2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

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運動しよう!

■20210927(月曜日:晴れ)

松本城の天守閣に登る階段です。狭い上に傾斜が急で、これも防備のためでしょうか。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日は頑張って今月2回目の LSD を敢行しました。調べてみると、今年はたった2回しか LSD をしていないのですが、その2回ともが、この9月でした。

昨年も同様に、年に2回ほどしか LSD をしていませんので、これでは大会に向けて充分な練習とは、とても言えません。

幸い昨日の気象条件が、気温も低く、適度な湿気と風もほとんどなかったので、走るには絶好でした。

昨日の雨で富士山に雪が降り、甲府気象台が再度、富士山の初冠雪を発表しました。前回の発表は規定で取り消しになったようです。先程、屋上から富士山の初冠雪の写真を撮って、あやちゃんに送ってあげました。

この冬、初冠雪の富士山です。異例の再度の初冠雪でした。

■さて、今朝の東京新聞には運動に関して記事が2つ掲載されていました。「運動しよう ! 促す企業増加、歩数ボーナス、職場内で体操、社員、経営双方に利点」。また、沼津市も「長引くコロナ禍、自宅で健康維持」と題して、簡単な運動、食事のレシピなどを市の公式YouTubeチャンネルで動画を公開したようです。最初の記事の書き出しは、こうです。

コロナ禍で外出自粛や在宅勤務が強く叫ばれる今、心配なのは運動不足からくる体や心の不調だ。

社員に積極的に体を動かしてもらおうと、企業の中には手当を出したり、勤務中に運動の時間を設けたりするところもある。

長く健康に働ける環境づくりは、社員はもちろん、企業にとってもイメージアップにつながるなど、メリットが大きい。

コロナ感染を恐れてほとんど、家から外出せずに過ごしている人も多いようです。在宅勤務ですと、なおさら一日中、家で過ごすことになりますので、動く範囲も量も限られてしまいます。

典型的な在宅勤務である私のような者にとっては、普通に過ごすと1日2000歩が限界です。意識して運動しないと、まさにメタボの塊になってしまいます。

患者さんを見ていて、つくづく思うのは、中年以降、人の一生とはメタボとの戦いだということです。高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満、喫煙、そして痛風。この6つにさえ気をつけていれば、多くの病から逃れることができます。

しかし、それは容易ではありません。その基本対策が食事と運動だからです。どちらも、意識的に選択し、努力して取り組まないと成果が上がらないからです。薬のように、ただ飲めば良い、というわけにはいかないのです。

本当に地道な面白可笑しくもない、努力を積み重ねなければいけないのです。そうして努力して得られる一番の成果は、体型だと私は思います。つまり、見てくれです。

頭が禿げ上がってしまうのは、いくら努力しても止めることはできません。しかし、食事と運動で節制すれば、お腹が脂肪で飛び出すことは防ぐことができるのです。

旅行などに行って撮った写真を見てみると、今の自分の体型が学生時代とほとんど変わっていないことに、ある種の誇りと自信を持つことができます。

もちろん体力も同じ年齢の方より少しはあるでしょうし、怪我もしにくいのではないでしょうか。長く生きることは嬉しいことではありますが、それは健康であることが、不可欠の条件なのです。

いつまで今の目標である、月100キロ走が続けられるかどうか分かりませんが、体力に合わせて目標距離を決め直し、走り続けていきたいと思っています。

穏やかな距離感

■20210925(土曜日:曇)

松本城天守閣から見た市内の様子です。

■今朝は走るつもりで目覚ましを合わせてありましたが、起き出すことができませんでした。昨日走りましたので、疲れが取り切れていないのでしょう。

それと何より一番の問題点は、アレルギー性鼻炎がひどいのです。この時期は、体がだるくてどうにもなりません。抗アレルギー薬を内服しているおかげで、少しは楽なのですが、やはりだるさが取り切れません。

せっかく過ごしやすい気候になってきたのですが、それもこのダルさのおかげで、ありがたさも半分ほどになってしまっています。5月のゴールデンウィークの頃も、実は同様のだるさに襲われます。春、秋と一番いい季節の頃に身体がシャキッとしないのは、大変残念なことです。

■さて、今朝の東京新聞読書欄では「記者の1冊」で「息子物語  ヤマザキマリ著」を取り上げています。

漫画テルマエ・ロマエの産みの親で、文筆家としても多忙な生活を送っているヤマザキマリさんには一人息子がいます。異国で未婚の母となり、息子と共に各国を渡り歩いた激動の日々を振り返る、異色の子育てエッセイに、この本はなっています。記者はこう書かれています。

子の内心の葛藤にしつこく立ち入らない「穏やかな距離感」が著者らしい。

血はつながっていても別個の人間で、どんな状況下でも誰にも頼らずに自立して生きてほしいと願うからだ。

17歳で日本を飛び出し、たった一人で身を立てた著者の人生訓でもある。

子育てとは、永遠の課題に違いありません。

思い出

■20210922(水曜日:曇)

八ヶ岳ICでの様子です。

■今朝は走るつもりで、昨夜目覚まし時計を合わしたつもりだったのですが、合わせるのを忘れていました。おかげで今朝は目が覚めた時に、もうそろそろ起きる時刻だなと感じてはいたのですが、寝過ごしてしまいました。

今朝は風もなく曇り空で、天気予報では、これから突然激しく雨が降ることもある天候となりそうです。

■長野県で買ってきたリンゴを、昨日から朝食に食べています。大きなりんごですので、いくつにも切り分けて2人で食べています。

一日りんご一個で医者要らず、とは昔から言われていますが、子供の頃、私がお腹を壊した時に、よく母がりんごをすって食べさせてくれたことを思い出しました。

あの頃は、ジューサーなどはありませんでしたので、食べやすくするために使えるのは下ろし金です。すりおろした後で、ガーゼのようなもので、こしていたかもしれません。とにかく昔は、何をするにも手間がかかったのです。

病弱だった私のために、母は大変な思いをしたに違いありません。もう数年で、古希になろうかという自分が、何かの時に、ひょっと両親のことを思い出し、子供の頃面倒をかけたことに対して感謝している、自分に驚くのです。

逝ってしまった人が、この世に戻ってくるのは、なにもお盆の時だけではないのです。記憶の中で、何度も蘇っているのです。それで、よいのではないでしょうか。

台風

■20210918(土曜日:雨)

北海道、大雪・森のガーデンの花々です。暑い一日でした。

■今朝はゆっくりと休みました。昨夜は空調を暖房22度に合わせました。室温の変化が睡眠に、どの程度影響するか確認したかったのです。夏から秋に季節が移り、室温と睡眠の関係も、また変化していたのです。

試しに一晩だけやってみたのですが、その結果は良好でした。掛け布団も薄手の毛布一枚にして、ゆっくりと眠ることができたのです。しばらく続けてみる予定です。

昨日は午後休診にして、新型コロナウイルス・ワクチン接種のお手伝いをしました。午後2時から始めて5時15分までの受付で、1,480名ほどの方が来られたようです。今では高齢者ばかりでなく、中学生や高校生もワクチン接種を受けています。

午後1時15分に家を出ましたが、パラパラと雨が降り始め、これでは帰りは土砂降りに違いないと思っていたのですが、幸い家にたどり着いた18時には、雨は降っていませんでした。

今、朝の7時15分ですが、時々激しく雨が打ち付けています。台風14号が和歌山県に再上陸した、とニュースに流れています。福岡県に台風が上陸したのは、観測史上初めてだということでしたが、確かに、南からやってくる台風が、九州北部である福岡に上陸するのは、いささか奇妙です。それだけ、台風の進路が特別だったのでしょう。

それにしても九州は本当に、台風の銀座中央通りです。災害が起きないはずがありません。地震はあるし、台風はしょっちゅう来るし、本当に日本は災害列島だと、一年中感じざるを得ません。

馬が合う

■20210917(金曜日:晴れ)

北海道、大雪・森のガーデンの花々です。暑い一日でした。

■今朝は走るつもりで、目覚まし時計を合わせてあったのですが、起き出すことができませんでした。疲れが溜まっていたのか、理由はよく分からなかったのですが、起き出してから気づいたのは、アレルギー性鼻炎がひどいことです。

体がだるくて仕方がないのです。どうやら、この秋のアレルギー性鼻炎のための体調不良が原因のようです。しばらくは続きそうですから、なんとか付き合っていくしかありません。

台風14号が接近するために、今日の午後から、こちらも雨がひどくなりそうです。土曜日は一日、大雨の予想です。

日曜日からは、天候も回復するようですが、走る事が出来る日は、だんだん限られてきました。月100キロ走を達成するためには、どこかでまとめて走らないと追いつかなくなりそうです。

■先日、高校時代の同期生に誕生日のメッセージを送ったところ、近況についての返事をもらいました。一代で上場を果たした、あるベンチャー企業のオーナーです。

自分の力で社会を良くしたい、便利にしたい、という強い思いを持って、企業活動を行っているようです。いい加減そろそろ引退したら、と奥様には言われてるようですが、やはり仕事をしている時が一番楽しいようです。

高校時代には全く付き合いもなかったのですが、高校同窓会の総会幹事を還暦年度が務めるのが通例だったことから、そのための集まりで付き合いが始まりました。

帰りの電車の中で色々話す時間ができ、お互いを知ることができました。まぁ、簡単に言えば馬が合ったのでしょう。その後も、何かと交流が続いており、ぜひ、また会って、色々話してみたいものだとお互い思っています。

花粉症

■20210916(木曜日:晴れ)

北海道、大雪・森のガーデンの花々です。暑い一日でした。

■今朝はゆっくりと休みました。2日続けて走りましたので、今日は休養日です。昨日の夜、Sunと話していて、どうも自分にアレルギーが始まったようだ、という話を聞きました。その時は他人事だったのですが、今朝になって鼻水がしきりに出るようになりました。自分にも花粉症が始まったようです。

学生時代には花粉症などなかったのですが、もう40年程前でしょうか、子供達と一緒に動物園に行った時のことです。ゾウを見ている時、突然くしゃみが止まらなくなりました。花粉症の始まりです。

50代に差し掛かる頃でしたでしょうか。本当に、アレルギー性鼻炎が酷く、ティッシュで鼻をかんでいては間に合わないので、タオルを持ち歩いて仕事をしていた記憶があります。

その頃に比較すると、年をとったせいでしょうか、反応はずっと軽くなっています。タオルを持ち歩くことは、もうありません。免疫学的に寛容になったということでしょうか。

■どうも、子供の頃から、ケロイド体質だったようで、子供の頃のケガの跡がケロイドになっています。さらにここ数年、ランニングの途中で転倒して擦りむき傷ができると、どういうわけか治りが悪く、ケロイド状になってしまいます。以前は、そんなことはありませんでした。

転ぶのが怖くて、道路を走るのをやめました。これらも、加齢によって体質が変わってしまったのでしょう。傷の治りが、こんなに悪かった記憶はありません。

本当に年を取るということは、恐ろしいことです。もしも100歳まで自分が生きたとしたら、どんな自分になっているかは、想像したくもありません。程よく生きるのが一番幸せなのでしょう。

腰痛

■20210913(月曜日:晴れ)

北海道、大雪・森のガーデンの花々です。暑い一日でした。

■今朝は走るつもりで目覚ましを合わせてあったのですが、起き出すことができませんでした。疲れが取れなかったようです。

昨日のゴルフで左の腰痛が発生し、未だに重苦しくてダメです。走ることは、単に足を前後に振るだけですので、多少腰が重くても、走ること自体には不都合はありません。

やはり普段、体をひねるという運動をしていないので、異なるスポーツで思いっきり体をひねると、その後は痛みに襲われるようです。

今月は、まだ35キロしか走っていませんので、月の半ばまでには50キロに達していないと、あとが大変です。

明日の朝から、また積み重ねを始めなければなりません。今日は、疲労回復の一日となりそうです。

ロケ地の昨今

■20210909(木曜日:雨)

北海道、大雪・森のガーデンの花々です。暑い一日でした。

■今朝は走るつもりで、目覚まし時計を4時半に合わしてあったのですが、雨の音に、そのまま続けて眠りました。昨夜の天気予報では、午前中いっぱいは雨とのことでしたが、5時過ぎまでは降らないとの予想でした。こればかりは致し方ありません。

もう一度、目覚まし時計を合わせ直して眠りにつきましたが、色々な夢を見ました。幼小児期を過ごした、埼玉県川口市が登場したのです。川口駅西口です。

当時、家族が住んでいた公団住宅は西口から歩いて15分弱でした。今では、西口から一直線に伸びた道路があり、当時団地が建っていた場所に行くのに、半分ほどの時間で到着できます。以前、本当に何十年かぶりに川口を訪れた際に、昔住んでいた場所を訪れたのですが、駅からあまりに近いので驚いたものです。

川口は本当に変貌しました。「ロケ地の昨今」と題して、有名な映画が撮影された、当時と今とを比較した映像を流しているチャンネルを、YouTubeで最近見つけました。その中に、「キューポラのある街」も入っていたのです。あの「幸せの黄色いハンカチ」もありました。

時を経て川口市は発展し、夕張市は衰退したという意味で、どちらも大きく変わっていました。あの川口の町で、3人の子供達を懸命に育ててくれた私の両親も、今はもうこの世にはいません。

幼小児期の体験が人間の形成に大きく影響するのは、こうして歳をとってからも、夢の中にしきりに登場することを考えると、容易に分かります。

機会があれば、また川口を訪れて、吉永小百合さんが自転車で駆け抜けた、あの荒川の土手を歩いてみたいものです。

紙芝居

■20210907(火曜日:晴れ)

沼津市大瀬神社の錨です。航海の安全を祈る場だったのでしょう。

■今朝は起きるつもりで、目覚まし時計を合わせてあったのですが、目覚まし時計の鳴った時、体はベッドに縛り付けられているかのごとく、起き出すことができませんでした。

まだ、疲れが完全に取れていないのかもしれません。無理をしても仕方ありません。

幸い日曜日に長距離を走りましたので、ひと月単位で考えれば目標の積み重ねはできています。明日はさらに積み重ねをするつもりです。

昨日は御殿場から見た富士山に、初冠雪があったと報道されていました。今朝、我が家の屋上から見てみると、雲に隠れて富士山の頂が、白く雪化粧をしていました。やはり富士山は雪と共に、その美しさが一段と映えます。

今朝は、本当に爽やかな青空と、冷ややかな空気を感じることができました。先日までの、むっとするような暑さは、いったいどこへ行ってしまったのだろうか、と不思議なほどです。

今朝の富士山です。雪化粧を見ることができました。

■さて、今朝の東京新聞「昭和遠近  短歌に見る時代相」、第86回は紙芝居について書かれています。「ただ見許さぬ小父さん」と題されています。

紙芝居といえば、そのヒーローは黄金バットでした。「水飴と 梅ジャム煎餅手に持てば 黄金バットは正義の味方」。作者の八木幹夫さんは昭和22年生まれ。歌集「青き返信」の中の一首です。

この欄の筆者、島田修三さんは幼い頃、家のあった東京池上の町に、徳持神社という神社があったそうで、そこに紙芝居の小父さんが来ていたことを記憶しています。

ところが、島田さんには小さい頃、買い食いの習慣がなく、毎日の小遣いももらっていなかったために、この紙芝居の見物料としてのお菓子を買えなかったのだそうです。

紙芝居の小父さんは、お菓子を買わない子は見るなと断言したかどうかは定かではないが、私はそう理解して紙芝居から遠ざかった、と島田さんは書かれています。

「叱られて 小遣い無き兄と吾 離れて遠き紙芝居聴く」。八木さんの「紙芝居」と題された一連には、こういう歌も入っています。

島田さんは、小父さんの冷淡な言葉に、子供なりの屈辱を感じたのかもしれない、と書かれています。その後は、小遣いを貰っても見に行こうとは思わなかったそうです。そして、最後にこう書かれています。

紙芝居の黄金バットを懐かしむ同世代の友人もいるが、そんなわけで私はこの戦前戦後を通して人気の絶えなかった定番のヒーロー劇をほとんど知らない。

私も紙芝居は一度か二度見た記憶はあるのですが、なぜか夢中になることもなく、残念ながら、島田さん同様ほとんど覚えていないのです。

人情の機微

■20210906(月曜日:晴れ)

沼津市大瀬の御神木です。はるかな昔から私達を見つめています。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日は本当に久しぶりに LSD を敢行し、11キロ超を走りましたので、さすがに疲れました。一日ゴロゴロして疲労が回復するのを待ちました。

走り終わって帰ってきて、3時間ほどは元気だったのですが、一旦休んでしまうと、あとはとにかく疲れが回復するのをただ待つだけでした。こんなことで、来年の千歳JAL国際マラソンに出場し、ハーフの部で完走できるのかどうか心配ですが、とにかく積み重ねていくしかありません。

■そんな疲れを取る休息の時間に、昨日はYouTubeで朗読を聴いていました。西田敏行さんと竹下景子さんの朗読です。

作品は藤沢周平さんだったり、山本周五郎さんだったりしましたが、お二人の絶妙の掛け合いは、聞いていて心が静まるのを、実感しました。そこに描かれているのは、男女間の人情の機微だったり、どうしようもない人間の愚かさだったり、逆に人間の素晴らしさだったり、市井に生きる、ごく普通の人々の人生の一段面を、見事に切り取っています。

これまでに、数えられないほどの作家が、こうした人間を描いた作品を発表してきたのでしょうが、それはちょうど五線紙に書かれた音符のように、まだまだ、人を驚かすような新しい作品が、これから生まれるに違いありません。

それだけ、人間は多様だということなのでしょう。人間の心が掘り尽くされることは、なさそうです。

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