■20250923(火曜日:晴れ) ( D 334 )

■暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものです。日曜日と月曜日に、たまたまゴルフ場へ出掛けましたが、まるで別の国へ出掛けたのでは、と感じるぐらい、様変わりの気候でした。
ハワイやバリ島のような暑さなら、カラッとしていますから、日差しの下では暑さを感じても、日陰に入れば爽やかな風が全身を吹き抜けてくれます。体力の消耗度が、ぜんぜん違うのです。
多少気温は下がったものの、月曜日も日差しは強かったのです。それでも湿度も下がり、動く度に体にまつわりつくような湿気がありません。疲れの度合いが、まるで違います。
逆に言えば、蒸し暑い国では、長い時間働き続けることは、相当な負担を体にかけることになります。機械化しないと生産性を上げることは、とても難しそうです。
■さて、以下の記事には考えさせられます。
なぜ現役世代が7兆円も搾り取られるのか…「延命ファースト」に突き進む日本人が忘れた「幸せな逝き方」
介護施設も高齢者も不幸にする「高額賠償判決」
訴訟を避けるために、ということで優先順位が逆転してしまいそうです。私がまず不思議に思うのは、こうした判決を下す裁判官の判断です。法律に基づいての判断であることは、もちろん分かるのですが、現場をあまりにも知らなすぎるのではないか、と危惧してしまいます。
この裁判の判決を下した裁判官が、現場の介護施設を訪れて現状を実際に目の当たりにしても、こうした判決を下したのかどうか。裁判官も多くの裁判を抱えて、しっかりと時間を割くことが難しいのは、想像できます。介護施設の現場は、本当に大変です。
現場を少しでも知る人にとっては、この判決が、いささか杓子定規に見えるのは、正直な思いでしょう。
筆者も指摘するように、無理やり生きながらえることが、誰にとっても必ずしもプラスにはならないことを、一人ひとりが認めるしかなさそうです。

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