2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

月: 2025年12月

「老い」と「孤独」

■20251207(日曜日:晴れ) ( D 260 )

モルディブの首都マレの魚市場です。
カツオの燻製を地元の人は大好きです。

■今日も青空が空いっぱいを覆っています。先週は木曜日に帰ってきましたので、その後の混雑は想像通りでした。それでも、休暇でリラックスできたおかげか、気分は快調で気持ち良く、週末の忙しさを切り抜けることができました。

もう、この歳ですから、仕事ばかりの毎日では体力的にもきついですし、と言ってサンデー毎日でも、心身ともに維持管理が大変そうです。何事もバランスが大切なことは、こうして休暇を取ってみると痛感します。

■さて、昨日はNHKテレビで、俳優の近藤正臣さんの生活を伝えていました。と思って調べてみると、以下の通りに記載されていて、昨年放送された番組の再放送でした。

■妻亡きあとに〜近藤正臣 郡上八幡ひとり暮らし〜

放送年度:2024年度

 往年の名俳優・近藤正臣( 83 ) 。 岐阜・郡上八幡の自然に魅せられ、2017 年に妻と移住。穏やかな晩年を過ごす…はずだった。

 その後、妻が認知症を発症。自身も体調を崩しながら里山でのワンオペ介護を続けていたが、2013 年、妻が死去。伴侶を失った高齢者は、どう生きていくのか。近藤が向き合う「老い」と「孤独」に長期密着。

 深い喪失感を抱えながらも、地域の中で“これから”を模索するひとりの老人の日々を見つめる。

■番組の途中からしか自分は見ることができなかったのですが、地域の人々と交流を重ねながら、一人の日々を送る近藤さんの様子は、誰にも訪れる老いを深く考えさせるものでした。

結婚して 43 年になりますが、たぶん今が一番穏やかな結婚生活を送っているように思います。子ども達も皆自立した。夫婦二人とも元気で、それぞれが社会的な役割を果たすことができている。経済的にも、幸い大きな心配を抱えてはいない。

それでも、そんな生活が永遠に続くことはありません。お迎えが、やって来ます。その時必ず、どちらかに孤独が襲いかかります。残されたものの喪失感は、想像するのも恐ろしいほどですが、避けて通ることもできません。

心の準備は必要でしょうが、そんなものは、その場になってみないと、実感などできそうにありません。淡々と全てを受け入れるしか、術は無さそうです。

無償教育

■20251206(土曜日:晴れ) ( D 261 )

モルディブ・マレ市内の小学校です。

■今朝も青空が広がっています。2日前から寝る直前に、ベッドに片足を置いて、ブルガリアンスクワットを10回ずつしています。ベッドに入る直前ですから、理屈から考えると逆効果のように思えます。心拍数も高まり、交感神経優位になってしまうからです。

ところが意外なことに、ベッドに入ってから起こる、短時間の動悸などが無くなり、むしろスムーズに入眠できているのです。続けてみないと、なんとも言えませんが、今のところは良い結果を得ています。

最初は、7,8回目頃からバランスを得るのに苦労していたブルガリアンスクワットも、次第に10回なら何とかできるようになったのは、成果に違いありません。バーベル・スクワットだけですと、このバランス感覚を得るのが難しいのです。

■さて、今日の写真は、モルディブの首都マレ市内の小学校です。先日見学ツアーに参加しました。ガイドの方はリゾートホテルに勤めていた頃から、日本語を学び始めたそうで、ガイドの方が日本語で話し始めたのを見て、びっくりしました。私と同年輩でした。

その中で、モルディブの教育状況の説明がありました。子どもがたくさんいるので、午前、午後の2部制を取っている、というお話でした。DeepSeekに尋ねてみると、以下の回答が得られました。

モルディブの初等教育(通常6~12歳、1年生~7年生)の現状は、急速な発展と課題の両方を抱えています。以下に主要なポイントをまとめます。


1. 教育制度の基本

  • 無償教育:モルディブでは、幼稚園から高等教育まで全ての教育が無償です(憲法で保障)。
  • 義務教育:初等教育(7年間)は義務教育です。
  • 言語:低学年ではディベヒ語(モルディブの公用語)で授業が行われ、英語は重要な第二言語として早期から導入されます。教科によっては英語で行われることもあります。
  • カリキュラム:モルディブ国家カリキュラム(National Curriculum Framework)に基づき、ディベヒ語、英語、数学、イスラム教、科学、社会、環境科学などを学びます。

2. 近年の進展と強み

  • ほぼ普遍的な就学率:就学率は非常に高く(ほぼ100%)、男女格差はほぼありません。
  • インフラの整備:政府の積極的な投資により、離島を含む多くの島に学校が建設され、施設・設備が向上しています。
  • デジタル教育の推進
    • 「モルディブ・スマートスクール・プロジェクト」を立ち上げ、全ての教室へのインターネット接続とICT機器の導入を進めています。
    • 特にCOVID-19パンデミック後は、オンライン学習プラットフォーム(「FasMee」など)の整備が加速しました。
  • 教員の質向上:国立教育学院(National Institute of Education)による教員研修が強化されています。

3. 主な課題

  • 地理的分散による格差
    • 約200の有人島に学校が点在するため、離島と首都マレ(及びその近隣)の教育の質に大きな格差があります。
    • 離島では教材や設備、特に十分な訓練を受けた教員の確保が困難です。
  • 教員不足と質のばらつき
    • 教員の多くは外国人(特に南アジア諸国からの教員)に依存しています。
    • 離島勤務を嫌う傾向があり、首都圏と離島で教員の経験・質に差が生じています。
  • カリキュラムと評価の問題
    • 暗記中心の傾向が強く、批判的思考や創造性を育む教育への転換が課題です。
    • 進級試験(特に7年生修了時)のプレッシャーが大きいという指摘があります。
  • 多言語環境の課題
    • 英語力の習得レベルにばらつきがあり、それが他の科目の学習に影響を与えています。

4. 政府の取り組みと今後の方向性

  • 「モルディブ第4国家開発計画」や「教育セクタープラン」 では、「質の平等」 を最重要目標に掲げています。
  • 「シングルシフトスクール」 の導入:多くの学校で行われていた二部制(午前・午後のシフト制)から、全日制への移行を進め、学習時間を確保しています。
  • 離島教育の改善
    • 離島の学校への予算配分の増加。
    • 教員の離島勤務に対するインセンティブ(手当てなど)。
    • 遠隔教育(eラーニング)の活用による質の均てん化。

まとめ

モルディブの初等教育は、地理的に分散した島嶼国家ならではの大きなハンディキャップ(離島格差)を抱えつつも、デジタル化とインフラ整備による「教育の民主化」を積極的に推進している状況です。

「全ての子どもに学校へ行く機会を」というアクセスの確保はほぼ達成しましたが、次の段階である「全ての子どもに質の高い教育を」の実現が現在の最大の挑戦となっています。そのため、政府はICTを駆使した解決策と教員の質向上に重点的に投資を続けています。

■なるほど、多くの離島を抱えた国独自の課題が見えてきます。リゾートホテルの従業員にも様々な国の人々がいて、送迎水上バスの発着場の係の方と話をしたら、出身はネパールだとのこと。バレーボールが好きで、日本の西田選手のファンです、と聞いてびっくりしました。

英語が共通語であるのは間違いありません。日本に帰国すれば、英語を使用することはありませんので、日本人が英語を習得するのは、かなり難しいのは致し方なさそうです。

二季

■20251205(金曜日:晴れ) ( D 262 )

ある日、ある時間のMaldives・マレ国際空港 空港の時刻表です。

■モルディブは中東にも近く、DUBAI行きの便がとても多いのに驚きました。隣がインドですから、当然インド各地に飛んでいます。フィットネスセンターで知り合ったインストラクターは、インド・ムンバイの出身。INDIGO便で2時間で行けるとのこと。家族を残しての勤務だそうです。

■さて、今日からまた日常の再開です。昨日は帰ってきて、その寒さに震え上がりました。冬ですから当然なのですが、テレビによれば、今の寒さは12月下旬並みだとのこと。

それでも町並みの木々は、イチョウはじめすっかり紅葉しています。ハイビスカスが咲き乱れる南国も良いのですが、やはり四季の変化に慣れ親しんだ私には、こちらのほうが落ち着くようです。

日本も温暖化の影響か、季節が四季から二季へ極端化しつつあります。暑い暑いと嘆いていると、いつの間にか、今度は寒さに震えています。春と秋が短くなっています。

モルディブには、基本的には雨季と乾季しか無く、年間を通じて気温はほぼ一定で、平均気温は25~31℃程度となっています。たまに保養に出かけるには良さそうですが、一年を通して暮らすのは、自分にはできそうにありません。ありきたりの結論ですが。

1島1リゾート

■20251204(木曜日:晴れ) ( D 263 )

機内から見たモルディブの島々です。

■さて楽しみにしていた保養も、あっという間に終わってしまいました。今日は、ここ数日の雨模様とは打って変わって、青空が広がっています。午前中、少し海に入って最後の時間を楽しみました。

帰りの飛行機から見ると、大小さまざまな島々からモルディブが成り立っているのが分かります。DeepSeekに教えてもらいました。

モルディブの島の数とリゾート開発の状況は以下の通りです。

モルディブの島の総数

  • 約1,200の島々(珊瑚礁の島)から構成されています。
  • これらは26の環礁に分かれており、南北に約820kmにわたって分布しています。
  • すべての島が有人島というわけではなく、有人島は約200島、残りは無人島です。

リゾートホテル(リゾート島)の数

  • 約150~160島が観光リゾートとして開発されています(2024年現在)。
  • 各リゾートは「1島1リゾート」が基本で、1つの島全体が1つのホテルリゾートとなっています。
  • リゾート島は、首都マレのある島とは別に存在し、空港(ヴェラナ国際機場)からスピードボートや水上飛行機でアクセスします。

主な特徴

  1. 1島1リゾート形式
  • 各リゾート島にはゲスト以外立ち入りが制限され、プライベートな空間が保たれています。
  • 島の規模は小さく、一周10~30分で歩けるサイズが一般的です。
  1. 宿泊施設のタイプ
  • ビーチヴィラ(海岸沿い)
  • ウォーターヴィラ(海上に建設された別棟)
  • 高級リゾートから手頃な価格帯まで多様な選択肢があります。
  1. 変化する数
  • 新規リゾートの開発やリニューアルが続いているため、リゾート島の数は年々増加傾向にあります。

その他の島の用途

  • ローカル島:モルディブ国民が生活する島。近年は一部でゲストハウスを営む島も増えています。
  • 無人島:そのままの自然が残され、日帰りクルーズの目的地などに利用されます。
  • 産業用の島:空港、ごみ処理場、学校など特定の機能を持つ島もあります。

まとめると、約1,200島のうち、約150~160島がリゾートホテルとして運営されており、これがモルディブ型観光の核となっています。 新しいリゾートの開発も継続されているため、正確な数は毎年変わることがあります。

帰国の旅

■20251203(水曜日:晴れ) ( D 264 )

部屋から見たマレ島です。来年また訪問できると良いのですが。

■今日で楽しかった旅も終わりです。11時半に荷物のピックアップ。12時チェックアウト。そして12時半に空港への水上バスが出発です。空港までは10分ほどの距離。あっという間です。到着は暗闇の中。出発は強い日差しの中と、全く同じコースを辿って、旅は終わります。

コロンボで乗り換え、スリランカ航空便で成田に到着するのは、明日の朝8時の予定。長い飛行機の旅が、最後の難関です。

夕食はパスして寝ることにしました。今年の旅は、これですべて終了。楽しい一年でした。

インストラクターとの出会い

■20251202(火曜日:晴れ) ( D 265 )

このフィットネスセンターで、楽しい出会いがありました。

シュノーケリング

■20251201(月曜日:晴れ) ( D 266 )

今回の部屋です。階段を降りるとシュノーケリングが楽しめます。

■時折雨の降る天候でした。部屋の前の浅瀬でシュノーケリングを楽しんだり、私はフィットネスセンターにも行きました。隣の部屋では、ヨガ教室を開催していましたので、明日は参加しようと予約しました。

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