■20190312(火曜日:晴れ)
■今朝は走りました。 昨夜は沼津医師会で会合があり、少し寝るのが遅くなりましたが、今朝は5時半に起き準備を始めました。今日は生ゴミの日ですので、用意してくれてあった袋を持って所定の位置に向かいました。ありがたいのは、5時半に起床して、走る準備をして玄関を出ると、もう明かりが要らなくなってきたことです。2週間、いや一週間前ですら、この時間帯ですとペンライトがないと暗くて危なかったのですが、確実に日が延びているのです。3月21日が春分の日ですので、まだ夜の長さに比べて昼の長さは短いのですが、日に日に暖かさも募り、春の到来が感じられる今日この頃です。今朝は 7.12 km を走り、 今月の通算距離が43.05 km、残り19日で56.94 km のところまで来ました。
■今朝の東京新聞には、こんな記事が掲載されていました。「感情的な人とは議論できない」。原発再稼働を巡り、経団連会長、とあります。経団連の中西宏明会長(日立製作所会長)が11日の記者会見で、原発の再稼働をめぐる国民的な議論について「感情的に再稼働に反対する人たちと議論することはできない。好き嫌いを離れ、このままでは立ち行かなくなる日本のエネルギー政策をきちんと議論をしていく必要がある」と述べました。 原発を推進する立場である中西氏は、これまでも原発を含むエネルギー政策に関する一般公開の討論を提唱してきましたが、一方で、脱原発を訴える「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」が1月に、経団連に対して公開討論会の開催を要請しましたが、経団連はこれを拒否しました。
難しい問題であることは論を待ちません。確かにエネルギーの総量が足りなくなれば、日常生活が立ち行かなくなることは明々白々です。経団連会長としては、それだけは何としても避けたいという強い思いがあることは、十分理解できます。しかし福島での原子力発電所の事故を経験し、しかもその放射能汚染の問題が何一つ解決していない日本としては、世界のトップランナーとして脱原発、自然エネルギーによる、持続可能な社会を作り上げるという強い意志を、世界に向けて訴える歴史的使命があることも事実です。
原子力発電所の建設にこれまでも関わり、そしてこれからも維持・管理に関わり続けなければいけない日立製作所の会長という立場にある、中西氏が経団連の会長を務めていること自体が、一番の問題点ではないかとすら私に思えます。脱原発に向かうのは歴史の流れだ、とたとえ個人としては思っていても、日立製作所の会長としては、口が裂けても言えないというのが現実ではないでしょうか。 経営者としても人間としても、とても立派な方なのでしょうが、適材適所とは言い難いと私には思えるのです。原発事故の前であれば、適材適所であったのでしょうけれども。 日本の限界と言うか、そもそも日本という国の宿命なのか。 感情的な人たちとは議論できない、ではなくて、私利私欲のトップとは議論できない、という意見すら出てきかねないのです。実に残念なことなのです。