■20251230(火曜日:晴れ) ( D 221 )

■いよいよ今年も残すところ、あと二日。明日は大晦日です。昨日は夕方、Taku一家が沼津に来てくれました。片浜駅で待ち合わせ、そのまま回転寿司で夕食を摂りました。
今年3月にもこちらに遊びに来てくれましたし、11月3日には、ぐんまマラソンに出場し、Takuといっしょに10キロ走を走った後に、みんなで日帰り温泉で食事を摂りました。
■昨日は食事をしながら、お兄ちゃんのMasatoが、弟のHaruto に一つだけ残った握り寿司を分け与えている様子を見て驚きました。以前はそうした場合、自分で独占して食べてしまうことが多かったのです。
人に分け与えることは、簡単そうに見えて、なかなかできないことです。ましてや、腹すかしの子どもでは、求めるほうが無理というものです。
昔々Takuが、いまの孫たちと同じ年齢の頃、手元にあるお菓子を目の合った母に、必ず分け与えてくれたこと。しかも、自分で二つに割ったお菓子のうち、必ず大きい方を母に分けていたのです。
さらにTakuは、次に目の合った妹にも、もう一度二つに割って、またしても大きい方を妹に分け与えていました。最後に手元に残ったお菓子は、ほんの僅かになっていました。
このことをSunから聞いて、いささか大げさですが、父として私は感動しました。自分が子どもの頃には、とてもできなかったに違いない、と思ったのです。
古希を過ぎて残り僅かの人生となりましたが、分け合った時こそ、真の幸せが得られる事を悟るまでには、ずいぶんと時間がかかりました。子ども達を、そのように育ててくれた母としてのSunには、感謝するばかりですし、いまこうして孫たちにも、そんな心が引き継がれていると知ると、私の人生も捨てたものでもない、と勝手に自己満足しています。
そんな嬉しい年の瀬です。

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