2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

カテゴリー: 残日録 Page 148 of 153

向田邦子

20170915(金曜日:曇)

神威岬の青空です。この花の名前を調べなければ、と思いながら、未だに知らずじまいです。

■今朝は走りました。Sunが風邪を引いて辛そうなのですが、私もひいては大変なので、注意しています。今朝も起きて、少し喉がイガイガするような気がしたのですが、うがいをして水を飲んだら楽になりましたので、走り始めました。

結局 5.68km を走り、今月の総計が 56.82km となりました。

今では朝の5時では、まだ薄暗い状態です。だんだん起き出すのが億劫になってきそうです。

■昨日購入した本が届きました。「思い出のマーニー」と「思い出トランプ」です。妙な組み合わせのようですが、向田邦子さんの本は、まだ一冊も最後まで読んでいません。

 

同窓会

20170914(木曜日:曇)

樽前山登山道です。とても狭い上に滑落を防ぐ防御壁がありません。ご覧の通り、あと言う間に転げ落ちそうです。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日は昔、昔に勤務していた病院のOB会があり、現在幹事役を仰せつかっていますので、無事に終わってホッとしています。今まで、こうした準備をしてくださっていた原先生が、転居したため私にお鉢が回ってきたのです。

以前に比べたら出席者が減りました。皆さん高齢化した、ということが一番の原因なのでしょうが、こうした会への出席自体に人気が無くなってきたのも事実です。会社の忘年会なども、そのようです。

しかし私などは、還暦を過ぎて逆にこうした会の大切さを痛感しています。高校の同窓会の幹事役を、還暦年度が司る、というしきたりがあります。浦和高校も同様でした。その御蔭で何度も浦和に出かけました。私が行かなくても大勢に影響ないのですが、出かけてみてたくさんの収穫がありました。

卒業後、これまで交流のなかった、そしてそれぞれに別々の人生を歩んできた同期生たちと、また付き合うようになったからです。そうしてみて思ったことは、そうした同窓会に出席できるのは、健康でなければいけない、時間にも経済的にも余裕がないと、とても出席などできない、ということです。

つまり自分は気づいていなかったかも知れないが、それなりに充実した人生を送ってきた、ということです。人生は上を見ても下を見ても切りがありません。同期生の中には億万長者もいますし、東大の教授になった仲間もいます。どちらと比較しても自分は、あまりぱっとしないことは確かですが、それでも、それなりにきちんと生きてくることができた、ラッキーだったと心底思えるのです。

またOB会であれば、年齢的に大先輩の話も聞くことができますし、これからの自分の人生を考える際にも、とても貴重な情報を得ることもできます。自分自身も、そうした年齢になった、ということです。

 

新型アイフォン

20170913(水曜日:晴れ) 

積丹半島の神威岬です。この日は青空に恵まれました。空と海が見つめ合っているようでした。

■今朝は走りました。昨日は沼津でもかなり激しい雨が降りました。家の中で仕事をしているために、私自身はそうした天候のことは実感できませんでした。夕食後にニュースを見ていると沼津駅前の様子が放映されていましたが、横殴りの激しい雨でした。

今日で今月も13日が経過。そこで思い切って今朝は 9.38km の長めのコースを走りました。データーを入力したパソコンの画面には、50km 達成おめでとう、という文字が踊っています。53.14km を積み重ねました。やっと折り返し地点を回ったところです。

■さて今日は早朝にアメリカで、アイフォンの最新版が発表になりました。初代アイフォンが発売されて、ちょうど10年。まさに世界を変えた10年でした。アップル社の創業者スティーブ・ジョブズ氏は、本当に創造的な人でした。それも世間に受け入れられる、という点も忘れていないところが凄いのです。ですから世界を変えることができたのです。

世の中の流れから隔絶した自己満足のような製品を作ることはありません。半歩先を行って世界を変えてきたのです。

ITの天才として並び称されるビル・ゲイツ氏とは、ちょっと趣が違います。ゲイツ氏は仕事の世界を変えてしまった。それはもちろん私達の生活も変えたのですが、どちらかと言えば、広く世間に普及させた、という点で世の中を変えました。パソコンの基本ソフトMS-DOSにしても、彼の独創であったわけではなく、急遽他社の製品を買収して、改良後にIBMとの契約を勝ち取った、という面があります。

標準ソフトとなったオフィスも、似たような製品は、それまでにも開発されていたのですが、標準を握った自社のウインドウズに最適化して市場を独占しました。まさに20世紀最高の経営者、と言われる所以です。

いまでは慈善財団の領袖として夫婦で世界中を飛び回っています。ロータリークラブが取り組むポリオ撲滅運動にも、多額の援助をしてくれています。分野は違えど、いまだに世界を変革し続けている、とも言えます。生き方という面でも、とても聡明な人なのでしょう。

夢は天才

20170912(火曜日:雨)

神威岬の様子です。駐車場から、かなり歩きました。上り下りの道を、ちょうど万里の長城のように歩きました。

■今朝は天気予報どおりに雨。生ゴミを出した後には、朝食を取りながら、のんびりと朝刊を読みました。

東京新聞6面には、先日死去が報じられた俳優の土屋嘉男さんの記事が掲載されていました。何と言っても映画「七人の侍」での利吉役が忘れられません。26歳の時だそうです。もともとは山梨大学医学部に入学したのですが、俳優への夢捨てがたく、俳優座の研究生になりました。そこで出会ったのが、当時利吉役を探していた黒澤明監督でした。トイレでたまたま隣になったのが縁だそうですから、運があったのでしょう。

(●^o^●) (●^o^●)

監督の勧めで監督の家に居候をしながら撮影所に通いました。なかなかの才人で、音楽や文才にも恵まれ、『クロサワさーん!』が有名です。その本にサインして記者に贈呈したそうですが、添えられていた言葉が、「夢は天才である」。黒澤明監督の著書の題名でもありますが、土屋さん自身、この言葉を胸に夢を追い続けたのだ、と記事の最後にありました。

歴史に残る大俳優とは言えないかもしれませんが、とても豊かな味わい深い人生があったことが、その記事からも伺えます。こうした機会に本を読んでみたくなりました。

 

長生きは幸せか

20170911(月曜日:曇)

積丹半島の美しい海です。最高の青空でした。

■今朝は走りました。昨日は新沼津カントリークラブで楽しい時間を過ごしましたが、いささか疲れました。それでも昨夜は早めに休んで今朝に備えました。

5.69km を走り、これで今月は総計 43.75km を積み重ねました。兎にも角にも、積み重ねていくしかありません。

■土曜日はNonちゃんと夕食を取りましたが、フィットネスクラブに入会したようで、トレーナーの作成してくれたプログラムに基づいて、鍛錬を初めたようです。90分単位で行うようです。

私自身は、残念ながらそうした機会がないので、完璧な自己流です。走る前後のストレッチも自己流、走る距離も、何もかにも自己流です。本当はそれではいけません。

ただ今のところは、それが自分には合っているようで、特別の筋トレなどもしていないのですが、腹も出ることもなく、腰回りの筋肉は次第に増加しています。体脂肪率は低下し、13% を超えることは無くなりました。

血液所見も、以前のように悪玉コレステロールが高いので乳製品は控えよう、といった食事制限は一切する必要が無くなりました。早寝早起きだけを心がけています。単純そのものです。

■先日の東京新聞に、みんなの広場という紙面で、「長生きは幸せか」という特集を掲載していました。実に不思議な特集です。なぜかというと、長生きは喜ぶべきことなのは当たり前だ、とこれまでは考えられてきたからです。なぜなら、長生きできることは稀なことだったからです。宝くじに当たるようなものですから、当選して喜ばない方がおかしい。長生きも、これまでは宝くじに当たるようなものだったのです。

ところが平均寿命が男女とも80歳を超え、人口の四分の一が65歳以上という、超高齢化社会になると話は違ってきます。俗に言うピンピンコロリで全ての人が旅立てるのなら、こんな質問は愚問でしょう。そうはいかないから、こんな質問が俄然重みを持ってのしかかって来るのです。

私自身も両親や、平均寿命からすればまだまだ若い姉をガンで亡くしました。死というものが本当に身近なものとして、まるで霧の中から死神のように現れてきたのです。そして私にこうささやき始めたのです。「次はお前の番だ」と。

歌人の岡井隆さん、作家で医師の久坂部羊さん、そして社会学者の立岩真也さんが、それぞれの立場から意見を述べられています。

ただ一つだけの正解など、もちろんありません。久坂部羊さんが言われているように、幸せの定義は自分の心が作るもの、ですから、他者が幸・不幸を決めることはできません。しかし現実は、そんな通り一遍の話を飛び越えているのです。医療の進歩は想像を超えています。昔なら、とっくに旅立っている人々が、いわば生きながらえています。

それは素晴らしいことなのですが、生きていれば良い、と言い切れないところが苦しいところです。

自分はどうするのか。考えても、考えなくても死はもう背中まで迫っているのです。在原業平が辞世の句として詠んだように、

ついに行く 道とはかねて 聞きしかど

 昨日今日とは 思はざりしを

なのです。

と、いうことで、私自身は毎日アーモンドを10粒食べて、22時には床に入って、朝5時には起きて、毎月 100km を走り続けているのです。他に取るべき道など私には思い浮かびません。頼まれた役は極力引き受けて、与えられたチャンスは極力逃さないようにして、健康に気をつけて、家族や仲間と仲良く楽しく過ごすしか、私には取るべき道は残されていないように思えるのです。

仲間

20170910(日曜日:晴れ)

北海道旅行での光景です。白絹の床です。

■今日は一人で新沼津カントリークラブへ出かけました、メンバーの仲間である手塚さんが、いつでも良いから7時頃来てくれれば、一緒にラウンドしてあげるよ、と誘ってくれています。シングルの名人仲間の、手塚さん、堀田さん、藤岡さんたちが、快く一緒にプレイしてくれます。

私のような下手くそは、こうしたシングルの皆さんとプレイすると大変緊張しますが、同時に大変勉強なり、一日とはいえ上達するから不思議です。同じような腕前の仲間たちでプレイするのも、もちろん楽しいのですが、それとは違った意味で貴重な機会です。

今日は新沼津カントリークラブ一の名手 堀田さんと、藤岡さん、そしてレッスンプロの室田さんと四人でプレイしました。

相変わらずのスコアですが、それでも何とか100回を切り、97回で上がることができました。他の三人は80台ですからレベルが違います。

練習していたアプローチが、全然寄りませんでした。情けないほどに寄りませんでした。それでも楽しい一日でした。皆さん私より年配なのですが、とにかくパワフルです。力強いスイングには、本当に感心するばかりです。

次回のラウンドが楽しみです。

■昨日はNonちゃんとSunと三人で、インド・ネパール料理店でディナーを楽しみました。Nonちゃんは一人で、タイ経由の飛行機でネパールに行ったことがあるようです。お店の店員さんとネパール談義に花を咲かせていたことには、驚きました。我が娘ながら、本当に行動力には感心させられました。

Nonちゃんと三人でディナーを楽しみました。静岡に帰ってきてくれたおかげで、こうした機会もできました。

たくさん食べました。インド料理・ネパール料理。店員さんは皆さんあちらの人ばかり。Nonちゃんは話に花が咲いていました。

ビールもネパールビールも飲みました。のんびりと時間を掛けて歓談しながらの食事は、本当に楽しいひと時でした。

サピエンス全史

20170908(金曜日:曇)

神威岬の散策を終えて帰ってきました。駐車場へ向かう最後の坂道です。

■昨夜は東部眼科医会の勉強会があり、21時まで発表を聞きました。こうした勉強会は身近なテーマのことが多く、とても参考になります。演者の先生方は、十分時間を掛けて調べた上で発表されていますので、聞きながらにしていま基本となっている事柄を学ぶことができます。有り難いことです。それと同時に、同じ疾患の、同じような病状を診ても、治療方針について異なる考えがあるのだ、と驚くこともあります。

■昨夜も、

サピエンス全史(下) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福 Kindle版

ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田裕之 (翻訳)

を読み進めました。なぜヨーロッパの列強が世界を征服し支配することができたのか。それまでの歴史に登場した様々な帝国は、はるか遠く海を超えて、全く見知らぬ土地を略奪、征服しようとは思わなかったそうです。そうした行為を支えた精神的な背景は何だったのか、という説明が下巻にはなされています。

その一つの因子として、無知の自覚、という点があります。幾つかの言葉を紹介すれば、

コロンブスは、無知を自覚していなかったという点で、まだ中世の人間だったのだ。彼は、世界全体を知っているという確信を持っていた。そして、この重大な発見さえ、その確信を揺るがすことはできなかった。

歳月が流れるうちに、知識の征服と領土の征服は、ますます強く結びついていった。

ローマ人やモンゴル人やアステカ族は、知識ではなく、富と権力を求めて新天地を貪欲に征服した。それとは対照的に、ヨーロッパの帝国主義者は、新たな領土とともに新たな知識を獲得することを望み、遠く離れた土地を目指して海へ乗り出していった。

科学者も征服者も無知を認めるところから出発した。両者は、「外の世界がどうなっているか見当もつかない」と口を揃えて言った。両者とも、外に出て行って新たな発見をせずにはいられなかった。そして、そうすることで獲得した新しい知識によって世界を制するという願望を持っていたのだ。」

しかしヨーロッパには偉大な大航海時代も、征服された現地の人間たちにとっては地獄の時代だったことは、間違いないようです。

 

戦えず

20170907(木曜日:曇)

有名なニセコスキー場です。オーストラリアから多くの観光客、スキーヤーが訪れます。ペンション風の建物が、次々と建築中なのに驚きました。

■今朝は走りました。5.73km を走り、総計 27.98km を積み上げました。体が重くて参りました。今朝は資源ごみの回収日。Sunが昨夜準備してくれてありましたので、3つのビニール袋を持って家を出ました。所定の回収ボックスに入れてから、準備運動を始め走り始めました。

左腰の痛みが、なかなか消えません。とは言っても、走っている時には、何の問題もないから不思議です。体をひねる運動、例えばゴルフなどをすると筋肉痛なのでしょうが、再発します。

体を捻る運動というのは、やはり体には負担になるのですね。その点、走るという運動は、至極単純です。ただ腕と脚を前、後ろ、前、後ろと繰り返すだけです。一番自然な運動という気がしています。

■さて今朝の東京新聞には、「太郎の国際通信」が4面に掲載されています。いわく、

米軍は朝鮮半島で戦えず

です。内容は、

米国は北朝鮮との戦争はできない。(中略)米軍は既にアフガニスタンやイラク、シリアで戦っているだけでなく、西欧の抑止力強化にも貢献している。さらに、米軍は予算カットによって兵器の更新や兵員の訓練が満たせない状況が続いているからだ

つまりは予算不足と訓練不足で、とてもあちらでも、こちらでも戦争をするほどの余裕は、いまの米軍には無い、というわけです。

それを、どう考えるか。911以来、世界中で戦争をしてきた米国。その御蔭で世界が平和と安定を取り戻したならいざしらず、結局はテロが止む気配がありません。何とかの一つ覚えのように、北朝鮮に対する圧力を強めるのだ、と叫ぶしか脳のない指導者には、本当に失望させられます。

日本のマスコミでは、本当のことを言っているロシアのプーチン大統領の発言は、付け足し程度にしか報道されません。本当に困ったものです。

分配革命

20170906(水曜日:曇)

支笏洞爺国立公園の案内板です。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日は9キロ超を走りましたので、天気予報の情報もあり、のんびりと睡眠時間を取りました。

Sunが風邪を引いてしまったようで、咳と鼻水で苦しんでいます。幸い熱はないようですが、体調が本調子でないというのは辛いものです。風邪ぐらいとバカにはできません。とにかく暖かくして休むに限ります。

■さて、民進党の主要人事が決まりました。今日の東京新聞には、前原氏の知恵袋、経済学者の井手英策慶応大学教授のインタービューが掲載されています。

題して、「成長前提 もう無理」です。

成長を前提に、社会のあり方を設計していくのはもう無理。成長から分配に大きくかじを切る『分配革命』を起こすことだ

成長しない社会では、基本的に企業収益は上がらず、個人の収入も増えない。だから収入を増やすのではなく、医療や介護、子育ての自己負担を軽くする『支出が減る社会』つくっていく。教育や住宅など、大きな支出を伴う分野にも公的投資を行い、個人の負担を減らす

財源は消費税にならざるを得ないが、国民は負担増を受け入れるのか、という問に対しては、

受益感があれば理解を得られる。今、人々は住宅や大病、老後など大きな支出に備えて自己責任でお金をためているが、その貯蓄を税によって政府に移し、社会で備えるだけだ。誰もが不安から解き放たれる

私も、そのとおりだと思います。ただし、これには基本になる前提が必要です。政府に対する信頼です。北欧諸国のように高率の付加価値税を取られながらも、国は公平に税金を国民のために使っている、という信頼感があれば、異議を唱えることはありません。

ごく一部のお友達のためばかりに、税金が湯水の如く使われては、安心などしていられないはずです。日本の政府や官僚機構への、そこまでの信頼感が国民の間にあるのか。現状では難しい、というのが率直な感想でしょう。

リアリズム

20170905(火曜日:晴れ)

北海道北湯沢温泉に泊まった時に、早朝走ったランニングコースです。実際は自転車のためのコースでしたが。

■今朝は走りました。昨日は走り出したものの途中でトイレに行きたくなって家に戻りました。こればかりは致し方ありません。昨夜は早めに休んで、今朝に備えました。

結局 9.64km を走り、今月の通算距離を 22.25km としました。キロ6分18秒でした。先日のランスマという番組で、体内脂肪を効率的に燃焼させるためのランニングを特集していました。心拍数を基準に運動強度を計算し適切な心拍数を目安に速度を決めて走るのです。

私の安静時心拍数は、60。そして年齢は 64 ですから、これをもとに運動強度を、60-70 % とすると、適切な心拍数は、118から 127となります。分かりやすく 120 前後で走っているのが、一番体には良いようです。となると、心拍測定装置を購入する必要があります。ネットで調べると、いわゆるスマートウォッチが幾つも発売されていて、選択するのに迷うほどです。

例えばアマゾンで、「心拍計」と入力して検索すると、5千円以内で買えるスマートウォッチがいくつもあるのに驚きます。それ自身にはGPS機能は内蔵していないのですが、スマートフォンと連動してランニングの記録も取れるようです。もちろん両方を備えているスマートウォッチもあるのですが、これはかなり高価です。そこまでする必要は普通の人にはありません。

■さて今朝の東京新聞一面には、「北朝鮮 核 脅威の実情」と題した記事が掲載されています。

北朝鮮の指導者は、イラクやリビアの先例を他山の石としている、という内容です。つまりは、

イラクのフセイン政権とリビアのカダフィ政権は、体制転覆を狙う米国と西側の圧力に屈して核を放棄した結果、破滅した。

これは真実なのです。そしてカダフィ政権の転覆に当時の国務長官だったクリントン氏が深く関わっているようです。カダフィ大佐が隠し持っていた金塊が、どのように使われたか、これもまた明らかになっていません。NHKなどはのテレビでは、このような内容が放送されることはありません。

金正恩は決して精神異常などではなくて、冷徹に現実を見据えているのです。

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