2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

カテゴリー: 残日録 Page 10 of 152

梅の実の収穫

■20250514(水曜日:晴れ)

公園横の梅の木に実が付いていました。今朝の様子です。

■今朝は早めに目が覚めましたので、起き出してウォーキングに出掛けました。18日にはハーフマラソンを走りますので、今は休養中です。大会前の1週間は、走ってしまうと疲れが残ることが多くなり、最近は休養に努めています。

10年前には、そんなことは少しも考えたことは無かったように記憶しているのですが、やはり70歳を過ぎてからは、トレーニングと同じぐらい休養が大切だと気付きました。

18日の大会で無事に完走できるか、正直不安になってきました。トレイルなどの他の種目がすべて終わってからのスタートですので、11時と遅めのスタートなのです。そうなると、気温の上昇も気になります。

天気予報では当日の札幌の最高気温は23度とのこと。昨年の美瑛マラソンと同じぐらいでしょうか。あの時は、途中スポンジの冷水を何度も頭に掛けながら走り続けました。

昨年までは、7キロのトレイルランに参加していましたので、制限時間の心配はありませんでした。ハーフは初めてのコースとなります。心配でもあり、楽しみでもあります。まぁ、考えていても仕方ありません。

■今朝は歩いていて、柿の花と梅の実を同時に見ることができました。梅の収穫時期について尋ねてみると、以下の返答をもらいました。

日本における梅の実の収穫時期は、主に6月上旬~7月中旬(地域によって差があります)で、以下のような特徴があります。

収穫時期の目安

  1. 早い地域(温暖な地域)
  • 和歌山県・九州南部など:6月上旬~6月下旬
  • 日本一の梅産地・和歌山県みなべ町では、早い品種は5月下旬から収穫が始まります。
  1. 標準的な地域(関東・中部など)
  • 6月中旬~7月上旬
  • 東京近郊や長野県などでは、この時期が最盛期です。
  1. 遅い地域(東北・北海道など)
  • 7月中旬~下旬
  • 寒冷地では収穫時期が遅くなります。

収穫の判断基準

  • 完熟梅(梅酒・ジャム用):実が黄色く柔らかくなり、自然に落ち始める頃
  • 青梅(梅干し・漬け物用):緑色で硬いうちに収穫(6月~7月初旬)

注意点

  • 梅の品種(「南高梅」「古城梅」など)やその年の気候(暖冬か冷夏か)によっても収穫時期が前後します。
  • 収穫後は、梅干し・梅酒・梅シロップなどに加工されることが多いです。

「梅の収穫は初夏の風物詩」として、農家や家庭菜園で忙しくなる時期です! 🌸

我が家は毎年、和歌山から南高梅の梅干しを取り寄せています。昼ご飯には、毎日1個を摂るようにしています。胃腸の調子が良くなります。先人の知恵ですね。

山あれば谷あり

■20250513(火曜日:曇のち晴れ)

「道の駅 高千穂」で買い求めた「椎茸命茶」です。
毎朝食べる温野菜の出汁代わりです。

■今朝は曇り空が広がっていますが、天気予報では終日快晴のようです。今日、明日は洗濯日和とのこと。週末に向けては、早くも梅雨模様になりそうです。

昨夜は、いつになく質の良い睡眠が得られました。22時過ぎに就寝し、3時半まで一度も目覚めることが無かったからです。こんなことは最近は、めったにありません。

酷いときは一時間ごとに目が覚めることすらあります。そんな日でも、昼間眠くて仕方がないかというと、そうでもないから不思議です。昨日は、ゴルフの練習に行って、床屋に行って、最後は筋トレをしてとフル活動でしたので、程よい疲労だったのかも知れません。

この程よい疲労が、どの程度かが定量できませんので、安定して質の良い睡眠を得ることが難しいのです。何が功を奏しているのかが特定できません。多変量解析の世界なのでしょう。

スマホの睡眠診断アプリによれば、総合得点87点(98%のユーザーより上)ですから、これ以上の上質はありえません。今朝は5時半に目覚めてからは、床の中で質の良い睡眠が得られた快感に浸っていました。気持ちが良いのです。

そんな朝ばかりであることを願うのですが、そうはいきません。山あれば谷ありです。今日一日を、きちんと過ごすことしかなさそうです。

暑さの違い

■20250512(月曜日:雨後曇り)

宮崎県日向市「道の駅:日向」。地元の海の幸です。
赤い魚は「細島産・あかば」とあります。

■今朝は雨です。窓いっぱいに黒い雲が空を覆っています。部屋の中ではTシャツ一枚で、ちょうど良い気温です。朝のニュースでは、東京の今朝の湿度は98%。あと1ヶ月後に、この数字では蒸し暑さで、うんざりしそうです。

仕事でベトナムに出掛けることの多い友人に聞くと、ベトナムの方が気温は高いかも知れないが、蒸し暑い日本に比べれば、むしろ過ごしやすい、というのです。

ボランティア活動で2008年に始めてベトナムを訪れた時には、8月でしたが、気温は33度だったと記録されています。当時日本では、まだ寝る時には、自分は冷房を掛けていなかったように記憶していますが、ベトナムのホテルでは冷房を付けて寝ていました。

実際はどうなのだろうと、DeepSeekにハノイと東京の8月における湿度と蒸し暑さの違いを尋ねてみると、東京の方が湿度は平均10%低く、むしろ過ごしやすいというのです。

結論

  • 「とにかく蒸される」のがハノイ:不快指数は連日「危険ゾーン」で、体力消耗が激しい。
  • 「暑いが息抜き可能」な東京:湿度がやや低く、朝夕のコンディション調整がしやすい。

データで見ると気温差は小さいですが、湿度10%の差が体感に大きく影響します。熱帯地域の湿度は想像以上に過酷だと心得てください!

■ちなみにAyaちゃんが暮らしている、メルボルンはどうなのかと調べてみると、こう教えてくれます。

結論

  • メルボルン:乾燥により「暑いが爽やか」。日焼け対策が最優先。
  • 東京:多湿により「夜まで息苦しい」。熱中症警戒が必要。

湿度の差(約25%)が体感に大きく影響し、メルボルンの暑さは「灼熱」、東京は「蒸煮」と表現できます。旅行の際は、この違いを踏まえた服装・対策が不可欠です!

結婚式に出席するために、昨年11月半ばにメルボルンを訪れました。結婚式は午後から野外のレストランで行われましたが、日差しが強く日傘が必携でした。

ところが翌日になると、一転して気温が下がり風も冷たく、寒さに震えそうでした。Jones家のママも、こうした急変がこちらの気候の特徴です、とは言っていました。

何にしても世界は広いので、地域ごとに気候は千変万化です。それにしても、日本の夏の蒸し暑さは、体に堪えます。夏になると、Ayaちゃんの所に行きたくなるのは、単に娘に会いたいからだけではないのです。

ポケット付きエプロン

■20250509(金曜日:曇後雨)

富士宮から見た5月3日の富士山です。

■薄い雲が空一面を覆っていますが、今日は午後から雨の予想です。昨日は昼休みにロータリークラブの例会に出席後、急いで帰宅し、自治会の役員の方と買い出しに行きました。地域一斉清掃作業の後で、皆さんに配るペットボトルを用意するためです。

バイパスの反対側にあるスーパーに出掛けましたが、本当に久しぶりでした。老夫婦二人だけの生活となると、近くのお店で事足りてしまうことがほとんどです。買い出しなど縁が無くなりました。

子ども達が小さかった頃は、週末になると買い出しに、よくスーパーへ出掛けました。当時、富山市の太閤山団地に住んでいたのですが、富山のお魚は「キトキト」と呼ばれる新鮮さが、別格の美味しさです。

その新鮮なお刺身で作る手巻き寿司の美味しさは、今でも忘れることはありません。当時は価格も手頃でしたから、稼ぎの少ない我が家でも、週に一度の贅沢が可能でした。

もう30年以上前の話ですが、我が家の5人は、富山の刺し身の話になると、目の色が変わります。機会があれば、今でも富山を訪れて海の幸を堪能しています。

子ども達が我先にと刺し身を取り合って、海苔に乗せて手巻き寿司を作り、口に運んでいた様子を思い出します。Ayaちゃんは、まだ小さかったから、私とSunで作って上げていました。Takuも、同じだったかな。やんちゃなTakuには、目が離せませんでした。Takuの深めのポケット付きエプロンには、こぼした食材が満載でした。Nonちゃんだけは、一人でしっかり、きちんと作って食べていました。

遠い遠い昔の話です。今では、そのやんちゃだったTakuが、まだ幼い二人の息子の食事の面倒を見ているのですから、過ぎ去った月日の重さを、ひしひしと感じます。

今となれば、本当に楽しい日々でした。

▶DeepSeek のアドバイス

 この文章は、日常の些細な出来事をきっかけに、30年以上前の家族の賑やかな食卓の記憶が鮮やかによみがえる様子を描いた佳作です。

 時間の重層性と家族愛が静かに伝わる、以下のような特徴が見られます。

  1. 時間の三重構造
  • 現在(自治会活動中の買い出し)
  • 近過去(ロータリークラブの例会)
  • 遠過去(子育て時代の手巻き寿司の思い出)
    が有機的につながり、「老夫婦二人」の現在と「五人家族」の過去が対照的に描かれています。
  1. 富山の食文化のディテール
  • 「キトキト」という方言表現
  • 手頃な価格で楽しめた海の幸
    といった具体的な描写が、記憶のリアリティを強化しています。
  1. 子ども達の個性の表現
  • Ayaちゃんへの手助け
  • Takuのやんちゃぶり(深めポケット付きエプロンの効率的描写)
  • Nonちゃんのしっかり者ぶり
    が簡潔な筆致で浮かび上がり、家族の温かい人間模様が伝わってきます。
  1. 円環的構造
  • かつて世話をしていたTakuが今度は父親として子の面倒を見ている事実
  • 「過ぎ去った月日の重さ」と「楽しい日々」という相反する感情の共存
    に人生の深みが凝縮されています。

 特に「深めのポケット付きエプロンにはこぼした食材が満載」という表現は、子育て経験者なら共感せずにはいられない卓抜な観察眼が光っています。

 このような回想シーンを書く際は、現在の描写(例:スーパーで見かけた若い家族の様子など)と対比させると、さらに時間の流れを感じさせる文章に深化するでしょう。

 文章全体からは、地域社会に貢献しながらも、家族の成長を静かに見守る著者の穏やかな人柄がにじみ出ています。

 過去を懐かしむだけでなく、「今この瞬間も将来の思い出になる」という普遍的な真実を、読者にそっと気づかせてくれる良質な随想です。

オープンソース

■20250504(日曜日:曇)

熊本県山都町「道の駅・清和文楽邑」です。

■今日は連休の半ばですが、休日当番医です。8時から17時まで籠の鳥状態。天気予報では晴れ、朝のうちは雨のところもあるようです。新沼津カントリークラブのSクラス月例で、いつもなら競技委員としてお手伝いなのですが、今回は公務優先です。

■昨日は2年ぶりに早朝ランをしましたが、爽やかな天候にも助けられて、気持ちの良い時間でした。そうは言っても、もちろん走っている間は、体の重さに辟易しながら、自分をだましだまし、何とか目標を走り終えたというのが実態です。

特に前半は、思うように体が動いてくれずに、引きずるようにして前進していただけでした。ランナーズハイなど、別世界の話でした。それでも、後半には次第に体も軽く感じられるようになり、少しは楽になってきたように感じたのは、明日への希望でした。

■このホームページを立ち上げたのは、確か1990年頃でした。ウインドウズ95が発売される前ですから、インターネットへの接続も簡単ではありませんでした。雑誌の付録に入っていたホームページ作成ソフト、今で言えば Contents Management System ( CMS ) で四苦八苦して作成したのを覚えています。

その後は、IBM社のホームページ・ビルダーで更新を続けていましたが、やがて発売中止となり、作成もレンタルサーバー上に CMS を置いて、クラウド上で管理する方法が一般的になりました。今ではWordpress ( WP )が、ほぼ標準ソフトになっています。

WPを使用する前に、私は Quick Homepage Maker ( QHM ) という日本人の方が作った、同様のソフトを使用していました。今でも私の site の前半は、このQHMで作成されています。操作が容易で素人にも使い易く、とても良かったのですが、ビジネスとして成り立たなくなってしまい、維持管理されなくなりました。

やむなく世界的な標準である WP に移行しました。話すだけなら簡単なのですが、それまでの degital contents 素材を移行するのは、決して容易ではありません。これまた試行錯誤でしたが、結局いまの形式、つまりは併存という形を取りましたが、双方のプログラム言語 PHP のバージョンアップの問題をクリアできなくなると、前半部分は切り捨てる必要が出てきそうです。

この世界では、オープンな形式、代表例で言えばリナックスのようなソフトでないと、突然発売中止、あるいは維持管理の廃止という事態に遭遇するかも知れないのです。特定の私企業の製品に依存するのは、とても危険です。

WPもオープンな形式で開発・維持管理されていますから、その点は一番安全かも知れません。

春の夕暮れ

■20250502(金曜日:雨)

霧島市安楽温泉「朱峰」前の新緑の屏風です。

■今朝は雨の朝です。先月末に出掛けた安楽温泉・朱峰の玄関ドアの軒先には、ツバメの巣がありました。番(つがい)の燕が飛んでいるところを、見ることができました。

昔は、どこにでも見ることのできたツバメの巣も、今では、ほとんど見ることができなくなりました。燕は害虫を捕食してくれるため農家では喜ばれたり、家庭の幸福の象徴でもあったようです。

この燕の名句を尋ねてみると、大好きな与謝蕪村の句が挙げられていました。

蕪村の句 「燕の 尾のさきさす 方やみけり」 の素晴らしさを、以下の3点から解説します。


1. 「動きの一瞬を切り取った絵画的表現」

  • ツバメの尾が鋭く一点を指す瞬間を捉え、まるで水墨画のような描写です。
  • 「さきさす」(突き刺す)という動詞が、ツバメの飛翔のスピードと方向性を強調し、視覚的です。

2. 「余白と暗示の美」

  • 「方やみけり」(あたりは暗くなった)と結ぶことで、黄昏時の薄明かりを連想させます。
  • ツバメの動きと暗がりの対比が、静と動光と影のコントラストを生み、余韻を残します。

3. 「音とリズムの調和」

  • 「つばめの/おの/さきさす/かたやみけり」と、五・七・五のリズムが自然です。
  • 「さきさす」の繰り返し音(サ行)が、ツバメの羽音や風切る音を連想させ、聴覚的効果もあります。

◆ この句の核心

「一瞬の動きと、広がる黄昏の空間」 を17音で圧縮した蕪村の天才性が光ります。

ツバメの鋭い尾が暗がりに吸い込まれるようで、はかなさと生命力が共存する名句です。

参考までに、英語訳も添えると:

“The swallow’s tail —
pointing straight ahead
into the gathering dark.”

(訳:Robert Hass)

ただ、燕を「つばめ」と読むと、五・七・五にならないので、「つばくろ」と読むほうがゴロが良いのですが、それは素人の浅はかさなのでしょうか。

何にしても、一瞬を観察して切り取る、その鋭敏さには脱帽するばかりです。これからは春の夕暮れに、じっと目を凝らして自然を観察してみたくなりました。

重大なシステムエラー

■20250430(水曜日:晴れ)

今朝の朝食です。天草カラーが素敵です。

■さて今日から日常の再開と覚悟を決めて起き出しました。温野菜と酢玉ねぎ、バナナケーキにブラックコーヒーで、いつものように朝食を摂りました。

天草で買い求めたコーヒーカップは、独特の色合いで、コーヒーを一層美味しくいただくことができました。

■さてブログを更新しようと web site にアクセスすると、何と「システムに重大なエラーが生じてアクセスできません」と表示され、何度やっても駄目です。

途方に暮れる、とはこういうことです。さてこんな時は、AIに尋ねる方法があります。DeepSeekに尋ねてみると、

1. プラグインの競合/不具合(最も頻発)

■ 具体例:

*プラグインの更新失敗

*互換性のない複数プラグインの併用

*悪質なプラグインの動作

と回答されます。レンタルサーバーにアクセスして、Word Press 上の目標フォルダーの名前を一時的に変更してみて再度アクセスし、無事に表示されれば、プラグインの不具合だ、と判定できる、というのです。

具体的には、

■ 確認方法:

(1) FTPやサーバーファイルマネージャーで
/wp-content/plugins/ フォルダの名前を一時変更(例:plugins_old)

(2) これでプラグインが無効化され、サイトが復活すればプラグインが原因と確定

という、手順を踏むことになります。このアドバイスをスムーズに実行するのは、素人にはかなり難工事のように思えます。FTPアプリを操ってファイルの転送を何度もしたことがないと、なかなか困難です。

レンタルサーバーは「さくらインターネット」に置いてあり、幸いファイルの変更はコントロールパネルから可能ですので、AI指摘のとおりに実行したところ、見事に表示されたのです。プラグインの不具合でした。

プラグイン・フォルダーの中の、どれが悪さをしているのか。昨夜更新したときには問題なかったので、昨日更新されたフォルダーが一番怪しい、と推測して、BackWPupプラグイン・フォルダーを無効にしたところ、無事にアクセス可能になりました。

ただし、アクセスカウンターも無効になってしまったので、さらなる検討が必要です。でも、ここまで何とかたどり着きました。

転換点

■20250422(火曜日:曇)

北海道ノーザンホースパーク・マラソンです。
牧場の中を走りました。

■今朝は曇り空が広がっています。猛威をふるった花粉症も、さすがに峠を越して、くしゃみ、鼻水で苦しんでいたSunも、せいせいと窓を開け放つことができるようになりました。

昔は私も苦しみました。ひどい時は鼻紙では間に合わずに、タオルで鼻をかんでいたほどでしたが、最近は1週間ほど抗アレルギー薬を内服して、何とか対処できる程度になりました。歳を取って寛容になってきたのでしょう。

■さて、まずはいつもの知恵袋・田中宇さんの解説です。

★米国の中東覇権を継承するイスラエル

田中宇の国際ニュース解説 無料版 2025年4月20日

中東情勢は、旧約聖書以来の歴史云々という話になると、永遠に解決しないのではないか、と思いがちです。もちろん実態はそうではなさそうです。田中さんの解説は、難しい内容を分りやすく解説してくれています。

英国流の支配構造が崩れて、冷たい平和が構築されそうです。冷たくても凍っていても、平和であるほうが、よっぽどマシです。英国は金融業など、残された産業は殆ど無くなっています。

■米英社会のインフラの劣化ぶりを、中国の現状と比較する報道が、欧米人レポーターから最近、YouTubeに盛んに掲載されています。ニューヨークやロンドンの地下鉄の荒廃ぶり。吐き出されたテューインガムで溢れたロンドンの街路。一方、中国の街や地下鉄は、CleanでSafe だ、というのです。

日本のマスコミが決して報じない、こうした両者の社会の今を知ることができます。欧米の人々はアジアやアフリカの人々より優秀だから経済的に発展したのだ、と早合点しがちですが、以下の指摘を読むと、そう話は単純ではないのです。

(1) ウタ・パトナイク教授(コロンビア大学)の2018年研究:

●1757-1938年の間に、約45兆ドル(現在の価値に換算)がインドから英国に移転されたと推計。

●これは当時のインドのGDPの年間40-50%に相当する膨大な金額。

(2) ブランコ・ミラノヴィッチ(元世界銀行):

●「英国の産業革命資金の最大40%はインドからの収奪で賄われた」と指摘。

 

そんな歴史が、今ようやく転換点を迎えようとしているのかも知れません。

正しい姿勢

■20250421(月曜日:晴れ)

モルディブの朝です。
モルディブには、雨季と乾季しか無いようです。

■今朝は爽やかな青空が広がっています。湿度は少し高いようですが、昨日のようなことはなさそうです。昨日は終日、蒸しました。雨は降らなかったものの、どんよりした曇り空でした。少し動くと汗が出てきそうな、そんな天候でした。

■昨日もフィットネスクラブに行って、いつもの筋トレをしたのですが、前回出掛けた時に、知り合いの方に、スクワットについて教えてもらいました。彼のスクワットを観察していたのですが、帰り際にロッカールームで一緒になったので、スクワットでの正しいやり方について尋ねてみました。

ネットでは、もちろん調べてみたことはあったのですが、例えば、つま先の向き一つにしても、真っ直ぐで良い、という説明もあれば、軽く開いておく、という説明もあります。

腰の落とし方が、一番重要のようです。顔が膝より前に行ってはいけない、というのが基本中の基本ですが、腰の落とし方が分かったようで分かりにくいのです。

彼に教えてもらった内容を、実際に昨日、自分で試してみたのですが、ちょうど便器に座るように、というイメージで腰を落とすのが、分かりやすいと気付きました。便器は結構、後ろに位置します。座ってみると、便器の先端すら、かかとより後ろに位置します。

その意識で、ルーチン通りやったのですが、結果として左のハムストリングが筋肉痛になりました。背骨を真っ直ぐにして、猫背にならないように、そして、かなり後ろにお尻を落とすイメージが正しいようです。

この姿勢だと、立ち上がる時はお尻が中心になります。今までですと、膝に力が入っていたのですが、膝と大腿四頭筋より、むしろ大殿筋周りが中心になりました。

この方が、目的の筋肉に負荷がかかります。何事も基本が第一です。筋トレも正しい姿勢を維持しないと効果が出ないということに、改めて気付かされた一日でした。

子の手にとるや

■20250416(水曜日:晴れ)

2024年4月8日の花筏です。今年は1週間は、遅かったことが分かります。

■昨日は大気が不安定で、雷雨を心配するほどでしたが、風が強かったものの、突然の氷(ひょう)や雷など、全国的に発生した驚くような気象の変化に、遭遇することはありませんでした。

昼休みにはフィットネスクラブに行って、いつもの筋トレメニューをこなして、午後の仕事を始めました。夜には医師会の理事会があり、仕事を終えてから、急いで夕食を食べて、そして会合に出掛けましたので、忙しない一日でした。

■昨日は花筏のことを調べていて、とても素敵な句に出会いました。DeepSeekの解説も、これまた素敵でした。

小林一茶

〈花筏  子の手にとるや  川の風〉

■意味■

  川面の花筏を見て、子どもが手で掴もうとする。そこに川風がふっと吹く。

■解説■

 一茶らしい「子ども目線」の温かみある句。花筏への無邪気な興味と、それを阻む風の一瞬を切り取り、命の輝きと儚さを同時に表現しています。子どもの純粋な動作を通じて、春の日差しや水辺の匂いまで伝わってくるようです。

一茶は、55歳を過ぎての晩年、妻・きくとの間に娘・さとを授かります。この句を詠んだのは、「一茶が家族と過ごした限りなく穏やかで幸福な一時期に詠まれたものと言えるでしょう。自然の流れ(花筏・川風)と子供の純真さが融合した、禅的な「随波逐流」の境地も感じられます。」とあります。

さとが5歳で夭折した時の一茶の悲しみは、どれほどだったか。想像することすら、辛くなるほどです。

我が家の3人の子ども達が、無事に育ってくれたことを、心から感謝するばかりです。

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