■20260306(金曜日:曇のち晴れ) ( D 160 )

2022年3月6日の三津から見た富士山です。

■昨夜は東部眼科医会講演会があり、アレルギー性結膜疾患と網膜疾患について勉強しました。日本人の約半数がアレルギー性疾患を持っているという時代です。

かゆみ、流涙、眼脂などなど、日常生活上の負担はかなりのものがあります。治療上の問題点、コツ、そして新たな治療薬などについて講演がありました。

また、見逃しがちな網膜疾患についての講演では、これまた今までは治らないからと諦めていた疾患に、新たな治療法が導入されつつある、という驚きの発表も聞くことができ、大変有意義な時間でした。

■さて今日は、必須アミノ酸について確認しました。日本医師会から送られてきた「最新の栄養管理と食事指導」によると、今は必須アミノ酸は「不可欠アミノ酸」と名称が変わったようです。

必須アミノ酸:数と重要性

🔢 必須アミノ酸の数

成人にとっての必須アミノ酸は、全部で 9 種類です。

番号必須アミノ酸主な役割
1イソロイシン筋肉の形成・エネルギー供給
2ロイシン筋肉の合成・回復促進
3リジン(リシン)コラーゲン生成・免疫力向上
4メチオニン代謝サポート・抗酸化作用
5フェニルアラニン神経伝達物質の材料
6トレオニン(スレオニン)肝機能・免疫機能の維持
7トリプトファンセロトニン・メラトニンの原料
8バリン筋肉のエネルギー源・疲労回復
9ヒスチジン成長・修復・神経保護

※ヒスチジンは、かつて「幼児のみ必須」とされていましたが、現在では成人にも必須とされています。


🌟 必須アミノ酸の重要性(3つのポイント)

1️⃣ 体内で作れないため、食事から摂る必要がある

必須アミノ酸は、人間の体内で合成することができません。そのため、毎日の食事からバランスよく摂取することが不可欠です。これが「必須」と呼ばれる理由です。

🥚 摂取の目安:卵・肉・魚・大豆製品など「良質なタンパク源」を毎食取り入れる

2️⃣ タンパク質の合成に不可欠=体づくりの土台

必須アミノ酸は、筋肉・臓器・皮膚・髪・酵素・ホルモン・免疫物質など、体のあらゆる組織の材料になります。特に:

  • 筋力維持:加齢に伴う筋肉の減少(サルコペニア)予防に重要
  • 免疫力:抗体や免疫細胞の材料として、健康維持を支える
  • 回復力:ケガや病気からの回復を助ける

72歳のあなたにとって、筋力トレーニングと並んで、必須アミノ酸の摂取は「健康寿命」を延ばす鍵となります。🏋️‍♂️

3️⃣ 1つでも不足すると、他のアミノ酸も無駄になる(バレルの法則)

必須アミノ酸は、9種類すべてがそろって初めて効果を発揮します。どれか1つでも不足していると、他のアミノ酸も十分に活用できず、タンパク質の合成が制限されてしまいます。

🪣 例:木製のバレル(樽)で、1枚の板が短いと、そこから水がこぼれてしまうように。

この考え方に基づき、食品のタンパク質評価には「アミノ酸スコア」という指標が使われています。スコア100の食品(卵・肉・魚・乳製品・大豆など)を意識的に摂ることが推奨されます。


💡 毎日の食事で意識したいこと

  • 多様なタンパク源を組み合わせる:動物性+植物性をバランスよく
  • 毎食少しずつ摂る:1食でまとめるより、3食に分けた方が効率的
  • 調理法も工夫:加熱しすぎるとアミノ酸が壊れる場合も。蒸す・煮る・生(安全な範囲で)も活用

孫さんと一緒に「今日はどんなタンパク質を摂ろうか?」と会話しながら食卓を囲むのも、健康と幸せの両方に良い時間になるはずです。🍽️✨

さらに詳しい「高齢者に おすすめのタンパク質メニュー」や「モリンガと必須アミノ酸の関係」など、知りたいことがありましたら、いつでもお尋ねください。

■「最新の栄養管理と食事指導」によれば、体重 60 kg の人では、毎日 200 (g) のタンパク質が新たに体内で生成されているようです。つまりは、同時に 200 (g) のタンパク質が分解されているということでもあります。

そうなると、単純に計算すると、約 300 日で私達の身体の全てのタンパク質は入れ替わるとも言えます。生まれ変わるのです。新年を迎えるとは、生まれ変わることでもあるようです。