■2017年03月04日-03月05日(土曜日&日曜日:晴れ)
■前日は立川駅で待ち合わせて南口にある居酒屋で前夜祭を開催しました。と言っても、Takuと二人きりでの前夜祭ですが。
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Takuも司法修習中ということで、毎日大変そうですが、でも私がみる限りは、とても充実した毎日のようで安心しました。
今は東京地方裁判所で研修中とのこと。霞が関へ通う毎日とのことです。昼休みに食堂などで、そうした人々を見ていると、こうした人々が日本を動かしているのだ、とひしひしと感じるそうです。確かにその通りに違いありません。
よもやま話に花を咲かせて10時半過ぎまで、6時から延々と話し込みました。元気に、そして確実に成長している我が息子を見て、一安心しました。このまま話し続けたかったのですが、いかんせん明日のレースを考えると、ゆっくり休む必要があります。走ることの最大の敵は、睡眠不足です。
ということで、宿に戻って明日の再会を約束しました。
日曜日は、6時に目覚ましをかけて起き出しました。食事は7時からですが、その前にゼッケンの装着などの準備をしなければなりません。
立川駅から7時44分発の電車に乗って、西立川駅まで行きました。国立昭和記念公園 西口へ向かいました。立川駅から、この西口まで歩くのは、結構大変そうです。
この大会、立川シティーハーフラソンは、同時に第二十回日本学生ハーフマラソン選手権大会・兼第29回ユニバーシアード競技大会日本代表選手選考競技会を兼ねています。三位までに入賞すれば、代表としてユニバーシアード競技大会に出場できるのです。
昨年までの大会記録を読むと、21.0975km走って三位までの差は、まさに一秒違いなのです。ほとんど同時にゴールする感じです。すごいです。
昭和記念公園西口前には、多くのランナー、関係者が集まっていました。登録した人には無料入場券が配られていますので、私達もそれを出して入園しました。
以前Sunと二人で講演を散策した日のことを思い出しました。ただあの時は、西口でなく正門からでした。
さて公園に入ることが出来ました。受付まで行って参加賞をもらって、最後の準備をしなければなりません。
広場には多くのランナーや応援の家族の方が集まっていました。
ここで箱根駅伝の予選会が開かれるわけです。まさに、堂場瞬一さんが描いた、「チーム」の世界です。
9時半スタートですが、スタート地点まで移動しなければなりません。移動には10分ほどかかるので、余裕を持って移動してください、という放送が流れています。
コートを脱いでTシャツ一枚になって移動するタイミングが難しいのです。今日は天候からすると、無風ですのでコートを脱いでも凍える、ということはなさそうです。予報でも昼前の気温が、12℃になりそうなので給水をしっかり取ってください、という注意もされていました。
さて自衛隊の基地内にあるスタート地点まで移動を開始しました。
基地に入ると、さっそく飛行機が出迎えてくれました。展示品です。
さて、いよいよスタート地点に到着です。Takuも準備万端です。
コースの概要です。陸上自衛隊立川駐屯地、国営昭和記念公園及びその外周道路、とあります。基地の中を二周してから、公園内を通り一般道に出ます。市役所前のメインストリートを走ります。片道4車線の道路を占拠して走るのは、なかなかの快感です。まるでマラソンランナーになった気分です。
立川のメインストリートは、立派です。市役所、消防署、警察署、裁判所などなど、主な官庁が軒を並べています。
高低差はあまりないのですが、所々にアップ・ダウンがあって、辛くなります。以前なら、ひょっとすると歩き出したかもしれませんが、今日はしっかりと腕を振って、我ながら不思議なほどに力強く歩を進めることが出来ました。
左脚小指の違和感があり、今回は木曜日から休養として走りませんでした。それが良かったのかどうか分かりませんが、今日は今までのレースで一番快調でした。
5キロの地点でトイレに寄りました。いつも少し早いのですが、スタート前に寄ったトイレが満員でしたので、空いているのを確認して早めに立ち寄りました。これは正解でした。体も軽くなり、その後は給水場に寄っただけで、一度も歩くこと無く最後まで走りきることが出来ました。
今までですと、15キロを超えると本当に苦しくなり、上り坂では歩いてしまうのですが、今日は一度も歩くことはありませんでした。これが高野ランニング・コーチの教え通りに2時間走、3時間走を積み重ねた結果だと良いのですが。
次回が楽しみなのですが、次回も今日と同じように走ることができるかどうかは、天候などの条件もあり不確かです。
今日の調子なら残り5キロになったら、今のペースを少し上げて走ろう、と決めていました。こんなことを考えられるなんて、本当に驚きです。筋力がついたというか、走力がついた、というか。何にしても鍛錬の賜物です。
ランニング・ウォッチの記録を振り返ると、9キロ地点がペースの底でした。6分45秒程度に落ちています。そして15キロ過ぎてから次第にペースが上がり、20キロからの、最後の1キロ強をスタート時点と同じ程度のキロ6分弱のペースで走ることが出来たのは、本当に嬉しい誤算です。21キロからは、さらにペースが上がっています。
高野コーチに感謝、感謝です。
最後に立川駅前の居酒屋でご苦労さん会でした。同様のランナー達で店は満員でした。
とにかく楽しい週末でした。Takuも忙しい毎日の中で、よく駆けつけてくれました。長距離を走ることが、Takuにはそれほど苦痛ではないようです。体にあっているのでしょう。そこは私と違う点です。
鍛錬を積めば、まだまだ記録が伸びるでしょうが、残念ながら私には、その方法が分かりませんので指導することはできません。まぁ、のんびりと楽しんでいけば良いのです。
次回は6月の千歳JAL国際マラソンです。どんな走りができるのか。私自身も、とても楽しみです。
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