2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

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タオルと造船

■20220924(土曜日:晴れ)

桂浜を見下ろす竜馬像です。

■今日は、高知から今治への旅です。どういう道のりを取って向かうのか、いささか迷いました。まずは桂浜です。Sunの希望で、坂本龍馬が海を見下ろす、あの桂浜です。朝食後に、すぐさま向かいました。

桂浜の様子です。白波が高いのに驚きました。砂浜に大きな岩が鎮座しています。

駐車場は市営のものがあり、料金徴収開始の少し前に到着できて、無料で止めることができました。早起きは三文の得、でした。昨日までの雨模様の空とは違い、青空下での海岸は、爽快でした。

■さて、これからどのコースを辿るか。高知、宿毛、宇和島そして今日の目的地の今治という道順もあったのですが、時間の関係で、無理をせずに違うコースを選びました。

高知から四国カルスト天狗高原を通る道です。しかし、これが大変な難路でした。ネットでは、絶景パノラマドライブコースとあるのですが、そこへたどり着くまでが、本当に大変でした。山道が狭いのです。

二台の車がすれ違うのがやっと、という道幅の道路が、それこそ延々と続くのです。すれ違う車数が少なければ良いのですが、人気スポットに違いありません。ひっきりなしに車がやってくるのです。行くときも帰るときも、すれ違いに往生しました。

大塚国際美術館

⬛︎20220923(金曜日:雨)

フェルメール作「デルフトの眺望」です。

⬛︎今朝は雨です。ホテルの窓から鳴門大橋が、一望です。淡路島に向かう橋は、行き交う交通に絶えることがありません。

これから「大塚国際美術館」に寄ってから、高知に向かう予定です。

Wikipediaによれば、以下のとおりですが、原文を参照してください。

大塚国際美術館 (おおつかこくさいびじゅつかん, 英語: The Otsuka Museum of Art) は、徳島県鳴門市の鳴門公園内にある、陶板複製画を中心とした美術館。運営は一般財団法人大塚美術財団。とくしま88景に選定。

概要[編集]

大塚製薬グループが創業75周年事業として1998年(平成10年)に開館した美術館で、西洋名画等をオリジナルと同じ大きさに複製し展示する陶板名画美術館である。

延床面積は29,412m2で、開館当初は美術館として日本一を誇ったが、現在は2007年(平成19年)に開館した国立新美術館(47,960m2)に次ぐ日本第2位である[要出典]。美術館の年間来場者数は約42万人(2018年度)[1]。

建築費や各絵画の使用料(著作権料)などを含め、総工費400億円。坂倉建築研究所が設計し、竹中工務店が施工した。

とにかく巨大です。2時間ほど見て回りましたが、時間がとても足りません。皆さんよくご存知の名画がオンパレードで、しかもすごいのは原寸通りに複製されている点です。ルーブル美術館を訪れたことの無い私は、ダビッドの《ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠》の巨大さに圧倒されました。縦6.1メートル、横9.3メートルの大作は1806年から1807年に描かれたものである、とありますが、その巨大さは、やはり実際に見てみないと実感しにくいものです。

これらの「陶板複製画は原画と違い、風水害や火災などの災害や光による色彩の退行に非常に強く、約2,000年以上にわたってそのままの色と形で残るので、これからの文化財の記録保存のあり方に大いに貢献すると期待されている」とあり、そうした意味でも貴重な存在です。

機会があれば、再度訪れてみたいものです。

■9時30分からの一番見学を終えて、高知へと向かいました。時間の関係で、今回は室戸岬へは寄らないことに決定。高速道路を走りに走って、3時間弱でした。

高知に着いた頃には雨も上がり、青空も見えました。汗ばむほどでした。チェックイン後、さっそく散歩にでかけました。高知城を見学するためです。路面電車の走る街は、魅力的です。高知も、そうでした。

寝台特急

⬛︎20220922(木曜日曇のち雨)

朝の8時半に、高松駅に到着です。改札を出て、これから朝食です。

⬛︎今朝は寝台特急の中で目が覚めました。寝台特急サンライズです。岡山駅で出雲駅行きと高松駅行きに別れます。昔のように三段ベットの車両などは、もうありません。今回はカプセルホテルのような個室でした。

私は一階室。Sunは、二階室でしたが、二階室は振動で揺れて安眠できなかったようです。予定より遅れて8時20分に、高松駅に到着しました。9時間程の列車の旅でした。

夜行列車の旅は、ベトナム枯葉剤被害者支援の旅で、ハノイからダナンへ行って以来です。あの時は3段ベッドでした。

到着して、まず朝食を取りました。ロッテリアがありましたので、ソイ野菜ハンバーグとホットコーヒーにしました。大豆タンパク使用の健康メニューでしたが、私には味が淡白過ぎました。

続いてレンタカー屋さんに行って、予約してあった新型アクアを借り受けました。金毘羅さんには、当初電車で行くつもりだったのですが、そのまま車で行く事に変更しました。

駐車場に止めて階段を登り始めました。785段です。駐車場で杖を貸してくれました。これが文字通り、大変な支えになってくれました。杖のおかげで、最後まで登ることが出来たのです。

幸い雨にも遭わず、青空も見え、少し汗ばむ陽気の中、休み休み登りました。修学旅行でしょうか、多くの生徒さんが来ていました。

12時少し前に、駐車場に戻りました。鳴門海峡に向かって出発です。少し行った所に、セルフうどん、と書かれた店があり、立ち寄りました。香川県では、「セルフうどん」と書かれた店が、とても多いことに、後になって気付きました。

他県では、丸亀製麺でお馴染みの、あの方式です。美味しくいただきました。私の注文した品は、出汁が濃すぎたので、Sunの汁と混ぜ合わせて、ちょうど良い味となりました。

■無事に参拝も終わり、今日の宿「ベイリゾートホテル鳴門海月」へ向かいます。今日は終日雨模様です。でも移動日ですから、致し方ありません。金毘羅宮から大塚国際美術館までは、100キロ強です。美術館の位置を確認してから、宿へ向かいました。15時過ぎには到着。まだ車は3台ほどしかありません。ちょっと作りも古いようですし、大丈夫かな、というのが正直な第一印象でした。

ここ会社は、同様の施設を県内に20件ほど運営する、ずいぶんと大きな会社でした。手入れも行き届いていて、宿泊客も結構多かったので驚きました。

部屋は鳴門大橋が、すぐ目の前に見える絶好の位置です。渦潮の様子、観光船の行き交う様子が、手にとるように分かりました。夕食は、部屋で取る形でした。翌朝、朝食を取りに会場に行って、たくさんの宿泊客がいた事を、初めて知りました。お風呂は早めに入りましたので、人数が分からなかったのでしょう。

黄金岬

■20220828(日曜日:曇)

2014ハワイ・コナ空港です。と言っても、本当にローカル空港です。

■昨日沼津に来られたYukoさん一家と、旅館で楽しいひと時を過ごしました。今日は黄金岬へ行く予定なのですが、天候が心配でした。10時前に種発する予定でしたが、突然雨が降り始めました。

さてどうしたものかと心配しましたが、出発する間際に雨も上がり、曇り空の中にも、少し青空ものぞく天候に変わりました。それならば、と黄金岬は向かいました。戸田を経由しての1時間強のドライブです。

雨に降られることもなく、無事に景観を楽しむことができました。Yukoさん一家にとっては初めての訪問でした。奇観です。帰り道は伊豆中央道を通って、帰宅しました。家に寄ってもらい、卓球をして一時息抜きをして時を過ごしました。16時には埼玉の家に向かって出発されました。

ちょうど、ミッチャンとマーチが、ぬいぐるみのリュックをプレゼントに来てくれました。ひととき談笑したあとで、近くの公園でMasatoとTaku三人で滑り台や、ブランコを一緒に楽しみました。昔は、Takuと一緒に、この公園でキャッチボールをしたものです。

少し早かったのですが、三人で近くの日帰り温泉に出掛けました。汗を流してバブル湯を楽しんで帰りました。

18時30分から、Sunの得意の美味しいカレーライスで夕食です。5人で美味しくいただきました。

夕食後も、Masatoとバランスボールで遊んだり、本当に休む暇なく時を過ごしました。

黄色

■20220719(火曜日:雨)

富山駅前の様子です。初めて、この駅に降りた頃とは様変わりです。

■昨日は海の日で休日でした。富山での学会出席から帰って、休む暇もなく、午後から三津にある松濤館へ向かいました。Nonちゃん夫婦と一緒に宿泊するためです。

土曜日は、夕方激しい雨が沼津を襲ったようで、三津の海は濁っているように見えました。来月にはTakuたちが、こちらに来る予定ですので、予行演習です。

ホテル前のビーチで、何十年ぶりに海水浴をしました。小さなビーチボールを持っていきましたので、浮き輪代わりにして、のんびりと浮かんでいました。雨のためか、海水は濁っていて、海底はよく見えませんでした。

15分ほど楽しんだ後、シャワーを浴びて部屋へ戻りました。Nonちゃんたちも到着していましたので、さっそく温泉に入るために部屋を出ました。露天風呂からは、海越しに富士山が見えますが、さすがに今日は雲に隠れて、少しも見えませんでした。

さて18時からは夕食です。海の幸、満開です。なんだかんだと話が弾んで、あっという間に、すべての食材が消えてなくなりました。途中から私は、眺めるだけにしました。お腹が満杯になったからです。

四人で楽しく夕食を堪能しました。

■6月5日の千歳JAL国際マラソン完走記念Tシャツを、初めて着用しました。今年のカラーは黄色です。さて来年は、何色でしょうか。

はくたか号

■20220717(日曜日:晴れ)

積丹半島・神威岬への道です。道端に咲いていました。

■昨日は仕事を終えてから、急いで駅に向かいました。雨脚が強まり、下手をすると鉄道が止まってしまうのを心配したのです。ネットで時刻表を調べると、ちょうどその時間帯には、富山へ向かう北陸新幹線は、三島から新幹線に乗って東京駅に向かっても、東海道線で各駅停車を乗り継いで東京駅に行っても、結局は同じ北陸新幹線はくたか号に乗ることになる、という結果でしたので、慌てても仕方がないと、東京駅までは鈍行で行く予定でした。

ところが雨足が強まると、東海道線は止まってしまう可能性があるので、とりあえず一刻も早く、東京駅へ向かった方が良い、と三島で新幹線に乗り換えました。

東京駅についてから、北陸新幹線のプラットホームに行くと、ちょうど、はくたか号が出発する寸前でした。ネットで調べてあった、はくたか号の1本早い電車だったのです。

ちょうど階段を駆け上がったところで、自由席の乗車口に出たので一瞬迷ったのですが、掲示板を確認した上で、金沢駅行きである事を確認後、思い切って飛び乗りました。

ネットで調べてあった列車では、富山駅に18時少し前に着く予定だったのですか、1本早めに乗れたおかげで、40分ほど早く富山駅に到着できました。早速、友人に連絡を取りました。

富山時代に大変お世話になったある方へ、お礼の品を届けるために、友人が自宅の住所を調べてくれてあり、2人で車に乗って出かけました。残念ながら不在だったのですが、名乗った上で理由を説明し、お礼の品を家族の方に手渡しました。これで長年の思いが一つ叶いました。

さて、それから2人で夕食のお店に出かけました。富山自慢の新鮮な海の幸を食べられるお店のようです。友人の行きつけのお店なのでしょう。

2人でよもやま話に花が咲き、3時間以上食事とお酒で時を過ごしました。友人は全く飲めないのでウーロン茶ばかり飲んでいましたが、私は生ビールと焼酎のお湯割りを2杯飲みました。

しかし、いささか飲みすぎたようで、昨夜は軽い二日酔いで寝苦しい夜となりました。友人も久しぶりにこんなに長く話をしたと言っていました。彼は、元々口数が少ないのです。

■昨夜は二日酔いのためか、軽い頭痛と肩こりで熟睡することができませんでした。6時に起きるつもりだったのですが、ようやく、ぐっすり眠ることができるようになったのは、6時を過ぎてからでした。

7時に起き出して朝食に出掛けました。あまり、お腹も空いていなかったのですが、バイキング形式の朝食では、富山らしい食材が並んでいたので、少しずつ取って食べることにしました。

結局ホテルを出たのは8時半を回っていました。学会会場の国際会議場に到着し、手続き後、まずは二階の会場でセミナーを聞きました。ちょうど富山大学の林教授が座長を務められていました。

セミナー終了後、先生とお話をする機会があり、以前講演に沼津に来ていただいた、お礼を伝えることもできました。学会を主催するというのは本当に大変です。富山市は県都ですから、国際会議場という立派な施設があり、その点は、会場運営は楽だったとは思います。

さて、その次の講演の会場に向かうと、尾身先生の後を継いで理事長に就任された山本先生の顔を見つけることができました。本当でしたら、7月2日に静岡県の大学同窓会総会で講演をしていただく予定だったのですが、コロナ禍のために、総会も中止になってしまいました。

結局、山本先生には静岡に来ていただくことが3回続けて出来ない、ということになってしまったのです。お詫びを述べて、またいつか必ず、静岡でお会いできることをお願いしました。

13時20分のはくたか号で帰る予定でしたので、少し早めに駅に行って、お土産を買いました。富山駅は新幹線の開通で、随分と立派に改装されていました。在来線の本数がだいぶ減ってしまい、地元の方にとっては、かえって不便になった点もあるようですが、観光客にとっては、便利が良くなったことは間違いありません。

新幹線が通るのであれば、駅を高架化することの意味は、とても大きいのでしょう。路面電車も駅の下を通り、南北の路線が手を結ぶことができるようになりました。新幹線を乗り継いで家に到着したのは、4時間30分後の18時少し前でした。

土曜日到着した時刻には、少し雨が降っていましたが、それ以外は天候に恵まれ、思い通りの予定を過ごすことができた週末でした。

学会出張

■20220716(土曜日:曇)

北海道積丹半島・神威岬灯台です。

■今日も西日本、東北では大雨の警報が出ています。梅雨はとっくに明けているのですが、まるで梅雨末期の大雨です。

今日は午後から富山で開かれている学会に出掛けます。なるべく早く到着したいのですが、新幹線のダイアの関係で、結局は東京駅 15:24 発のはくたか569号に乗るしかありません。

富山駅に到着するのは、17:58分となります。富山の予想気温は、32度。熱中症の警戒情報が出ています。

電車から見る車窓の風景は、本当に久しぶりです。電車に乗ることが、ほとんど無くなってしまいました。コロナ禍で会合はオンラインに切り替わり、電車に乗ることは、ほとんど無くなりました。

さてさて、どうなりますことやら。何事もなければよいのですが。

■Nariちゃんと会食するのは、本当に久しぶりです。県立病院の眼科部長として、毎日忙しく働いています。

富山時代は、雪国生活無知の私を、本当に助けてくれました。命の恩人です。

私は生ビールと焼酎でしたが、全く飲めないので烏龍茶ばかり飲んでいました。3時間近く、四方山話に花が咲きました。無口な彼のことなので、こんなに話したのは、久しぶりだ、ということでした。

引っ越し

■20220703(日曜日:曇)

北海道泊村の「鰊御殿とまり」です。かつてニシン漁で莫大な富を築いた宴の後です。

■今朝は5時に起床して、家を出ました。Takuの引っ越しを手伝うためです。10月には二人目が生まれる予定ですが、手狭になったアパートから昨日引っ越したのです。

土曜日は、Yukoさんのご両親が来られて手伝ってくれましたので、今日は私達の番です。

東名・海老名インターで圏央道に接続。関越自動車道で高崎まで行きました。朝早くですので、スムーズに行くことができました。9時前には到着。さっそく後片付けを開始すると、Masatoと私はまずは散歩に出掛けました。

近くに公園がないか探したのですが、見つけることができませんでした。自動車の通らない住宅街の道を、ぶらりぶらりと一緒に歩きました。家々の庭や道端に咲いている草花を、二人で見て歩きました。

私が草花に詳しければ、教えてあげられるのですが、残念ながら全然と言ってよいほど知りません。

さて家に帰って、今度はプール遊びの開始です。プール遊びが大好きなのです。

Masatoとプール遊びです。プール遊びが大好きなのです。

■高崎は暑かったのですが、思ったよりも蒸し暑くなく、新しく引っ越したアパートは、以前の間取りよりかなり広く、家族が増えても余裕がありそうでした。

アパート前のスペースで、十分プール遊びができました。

帰沼

■20220606(月曜日 曇り)

あのシャコタン・ブルーです。

■ずっと先のように思っていた千歳マラソンの旅も、あっという間に終わってしまいました。今朝は6時に起きて、少しホテルの回りを歩きました。目の前に広がる海岸を見るためです。

ところが、ホテルからは簡単には行けないことが分かりました。ホテルに戻って、無料で振る舞われているヨーグルトを、リンゴのすりおろしと共にいただきました。くせがなくスッキリとした味で、美味しく頂きました。

朝食前にお風呂に入りました。昨夜と浴室が男女逆転しています。昨夜とは見晴らしが違いました。

7時から朝食を食べ、部屋に帰ってのんびりと、今回の旅を振り返りました。9時過ぎにホテルを出て、レンタカー店へ向かいました。店の周囲にはガソリンスタンドが無く、いとも給油に苦労します。今回は無理に探さずにレンタカー店で精算してもらうことにしました。

■富士山静岡空港に着陸する頃は、雨と強い風が迎えてくれました。飛行機の中では、もちろん気づきませんでしたが、着陸の際には機体がかなり揺れ、恐ろしい時間帯でした。

そう考えると、機長は見事な操縦だったと感謝しなければいけません。着陸時の振動は、丘珠空港着陸時のものより、ずっと小さかったからです。こうして無事に、静岡に帰ってくることができました。

千歳JAL国際マラソン

■20220605(日曜日 晴れ)

2022年、3年ぶりの開催です。

■今日は3年ぶりの第42回千歳JAL国際マラソン参加です。2018年以来の開催です。今回はフルマラソンと17キロの部だけという特別開催でした。それぞれ2,500人だけの参加者でした。スタート地点もスタート方法も、初めての事ばかりで面食らいましたが、最高気温16度、快晴、そよ風という絶好のマラソン日和でした。

その様子は、2022千歳JAL国際マラソンのページを御覧ください。

■さて走り終わってシャトルバスに乗り駐車場へ戻りました。レンタカーに乗り、白老町の宿へ向かうためにスタートです。途中でうどん屋さんに寄って、軽く昼食を取りました。夕食に備えるためと、走り終えたばかりですので、胃に負担をかけたくなかったのです。

そして向かったのは、「海の別邸  ふる川」です。以前にも一度、マラソン後に宿泊しました。

宿に到着したのは、午後2時過ぎ。夕食までには、たっぷりと時間がありました。まずは走り終えたばかりですので、お風呂に入って筋肉の疲れを取る必要があります。

ゆっくりと、お風呂に入って、部屋に戻ってからは、飽きることなく海を眺めていました。苫小牧から室蘭に向かう途中にある白老町は、太平洋に面しています。

真南に下れば青森県です。絶えることなく白波が打ち寄せていました。2時間以上、そうして海を眺めていました。走り終えて疲れているはずなのですが、どうしたわけか、眠気に襲われることもありません。

3年ぶりの大会参加、そして完走できた喜びに、静かに浸っていたかったのでしょうか。自分でも意外でした。

そして夕食。ビールの美味しいこと。走り終えたあとでは、最高です。疲れが残らないか心配もありましたが、なにはともあれ無事に完走できたことに、ホッとしました。

数日経ってから体調を崩しやしないか、杞憂で終わることを祈って、一日を終えました。

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