠れば、あとは貧しい、貧相な国になることは誰にでもわかることですが、今の政治を司っている人達には理解できないようです。本当に残念なことです。

91年ぶり

■20220106(木曜日:晴れ)

2018年、初めて訪れたメルボルンの様子です。世界で最も住みやすい都市として有名です。

■いつの頃からか、三階でWi-Fiが繋がらなくなりました。いままで特に問題はなかったのですが、パソコンで繋がったり、繋がらなかったりと訳が分からなくなりました。TP-Link社製のWi-Fiルーターを交換しなければいけないのか迷いました。電波が壁などに遮られて、届きにくいようです。ルーターの位置を、いまの診療机の下から棚の上に移しました。

それだけでも遮るものが減って電波の到達度が変わるようです。それでも安定して三階で接続することは難しいので、次の手段を取ることにしました。

結局メッシュネットワークを導入しました。次世代向けメッシュネットワークシステム・無線ルータTP-Link Deco M4 11ac/n・Wi-FiシステムWiFiルーター無線LANルーター 2ユニットです。

一階のWi-Fiルーターと一台目を接続、そして二台目を三階に置いたのです。結果は正解でした。しっかりとした接続を維持できています。

■さて、今朝の東京新聞三面には、とても印象深い記事が並んでいます。一つは「ソニーEV参入へ・春に新会社、競争激化」。そして、その下には「トヨタ 米で初の首位、21年に新車販売 GM 以外91年ぶり」とあります。

トヨタ自動車が1月4日発表した2021年の米新車販売台数は、前年比10.4パーセント増の233万2,262台となり、米ゼネラル・モーターズ GM を上回って米国市場で初めて首位となった。

米メディアによると、国外メーカーが年間販売台数でトップになったのも初で、GM 以外の首位は1930年以来。

と発表されています。まさに歴史的な出来事です。

GM は半導体不足や供給網の混乱で、昨年9月以降に北米の多くの工場が生産停止に追い込まれたことが響き、12.9パーセント減の221万8,228台でした。トヨタがアメリカにおいてトップになったのです。

1950年代から60年代にかけて、日本の車がアメリカに輸出されるようになりましたが、現実的には受け入れられることは難しかったのです。NHKで以前特集を組んでいましたが、初期の頃には高速道路を走っていた日本製の車のボンネットが、いきなり開いた映像が映し出されていました。要するに安かろう悪かろうの典型的商品だったのです。

1970年代、排ガス規制法案の成立によって、状況は大きく変わりました。アメリカの自動車会社はハナから無理だと相手にしなかった、排ガス規制を見事クリアしたのが日本の車だったのです。そしてプリウスを筆頭に、ハイブリッド車がアメリカを席巻しました。日本車は、壊れない車の代名詞になったのです。そして、2021年にトヨタが、ついにトップに立ったのです。

しかし、時代は今大きな曲がり角に立っています。ソニーが電気自動車に参入すると発表したのです。この同時に並ぶ二つの記事が、まさにそれを象徴しています。

これからの10年、どのような展開が待っているのか。自動車自体に、それほど興味のない私でも、時代の展開は興味深々なのです。

■午前11時頃から、ここ沼津でも何と雪が舞い始めました。午後2時38分現在、窓の外は雨のような霙のようなものが、しきりに降っています。東京でも雪のようです。

ロータリークラブの新年会が、街中でありますので、今夜は出かける必要がありますが、この天候では家を出るのが、本当に億劫です。木枯らしが吹き荒れるのも、辛いですがみぞれ混じりの天候も外出するには同様です。致し方ありません。

■さて午後からは、この天候では出かけることもできませんので、購入してあった精密機器用保護フィルムClearView社のProtectiveFilmをChromebookに取り付けました。有機EL画面ですので、画面を痛めるのが怖かったのです。

スマホと違って13.3インチと大きいので、取り付けも気を使います。取扱説明書は分かりやすいとは言えず、はたと考え込んでしまいました。どの面を取り付けて、どの面を外すのかが、どの面も同じように透明で、とても分かり難いのです。

それでも何とか無事に取り付けを終えたようで、混入した空気も無事取り除けたようです。これで安心して画面にタッチできます。マウスで指示しても良いのですが、スマホのように指で作業する方が、ずっと楽な場合も多いのです。

一旦スマホの作業に慣れてしまうと、パソコンで作業をしていても、ついつい指が画面に向かってしまうことが多くなります。慣れというのは恐ろしいものです。

壁を越えて

■20220104(火曜日:晴れ)

2018年、初めて訪れたメルボルンの様子です。世界で最も住みやすい都市として有名です。市場に行きました。

■昨日で三が日も終わり、今日から仕事始めの方も多いはずです。私は1日だけ休暇を伸ばし、仕事始めは4日からとしました。仕事柄、年末は忙しいのですが、年始は暇なのです。

昨日は2人で箱根駅伝を最初から最後まで楽しみました。調べてみると、10年前の2012年に、Takuと3人で箱根へ出掛け、小涌園のカーブの所で選手を応援しました。ちょうど宿が取れたのです。

あの時は2日の往路では3人で応援に行ったのですが、3日は雪が降ってSunだけが歩いて宿から出かけ応援に行きました。

もう、あれから本当に10年が経ってしまったのです。家族の様子も、すっかり変わりました。それぞれが自立して家庭を持ち、Sunと2人だけの生活が当たり前になってしまいました。

それでも元日には、NonちゃんとTomo君とおせち料理を食べ、正月を祝いましたし、昨日はTakuからビデオ電話が入り、MasatoやYukoさんの元気な顔を見ることができましたので、とても嬉しい元旦でした。

年末年始の帰省ラッシュで道路は大混雑になりますから、今年は日をずらして、Taku一家とは月末にみんなで会うことにしました。それまで風邪を引かずにお互い身体を大切にしよう、と話して終わりになりました。

■さて、今朝の東京新聞には、「出自の鎖 強みにした・隠さず就活 福祉の道へ」。厚労省職員・高橋未来さんが、「壁を越えて」欄に登場しています。

高橋さんは3歳から名古屋市で暮らした後、家庭内暴力のため、9歳から18歳は東京都渋谷区の児童養護施設で育ちました。静岡大学卒業後、2020年厚生労働省に入省。現在は血液対策課に勤務されています。

家庭では物心つくと、父親が家族に暴力を振るっていました。自分の下にはきょうだいが2人いて、家はとても貧しかったそうです。父親の暴力から逃れ、子供達は母親とも離れ保護所に一時入りました。

子供たちは夜毎、親を求め部屋の隅で膝を抱えて泣いていましたが、高橋さんは違いました。「ここの方がまともな暮らしができる」。

18歳まで施設で過ごし、100年以上続く施設の歴史で初めて大学に進学しました。高校時代のアルバイトで貯めた100万円を手に、静岡大学へ。家賃700円の壁一面カビの生えた学生寮で、待ちに待った20歳を迎えました。

「成人し後見人も必要ない。ようやく自由になれる」。しかし、就職活動をするたびに、新たな壁にぶつかりました。緊急連絡先、身元引受人、実家の住所などなど。当初は正直に施設について書類に書き、面接で語ったそうですが、企業側は理解できなかったようです。

最終面接に残ったインフラ系大企業の人事担当者は、内定には保護者の承諾書が必要だ、と言い、取れませんとうつむく高橋さんに、「あなた、大学まで行かせてもらって、育ててもらって、親に相談せずに就職先を決めるの?親への感謝が足りない」。

頭が混乱し、帰りますと言い残し、内定を辞退、そのまま休学したそうです。

施設から離れ、新しい自分として、強く前向きに生きていくんだって、希望を持って生活していたのに、22歳でまた、壁にぶつかって。やっぱり私は逃れられない運命なんだって。ショックだった。

その後、高橋さんは厚生労働省の面接試験では、施設で過ごした自分の半生をありのままに語り、採用されました。現在、血液対策課に勤務しています。

「貧困、生活保護、母子家庭、家庭内暴力、様々経験した私は福祉分野で役に立てると思うけど、いつまでも過去に縛られるつもりはない。今の仕事も楽しいから」。厚生労働省は、ナイスです。公務員の大切さを再認識させられました。

誌面ではこれからも、困難な状況に人はどう向き合い、どんなことを感じながら乗り越えるのかを、年齢や性別、国籍など様々な壁に挑む人達を紹介する、と最後に書かれています。次回の連載が楽しみです。

山月記

■20220101(土曜日:晴れ)

富士宮の墓地から見た元日の富士山です。最高の青空でした。

■さて、新しい年が始まりました。2022年(令和4年)です。

昨夜はSunと2人で日帰り温泉に行って、お風呂に入ってから一杯飲んで帰ってきました。当初は、韓流ドラマ「イ・サン」の録画ビデオを見ながら焼き芋を作り、出来たてを高齢者一人住まいの知り合いの方に届けて温泉に行く予定だったのですが、なんと機械のスイッチを入れるのを誤って忘れていました。

自分では入れたつもりだったのですが、入っていなかったのです。結局ビデオを見終わってから再度スイッチを入れて、45分待つことになりました。いつもは50分間、焼き芋機をかけているのですが、そんな事情で出掛けるのが遅くなるために、5分短くして45分でセットしました。

ところが意外と、この最後の5分が重要だったのです。さつまいもの芯の部分にまで、まだ完全に熱が通っていませんでした。結局、もう10分間熱を加えなければならず、できたてを包んで届けた後、家に帰り急いで温泉に向かったのは17時過ぎでした。

日帰り温泉ザブーンは大混雑でした。普段は女性風呂もそれほど混んでいないようですが、Sunの話では、ほぼ満杯の状態だったようです。併設されている食堂もほぼ一杯で、多くの方が来られて食事を楽しんでいました。

昨夜は大晦日限定の年越しそばを、最後に頼みました。温かい天ぷらそばです。900円でした。

帰ってきてテレビのスイッチを入れて、紅白歌合戦を見始めたのが、19時を過ぎていました。結局、最後まで紅白歌合戦を見て、ゆく年くる年を確認して床につきました。

私自身はテレビを聞きながら、ホームページの改定作業に当たりました。年に一度デザインを更新しています。

今朝は目覚まし時計を7時に合わせました。こんなことは元日だけです。今朝は走る予定もありませんでしたし、床につくのも遅かったので、この時間になるまでゆっくりと休みました。

■さて、今朝も新聞を取ってリビングに戻ってきました。元日の新聞というと、昔は普段の10倍はあるのではないかという程の厚みがあったのですが、現在ではそんなこともありません。広告がいつもよりもかなり多いのですが、新聞自体はテレビ欄が厚いものの、昔のように元旦特集のようなタイプのものはなくなりました。

ネットの影響が大きいのでしょうが、新聞の役割というものが、ここ20年ですっかり変化してしまいました。もう20年ほど前になるでしょうか、ロータリークラブのゲスト演者として、静岡新聞東部支局長の方に話をしていただいたことがあります。

インターネットの黎明期で、自分自身も夢中で取り組んでいた頃でしたので、支局長さんに、新聞に与えるインターネットの影響を尋ねてみたのですが、支局長さんからは期待していたような回答は得られませんでした。もっとも、時間もありませんでしたから、ありきたりの返答しかできなかったのでしょう。

あれから20年で、世界中の新聞が坂を転げ落ちるように衰退に向かっています。アメリカでは、名門と呼ばれる多くの新聞社が買収されています。

■さて、今朝の東京新聞26面「こちら特報部」は、中島敦の特集です。山月記で有名な作家・中島敦です。

「今年は寅年・・・虎が出てくる物語の名作」「山月記・なぜ今も魅了?」「中島敦没後80年・高校教科書掲載260回超」とあります。

山月記は私も何度も読みました。

中島氏は1933年に東京帝国大学を卒業後、横浜高等女学校の教師として働きながら、執筆活動に励みましたが持病の喘息が悪化し、1942年12月に33歳の若さで、ほぼ無名のまま亡くなっています。

1949年、山月記を収めた「中島敦全集」が毎日出版文化賞を受賞し、広く知られるようになりました。山月記が高校の教科書に掲載された回数は、2019年までに260回を超え、これは夏目漱石の「こころ」や芥川龍之介の「羅生門」よりも多いそうです。

山月記の魅力を、高校の国語教師を約20年間務めた作家・北村薫さんは、こう言われています。

若い頃に理想を抱いても現実にぶつかって自尊心が傷つく物語には、多くの人が共感する。

高校生もテストの点数や進路に悩むなどし、誰しもが大人になる過程で思うようにならない悲しみを抱える。そうした若者の心に入りやすい。

いわば『青春の文学』なんです。

きっと誰もが通る道なのでしょう。自分自身に照らしてみれば、叶った夢もあり、叶わなかった夢も当然あります。そうは言っても、こうして自分自身の人生を振り返って総括してみれば、幸運だったとしか言いようがありません。

まずは、事故や病気で早死することはありませんでした。なんとか古希に近い歳にまでたどり着いています。70歳は古希、つまり古来稀なりということなのでしょうが、そこまでたどり着ければ幸運なのでしょう。

家族にも恵まれ、子供達も今のところ親より先に旅立つことはなさそうです。それだけでも感謝しなければいけません。何より一番辛い苦しみ、悲しみとは、子供に先立たれることだからです。

とにもかくにも、年始にあたって、今年も一年間、事故や病気に気を付けて、無事に大晦日までたどり着けるように、毎日を送ることが何よりだと感じています。

疑問符

■20211228(火曜日:晴れ)

2016年にボランティア活動で出掛けた、世界遺産ベトナム・ハロン湾の様子です。

■今日で今年の仕事も終わりです。仕事納め。何とか無事に一年を終えることができそうです。

昨日の昼休みには、注文してあった Lenovo Idea Pad 560 Duet が届きました。いわゆるChromebookの一種です。何が凄いって、画面が有機ELなのです。スマホには画面が有機EL版も増えてきましたが、パソコンではまだ少数派です。

昼休みにセットアップを済ませて、夕食後に使ってみました。画面がやはり引き締まっています。鮮明です。輪郭が明瞭です。HPのChromebookと、どちらにするか散々迷ったのですが、画面の美しさを判断材料としました。

タブレットとしても使用できます。こうしてベッドで座りながらでもブログの更新が可能です。私が使う分には十分な性能です。画面が鮮明ですので読書用としても使えそうです。

Kindle端末としても使用できます。試してみましたが、横長の画面を上手に使えば便利かもしれません。タブレットなら縦長端末として大きな文字で読む手もあります。

■数年に一度の強い寒気が日本列島に流れ込み、北日本や北陸の日本海側では、大雪になっています。さらに滋賀県では記録的な大雪で車が立ち往生し、大渋滞が発生しています。

カナダではマイナス50度という記録的な低温となり、命に関わる寒波となっています。地球温暖化が叫ばれていますが、まるで地球寒冷化に向かっているのではないか、とさえ思えるほどです。

■さて新型コロナウイルス禍も、ようやく峠を越したかと思いきや、オミクロン株が出現。またまた、対応に苦慮しています。そんな中、愛読している田中宇さんの「田中宇の国際ニュース解説 無料版 2021年12月26日」は、大変重要な指摘をされています。

2年前に新型コロナウイルスが出現して以来、世界中の人々が不安と恐怖におののいてきたのですが、少し時間が経ってみると、おかしな事が分かります。

世界中でマスコミを挙げて、恐怖心を煽られ続けてきたのですが、これまでの歴史を振り返れば、経過が奇妙なことに気づくはずです。

新しく出現したウイルス感染症は、時間とともに変異して感染力は増強しても、毒性は減少していくのが通例です。どのウイルスも同様でした。上記の記事によれば、NatureやLancet など、その名を聞けば関係者なら誰もが一目置く世界的権威の雑誌に、疑問符が提起されています。

なぜこのような奇妙な一連の騒動が引き起こされているのかを、自分の頭で考えることは、これからの世界を考える上で、とても大切だと痛感しています。

テレビや新聞、さらにはGoogleやFacebookなどの大手SNSなども、実は眉に唾して考える必要があることが、上記の記事を読むと分かります。何事も自分の頭で、一度しっかりと考え直す必要がありそうです。

はけ口

■20211227(月曜日:晴れ)

2016年にボランティア活動で出掛けた、世界遺産ベトナム・ハロン湾の様子です。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日の日曜日は一日中、家で片付けや年賀状の印刷に費やしました。

以前使っていたパソコンに筆王という年賀状印刷ソフトを入れてあったのですが、パソコンが使いづらくなってしまったので、今使っている方のパソコンに同様のソフトをインストールしようとしました。

販売元の会社のホームページを見ると1IDで何台かのパソコンに導入することが可能と書いてあるのですが、現実には二台目のパソコンに入れることができませんでした。

結局新しいIDを購入する形で、インストールすることができました。同じソフトですので、住所録などのデータは利用することができますし、使い方は一緒ですので、来年の年賀状をスムーズに作成することができました。

あとは直筆で一言書き加えて投函するだけです。

■今朝の東京新聞こちら特報部は「2021 その後・・あの人、あの事故、あの事件」と題して書かれています。なるほど1年間こんなことがあったのだ、と振り返るには良い記事です。その中の一つに「小室さんバッシング」がありました。こう書き出されています。

今年、日本で猛烈なバッシングを浴びた一人が、小室圭さんだ。10月に眞子さんと晴れて結婚し、母親の金銭トラブルも一応は納めたはずなのだが、いまだに厳しい視線と言葉が向けられる。ニューヨークでの生活も、週刊誌などで批判的に取り上げられる。バッシングの背景には何があるのか。

大妻女子大の小谷敏教授の言葉が全てを語っているように、私には思えます。小室さん叩きは日本社会に「他人の不幸を喜ぶ気持ちが蔓延し、そのはけ口を求めている」ためだと考える。そんな社会に小谷さんは「慄然とした」というのです。

小泉内閣における公務員叩きによる大勝利から始まった、恨みや妬みの社会が、いま完成しつつあるのです。大阪維新の会が繰り広げてきたのも、まさにこの手の国民感情を煽った結果の勝利なのです。

日本社会は一体、どこへ向かうのでしょうか。そして、国民がそのことに気づく日が来るのでしょうか。

■さてさて、注文していたLenvo Ideapad Duet 560 Chromebook が到着しました。散々迷いましたが、画面が有機ELであること、メモリーが 8GB、そして 256GB を搭載していることが決め手になりました。

CPUはSnapdragonです。Intel製ではないのですが、書き込みを見る限り私の用途には、全く問題がなさそうでした。

バッテリーの持続も公称15時間と、文句の付けようがありません。使い心地は、また報告します。

念願の待ちに待ったChromebookです。

末路

■20211225(土曜日:雨)

JR愛野駅の様子です。ここからエコパスタジアムへ歩き始めました。

■いよいよ12月も25日を迎えました。あと残すところ1週間です。今朝は、ゆっくりと休みました。昨日の朝走りましたので、今日は休養日です。朝起きて新聞を取りに玄関を開けてみると、雨が降っています。暖かな朝です。

昨日は医師会から頼まれていた、医師会報の編集後記を書き上げて送信しました。これで残されていた私の仕事は、とりあえずすべて無事に終えることができました。

■あとは、しばらく前から悩んでいた、新しいChromebookの購入の決断をしなければなりません。

現在使っているエイサーのChromebookR13は、だいぶ前の機種ですので、処理にもたつきを感じるようになりました。それでも、さすがはChromebookですので、Windowsのようにやる気をなくさせるほど、停滞するということはないのですが、やはりもう少しキビキビ動いてくれれば有り難いと思っています。

私自身はネット上での処理がほとんどですので、マイクロソフトオフィスを使う必要もなく、GoogleWorkplaceで全てを処理していますので、Chromebookがあれば何の問題もありません。

ほどほどの値段で、十分快適な処理速度を持ったChromebookは、いくつもあるのですが、最近は画面が有機ELとなった機種も発売されています。これは、とても魅力的です。いま使用しているスマホがOppo A73ですが、これは有機EL画面が、とても美しいのです。これを見てしまうと他の画面が、いささかぼんやりして見えるほどです。

パソコンで有機EL画面の機種は、まだまだ少ないのですが、韓国メーカーが現在大増産中ですので、いずれパソコンの画面も有機ELに替わっていくでしょう。

有機ELが、まだまだ駆け出しの頃、日本でも山形大学の先生が盛んに研究されていたのを記憶しています。残念ながら現在、量産体制を確立しているのは韓国です。ほとんどの有機ELパネルは韓国製ではないでしょうか。

量産体制を確率するために投資をしなかったツケが、今まわってきています。電気自動車に用いられるバッテリー量産に関しても、同じような経過をたどっています。投資を決断できない経営者ばかりになってしまった日本の末路です。

好機

■20211223(木曜日:晴れ)

エコパスタジアムの駐車場の様子です。車で来るランナーも結構いるのです。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日の朝は走りましたので、今日は休養日です。

12月23日は平成天皇のお誕生日。以前でしたら、天皇誕生日ということで、休日だったのです。今朝の報道によれば米寿を迎えられ八十八歳の現在、静かに日々を送られているとのことです。

ライフワークであるハゼの研究も続けられており、新種の発見を報告された、とも記事にあります。元気で長生きするコツの一つに、深く掘り下げ続ける何かを持つことが大事だ、とは何かの本に書いてありましたが、上皇さまもそうしたことを続けておられるようです。やはりとても大切な事のようです。

ただ、コロナ禍の関係で、日本各地に出かけられ国民と顔を合わせることが出来ない状況を、とても残念に思っておられるようです。私達も上皇后さまとご一緒の様子を、ぜひ拝見したいものだと思っています。

平成天皇は、あらゆる意味で中興の祖ではないでしょうか。敗戦によって大きな試練にさらされた天皇制を、強い意志を持って建て直された上皇様の決断力というのは、本当に素晴らしいものだと思います。

改革するというのは、本当に大変なことです。特に長い歴史を持つ組織においては、想像を絶するものがあります。危機に曝された時こそ、むしろ改革のチャンスと捉えるべきなのでしょう。

これは何も皇室だけのことではなく、あらゆる企業や組織に当てはまるのではないでしょうか。何もせずに、ただ手をこまねいているだけでは、結局歴史の変化に取り残されてしまうのです。

因果関係

■20211220(月曜日:晴れ)

2014年、フルマラソンに初参加した時の様子です。準備運動中です。

■今朝はゆっくりと休みました。何しろ昨日は一日フル活動でした。朝4時に目が覚めてしまい、6キロ超を走った後、月例競技の競技委員を務め、その後コース視察のラウンドを行いました。

帰ってきてから、Sunと一緒に日帰り温泉に行って、いっぱいやって帰ってきました。午後からは風も吹き始め、夕方からは寒く感じましたが、なんとか無事に一日を終えることができました。

木枯らしが吹き荒れる中で水風呂に入るのは、さすがに気後れしましたが、それでも十分温まった後、一回入りました。朝走ったので、その分筋肉の血流を促進するためです。

ただ、疲れもあったのか、食欲はあまりなかったので、いつもよりも少なめの食事で終わり、帰宅しました。9時には床に入り、少し本を読んだ後、眠りにつきました。

今日は12月20日。もう残りもあと10日あまりです。本当に1年が終わろうとしています。

■さて、新型コロナウイルス感染も、オミクロン株の出現によって再燃しつつあります。今朝の東京新聞22面では、ワクチンの副反応に苦しむ人たちの報告があります。題して「ワクチン接種直後の死、本紙記事に反響」。「信じたのに救われない」。

関東在住の女性は今月上旬、本誌読者部宛にこんなメールを送ってこられたそうです。

友人の一人は、妹を接種後すぐに亡くしています。誰かの大切な人のためにという言葉を信じて接種し、人生が変わるほどの副反応や後遺症、大切な人を亡くした人の行き場のない気持ちは一生救われない。

厚生労働省では、接種と死亡の因果関係を巡る専門家で作る副反応検討部会を設けています。12月3日に開催し死亡報告は更に増え、計1368人(11月14日時点)になりました。因果関係には8人が否定され、その他の人は全て「評価できない」とされています。因果関係を認められた人は、1人もいませんでした。

厚労省は「接種が原因で死亡したという事例はない」との立場を今も変えていません。

実は私の身の回りでも、友人がワクチン接種後亡くなった、という声を何件か聞いています。また近隣において十代の大学生がワクチン接種後死亡したという話も耳に入っています。どの症例も因果関係は証明されていないようです。

問題は、こうした事例がマスコミで取り上げられることが、ほとんどないことです。なぜ取り上げられることがないのか、理由は私にもわかりませんが、とても不可思議で理不尽な力が働いているように感じられるのです。

新型コロナウイルス感染が、かつてのペストのような多くの死者を生み出す恐ろしい感染症のように報道されています。でも、本当にそうなのでしょうか。きちんとした検証が行われないことに、疑問を感じざるを得ません。

■仕事を終えて、飛び出すように家を出ました。今夜は楽しい、親子水入らずです。いつもの松濤館でのひとときです。3人でのひとときは、一緒に韓国旅行をして以来でしょうか。

それぞれが家庭を持てば、なかなか水入らずとはいきません。本当に貴重な時間でした。Nonもリラックスして楽しそうでした。

お料理は、いつもの通りの素晴らしさ。のんびりと味わいながらいただきました。

次回は、いつのことになりますやら。

久しぶりの親子水入らずでした。Nonもリラックスして楽しいひと時でした。

放火

■20211218(土曜日:晴れ)

エコパスタジアムのスタート前の様子です。とにかく寒いのです。

■今朝は走るつもりで目覚ましを合わせてあったのですが、起きることができませんでした。いつものように夜11時には眠りにつき、1時半ごろ、そして3時半頃に目が覚めてしまい、目覚ましの鳴る5時には、ちょうど眠りの真っ最中でした。

眠りのリズムが合わなかったと言えば、それだけですが、とにかく起き出す元気が出ませんでした。無理をせずに諦めて眠り続けました。

■昨日は日本中で強風が吹き荒れ、北日本では大雪となったようです。そして大阪ではビルクリニックで放火があり、20人以上の方が一酸化炭素中毒で亡くなる事件が発生しました。

どうやら、心療内科の受付にある暖房器具の前で引火物を犯人が撒いたために、あっという間に火災が広がり、一酸化炭素中毒のために多くの方が亡くなったようです。

職場の悩みなどで、仕事の継続が難しい状況を抱えた人達が多く通われていたようです。院長は忙しい中でも、優しい対応をしてくれていた医師のようでしたが、何があったのか、本当に恐ろしいことです。

世の中が荒(すさ)んできたとはよく言われる表現ですが、最近の出来事を振り返ると、まさにそのような状況ではないでしょうか。

20年以上に渡る不況とデフレ。多くの方が貧しくなっています。先進諸国では日本だけと言っても良いほどです。となれば政治の責任が極めて大きいのです。そうしたことをマスコミは報道しませんが、今こそ政治の力が問われているのではないでしょうか。

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