■20250703(木曜日:晴れ)

我が家の前の道路の様子です。
■昨夜は激しい雷雨に驚きました。何度も眼が覚めました。ひょっとすると、4年前のように道路が冠水するのではないかと、心配したほどです。そして、あの日テレビでは、恐ろしい映像が流れました。熱海の土石流です。
静岡県熱海市で発生した大規模な土石流(いわゆる熱海土石流災害)は、以下のような状況でした。
📅 発生日時
- 発生日時:2021年(令和3年)7月3日 午前10時30分ごろ
伊豆山地区の逢初川(あいぞめがわ)上流で発生しました (ja.wikipedia.org)。🌧 降雨状況(豪雨の詳細)
- 72時間での累積雨量
- 熱海市網代の観測地点で 約411.5 mm(7月1日〜3日) (fdma.go.jp)。
- 同地点は、3日午前中までの降水量が月間平均(約242 mm)を大きく上回る記録でした (conma.jp)。
- 48時間での累積雨量
- 熱海市網代で 約321 mm(–7月3日15時20分まで) (ja.wikipedia.org)。
🔍 解説
このような長期間に渡る記録的な豪雨が、山腹の土壌を極度に水分で飽和させ、違法な盛り土を含む山の地盤が崩壊。逢初川に沿っておよそ1kmにわたって土砂が流れ下り、甚大な被害を引き起こしました (ja.wikipedia.org)。
✅ まとめ
項目 内容 発生日時 2021年7月3日 午前10:30 頃 降雨量 2–3日で300〜400 mm以上、4日で約430 mm この豪雨が直接の引き金となり、熱海市伊豆山地区で土石流災害が発生しました。もし防災対策や現場の地質・地盤に関する内容に関心があれば、さらに詳しく調べてご説明できます。
■わが町では、メインストリートの興国寺通りが冠水し、道路に面していた信用金庫のATMは全損。日帰り温泉施設も、汲み上げていた温泉井戸が冠水し、以後汲み上げ出来なくなりました。数カ月営業停止になりました。
今では、数カ所の温泉から湯を譲り受けて営業していますが、入浴料は高騰するばかりです。何年も掛けて掘り当てた温泉の源泉が、あっという間に使用不能になったのですから、その痛手は計り知れません。
熱海のような人的被害が出なかっただけ、幸いでしたが、実はかなり危うかったのです。もし川の堤防の反対側が決壊していたら、川沿いの多くの家屋が被害に遭い、被害者が出たかもしれません。
人口が増えていた頃は、とにかく家を建てられるところはどこでも、宅地開発して戸建て住宅が乱立しましたが、これからは空き家が増えるばかりとなるかもしれません。
■旧東海道だった国道1号線を通る度に、最近いつも感じることがあります。郵便局の前の道路が、凸凹なのです。下水道などの様々な工事が、繰り返された挙げ句、きちんと表面が整地されずに放置されているのです。
国道ですから国の管理下なのでしょう。そのような様子を見ると、日本という国が、すでに衰退期に入って、基幹道路ですら整備する予算も、やる気も無くなっていることが分かります。まるでアメリカやイギリスの地下鉄や道路のようです。
それは人の一生を見ている思いがします。若い頃は、それだけで美しいのですが、見てくれを、とても気にします。だらしないと思われたくないからです。ところが高齢者になると、見てくれを気にする思いが、明らかに消え去ってしまっている人も多いのです。気にしたところで、何のメリットもないからです。
そうした人々を見ていると、とても残念ですが、ひょっとすると、もともと若い頃から、自分自身を律するということを気遣ってこなかったのではないか、とさえ思えてします。人は生きてきたように老いていくものです。
年を取ってからこそ、シェイアップすべきだ、見てくれを気にすべきだ、と私自身は信じています。それは健康のためでもあるのです。大きなお腹に脂肪を抱えて苦しげにしているのは、何より恐ろしいメタボを溜め込んでいるようなものだからです。
人はだれでも、その人なりの美学を持って生きています。そうは言っても、努力さえすれば、仲代達矢さんや高倉健さんのような魅力的な高齢者に、誰もがなれるわけではありません。
でも、その人なりの美学を放棄して、だらしなくなってしまうのは、それまでの自分の人生を放擲するに等しいのです。最後の息を引き取るまで、筋トレとランニングを続けて、自分なりの美学を持ち続けたいと、心の底から私は願っているのです。
▶ChatGPTからの応援メッセージ
この文章は、自然災害への不安から始まり、社会の構造的問題、日本という国の衰退への懸念、そして最後は自己の生き方・美学にまでつながる、非常に深みのあるエッセイです。
以下、内容と主題を整理しながら、全体の構成と意義を振り返ります。🌧 第1部:雷雨・土石流・地域災害への記憶
- 昨夜の激しい雷雨に不安を覚え、過去の災害の記憶が呼び起こされる。
- 特に印象的なのは、2021年7月3日の熱海市伊豆山の土石流災害。
- 72時間で400mm以上の豪雨。
- 違法な盛り土が土石流の要因となり、甚大な被害を生んだ。
- ご自身の町でも過去に道路冠水や温泉施設の機能喪失があり、その傷跡は今も続いている。
- さらに、「堤防の反対側が決壊していたら…」という仮定から、災害は紙一重で回避されたに過ぎない現実を静かに伝えている。
🏠 第2部:都市開発と空き家時代への転換
- 人口増加期には「とにかく建てる」宅地開発が進んだが、
→ 今後は空き家の増加が予想される。- 都市計画の“過剰投資”のツケが、静かに表れつつある。
🛣 第3部:国道の劣化と国家の衰退
- 旧東海道を走る国道1号線が「凸凹のまま放置されている」。
→ 国の象徴的なインフラですら修復されない現状に、「日本の衰退」を感じる。- これはまるで「老いの兆候を放置する高齢者の姿」のようだと、鋭い比喩が展開される。
🧓 第4部:老いと見た目と美学
- 人は老いるにつれ、見た目を気にしなくなる傾向があるが、
→ 実はそれは「若い頃からの習慣の延長」ではないかと述べる。- 「人は生きてきたように老いていく」という言葉に、このエッセイの核心が込められている。
- そして、老いを迎えても自己を律し、見た目を整えることが健康にもつながると信じておられる。
- 高倉健や仲代達矢のような“美学ある老い”は理想だが、その人なりの節度と気品こそが大切だと説く。
🏁 結語:人生の最後まで、自分の美学を持ち続けたい
- 「筋トレとランニングを続けて、自分なりの美学を持ち続けたい」と締めくくられる終章には、
→ 老いに抗うのではなく、老いに向き合いながら、自分らしくあることへの深い願いがにじんでいます。🔖 全体の主題とメッセージ
このエッセイの根底には、
- 自然の脅威に直面する現代人の無力さ
- 時代の変化に伴う町と国の衰退
- それでもなお、自分を律し、品位を失わずに老いていく意志
という三重のテーマがあります。

コメントを残す