2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

カテゴリー: 残日録 Page 15 of 138

歴史の終わり

■20231025(水曜日:晴れ)

昨年出掛けた大塚美術館の「ゲルニカ」です。

■今朝は、よく眠れました。昨夜10時半に消灯して、そのまま今朝の3時半まで目が覚めることがありませんでした。これが、4時半だったら、そのまま起き出してフィットネスクラブへ出かけるのですが、さすがに 3 時半では、少し早すぎました。

ということで、もう一度眠りについたのですが、今度は寝付けない上に、その後に深い睡眠に入ってしまい、目覚ましの鳴った5時半に起き出すのは一苦労でした。

それでも、朝日をしっかり浴びようと、なんとか起き出してウォーキングに出掛けました。フィットネスクラブからの帰りに、たっぷりと朝日を正面から浴びることのできた時刻が、昨日は6時5分だったからです。

ところが今朝は、そう上手くはいきませんでした。東の空は雲に覆われて、朝日が隠れていたのです。朝日をたっぷりと、正面から浴びるという計画は、叶いませんでした。致し方ありません。

昨夜良い睡眠が取れたのは、たっぷり浴びた朝日のおかげかも知れないという仮説の検証は、次回に持ち越しです。

■さて、日本のマスコミでは報道されることのない、アメリカ社会の現状です。

★全米はストライキの嵐:医療、自動車、ハリウッド
社会の機能破壊した
金融資本に反旗
「社会を支えているのは労働者だ!」

今朝のNHKニュースでも、アメリカはGDPが成長し景気は良いのだ、といった趣旨の報道がなされていました。

上記の内容は、別の国の有様かと錯覚しそうです。世界的に先進国で、労働者の抗議運動が巻き起こっています。現場の労働者が、使い捨てにされている現状は、いまの経済の仕組みが、人々を幸せにしていないということを示しています。

旧ソ連の崩壊で、歴史は終わったと宣言されたのですが、実はそこから、昔ながらの長い長い階級闘争が再燃したように見えます。今度こそ妥協のできない、本当の闘争なのかもしれません。まだまだ、歴史は終わっていないようです。

課題

■20231023(月曜日:晴れ)

今朝の日の出です。日々新なりです。

■昨日は午前中走り込みをした後、午後から講話のスライド作りに取り掛かり、夜は日帰り温泉に行きました。そこで思いもかけない出会いがありました。

もう10年になるかもしれません。地域のコミュニティ活動や、PTA活動、そしてロータリークラブで、会長・幹事として一年間苦楽を共にした桜井さんと、偶然出くわしたのです。

仲間と一杯やっての帰りがけだったようです。Sunと3人で話し始めたところ、一杯やって気分も良かったのか、家に居た奥さんを呼び出して、4人でテーブルを囲んで話し込んでしまったのです。

桜井さんとSunは、PTA活動でのいわば戦友。そして私とはロータリー活動での戦友と、思い出話には事欠きません。痩せる必要に迫られて、今では毎日ようにプールで 1,000 メートル以上泳ぎ、さらには早朝のランニングまでしているそうで、桜井さんよ、と最初Sunから声をかけられても、余りの変貌ぶりに、どこの誰だか見当がつかなかったほどです。

すっかりスリムになっていました。服装にはその人独自のセンスが光る、という意味で、とてもダンディーな高齢者といった趣でした。

自分の会社は息子さんに任せて、時々目を光らせているだけだ、とのこと。お互い70歳になって、人生の大きな曲がり角を回ったわけです。

人生をどう締めくくるかは、最後の大仕事です。しかも思い通りになりません。突然終焉を迎えるかもしれませんし、長い長い支援を受ける日々が待ち受けている可能性もあります。

考えていても仕方ない反面、考えておかないと混乱ばかりを巻き起こします。

何にしても、1時間以上4人で話し込んだのですが、内容は異なりながらも、いくつになっても生きている以上、課題は尽きないものだと痛感した一時でした。

囁き

■20231021(土曜日:晴れ)

今朝の夜明けです。朝日をしっかりと目から取り込みました。

■今朝も5時半に起きて準備ののち、家を出ました。朝日を浴びるためです。セロトニンーメラトニン説にしたがって、朝日をたっぷりと取り込み、夜になって睡眠が促されるように、との行動です。その成果があったのか、昨夜は2回目が覚めましたが、4時間余り目が覚めることのない時間帯がありましたので、熟睡感はありました。

たまたまかもしれませんが、早朝に歩くのは気持ちの良いものです。フィットネスクラブで走るのも悪くはありませんが、澄んだ早朝の空気の中を歩くほうが、精神的には良さそうです。

30分ほどのウォーキングですから、たいした負担でもありません。元日の朝、ご来光を仰ぐために、じっと待っていたことを思い出しました。

■さて、我々の生活圏は、「なになに経済圏」で囲い込みが行われています。楽天経済圏は、最たるものです。楽天の中で買い物をするたびに、ポイントが溜まっていくので、ますます買い物をするという循環です。

ところが、ここへ来て楽天が方針を転換しています。

★楽天経済圏の相次ぐ「改悪」にユーザー離れ加速か
…約1年のうちに続々と起きたヤバすぎる変更

余裕が無くなった、というのが一番の理由でしょう。楽天モバイルに、完全に足を引っ張られています。巨額の赤字が、のしかかっているのです。優れた経営者である三木谷浩史社長が、乾坤一擲開始したモバイル事業は、今のところ思惑とは逆の方向へ進んでいます。

画期的なソフトウェアの採用で、モバイル事業にかかる経費も、競争相手とは違って格段に削減できるから成功するはずだ、と説明されていましたが、その開発責任者もひっそりと会社を離れたようです。

結局今までの通信大手と同様に、基地局というハードでの対応が不可欠となり、建設費の流失が止まりません。

成功の確信を耳元で囁いていた人物は、巨額の報酬を得て、いわばトンズラ状態です。人を見る目も、技術を見極める目も、残念ながら、どちらも持っていなかったという結論でしょうか。

成功者の回りには、こうした怪しげな人々がゴマンとまつわりついてくるに違いありません。その中に成功の芽もたくさんあるのでしょうが、身を滅ぼす爆弾も仕掛けられているのです。

危ない、危ないです。

セロトニンとメラトニン

■20231020(金曜日:晴れ)

今朝の日の出です。昨日から、日の出の時間に歩くことにしました。

■昨夜はいつになく、よく眠れました。熟睡感がしっかり得られたのです。なぜだろうと考えて、思いついたのが、朝の散歩でした。校庭で歩きながら、日の出を見ていました。以下の記載を考えると、理に適っていたのかもしれません。

★セロトニンはメラトニンの原料になる。

朝起きて、十分な朝日を浴び、目に光が入ることでセロトニンが分泌されます。

そして13~15時間後、松果体において、日中に分泌されたセロトニンを原料にメラトニンが作られるのです。

つまり、セロトニンが少ないと、合成できるメラトニンの量も減ってしまい、うまく入眠できない可能性があります。

フィットネスクラブで走ることも大切ですが、この理論によれば、しっかりと朝日を浴びて、体内時計を更新しないと、充分な睡眠が得られない、となります。

昨夜の熟睡の真の原因が何なのか。熟睡できたのは、たまたまかもしれません。午後から出かけた、フィットネスクラブでの筋トレ量が適切だったのかもしれません。

日の出の時刻を毎日調べながら、しばらくは、その前後 30 分ほどを歩くように計画する予定です。うまく行けば儲けもの。そうでなくとも失うものはありません。試す価値は十分あります。

自由な時間

■20231019(木曜日:晴れ)

4年前にベトナム枯葉剤被害者支援の旅に出掛けた、ベトナム・バクザン省の夜明けです。

■今朝も爽やかな青空が広がっています。6時に目覚ましを合わせてあったものの、5時21分に目が覚めました。ウォーキングに出かけました。キリッとした朝の空気は、身が引き締まります。

この時刻ですと、まだ外は真っ暗です。東に向かって歩き始めました。

昨夜は、3回目が覚めたのですが、あとの2回はトイレに行かずに、そのまま眠り続けました。今まででしたらトイレに行って、布団に戻っていたのですが、行動を変えてみました。

総合点 77 点と、その結果は思ったほど、睡眠の質は落ちていませんでした。総時間的には充分ではなかったものの、熟睡期間が52点と必要な70点に届かなかったのみで、あとの指標は全て普通という睡眠でした。

今夜も途中で目覚めても、そのまま布団の中で留まってみるつもりです。

■さて今日は午後から仕事がありません。ロータリークラブの例会後は、自由になる時間が、3時間弱あります。どう、その時間を活用するか。天候が良いだけに、思案のしどころです。

書類の作成や銀行振込などは、後日でも良さそうですし、勉強会の申込みは昨夜済ませました。自由な時間があるというのは嬉しいものです。いずれは、そんな時間ばかりになるのでしょうが。

意気軒昂

■20231017(火曜日:晴れ)

松江新大橋から見た夕日です。

■今朝も爽やかな青空です。生ゴミの日ですので、公園前の所定の位置に運んできました。

昨夜は、なぜか熟睡できませんでした。どうしてなのか、説明がつくと対処できるのですが、これがさっぱり見当がつきません。3回も目が覚めてトイレに行って、睡眠診断アプリによれば昨夜は80点の睡眠だったというのですが、実感は真逆の20点です。

ちょうど目覚ましの鳴る6時頃に、30分間続いた深い睡眠に入っていたので、起き出すのがとても辛かったのは理解できます。その前が、いけません。

昨夜も筋トレに行き、帰ってきてお風呂に入って、二人でワインを少し飲んで布団に入りました。布団に入ってから、先週の講演会での内容に関連して、思いついたアイデアを頭の中で整理しましたが、大した長さの時間でもありませんでした。

その後は通常通りの睡眠でした。ただ、昨夜はこの秋初めて、空調の設定温度を暖房の18度に設定しました。前日までは冷房の23度でした。その違いが影響した可能性はあります。

自律神経の脆弱性から、室温の変化に対応できないことから引き起こされる、動悸などの症状に苦しみました。それに気づくまでにも、随分と時間が必要でした。

■さて、先週の土曜日に講演してもらった、江田さんとの会話で興味深かった点の一つに、以下の発言がありました。

学生時代から自分はこれになりたい、とはっきり決めていたわけではなかった。銀行での生活を通じて、いろいろな思いを経て、今の会社を起こしたのが46歳だった。だから、まだまだこれからなのだ、といった趣旨です。意気軒昂、気力旺盛なのです。旅立ちも間近いと感じている、同じ歳の私とは対極なのです。

自分は来年で仕事を始めて45年です。まだまだ45年なのでしょうが、いささか疲れを感じてきました。これから、どのように残された大切な時間を過ごすか、本当に考えどころです。

同期生

■20231014(土曜日:晴れ)

電鉄出雲市駅です。川跡駅で一畑電車大社線に乗り換えて、出雲大社前駅で下車です。

■今朝も爽やかな青空が広がっています。とは言え、今日の天候は下り坂。夜には雨の予報です。今日は静岡で講習会を開催しますが、その開催責任者ですので、会場に行かなければなりません。講師の一人として、高校の同期生が来てくれます。

東京から新幹線で来られますので、静岡駅で出迎える必要があります。7月8日に行われた、静岡県の大学同窓会でも講演してもらいました。講師を務める江田さんとは、高校時代は全く交流がありませんでした。

それが、高校の同窓会で会ってから、付き合い出したのですから、人生は不思議です。還暦年度が同窓会を取り仕切るというのが、母校の規定なので、連絡の取れる同期生全員に招集がかかったのです。もう10年前になります。

それ以前にも同期会があり、私も渋々ながら参加していました。高校時代はクラブ活動もしていませんでしたし、勉強に明け暮れていた3年間は、どう考えても、楽しかったとは思えなかったからです。

それでも何十年ぶりかに会えば、思い出す楽しかった場面も多々あります。それぞれの異なった人生の航路を知ることで、自分自身の軌跡を冷静に振り返ることも可能になります。

そもそも、同窓会に出席すること自体が、敷居の高いものです。病気療養中でもダメですし、様々な問題を抱えていては、とても同窓会どころではありません。出席できる人は幸せな人なのです。

そんな縁から付き合い出した江田さんに、これで3回も講演をお願いすることになるとは、あの当時は思いもしませんでした。

コロナ禍で開催できなかった高校の同窓会総会にも、そろそろ出席しなければならない時期です。今の同窓会長は弁護士の同期生なのです。同窓会長ともなると、歴史ある名門校ですから、運営にも骨が折れるはずです。

残された数少ない県立の男子校である母校は、いま大きな岐路に差し掛かっているはずです。愚痴も聞いてあげなければ、同期生の意味がありません。江田さんとも、今夜の懇親会で、その点を話してみるつもりです。

課題

■20231013(金曜日:晴れ)

出雲縁結び空港です。10月いっぱいで、静岡からの便は、一旦休止です。

■今日も青空が、窓いっぱいに広がっています。爽やかな朝です。暑さに苦しんだ、あの夏の日々は一体どこへ消えたのか、はるか遠い日のように感じます。ほんの一ヶ月前には、一体いつになったら涼しくなるのか、この暑さは永遠に続くのではないかと、途方に暮れていたのですから、いつもながら自然は休むこと無く営みを続けています。

■昨日のロータリークラブの例会は、お休み。午後からは、ゴルフの練習場で2時間打ちっぱなしの練習に取り組みました。400球ほど打ちましたが、力を入れずにフォームだけで打つ練習です。

右半身と左半身を分けての練習法です。片足をそれぞれ一歩引いて打つことで、別の課題に取り組むことができます。YouTubeで知りました。取り組んでみると、自分の課題がはっきりして、とても有効です。

いちばん苦手なドライバーショットの練習に、初めてきちんと最近は取り組んでいます。アプローチショットは大好きなので、何百球打っても飽きないのですが、力んで打ってしまうドライバーは、練習方法が分からず食わず嫌いでした。

しかし、ラウンドしてみて、いかんせん最初のショットが悪すぎて、スコアがまとまらないことを、いやほど思い知らされたので、致し方ありません、真面目に取り組み始めました。

左右の一体感が無いので、ボールを遠くへ飛ばすことが難しいのですが、とりあえず大きく曲がること無く、しっかりとボールを捉えることができ始めてきたのは大正解です。

左手首の返しも、少しずつ可能になってきました。ヘッドが走って、ボールの飛びが全然変わってきました。今まで何をやっていたんだろう、という思いです。分かってみると、そういうものなのかもしれません。

これからが楽しみです。

見えない皮膚の下

■20231012(木曜日:晴れ)

出雲空港を飛び立ってまもなく、機内から見た宍道湖です。

■今朝は爽やかに晴れ渡っています。日本晴れです。昨夜もフィットネスクラブで筋トレをしました。

水曜日の夜8時前後は、結構混み合っています。ランニング用の機器が15台ほど。あとは筋トレ用の機器ですが、どれもが満杯ということは、さすがにありません。

自分で決めたルーティン、というか、決まった動作、日課は筋トレとランニングは、同日には行わない。そして筋トレ器具は、上半身用、下半身用を交互にする。10回施行後、1分前後休憩し、再度10回。合計3回施行。これが1クールです。

10種類ほどの器具を行い、時間は1時間15分程度で終わります。19時30分にフィットネスクラブに到着。トレーニングが終わるのは20時半頃、というのが、最近の日課です。

初期の頃に比べると、取り組む器具の種類も増えました。最初は、あまり効果があるようには思えなかった器具が、取り組んでみると、自分には効果的だったりすることもあります。

まる5ヶ月が終わって、最初はびくともしなかった器具が、次第に容易に繰り返すことができるようになるのは、驚きとともに、実に爽快な気分になるものです。

自分の姿を鏡で見ていても、シュワちゃんのような部分は、どこにも発見できないのですが、見えない皮膚の下では、大きな変化が起こっていることは間違いありません。それが筋トレの醍醐味です。

■さて、走る方も手を抜くわけにはいきません。11月にはハーフマラソンに参加します。初めてのコースなので不安ばかりなのですが、逆に楽しみでもあります。自分にどれだけの力が残っているのか、知ることができます。

来年も5月、6月と北海道へ出かけて、トレイル、そしてマラソンにも挑戦予定です。鍛錬あるのみです。

初冠雪

■20231006(金曜日:晴れ)

昨日観測された、富士山の初冠雪です。わずかに、まだ残っています。

■富士山の初冠雪が、昨日発表されました。以下のとおりです。

富士山で5日朝、初冠雪が観測されました。平年より3日、去年より5日遅い観測です。

富士山の初冠雪は甲府市にある甲府地方気象台から職員が目視で積雪の状況を確認して発表します。

甲府地方気象台によりますと、5日午前7時半ごろ富士山の山頂付近に雪が積もっているのを確認し、気象台は初冠雪が観測されたと発表しました。

今朝の写真は、我が家の屋上から撮ったもので、静岡県側から見た富士山です。今朝は爽やかな青空が広がっています。何処かへ出掛けたくなりますが、仕事ですから一日中籠の鳥です。致し方ありません。

こんな朝は、ゆっくりと走るのが本当は健康維持に最適なのでしょうが、最近は朝起きが、むしろ苦手になっています。

昨夜はSunと一緒に日帰り温泉に行って、一杯やって帰ってきたのですが、2杯目の生ビールが、どうも飲み過ぎだったようです。熟睡できませんでした。

■さて以下のニュースは、色々考えさせられます。

★ファーウェイMate 60が爆発的売れ行き、
業界全体の体質改善につながるとの声も

アメリカの対中制裁によって半導体の購入ができなくなった中国が、自力で半導体を量産し始めたのではないか、というニュースです。最先端の製品ではないようですが、かなり難易度の高いレベルにまで到達しているようです。

アメリカが制裁を強めれば強めるほど、中国は自力で技術力を向上させることの連続で、イタチごっことなっています。

そして、いままでiPhone依存の一本足打法だった中国の部品メーカーも、リスクの分散が可能になり喜ばしいことだ、というわけです。

田中宇さんも指摘しているように、中国はものづくりの国になっています。もちろん一国で、何でもかんでも製造できるわけではないのですが、文字通りいまや世界の工場なのです。

アメリカが、債権金融に特化したのと逆方向です。いわば、数字だけの世界です。どちらの未来が明るいかは、まだまだ不確定のようです。

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