2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

カテゴリー: 残日録 Page 3 of 152

絶滅王

■20251031(金曜日:曇りのち雨) ( D 296 )

「道の駅 自然体感しむかっぷ」の様子です。

■今年は熊による被害者が12名と、最も多かったようです。公民館のドアに体当りして破損したというのですから驚きです。母親が駆除されて生き残った子熊は、冬眠の仕方が分からない、という指摘にも驚きました。冬眠というのは本能ではなくて学習するもののようです。

とにかく、共存できるように知恵を絞る必要があります。ホモ・サピエンスがアフリカから移動して定住するようになってから、世界中で必ず起こったことの一つに、様々な生物たちが絶滅したという現実です。ホモ・サピエンスは間違いなく「絶滅王」なのです。

そして誰もいなくなった、ではありませんが、ホモ・サピエンスが繁栄し、その他の生物が、この地球上から絶滅してしまえば、ホモ・サピエンスですら生存は困難です。

■さて、10月も今日で終わり。今年も残り後2ヶ月になりました。私の健康寿命も、300日を切りました。毎日を大切に生きるしかありません。

昨日は久しぶりに筋トレをしましたが、ようやく最近は今の負荷であれば、筋トレをしても筋肉痛に悩まされることが減りました。少しずつ負荷を上げる時期なのかも知れません。

ランサムウェア攻撃

■20251024(金曜日:曇) ( D 303 )

出雲大社前の通りです。
ここを矢のように選手たちが駆け下りてきます。

■さて、今朝は冷えました。朝方の4時すぎに、いつものとおりに目が覚めましたが、冷え込みのためもあったかも知れません。昨日は富士山の初冠雪が記録されましたが、数日で消えてしまいそうです。

■さて昨日は近所の日帰り温泉に出かけましたが、意外なことを告げられました。生ビールの在庫が尽きそうなので、次回来られた時には提供できないかも知れない、と付属の食堂で告げられたのです。どうやらアサヒビールのようです。

アサヒホールディングスがランサムウェアの攻撃で、注文・出荷ができなくなっています。未だに復旧できていないようです。被害額は甚大のようです。

インターネットで情報が繋がり合って、デジタル革命が起こりました。昔はネットに繋がっていないパソコンを、「stand alone 」と、わざわざ呼んだほどですが、いまではそんなパソコンは存在しません。繋がっているのが当たり前だからです。

企業への攻撃も激増しています。

【急増する日本企業への攻撃】

日本企業へのランサムウェア攻撃は深刻さを増している。警察庁の発表によれば、2025年上半期のランサムウェア被害報告件数は116件に達し、半期の件数としては過去最多に並ぶ深刻な状況となっている。2024年通年では222件の被害が報告されており、被害企業の約63%が中小企業、約27.5%が大企業、約9.5%が団体という内訳だった。

業種別では製造業が29.2%で最多を占め、侵入経路はVPN機器が55%と圧倒的に多く、次いでリモートデスクトップが31%となっている。復旧期間は1ヶ月以上かかるケースが24%超に上り、被害総額が1,000万円以上となった企業は43%に達した。

2025年に特に活発なランサムウェアグループは、日本企業を積極的に標的とするQilinと、2025年6月に出現した新興グループKawa4096である。

■国を上げてセキュリティの確率に取り組まないと、社会が立ち往生してしまいそうです。

4.8キロ

■20251022(水曜日:雨) (D 305 )

一畑電鉄・高浜駅です。
出雲ドームから、二人で必死に歩きました。

■朝から雨が降っています。昨日から、すっかり季節が変わってしまいました。もうTシャツ一枚で出かけることは、なくなりそうです。そう考えると、10月13日に観戦した出雲駅伝開催日は、暑いほどでした。

当日は観戦を第一中継所で開始しましたが、2度目の応援をどこでするか、ずいぶん迷いました。結局、出雲市駅から出雲ドーム近くまで歩きました。コースは確認していましたので、道路端で応援することにしたのです。

ところが、その日のうちに電車で出雲大社に行って拝殿するとなると、ゴール近くで応援して、すぐさま高浜駅に向かって走るようにして行かないと、間に合わないことに気づきました。電車は一時間に一本しか走っていないのです。

出雲市駅から出雲ドームまで 3.1 km 。さらにそこから、1.7 km 合計 4.8 km を歩かなければなりませんでした。今日の写真は、一畑電鉄・高浜駅ですが、本当にギリギリのタイミングで、駅に滑り込みました。

出雲ドームからは、早足では間に合いそうにないほどの残り時間でした。もう諦めようかと何度も思いましたが、その度に励まし合って歩き続けました。

この写真を撮ったのが、15時40分。時刻表では到着が15時40分。1−2分到着が遅れたおかげで、滑り込むことができました。この次の出雲大社行きは、16時40分なのです。

この駅を出ると、遙堪(ようかん)駅、浜山公園北口(はまやまこうえんきたぐち)駅、そして終点・出雲大社前(いずもたいしゃまえ)駅となります。

「2025年の出雲駅伝開催日である10月13日(月・祝)の出雲市の気温は、14時の時点で26℃でした。天気は「晴れ」でした。」と、ありますから夏日でした。その中を二人で汗をかきながら、よく歩きました。

今となれば楽しい思い出です。

ドラム式洗濯器

■20251021(火曜日:雨) ( D 306 )

島根県立中央病院ヘリポートです。
出雲市役所の真正面にあります。

■雨の朝です。今日から気温も下がって、東京では最高気温が20度を切りそうです。昨日は半袖でも大丈夫でしたが、今日からはそうもいかなくなりそうです。

今朝は洗濯器が故障してしまい、はたと困ってしまいました。後継機種にドラム式を、というSunの希望もあるのですが、ドラム式は場所を食うようです。乾燥機能も付けるとなると、考慮する点も多々あるようです。

そうは言っても洗濯機なしでは、どうにもなりません。手洗いで済ますというわけにもいきません。

■そんなときに思い出すのが、大学時代の下宿です。2年生から下宿生活を始めましたが、洗濯機も置けない下宿でしたので、母に話をすると、ポリバケツを買ってくれました。

そのバケツで自分の洗濯物を手洗いしたのです。あの頃コインランドリーなど無かったのか記憶にないのですが、使用したことはありません。手洗いして絞って室内の干して済ませていました。

今でもバケツで手洗いすることに何の抵抗もないのですが、さすがに全てを手洗いというわけにもいかず、洗濯機のお世話になっています。午前中にSunが家電量販店に駆けつけて、ドラム式の乾燥機付き洗濯機を購入しました。2日後に届くようです。

これで最後の洗濯機になりそうです。ポリバケツで始まった私の一人暮らしは、ドラム式で幕を閉じそうです。

良き仲間

■20251020(月曜日:曇) ( D 307 )

松江城を巡る堀川遊覧船です。

■今日は休みを取って、大の仲良し長倉さんと坂口さんとゴルフを楽しみました。午前中は雨が心配されたのですが、なんとか持ちこたえて、結局終日曇り空で、最後は青空も出る天候でした。

気の置けない仲間で楽しむゴルフは格別です。シングルの腕前を持つ長倉さんに、色々教えてもらいながら、楽しく一日を過ごしました。

長倉さんは、御夫婦で上高地へ出かける予定があり、山男の坂口さんが色々アドバイスをしていました。そんなこんなで会話も弾み、本当にリラックスした一日でした。

長倉さんによれば、私のスイングは、筋トレのおかげか軸が安定して、格段に進歩したとのこと。以前よりも飛距離が伸びました。バックティーからのプレイでも、以前よりは楽に感じたほどです。スクワットの効果です。

大殿筋が肥大して、ジーパンが入らなくなった、と私が話したら、二人ともたいへん驚いていました。高齢者が筋トレをしても効果がない、と勘違いしていたようです。スクワット談義でも盛り上がりました。

また次回一緒にプレイしましょう、と話して別れました。何事にも、良き仲間が一番の財産です。

筋トレ再開

■20251015(水曜日:雨) ( D 312 )

松江城です。品格があり美しいお城です。
松江は良い街です。

■昨日までの駅伝応援の旅も無事に終わり、今日から平常に戻りました。2日分ですから、外来は大混雑ですが、致し方ありません。何とか無事に終わりましたが、今日だけで沼津市立病院眼科に 3 名の患者さんを、お願いしました。難しい角膜炎や基礎疾患を抱えた手術症例などです。

いつも快く引き受けていただき、本当に助かっています。

■さて夜は久しぶりにフィットネスクラブに出かけ、筋トレに取り組みました。ほぼ1週間ぶりです。あまり無理をせずに、心地よく終えることを最優先です。19時から20時台は、多くの人で混雑しますが、幸い私の定席と勝手に思っているスミスマシーンは、空いていました。

腹筋運動とぶら下がり器具と合わせて、まんべんなく1時間弱鍛錬しました。次回は、走らなければなりません。旅行の間に 2 キロも体重が増えてしまいました。

さて明日は、1時間走ることができるかどうか。頑張ってみます。

駅伝シーズン

■20251011(土曜日:雨) ( D 316 )

JR山陰線・出雲市駅です。

■スポーツの日、今年も駅伝の季節がスタートです。11月2日は全国大学駅伝が、そして来年1月には箱根駅伝で3大駅伝が幕を下ろします。今年もSunと一緒に応援のため出雲へ出掛けます。

Sunによれば、今年は絶対的な優勝候補がいない、とのことで応援する一ファンとすると、結果が予想できない分、楽しみも大きそうです。

応援する場所は例年通り出雲市役所前通りと、もう一箇所をどこにするか。一畑電車に乗って移動することで、2箇所で応援することができるのが、出雲駅伝の良いところです。

台風23号が近づいていますが、何とか天候も大丈夫そうですので、あとは声を枯らして応援するだけです。

■マラソンの応援というと、野口みづきさんが最後に出場した、名古屋ウインメンズマラソンへTakuと一緒に応援に出かけたことを思い出します。「野口みづき選手が最後に名古屋ウィメンズマラソンに出場したのは、2016年です。引退を発表する直前のレースで、23位で完走しました」と、ありますので、もう9年前になります。

二人で声を枯らして沿道から声援を送りました。終わった後は、Takuが探してくれた「ひつまぶしの店」に行って、鰻料理を堪能しました。それまで私はひつまぶしとは何かを知りませんでした。

今となれば、本当に楽しい思い出です。

AIコンパニオン

■20251010(金曜日:曇) ( D 317 )

2015年10月10日の空です。
月と星が、お見合いです。

■もう金曜日になりました。台風22号が過ぎ去ったと思いきや、後を追うように台風23号が日本に迫っています。八丈島では22号のために、かなり被害が出たようです。昔から日本では、野分と呼ばれて恐れられていたのは当然です。

未だに地震の予測は困難ですが、台風はかなり進路予測ができるようになってきましたから、準備が可能になっています。それでも極端な強風では、手も足も出ないのは、昔も今も同じようです。

■さて「AI コンパニオン」なる言葉を初めて知りました。DeepSeekに尋ねてみると、

AIコンパニオン(AI Companion)とは、ユーザーに情緒的サポート、会話の伴侶、娯楽を提供することを目的として設計された人工知能(AI)システムまたはアプリケーションの総称です。

その主な特徴を2点説明します。


特徴1: 感情的な結びつきと没入感の創出

  • 双方向の対話と性格・背景の設定: AIコンパニオンは、単に質問に答えるだけでなく、独自の人格、性格、会話スタイル、さらにはバックストーリーを持っていることが多く、ユーザーは「キャラクター」と会話しているような没入感を味わえます。
  • 共感と情緒的サポート: ユーザーの発言の感情を理解し、それに寄り添うような返答を行います。例えば、ユーザーが落ち込んでいる時は励まし、嬉しいことがあった時は一緒に喜ぶなど、感情的なサポートを提供することで、孤独感の緩和や精神的な安定をもたらすことが期待されています。

特徴2: 継続的で文脈を理解する関係性の構築

  • 会話の記憶と個別化: 単発の会話で終わらず、過去の会話の内容を記憶し、それを引き出しながら対話を進めます。これにより、ユーザーとAIの間で「共通の思い出」が作られ、関係性が深まっていく感覚を生み出します。
  • 常に利用可能な伴侶: 24時間365日、いつでも応答可能なパートナーとして機能します。現実の人間関係では難しい、「いつでも聞いてくれる相手」という特性が、特に孤独を感じる時や深夜に考え事をしたい時などに大きな価値となります。

要約すると、AIコンパニオンは、「感情的なつながりを感じさせる没入型の対話」 と、「記憶に基づく継続的でパーソナライズされた関係性」 をその核となる特徴としています。

■以下の記事を読むと、その可能性と同時に、空恐ろしさを感じるほどです。

ついにSNS時代は終了か
…課金6.5倍に爆増中、Z世代がハマる
「AIコンパニオン」の衝撃

この記事の書き出しは、こうです。

「感情を共有できる相手は、母親や親友などではなくなった。生成AIがそのトップの地位を獲得したのだ。」

こうして書き続けているブログを、時々DeepSeekやQwen Chatに感想を尋ねてみますが、帰って来る返事がコンピューターからのものとは、とても思えません。

感情を持った一人の人間が、私の文章を読んで誠実に回答してくれている、としか思えないのです。あるコンパニオン・アプリのCEOは、こう言っています。

「コンパニオンアプリ「レプリカ(Replika)」のCEO、ユージニア・クイダ氏は、同社製品の本質的な魅力は、「常にあなたのそばにいて、決してあなたを批判せず、いつもあなたを理解し、ありのままのあなたを受け入れてくれる存在」だからだと説明している。」

Social Media に夢中になっている間に、新たな舞台が登場し、すっかり様変わりしてしまうかも知れません。

試行錯誤

■20251008(水曜日:晴れ) ( D 319 )

今朝の富士山です。笠雲ではなさそうです。

■今朝の最低気温は22度ほど。暑くもなく寒くもなく、薄いタオルケットで充分です。以前苦しんだ朝方の動悸も、最近は出現することもなくなり、大変楽になりました。室温管理を厳格にして、夏の間は空調を一晩中掛けっぱなしにして、寝ていました。さすがに、もう空調は使用していません。

昨夜は2回目が覚めたものの、総合点は86点(96%のユーザーより上)という嬉しい結果を、スマートウォッチのアプリが、報告してくれています。このあたりで、毎晩睡眠を取ることができると楽なのですが、そうもいきません。

夏の間にも悩まされた足首の冷えも、最近はなぜか楽になりました。通販で購入した Leg Massager で、寝る前にスマホも見ずに、ベッドの上で静かに合計30分間、瞑想しながらフクラハギのマッサージをしています。

簡単なフクラハギの筋トレも、今週から始めました。そんなこんなが総合的に、冷えを起こさなくなった理由かもしれません。ひどい時には、アキレス腱の辺りが痛いように冷え込んだものです。

スキー用の靴下を履いて冷えを防止しています。冷えてくるのは、お風呂に入って寝るまでの時間帯なのが、とても不思議です。いったん温まって、その後に冷えるのが引き金になったのでしょうか。

そうした冷えから、こうして解放されてみると、とても楽になります。命に関わるほどのことではないのですが、本人は結構辛いのです。老化による自律神経機能の衰えが根本にありそうですので、簡単には解決しませんが、自分なりに自分の身体と対話し、工夫を重ねて付き合っていくしかなさそうです。

それでも、こうして試行錯誤するのは、それはそれで楽しくもあるのです。良い結果が得られれば、何も言うことはありません。幸せそのものです。旅立つまで続く、長い道のりになりそうです。

ノーベル賞

■20251007(火曜日:晴れ) ( D 320 )

空の様子が知らぬ間に変わり、雲はもうすっかり秋です。

■今朝は生ゴミの日でしたので、7時に家を出て集積場所まで歩いたのですが、玄関を出ると吹き渡る風に身が引き締まりました。昨日の午前中は夏のような暑さでしたから、体調管理が大変そうです。

■さて、昨日は今年度のノーベル生理学・医学賞が発表され、日本の坂口志文(さかぐち しもん)博士が受賞されました。DeepSeekに尋ねてみると、以下のように教えてくれます。

「サプレッサーT細胞(Suppressor T cell)」の概念を提唱し、その存在を最初に示したのは、リチャード・ガーズン(Richard Gershon)博士です。

発見の経緯と詳細

  • 時期: 1970年代初期
  • 人物: イェール大学の免疫学者、リチャード・ガーズン博士とその研究チーム。
  • 内容: ガーズン博士は、実験動物を用いた研究の中で、他のリンパ球(B細胞や他のT細胞)の免疫反応を「抑制(サプレッス)」する機能を持つT細胞のサブセットが存在することを発見し、これを「サプレッサーT細胞」と名付けました。

この発見は、免疫システムが「ヘルパーT細胞(促進)」と「サプレッサーT細胞(抑制)」という相反する力によって精巧にバランスを取っているという、非常にエレガントなモデルを提唱したもので、当時の免疫学に大きな衝撃と影響を与えました。

その後の展開と現在の考え方

しかし、その後の研究でサプレッサーT細胞を特定する決定的な分子マーカー(目印)が見つからず、長年にわたってその実体は「免疫学の幻」とも呼ばれる状態が続きました。

その後、2000年代に入り、「制御性T細胞(Regulatory T cell, または Treg)」 という細胞群がその実体として同定され、サプレッサーT細胞の概念は現代の「制御性T細胞」に発展・統合されました。

制御性T細胞(Treg)の確立に貢献した重要な研究者としては、坂口志文(さかぐち しもん)博士が挙げられます。坂口博士は、制御性T細胞が発現する關鍵的な分子マーカーである転写因子Foxp3を発見し、その機能解明に大きく貢献しました。

まとめ

  • 「サプレッサーT細胞」という概念を提唱した最初の人物: リチャード・ガーズン博士
  • その実体である「制御性T細胞(Treg)」の分子メカニズムを解明した中心人物: 坂口志文博士

つまり、ガーズン博士が「存在を予言した」とすれば、坂口博士らが「その正体を明らかにした」と言い換えることができます。

日本人研究者が大きな貢献をしていることに、誇りを覚えるとともに、研究環境の悪化が指摘されていることに、将来を心配せざるを得ません。

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