2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

カテゴリー: 残日録 Page 146 of 153

民間交流

20171006(金曜日:曇)

釜山ロッテデパートのデパ地下です。韓国風海苔巻きの実演です。韓国料理は、どれも私達の口に合いました。

■今朝は走りました。5.72km を走り総計 21.60km となりました。まだまだ100キロまでは遠い道のりです。キロごとの速度を確認してみると、キロ7分程度から次第に速度を上げて、5キロ過ぎからはキロ5分台の速度となっています。とりあえずは10キロを平均キロ5分台で走りきりたい、と願っているのですが、私の力では、なかなか高い関門です。

■さて昨日のロータリークラブの例会は、米山記念館で行われ、2017年度のロータリー米山記念奨学生の車 麗虹さんが卓話をしてくださいました。中国からの留学生です。日本に来られた頃は日中関係が思わしくない頃で、日本に来たら殴られるのではないか、と真面目に心配したそうです。実際に来日してみると、日本の皆さんの優しさに感激しました、と語っていました。

 その後の懇談の場で、私は昨年連れ合いと一緒に北京に行き地下鉄に乗ったが、殴られるのではないかと心配していたら、往復で二度も席を譲られ感激した、とお話しました。高齢者に中国の方は、本当に優しいのです。中国に行って初めて、自分が高齢者だということを実感しました。

(●^o^●)

 民間レベルの交流が、いかに大切かということは、こうしたお話を聞いたり自分が実際に出かけてみると痛感します。

血圧

20171005(木曜日:曇)

韓国旅行での一枚です。高速バスでソウルに到着した時に、駅で撮影しました。お腹が空いていたのです。いわゆる韓国風海苔巻きです。ハングルを読むと、「ハンチュル」で良いと思うのですが。1,000ウォンですから、100円弱です。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日は頑張って10キロを走りましたので、今朝は休養です。資源ごみの日でしたので、ペットボトル、アルミ缶、そして瓶の三つに分別して集めていました。

 昨日の朝、同じようにビニールゴミを出した時に落としてしまったペンライトは、昨日の夕方無事に取り戻すことができました。僅かに空いた隙間から手を差し込んで、水の中に沈んでいたペンライトを取り出すことができたのです。

 水の中に沈んでいましたから、壊れていて当然だと思っていたのですが、幸いなことに明るい光を以前と同様に発してくれました。もう今の時期ですと、いつも走り出す6時前では、まだ暗いのです。安全のために照明は必須です。

■され昨夜は、「ためしてガッテン」で血圧の特集をしていました。中でも血圧の上がる状況の説明の中で、モーニング・サージということが気になりました。起きだすだけで朝は血圧が 20mmHg は上昇するそうです。血圧が上がる要因が加わると、上乗せする形で血圧がさらに上昇します。寒さもそうですし、私がしているように走るのも、そのうちの一つのようです。

 つまり血圧の上昇という面から見ると早朝は、走る時間帯としては決して良い選択ではない、ということになります。これから寒さが募りますから、よけいに血圧も上昇します。走るときは暖かめの服装で、血管の収縮を抑える必要がありそうです。

 ただ私の場合は、他の時間帯に走るのは現実的には難しいのです。あとは仕事が終わってからの夕食前しかなさそうですが、できそうにありません。そうしているランナーはたくさんいると思いますが、私の場合は、そんな芸当はできそうにありません。まっさらな早朝しか走る元気が出てこないのです。致し方ありません。

 

仮想通貨

20171004(水曜日:曇)

地域のゴミの集積場にいた蝶の幼虫です。何の蝶でしょうか。これから冬眠でもするのでしょうか?

■今朝は走りました。今月はベトナム支援の旅にも出かけますし、走る機会が減りそうですので、走ることができる日は可能な限り走るつもりです。今朝はビニールゴミの日でしたので、所定の場所に置いてから走る準備を始めたのですが、まず玄関を出て外が真っ暗なことに驚きました。ペンライトを持参しました。

 ところがゴミを網の奥に入れようとした時にペンライトを側溝に落としてしまいました。ドジです。網にペンライトのストラップが引っかかって落ちてしまったのです。2つのことを同時にやろうとすると駄目ですね。収集が終わった昼休みに針金でも持っていって拾い上げようと思っています。

 今朝は10.05km をキロ6分18秒で走り、これで総計15.87km を積み上げました。走り初めは体も重いし調子も出ずに、天候同様本当に気が重くなったのですが、不思議なことに3キロを過ぎると調子が上がってきました。何のことはないのです。3キロの地点に百澤神社があり、そこがいわば折り返し地点なのですが、そこから上りが下りに変わる、というだけのことなのです。

 しかし、これが大きな違いなのです。大した上りでも下り坂でもないのですが、下りに入ると自分がまるで違うランナーに変身したかのごとく感じるから不思議です。マラソンコースでも同様のことを経験しました。袋井クラウンメロンマラソンを走った時に、3キロを過ぎてしばらくとても足取りが軽くなり、自分はきっとランナーとして、すごく成長したに違いない、という錯覚に陥ったのです。それが誤解であることは、その後の数キロを走って納得しましたけれど。

■ブロックチェーンという言葉がマスコミに頻出しています。日本語にすると分散型台帳技術とされています。ビットコインが有名です。通貨のように中央銀行のような番人がいて管理されたものではなく、ネットワーク上で公開された台帳のもとで発行された、いわば仮想通貨なのです。

 東京などではビットコインで精算できるお店も増えてきているようですが、社会基盤としての使用よりも、むしろ投機対象になっている点で私は手を出す気がしません。中国の富裕層が資産の安全地帯として避難的にビットコインに投資したために暴騰した、という解説もあります。中国政府が取引を禁止したために、あっという間に大暴落したようです。

 三菱UFJ銀行が、自分たちの技術でMUFGコインなるものを2016年10月から開発に着手し、今ではグループ内の1,500人の人々が実験的に使用しています。日本は極端に紙幣偏重の国のようで、それだけ中央銀行の信頼性も高い、ということなのでしょうが、北欧などでは紙幣を使う機会が年々減ってきているようです。

 面白いのは紙幣を使わなくなって感染症が激減するだろう、という報告です。紙幣はバイ菌の巣窟なのです。

 仮想通貨は、送金に手間がかかりません。決済が容易です。色々な利点が満載です。安全性さえ確保されれば、紙幣を駆逐するのは当然です。

 すると中央銀行の存在価値はどこに行ってしまうのか。世界は大きく変わるはずです。

生活習慣

20171003(火曜日:雨)

夜明けです。月曜日に走った時に撮影しました。5時半に走り出すと、ちょうどこのような東の空に出迎えてもらえます。

■今朝は雨です。生ゴミの日なので、所定の場所に出してきました。雨の朝はよく眠れます。そのまま寝ていたい気もするのですが、そうも行きません。

■抗酸化物質や食物繊維に富み、健康にとても良いというアーモンドを毎晩食べています。人間は酸素を利用することで大きなエネルギーを産生し、24時間365日活動できるようになりました。何事にも光と影があります。酸素を使用することで発生する活性酸素が、我々の体を痛めつけているのです。

 あらゆる病の根源は活性酸素ではないか、と言われています。それを無毒化するためのお掃除屋さんも、もちろん体の中にはあるのですが、全ての活性酸素を取り去ることも無毒化することもできないようです。

 アーモンドを食べたからといって、ガンに絶対ならないわけでも、メタボリック・シンドロームにならないわけでもないのでしょうが、確率は減りそうです。食事、睡眠、運動。どれをとっても当たり前のことなので、ついついぞんざいになりがちです。自分が2012年から規則的に走るようになってから、総計で6千キロを超えました。とくだん頭がものすごく切れるようになったわけでも、稀薄だった頭髪がモサモサになってきたわけでもないのですが、体は随分と変わった気がします。

 体型が、まず大きく変わりました。ウエストは引き締まり、体脂肪率は下がり、悪玉コレステロールなどの血液所見は、全て正常範囲になりました。今では、それまで気にしていた食事制限を一切しなくなりました。

 毎日の生活習慣は、本当に大切だと思います。基本には持って生まれた体質、つまりは遺伝子ということでしょうが、それがあることは間違いありませんが、それと同じ程に生活習慣は重要です。ここでもアドラー心理学が説くように、

何を持って生まれてきたかが大切なのではなくて、それをどう使うかが大切なのだ。

 と、いうことなのでしょう。

 

仕切り直し

20171002(月曜日:曇)

釜山のロッテデパートのデパ地下です。昼食時、多くの人でごった返していました。楽しく昼食を頂きました。

■今朝は走りました。月も改まり、また一からの積み重ねの始まりです。今朝は 5.82km を走りました。体が重くて辛かったのですが、ゆっくりと走っている間に、なんとか体もついてくるようになりました。キロ6分44秒ですから、本当にゆっくりペースです。

■さて今朝の東京新聞朝刊の「本音のコラム」欄に参考になる記事が掲載されていました。小池東京都知事の発言依頼、リセットという言葉が話題になっています。「日本のリセット」です。看護師として精神科で働く著者の、宮子あずささんは、働き始めて間もないころ、こんな言葉を聞いた、というのです。

 人生を生産したいと願う人。親子の関係。人生の選択などなど。そこには不本意の積み重ねがあるのです。人生をやり直したいと泣きじゃくる若い女性に向かって同僚が、こう言葉をかけたのです。

人生をやり直すのは無理。でも、仕切り直しはできるのよ。なんとかなるから大丈夫。

 なるほど。言葉で救われることがあるとすれば、これもその中の一つではないでしょうか。

 小池東京都知事も日本をリセットなど、できるはずがない事は百も承知でしょう。だからこそ、そのできないリセットを掲げることで国民にいっときの希望を掲げようとしているはずです。要は国民がどう捉えて、どのような投票行動をとるか、が問題です。民主党の悪口と北朝鮮の危険性を煽るだけの総理というのも、本当に品性がありません。

 テレビでのやり取りと聞いていると、総理とキャスターの受け答えが、まるで噛み合っていません。たぶん安倍総理が入社試験を受けたら、一社も合格できないのではないか、と思えるほどです。どうして、このような誤魔化しの答弁しかしない総理が、選挙を勝ち抜き、長々と総理を務めているのか。それは国民の精神分析によってしか解明できないと、私は思っています。

  そのあたりを論じた以下の記事は大変参考になります。

いち早く安倍政権の五年間を総括する

  あんな無謀な戦争に、戦前なぜ突入していったのか、と戦後生まれの私たちは理解できないのですが、その時代に生きていた人々には、不思議でも何でもなかったのかもしれません。だからこそ、歴史に学ばなければならないのです。

 

神無月

20171001(日曜日:晴れ)

彼岸花が咲き誇っています。例年なら秋分の日前後が盛りなのですが、今年は少し時期がずれているようです。

■今日から10月です。なぜ10月が神無月と呼ばれるかは、以下のとおりです。

・神無月(かんなづき)/10月
旧暦10月は全国の神々が出雲大社に集まり、
神が留守をすることからこの名がつきました。

出雲では逆に「神在月(かみありづき)」
と呼ばれています。

 いよいよ今年も残り3ヶ月となりました。本当に残りわずかです。今月はベトナムへの旅も控えているし、Yukoさんのご両親とも会う予定があるし、本当に盛りだくさんの一ヶ月になりそうです。

■今日は天候に誘われてぷらっと一人でゴルフに出かけました。手塚さんが仲間に入れてくれました。そして色々ご指導を頂きました。いかに力を抜いてクラブを振るか。本当に簡単なようで、実に難しい難題です。

 力を入れてクラブを振ったほうがボールは飛びそうですが、実際はそうでないから不思議です。色々な練習方法を教えてもらいました。あとはそれを毎日、少しずつ実行するだけです。それが難しいのです。

 

彼我の違い

20170930(土曜日:曇)

世界遺産の大韓民国河回村の様子です。キリスト教の教会がありました。国民の30%弱がキリスト教徒とのことです。日本では、2.3%です。

■今朝は6時まで、ゆっっくりと休みました。昨日走って月間100キロの目標は達成しました。31ヶ月連続して達成したことになります。そして2012年7月からランニングの記録を取り始めて、通算6,000キロを超えたことが分かりました。

 月間の目標を少し上げても良さそうな気もするのですが、年寄りのやることですから無理をしては続きません。それに月100キロというのは、とても分かりやすい目標です。分かり易く、しかも少し頑張れば達成可能な目標を持つということが、とても大切な気がします。

■今日の写真の説明にも書きましたが、同じ東アジアの隣同士の国といっても、ずいぶんと異なるものです。国民に占めるキリスト教徒の割合です。

 もちろん、どちらが優れているとか劣っているとかの問題ではありません。異なっているのです。Wikipedia によれば、

韓国の人口の内、22.8%が仏教徒で18.3%がプロテスタント教徒、そして10.9%がカトリック教徒で残りの人々は様々な少数派の宗教、例えば甑山道、大巡真理会(英語版)、東学、道教、儒教、そして円仏教を信奉している。更に少数の韓国人はイスラム教を信奉している。

大都市圏の大多数の人々は、ソウルの人々の49.9%、釜山の人々の46.1%、大邱の人々の45.8%が何らかの組織化された宗教に加入している。韓国は東アジアと東南アジアの中ではフィリピンと東ティモールに次いで第3番目にキリスト教徒の比率が高い。

 とのこと。とても興味深いことです。15世紀以降の世界の歴史を振り返ると、キリスト教の攻撃性というものが、とても顕著な気がします。それは未だに世界を苦しめています。

 

政治家の人生

20170929(金曜日:晴れ)

世界遺産の河回村の様子です。当日は美しい青空でした。この青空が戦火で焦がされることのないことを祈るばかりです。

■今朝は走りました。そして今朝は冷えました。朝5時に目覚ましを鳴らして、いつものように玄関を出たのですが、半袖、半パン姿では、ちょっと寒いと感じるほどでした。いままでは、そんなことはありませんでした。いよいよ本格的な秋がやってきたのでしょう。

 今朝は、5.91km を走り、これで通算 103.05km となり、目標を今月も達成できました。今月走った中では、最も速い速度で走ることができました。キロ6分04秒です。私の体力では、これ以上早く走ると心肺機能が、今のところ追いつきません。10キロをキロ6分を切る速度で走りたいのですが、今のところは無理のようです。

 これで月100キロ走を連続31ヶ月達成しました。2012年7月にランニングを開始して以来、これで総計 6,000km を超えたことになります。よく続いたものです。

■さて昨日は民進党が、事実上解党し「希望の党」と合流するという前原代表の選択が中継されていました。色々な解釈や思いがあるでしょうが、よくぞ決断した、と私は評価しています。

 前原代表が言っていたように、どんな手段を取ってでも、安倍内閣を退場させなければいけない、という思いは、私も同じです。緊張感がなくなると、人はどこまで厚かましくなるのか、人はどこまで傲慢になれるのか、という典型例として安倍内閣は歴史に残るはずです。

 小池東京都知事の方針が、また良いところを突いているのです。消費増税の凍結と原発ゼロを明言している点です。消費増税をすれば景気は一気に冷え込むでしょう。多くの国民にとって何の利益ももたらしません。輸出で稼ぐ一部の企業は、還付税をもらえて喜ぶでしょうが、それも原資は私達の税金です。国民から巻き上げておいた税金を、自分たちは還付金と称して懐に入れる、という奇術みたいなことが平然と行われているのです。したがって経済界の一部からは、もっと消費税を上げろ、という声が出てくるわけです。

 一方還付金制度などない病院は、転嫁できない消費税のために、大変な負担を強いられています。購入する医療材料には消費税が掛けられるが、医療費には消費税は掛けられないからです。

 原発ゼロも、当然といえば当然の方針なのですが、電力会社に遠慮して方針を明確に打ち出せない民進党には、できない芸当です。多くの国民がおかしい、と思っている点を明確に論点に据えるところなどは、実は鮮やかです。小池東京都知事の全ての行動や方針に賛成できるわけではありませんが、そもそも全てに賛成できることなどあり得ないことなのです。

 そうして各党の反応を見ると、やはり硬直しているというか、唯我独尊というか、自分とは方針が違うから、と距離を置く社民党などには、失望せざるを得ません。社民党のような考え方が間違っている、というのではもちろんありません。むしろ共感する点が多いのですが、自分だけが正しいことを主張しているのだから、どの政党とも協力する必要はない、と言わんばかりの態度は、政治の世界では通用しません。残念ですが滅びるのみです。

 今日の東京新聞の「本音のコラム」欄には、佐藤優さんが「政策と人生」と題して前原代表の人生を語っています。佐藤さんは前原さんと共に、慶応大学の井出栄策教授と勉強会を重ね、その結果を「分断社会のニッポン」という本にまとめています。

 中学生の時に父親が自殺する、という悲劇に前原さんはあわれています。その後母子家庭の中で経済的に苦労をされ、バイトで学費を稼ぐ日々だったようです。大学時代は、稼ぎの良い早朝の魚市場で働いたとのこと。安倍総理の何不自由のない家庭環境とは、まさに雲泥の差だったに違いありません。

 マスコミはアベノミクスの成果をはやしますが、国民の実質所得は減るばかりなのです。

 ここで社会の方向を変えなければいけません。まさに絶好の機会が訪れようとしているのです。投票所へ行かなければなりません。

 

衆議院解散

20170928(木曜日:雨)

世界遺産の河回村の様子です。昔ながらの亀が並んでいました。何を漬けているのでしょうか。

■今朝は予報通りに雨。夜半にかなり強く降りました。そして午前6時47分現在、ここ沼津でも雨脚が強まってきたようです。関東地方では通勤・通学の時間帯に激しい雨が予想されています。交通機関への影響も心配です。

 それにしても昨夜も半袖一枚で過ごしていました。9月も終わろうというのに、昼間は汗ばむほど。さすがに寝る頃になれば薄い毛布で、ちょうどよい、という程度に気温の下がっています。睡眠を取るには、一番良いかもしれません。

■さて今日衆議院が解散されます。東京新聞朝刊にも書かれていたように、安倍総理にとってはまさかの展開になりそうです。加計学園などの問題で一時低下していた支持率が上昇し、民主党の敵失もあって、解散して長期政権を狙うなら今しかない、という判断での解散でしょうが、まさに「窮鼠猫を噛む」のたとえ通りです。

 民進党を解党して希望の党と連携して自公政権と戦う構図になりそうなのです。小選挙区制のもとでは、一対一の構図に持ち込まない限り、政権交代は起きようがありません。小沢一郎さんの知恵も後押ししているのでしょう。

 希望の党が寄せ集めなことは、みんなが承知しています。それでは自公政権は、そうではないかといえば、それも疑問です。要は権力の庇護のもとにいたい、という思惑がそうした枠組みを作っているに過ぎません。根っこにあるのは不純な理由なのです。他人のことは言えません。

 はたして、どうなりますことやら。

 

閉鎖的

20170927(水曜日:曇)

安東市からソウルへ向かう高速バスが立ち寄った道の駅での様子です。

■今朝は走りました。昨日長めのコースを走って9キロを積み上げがましたが、天気予報では明日は雨。ということで、ちょっと無理をして今朝も走り6.23km を追加して総計 97.14km としました。あと一回走れば目標に到達です。

■今日の東京新聞朝刊読者投稿欄「発言」には興味深い投稿がありました。題して、「今の日本、閉鎖的な印象」です。

 筆者はカナダのバンクーバーでの生活を振り返って、多様な人種が共に生活することで人々に寛容の精神が育っているのではないか、と指摘し、こう述べています。

良いところを率直に褒め合う。多様な人がいていいと理解する。人種・年齢・性別にとらわれず、個人を尊重する。そんな当たり前のことが、今の日本には欠けている気がする。

 そして10年前に久しぶりに帰国した際、上野駅でのヘイトスピーチに愕然とした、と語っています。

 いつの頃からか、日本は自己愛の中に閉じこもってしまったかのように見えます。日本は素晴らしいのだ、という思いの中に閉じこもってしまったのです。そこでは日本を批判することは許されません。他者を攻撃することで自分たちの素晴らしさを再確認しようとする。

 かつての負の歴史に学ぼうとしない。自虐に陥ってはいけませんが、自己愛の中にまどろむだけでは、何も解決しないのです。

 いつも繰り返されるように、

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

 のです。

 

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