2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

月: 2024年11月 Page 1 of 3

心の故郷

■20241130(土曜日:晴れ)

オーストラリア・ジーロング月曜日の朝です。
フィットネスクラブで汗を流す会員。
女性が、ほとんどでした。

■今日で11月も終わりです。明日から師走。今日は仕事を終えてから、電車を乗り継いで川口に向かいます。明日、川口マラソンに出場するためです。まさか川口でマラソン大会を走るとは、夢にも思っていませんでした。

ネットで偶然、大会を見つけました。今まで気付きもしませんでした。

埼玉県川口市には3歳から19歳まで家族で住んだ街ですので、心の故郷と言えます。京都に生まれましたが、その当時の記憶はありませんし、住んでいた家屋も残っていません。京都の面影は、一欠片(ひとかけら)も残っていないのです。

川口も同様です。家族で暮らした公団住宅は、その後再開発で民間のマンションとなっており、これまた当時の面影は何も残っていません。つまり私にとって故郷と言えるものは、記憶の中にしか残っていないのです。

そんな川口ですが、小中学校を共に過ごした竹馬の友が一人、今でも連絡を取り続けています。公務員だった彼は、もう悠々自適の生活ですが、今回は完走後に一緒に一杯やろう、という約束になっています。

どうなりますか。とにかく、無事に完走することだけを目指して、頑張ってみます。

去るものは追わず

■20241129(金曜日:晴れ)

オーストラリア・ジーロングのスーパーで
売られている日本製品です。

■昨夜はロータリークラブのテーブル会があり、8名の仲間で歓談しました。いろいろな事情で活動を続けることが困難になり、退会していく人が出てくるのは仕方ありません。健康面、仕事面など理由は様々です。

こうした任意のボランティア団体は、強制ではありませんから、無理に入会を勧めるものでもありませんし、無理に引き止めるものでもない、と私は考えています。来るものは拒まず去るものは追わず、ということです。

昨夜も古手の会員の一人が、この12月で退会する、ということで、みんなで遺留しましたが、大の大人が考えた末に決断したわけですから、尊重して気持ちよく送り出すのが、一番良いと私は思っています。

創立以来35年近くが経ち、出入りした会員数は、何百人になります。本当に様々な人々と様々な期間、同じ会のメンバーとしてご一緒しました。そしてとうとう、創立時からのメンバーは、私一人になってしまいました。

本当に心の通じ合うことのできた仲間が亡くなった時には、父親が亡くなった時の悲しみに近いほどでした。心のなかで1本のつっかえ棒が、ポキンと折れたような気がしました。

致し方ありません。生きている限り、別れの辛さを噛み締めていくより無いからです。

環状交差点

■20241128(木曜日:晴れ)

オーストラリアで始めて知ったラウンドアバウト(環状交差点)です。

■昨夜は冷えました。何度も目が覚めたのですが原因が分からず、結局朝方になって、肩口から冷えているのが原因だと気付き、毛布を掛けることで熟睡できました。

風邪の引きかけではないの、とSunには言われましたが、今のところ他の症状は出ていません。週末には川口へ行って、日曜日にはハーフマラソンを走る予定ですので、とにかく体力温存です。

■さて今朝の写真は、環状交差点です。日本にいると見ることがありませんので、何のことか見当がつきません。解説によれば以下のとおりです。

★ラウンドアバウト(環状交差点)のルールは次のとおりです。

#車両は、交差点に入る前にできる限り道路の左端に寄って徐行する。

#交差点内は右回り(時計回り)で走行し、できる限り側端に沿って徐行する。

#交差点内を通行する車両が優先されるため、交差点内を通行する車両の進行を妨げない。

#交差点を出る際は、出ようとする地点の直前の出口の側方を通過したときに左の方向指示器を点滅させ、交差点を出るまで合図を継続する。

#横断する歩行者や自転車にも十分に注意する。

#交差点内と交差点の周囲5メートル以内は駐停車禁止である。

★ラウンドアバウトは、安全性やスムーズな交通の流れを実現するために考案された円形の平面交差の一種で、信号機がなく一時停止の規制はありません。

日本と同様に左側通行のオーストラリアで見た限りでは、信号も無いのにスムーズに通行していると感心したものです。安全性から見ると、日本での無理な右折による追突事故の多発などを考えると、むしろこちらの方が危険性が低いように思えるのですが、日本への導入は難しそうです。

でも調べてみると、「2020年3月末現在には全国で101箇所に、2021年3月末現在には126箇所に、2022年3月末現在には40都道府県、140箇所に、2023年3月末現在には40都道府県、155箇所に、2024年3月末現在には40都道府県、161箇所に、拡大した」とあり、私が知らないだけでした。

十分な敷地を用意できる地方であれば設置可能なようですが、ルールを周知するのが大変そうです。それでも出会い頭の追突など、そうした事故の減少には大いに役立ちそうです。

残留農薬

■20241127(水曜日:晴れ)

ジーロングのスーパーで売られている豆乳でしょうか?

■昨夜は雷雨でした。夕食後に降り始め、雷鳴とともに夜の間ずっと降り続いていたようです。午前7時11分現在、西から青空が近づいて来ています。富士山の頂には、相当量の雪が降り積もったことでしょう。

昨夜の夕食は、Sunがホウトウを作ってくれました。味噌味でしたが、とても美味しくいただきました。野菜たっぷり、鶏肉も入っていて、良い味が出ていました。

先日、披露宴出席を終えてオーストラリアから帰国したのは、20時30分頃でしたが、夕食に食べたのはカップラーメンでした。たぬきそば、でした。出汁の効いたそのスープを、一滴も残さず飲み干しました。そんなことは普段しないのですが、出汁の味に飢えていたのでしょう。

Ayaちゃんも帰国してお土産に購入するのは、どうやら出汁製品などをトランク一杯買って帰るようです。Benも日本食が大好きなので、何よりのお土産になるようです。

オーストラリアでは、オーガニックということを現地の人は大切にするようです。そのあたりは、むしろ日本より厳格かもしれません。農薬の使用制限なども、ひょっとすると日本より厳しいかもしれません。

■ 国産なら安全?農薬が残留している?

残念ながら、日本の農薬使用量は世界トップクラス、海外では禁止されているにもかかわらず日本では使用しているなど農薬使用の基準が緩いのが現状で、なんと中国に続き2位、アメリカの5倍、フランスの3倍もの農薬を使用しています。

その理由として、温暖で雨が多く湿気により病害虫が発生しやすいから、また消費者は虫食いのあるものや形の悪い野菜を購入したがらないので売れないなどの理由があります。

★残留農薬を避けるためにできることとは・・・

●農薬・化学肥料不使用の有機(オーガニック)を選ぶこと

●産地や生産者、栽培方法が確認できるものを選ぶこと

●旬のものを選ぶこと(旬でないと栽培の時に虫がつきやすいため)

●など日頃から野菜の産地や育て方などを気にして健康意識を高める必要があると考えられます。

●形が整っているきれいな野菜ほど農薬を使って育てられた野菜であることを、形が悪くて見た目が悪くても農薬・化学肥料不使用で自然栽培で育てられた野菜は虫が食べるほど美味しくて安全であることを(そのため虫食いになってしまうのですが・・・)まずは今の大人たちが理解し、未来の子供たちにも伝えていく必要があると思われます。

日本は素晴らしいと酔いしれるのは簡単ですが、マスコミが報じない恐ろしい事実も、きちんと知っておくことが重要です。

喪中

■20241126(火曜日:晴れ)

メルボルン空港国内線運行表です。
6時30分発Sydney行きに乗りました。

■今朝も晴天ですが夕方から雨になり、夜は激しく降るようです。

友人たちから喪中の葉書が、次々に届いています。亡くなられたのは、90歳を超えた方が多いようです。患者さんとして診察する方も、80代以上がとても多くなったと感じています。病院へやって来られるわけですから、殆どの方は、それだけの余力を持っている、とも言えます。

平均的に見ると、やはり80歳を超えると衰えが目立ってきます。姿勢も悪くなり、足取りもおぼつかなくなります。転んで骨折して来ることができなかった、と言われる患者さんも多数います。

先日搭乗したジェット機ではないですが、経年劣化は避けられません。長生きできることは素晴らしいのですが、生活の質を考えると、無邪気に喜んでばかりもいられません。

今まで自分でできたことが、できなくなる。今までなんとも無かった環境の変化に対応できなくなる。自分の身体は、いったいどうなっちゃたんだろう、と首を傾げることばかり。

それでも、自分の意志では自分の思ったように店仕舞できないところが、辛いところです。身の回りの整理整頓を済ませて、静かにその時を待つしか、自分にできることはないのでしょう。

社会の劣化

■20241125(月曜日:晴れ)

メルボルン空港を飛び立ってまもなくの眼下の様子です。
雲の向こうに月と大地が見えます。

■今朝も、よく晴れています。昨日は大相撲の千秋楽。16時には家を出て、日帰り温泉に向かいました。早めに上がって二人で一杯やりながら、テレビ観戦です。

静岡出身の関取の勝敗をいつも気にしているのですが、昨日は熱海富士が15日目に勝ち越しを決めることができて、二人でホッとしました。3場所続けて7勝8敗でしたから、これで少しは来場所三役に近づくに違いありません。

翠富士と熱海富士は、沼津の飛龍高校相撲部の出身同士。身近な存在なのです。

■さて以下の記事には驚きです。まさか、空を飛ぶ機内で盗まれるとは、夢にも思いませんでした。

●成田空港乗り入れ機内で窃盗が急増
現金やカード被害、前年の2倍に
国際線目立つ、組織的犯行か

先日オーストラリアを往復した際には、シドニーでの乗り継ぎの際に手荷物が引き継がれずに、羽田空港で受け取れない、という事態に直面しました。

友人からは、ちょくちょくあるから気を付けるように、と言われていたのですが、まさか自分たちが当事者になるとは、これまた夢にも思いませんでした。

2日後に宅急便で届いたものの、なぜそんな事が起きたのか、原因調査の報告など、JALからは説明や、お詫びの一言もなく、発生頻度は高そうです。日常的な出来事なのでしょう。

日本全体が劣化していることは、以前から言われていたことなのですが、電動シートが動かなくなるというジェット機内での電気配線の不具合など、様々な場面で実感するようになったのは、残念であると同時に、大きな事故が今後起きないことを祈るばかりです。

あと一週間

■20241124(日曜日:晴れ)

オーストラリア・ジーロングのスーパー・Woolworths 。
リンゴ1キロ 4.90 ドルです。

■昨日は本当に久しぶりに、LSDを行いました。Long Slow Disitance です。ゆっくりで良いから長い距離を走るトレーニングです。調べてみると、前回は9月22日でした。2ヶ月ぶりです。

最近は、走るよりも筋トレに励むことが多く、グランドには足が向きにくくなりました。以前は毎日のように学校のグランドに行っていたのですが、ある頃から急に、グランドが遠く、遠くに感じられ始めました。

それでも、昨日なんとか以前のように、1時間のLSD を最後までできたことで、少し自信を取り戻しました。まだ何とかできそうだ、という思いです。先週には、川口マラソンの案内も送られてきました。いよいよです。

今週は走ることはせずに、体力の温存に努めます。はたして、どうなりますことか。

Finder Green Supermarket賞

■20241123(土曜日:曇)勤労感謝の日

オーストラリアの代表的なスーパーマーケット、Woolworths です。

■今日は勤労感謝の日ですので、休日です。本当に久しぶりに、小学校の校庭で LSD を行いました。1時間5分、10.11 km を走りました。最初の1キロは身体が重くて、これではとても長くは走ることができない、と悲観的になったのですが、少しずつ体も慣れてきたようです。

最近は、ランニングマシン上で走ることばかりでしたので、本当に新鮮な気持ちになりました。前傾姿勢を保ち、前をしっかり向いて走り事だけを考えて走りましたが、苦しい時間でした。

5キロ走ったところで、一度1分間だけ休憩しました。再開しても、走り続けるのは難しいかと思いきや、再開して驚いたのは、なんて足取りが軽いのだろうという感触でした。

とにもかくにも、12月1日のハーフマラソンに向けて、少し自信を取り戻しました。

■ところで、今日の写真のスーパーマーケットは、オーストラリアの代表的なスーパーマーケットのようです。確かにビクトリア州を旅行中に、よく見かけたのは、「Woolworths 」と 「Coles 」でした。

■Woolworthsとは?

ニューサウスウェールズ州に本社を構えるWoolworthsは、1924年に創業しました。

2023年時点におけるオーストラリア国内の店舗数は1,098店で、Colesと並ぶオーストラリアの2大スーパーマーケットのひとつとなっています。

■2年連続でFinder Green Supermarketを受賞

Woolworthsは、2021年と2022年にFinder Green Supermarketを受賞しました。

Finder Green Supermarketとは、環境保全意識が高いスーパーマーケットを選出する賞のことです。

選出時には、スーパーマーケットごとに以下のようなポイントをチェックされます。

●梱包の削減
●プラスチックの削減
●食品ロス
●再生可能エネルギーの普及
●食糧救助パートナーとの連携

その他にも、サプライヤーと協力してCO2排出量の少ない貨物輸送を選択するなど、多方面における環境問題への対策が基準となります。なお、スーパーマーケットのエコ意識向上に繋がるのはもちろん、環境保全に興味がある顧客にとっても大きな意味のある賞です。

よりサスティナブルなスーパーマーケットで買い物をしたい場合、受賞結果を基に自分が使うスーパーマーケットを決められます。

ライドシェア

■20241122(金曜日:晴れ)

昨日の朝の富士山です。真っ白な帽子を被って、愛鷹山から現れました。

■もう金曜日です。先週の今頃は、メルボルン空港到着直後でした。5時40分到着です。ホテルまではタクシーしかありません。タクシー乗り場に行くと、多くの人が待っていましたが、確認すると待っているのはUberで予約した人のみ。

左にずっと歩いていくと、タクシー乗り場がありましたが、待つ人はだれもいません。何台もタクシーが並んでいましたが、乗る人はいないのです。その理由は、降りる段になって分かりました。

Mantra Melbourne Epping ホテルまでは、空港から約20キロ。途中National Highway M31を通りましたので、その分余計な経費がかかったのかもしれませんが、料金はなんと89.9 オーストラリア・ドル。9,000 円ちょっとです。これではタクシーに乗る人は、いないはずです。

思い出すと、2018年にこちらに来た時、Ayaちゃんが利用したのは DiDi でした。今回のタクシー運転手は、オーストラリアに来て5年になる、インド人の運転手さんでした。

オーストラリアのライドシェア市場では、米国発のUberが最大のシェアを持っていますが、国際的なプレーヤーであるOlaやDiDi、さらには地域的なプレーヤーであるShebahやGoCatchといった競合他社も存在しています。

ライドシェアの利点の一つは、基本的に料金が乗車前に分かることです。

■アメリカなどでも、そうでしょうが、とりあえず生活のために移民の人が付く最初の仕事が、タクシードライバーだと聞いたことがあります。そうした現実も変わりつつあるのでしょうか。

南半球

■20241121(木曜日:晴れ)

16日メルボルンでの結婚披露宴です。気温31度。暑い一日でした。

■19日の夜に帰国以来、寒さに震えています。今朝、屋上から見てみると、富士山の頂きは見事なほどに、真っ白です。初めて出席したオーストラリアの結婚披露宴の日は、暑くてまいりました。

ところが、この翌日には一転して気温も下がり、まるで嘘のような天気の変わりようです。南半球ですから、これから夏に向かうわけですが、変化の大きさに驚きました。

オーストラリアの人にとっても、メルボルンのあるビクトリア州は、暖かい地域という印象ではないようです。むしろ北にあるクイーンズランド地方が暖かく過ごしやすいようです。

大きな国ですし、北半球とは逆になりますので、日本人には分かりにくそうです。

とにかく風邪をひかないように、気を付けるしかありません。

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