2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

カテゴリー: 残日録 Page 77 of 152

35年ぶり

■20210109(土曜日:晴れ)

富士山遺産センターからの眺望です。元日の様子を友人が送ってくれました。

■今朝は走るつもりで目覚まし時計を5時に合わせていましたが3時に1度目が覚めてしまいました。そのまま起きだして走ってしまえば良かったのですがさすがに3時では早すぎると、もう一度眠りに入りました。

結果として5時に起き出すことができませんでした。睡眠のリズムの問題なのですがスッキリと起き出し行動できる時と布団だから溶け出すことはとても困難なタイミングとはっきり分かれてしまうようです。ま無理をしても仕方ありません。のんびり行くしかないのです。

■今朝のテレビのニュースでは富山市で積雪が1 メートルを超え、境界が分からずに高齢者が排水溝に落ち込んで亡くなったというニュースがありました。富山市で積雪が1 メートルを超えるのは1986年以来35年ぶりだそうです。

私が富山大学に転勤したのが1984年でした。あの時も久しぶりの豪雪だ、とよく言われたものです。1984年のクリスマスイブに仲間と一緒に夕食を取ったのですが、その夜から雪が降り始めました。 クリスマスイブの雪でしたから鮮明に覚えています。

これで根雪になることはないから、 慌ててタイヤを替えたり、タイヤチェーンを装着する必要は無い、と仲間はアドバイスしてくれたものです。ところがその年は例年とは全く異なり、その夜から雪が止むことは結局ありませんでした。 本当に悪戦苦闘の一冬でした。

一晩で63 センチもの積雪があったことを覚えています。 主要道路から少し入ったところのアパートに住んでいた私は、その翌朝には呆然とするしかありませんでした。雪にすっかり埋もれてしまった車を見て、しかも幹線道路までは、とても運転して辿り着けそうになかったのです。

諦めて徒歩でバス停まで行きました。 普段ならたいした距離でもなく、何の問題もなくたどり着けるところに、埋め尽くされた雪のために前に進むことができないのです。本当に驚きました。今富山に住んでおられる方は、きっとあの時の私と同様に悪戦苦闘されているはずです。 

現代の奴隷貿易

■20210106(水曜日:晴れ) The Modern Slave Trade

北海道サホロリゾートスキー場です。今年は飛行機が欠航になりました。

■今朝は走るつもりで目覚ましを5時に合わせていたのですが、起き出しことができませんでした。 暖かい布団が私を離してくれなかったのです。

ふと気づくと、もう5時40分になっていました。致し方ありません。その夜の睡眠そして、その時の体調次第ですから、嘆いても意味はありません。

今月も、まだまだ先がありますから、カレンダーを見ながら計画を練って、着実に積み重ねて行くしかありません。

■今朝の東京新聞8面「再始動 コロナの世界で生きる:難民 行き場失い路上生活」はアフリカからの難民が押し寄せるイタリア、フランスの状況を報道しています。

EU の域内に130万人が流入した2015年の欧州難民危機からの課題だった難民受け入れの現行制度見直しは、一筋縄ではいかないようです。シリアやリビアなど、以前は安定した国々が内乱状態となり、無数の難民が欧州を目指しました。

見方によれば難民を受け入れた欧州は被害者にも、あるいは寛大な国々にも見えなくもありません。でも、はたしてそうでしょうか。北アフリカにおけるカラー革命を始め、政変の背後には欧米の勢力が関わっている、との指摘もあります。

鷹揚に受け入れてもらったように見える難民たちも、待っていたのは、ただ単に安い労働力として酷使される厳しい現実だったのではないでしょうか。

見方によっては、こうした人の流れは、21世紀の奴隷貿易にも思えます。哀れなアフリカ、寛大な自由と民主主義国家EUと呼ぶだけでは、現実から乖離しています。いつになったら、こうした歪んだ関係が終焉する時代がやってくるのでしょうか。

The Modern Slave Trade

This morning I had set my alarm for 5:00 a.m. with the intention of running, but I couldn’t get up. The warm comforter wouldn’t let me go.

I suddenly realized that it was already 5:40. There was nothing I could do about it. There is no point in lamenting about it, as it depends on my sleep that night and my physical condition at that time.

There is still a long way to go this month, so I have no choice but to look at the calendar, plan ahead, and steadily accumulate.

This morning’s Tokyo Shimbun, page 8, “Restarting Life in Corona’s World: Refugees Losing Their Way and Living on the Streets,” reports on the situation in Italy and France where refugees from Africa are pouring in.

The review of the current system for accepting refugees, which has been an issue since the European refugee crisis of 2015, when 1.3 million people entered the EU, does not seem to be a straightforward process. As previously stable countries such as Syria and Libya turned into civil wars, countless refugees made their way to Europe.

In some ways, Europe seems to be a victim or a generous country for accepting refugees. But is that really the case? It has been pointed out that Western powers are behind the political upheavals, including the color revolutions in North Africa.

The refugees who seem to have been welcomed with open arms may have found themselves in a harsh reality where they were simply used as cheap labor.

Depending on how you look at it, this flow of people can be seen as the slave trade of the 21st century. Simply calling poor Africa and the EU a generous, free, and democratic nation is a distraction from reality. When will the time come when these distorted relationships will end?

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ある予言

■20210105(火曜日:曇) A Prophecy

北海道サホロリゾートスキー場です。十勝平野が一望です、

■今朝は走らずにゆっくり休みました。6時に目覚まし合わせて起床しました。昨夜は眠剤を飲み忘れていたためか、夢ばかり見ていたような気がします。とりとめのない夢ばかりですが、起きているのか寝ているのかとても不思議な時間でした。

今日から仕事始めです。例年、年末は忙しいですが、1月は暇と言えば暇です。それでもいよいよ、また一年が始まるのかと思うと、いささか気が重いのも事実です。

仕事だけならば良いのですが、 雑用があれこれとありますので、そちらの方で気が重いのです。 引き受けた以上は文句を言っても致し方ありません。永遠に続くわけではありませんので、役職にある間は精一杯やるしかありません。

■さて今朝の東京新聞では、「太郎の国際通信」において米国次期大統領であるジョー・バイデン氏について書かれています。

中国のあるシンクタンクの所長さんがマスコミにこう語ったことから書き始められています。

「ジョー・バイデンは(米国内で)非常に弱い立場なので(外国と)戦争を始めるかもしれない」 。またこうも語ったそうです。「トランプは民主主義や自由の振興には興味がなく、戦争にも関心がなかったが、バイデンは違う。それに民主党の大統領は戦争を始めるものなのだ」。

意外に思われる方が多いはずです。トランプをこき下ろすことが、自分自身の知的レベルの高さを示すことだと誤解しているリベラル主義者が多いのですが、 大切な点を忘れています。

トランプ大統領はアイゼンハワー大統領以来、任期中に新しい戦争を始めなかった大統領なのです。

ではバイデン次期大統領はどうなのかといえば、「1999年のユーゴ空爆に賛成した。2003年のイラク戦争にも賛成。2011年のリビアへの軍事介入と同年のシリア派兵は、オバマ政権の副大統領として積極的に推進する立場にあった」というのです。

そしてバイデン氏が起用する側近たちも、戦争支持のタカ派たちばかりだ、という指摘があるのです。

最後に木村太郎氏は、こう締めくくっています。

「今年はどんな年になるのか。鄭所長の予言が的中しないことを祈るばかりだ」。

日本では決して表面化しない、こうした指摘があることを私たちは忘れてはならないのです。 

A Prophecy

I woke up at 6:00 a.m. with my alarm. I didn’t run this morning and took it easy. I forgot to take my sleeping pills last night, so I felt like I was dreaming all the time. It was a very strange time, as if I didn’t know whether I was awake or asleep.

Today is the first day of work. We are usually busy at the end of the year, but January is a slow month. Even so, the thought of another year finally starting makes me feel a little heavy.

It would be fine if it was just work, but I have a lot of chores to do, and that makes me feel heavy. I can’t help but complain once I’ve accepted the job. It won’t last forever, so I have no choice but to do my best while I’m in the position.

In this morning’s Tokyo Shimbun, in the “Taro’s International News” section, there is an article about Joe Biden, the next president of the United States.

The article started with the following words from the director of a Chinese think tank to the media: “Joe Biden is the next president of the United States.

He said, “Joe Biden is in a very weak position (in the U.S.) and he might start a war (with a foreign country). He also said. Trump was not interested in promoting democracy and freedom, and he wasn’t interested in war, but Biden is. And Democrat presidents start wars.

Many of you will find this surprising. Many liberals mistakenly believe that disparaging Trump is a sign of their own intellectual level, but they are forgetting an important point.

President Trump is the first president since Eisenhower not to start a new war during his term.

What about President-elect Biden, who “voted for the bombing of Yugoslavia in 1999, the war in Iraq in 2003, and was an active proponent of the military intervention in Libya in 2011 and the deployment of troops to Syria that same year as vice president of the Obama administration?

And Biden’s aides are all pro-war hawks, according to the report.

Finally, Taro Kimura concludes, “What kind of year will we have?

What kind of year will this be? We can only hope that Director Zheng’s prediction will not come true.

We must not forget that there are such points that never come to light in Japan.

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実業団駅伝

■20210101(金曜日:晴れ)

北海道洞爺湖のパノラマ写真です。

■今朝はゆっくりと休みました。6時に目覚ましを合わせていましたが、そのままうとうとと眠り続けて、起きだしたのは8時前でした。こんなにゆっくり寝たのは本当に久しぶりです。

昨日は何年かぶりに紅白歌合戦を見ました。いつもはその時間帯は本を読んでいるか何かをしていてテレビの前にいることはなかったのですが、昨夜は久しぶりに見ることができました。

初めて名前を聞くような歌手もたくさんいましたが、連続50回出場している五木ひろしさんをはじめ、ベテランが随分と出場していることに驚きました。昔の伸びやかな歌声を記憶している自分には、最後まで聞き続けるのはちょっと辛いほどの声量の衰えを確認するのは残念でした。

見苦しいということはもちろんないのですが、一部の歌手の皆さんの歌声には、いささかの聞き苦しさを感じてしまいました。衰えることは致し方ありませんので、誰の責任でもありません。やはり主催者が、そうした点を考慮して人選を進めるべきです。若くて伸びしろのある歌手の皆さんを抜擢して日本中に知ってもらうことも大切な役割です。

無難ではあるかもしれませんが、大ベテランが若手の通り道を塞いでしまうような状況は、ひょっとすると今の日本の社会の象徴かもしれません。日本企業衰退の日本の縮図のようにも思えたほどです。

■1月1日の午前中、つまり元旦は、ニューイヤー実業団駅伝の観戦です。群馬県で行われる恒例の駅伝ですが、Takuが住むようになってからはより身近に感じられるようになりました。

先ほどまでテレビ観戦していたのですが、Takuから連絡があって家族3人で沿道で観戦した様子がテレビに映ったと知らせてくれました。もちろんそんなことには気づきませんでした。自分達はスマホで中継を見ていたのかもしれん。後でまた確認してみます。

Corporate relay race

I had my alarm set for six o’clock this morning, but I kept falling asleep and didn’t wake up until eight o’clock. It’s been a long time since I’ve slept this well.

Yesterday, for the first time in years, I watched the Kohaku Uta Gassen. I’m usually reading a book or doing something else around that time, so I was never in front of the TV, but last night I was able to watch it for the first time in a long time.

There were many singers whose names I had never heard before, but I was surprised to see many veteran singers, including Hiroshi Itsuki, who has participated in 50 consecutive shows. It was a pity to see the decline of the veterans’ voices, as I remembered their old, smooth voices, and it was a little hard for me to keep listening to them until the end.

I found it somewhat difficult to listen to the singing voices of some of the singers. This is not anyone’s fault, as it is inevitable that singing ability will decline. After all, the organizers should have taken this into consideration when making their selection. It is also important to select young and promising singers and make them known throughout Japan.

It may be a safe thing to do, but the situation where veterans are blocking the way for young singers may be a symbol of the current Japanese society. It seems like a microcosm of the decline of Japanese companies.

On the morning of January 1st, or New Year’s Day, I watched the New Year’s Business Ekiden relay race on TV. It’s an annual relay race held in Gunma Prefecture, and since Taku came to live in Gunma, I’ve come to feel closer to it.

We were watching the race on TV until a few minutes ago, when Taku called me and told me that his family had been caught on TV watching the race along the road. Of course, I didn’t notice that. We might have been watching the broadcast on our phones. I’ll check again later.

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気付き

■20201229(火曜日:晴れ)

愛鷹運動公園です。当日アスルクラロ沼津の試合が行われました。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日は5時前に起きて頑張って走りましたので、月100 km 走の目標をまで、あともう少しというところまで来ました。最初の予定通り大晦日から元日にかけて年を跨いで走り、目標を達成しようと思っています。

今日は1年の仕事納めです。午前中だけ診療し午後から残された仕事を片付ける予定です。とにもかくにも1年間なんとか無事に終えることができたことを本当に嬉しく思います。

2年前から静岡県東部の責任者を仰せつかっておりますので、様々な勉強会や講演会に直接関わることが多くなりました。全国から講師をお招きしてお話をしていただくのですが、そうした会の準備をするのも大切な私の仕事の一つになりました。

ところが今年はコロナウイルスのために、様変わりとなりました。当初は全て中止となることが多かったのですが、Zoomの登場によって状況は一変しました。インターネットを通じて参加することが誰にでも可能になったからです。

理事会を始め様々な会合も、その例外ではありません。今まで往復3時間近くをかけて電車に乗って出かけていた会合も、家にいながらにして会合に参加、発言できることで、本当に楽になりました。今までの3時間は、いったいなんだったんだろうかとすら思うのです。

多くの先生方もそのように感じているのではないでしょうか。顔を直接合わせる会合が、もちろんなくなるわけではありません。しかし往復の時間的な負担を考えると、コロナウイルス感染が収束したとしても、昔のように会合が行われることはもうないでしょう。

首都圏でも鉄道を利用した通勤客は4割減少したとも言われています。もちろんこのままその現象が続くわけではないと思いますが、今となって思えば、あのすし詰めの満員列車の通勤地獄は何だったのだろうかと思っているビジネスマンも多いのではないでしょうか。

様々な意味で大きく私たちの生活様式が変化した年であることは間違いありません。 今年一年を振り返るのは、まだ早そうですので大晦日の夜に、しっかりともう一度考えてみようと思っています。 

対立

■20201227(日曜日:晴れ)

2017年出掛けた積丹半島の旅です。

■今朝は走るつもりで目覚ましを合わせてあったのですが、起きだす元気が出ませんでした。昨日の朝走りましたので、やはり疲れが残っていたのでしょうか。

風もほとんどなく晴天のランニング日和なのですが、致し方ありません。こうなれば年内にしなければならない仕事をやり終えるしかありません。とりあえずは年賀状の印刷です。宛名書きはもう終わっていますので、あとは裏面のデザインを考えるだけです。

仕事の方は火曜日の午前中で終わりますので、あと1日半です。 先々週でしたか、重症の糖尿病網膜症の患者さんが続けて来院されて驚きました。 49歳と53歳の男性です。

医療の進歩によって中途失明の原因として糖尿病網膜症はトップの座を緑内障に明け渡しました。しかし今でも多くの方が重篤な視力障害に陥ってることには変わりありません。

正社員が減り派遣社員が増えるにしたがって、定期的な健康診断を受ける機会が減り、また疾患が見つかった場合でも、きちんと治療を受けるだけの時間的余裕が無くなってきたために、重症化する患者さんを散見するようになりました。

重症化する前にきちんと検査を受け治療を始めることができれば、重症化し長期にわたって仕事を離れなければならないことも減るわけです。結果として社会全体にとっては利益の方がずっと多いように思うのですが、短期的な視点ばかりで物事が動いていくように思えるのです。

社会を動かしている人たちが、よく言われるように「今だけ 金だけ 自分だけ」という姿勢ですので、 働く人たちはその割を食うしかないのです。このまま放置すればますますこの流れは加速し、いずれ社会はのっぴきならない対立にぶち当たるでしょう。

今朝の東京新聞によれば、アメリカでは6人に1人が食糧不足に喘いでいるというのです。世界一豊かなあの国で、なぜそのようなことが起こるのか。コロナウイルス感染が社会のゆがんだ部分をむき出しにしているとしか思えません。

日本をそのような社会にしてはならないのです。今こそ一人ひとりが、これからの日本の社会のあり方を真剣に考える必要があります。我々が選挙によって選ぶ代表により、すべてが決まってしまうのです。そのことを一刻も忘れてはなりません。

凡人の悲しさ

■20201223(水曜日:晴れ)

2017年出掛けた積丹半島の旅です。岬へ向かう道に咲いていました。

■今朝はゆっくりと休みました、と言いたいところなのですが、そうはいかないところが困りものです。いつものように夜中の1時半に一度目が覚めて、そして目覚ましの時刻、5時半になりました。

べつだん用事があるわけでもないので、ゆっくりとそのままもう少し布団の中でうとうととしていれば良さそうなものなのですが、それができないのです。子どもの頃は親に起こされるまで、それこそ泥のように寝ていたのですが、それができないのです

お前に残された時間はもう少ないのだから、とっとと起き出して活動を始めろ、と誰かが指図しているのでしょうか。そうとしか考えられません。

父が死ぬまで、自分が死ぬなどということは想像もしませんでした。両親が旅立ってみると、あの世への改札口へ並ぶ列が突然前に進んで、今まで見えなかった改札口が突然視界に入って来たのです。

あと何人ぐらい前に進めば自分の順番だ、ということが現実に見えてきたのです。順番ですから、それで良いのですが、そうは言っても、はい、そうですか、とはいかないところが凡人の悲しさです。

今年は初孫も生まれました。命も繋がりました。コロナ禍で突然命が絶たれた人がいることを思えば、生きながらえているだけで自分は恵まれています。まだまだ自分にできることは、そしてしなければいけないことも残されているのでしょうが、とにもかくにも今日一日を生きるしかありません。

そんなことしか考えられないところが、凡人の悲しさでしょうか。

近隣の原理

■20201221(月曜日:晴れ)

2017年出掛けた積丹半島の夕暮れです。

■今朝は走るつもりで、しっかり準備をして寝たのですが、起き出すことができませんでした。疲れのためでしょうか。でも逆に言えば心地よく眠り続けることができたのです。眠り続けることに幸せを感じながら時を過ごすことができました。風邪をひいて嫌でも休まなければいけない場合と比較すると天地の差があります。

まぁ、無理をしても致し方ありません。昨日は新沼津カントリークラブの月例があり、勇んで出掛けたのですが、OBを連発し撃沈してしまいました。その精神的ショックもあったのかもしれませんが、単純に疲れが溜まっていたのでしょう。

まだ10日あります。あと40キロですから月100キロ走の目標も、達成は十分可能です。ここで無理をしても意味がありません。

■さて今朝の東京新聞には、「2020 それぞれの現場で」と題して各現場の方が書かれています。

経済アナリスト森本卓郎さんが「資本主義の限界露呈」と題して解説しています。

新型コロナウイルス感染爆発に対する日本政府の対応の稚拙さを述べた後、コロナはグローバル資本主義の限界を露呈させた、というのです。そして森本さんは、これからの方向性を示す3つのキーワードを上げています。

グローバルからローカルへ、大規模から小規模へ、集権から分権へ

さらに貧困や不平等を無くすためのインドのガンジーが主張した「近隣の原理」の考えを指摘しています。

近くに人が作った食べ物を食べ、近くの人が作った服を着て、近所の大工さんの建てた家に住む。皆がそうすれば貧困はなくせる。そう考えた彼は、一貫してグローバル経済に反対しました。

すぐに実行可能とは思えませんが、方向性としては、私も正しいのではないかと思えるのです。

民衆の熱狂

■20201219(土曜日:晴れ)

2017年出掛けた積丹半島の旅です。牡蠣が美味しそうです。

■今朝は走るつもりで目覚まし時計を5時に合わせていました。2回目の目が覚めた時に時計を見ると4時でしたので、そのまま走る準備をしようかと思ったのですが、もう一眠りしました。

5時になって目覚まし時計で目が覚めたのですが、どういうわけか走りだそうという元気が出ませんでした。

昨夜はSunが会合のために友人達と出かけていましたので、今朝走って万が一体調悪かった時に困ったことになります。以前ならばそんなことは考えもしなかったのですが、 これも年をとったという一つの証拠でしょうか。

ということで5時に起き出したのですが、走ることはなく朝食をとる準備を始めました。

昨日の夕飯はSunが用意してくれてあった鍋を食べました。友人から頂いたしゃぶしゃぶ用の豚肉があったので、Takuが務める法律事務所の高橋所長から頂いた下仁田ネギと白菜を入れて調理しました。

調理する前は山のように積まれた野菜を見て、こんなに一人で食べられるのかと疑問に思いましたが、鍋に入れ少しずつ食べてみると、結局全部一人で食べきってしまいました。

寒い時はやはり鍋が一番です。体も心も温まる夕飯でしたが、 一人で食べる食事は、 何かが足りない思いがします。 連れ合いのありがたさを、つくづく感じた夕飯でした。

■さて今朝の東京新聞特集「まぼろしの春 アラブ民主化運動から10年 リビア・シリア 安全ない 国民流出」には考えさせられました。

10年前チュニジアとエジプトの独裁政権を倒した民主化運動「アラブの春」が両国に挟まれたリビアにもやってきました。 デモが広がり2011年8月カダフィ政権が崩壊。

その後、統治方法や石油利権を巡って民兵や部族、イスラム過激派などが乱立し内戦へと流れ込みました。

リビアは石油資源が豊かでガソリン、電気、水はタダ同然でした。治安もよく「政治の話をしない限りは平穏に暮らせた。アラブの春は全てを破壊する津波で、土地や人々、安全などあらゆるものを流し去った」と現地の人は嘆いています。

もちろん人々には「四年に一度の選挙とか、誰でも指導者になれるチャンスが欲しいとか、そんな思いはあった」のです。

しかし内戦を経過した今となって思うのは「誰でも『ノー』と言える社会とか、期待したのは今思えばささいなこと。全てを失うぐらいなら独裁政権の方がましだった」という思いです。

利権を巡る諸外国の手が裏で大きな力になっていたことは間違いなさそうです。自由だ民主主義だと人々を煽る勢力の危険性は、こうした現実を見ると想像以上に恐ろしいのです。

民衆の熱狂というのは、結果として民衆を地獄に導くこともあることを、郵政選挙や都民ファースト選挙の結果を見れば明らかです。

みんなが熱狂し始めたら、何かがおかしいと思うことの大切さを、私達は歴史から学ばねばならないのです。

赤子の笑顔

■20201218(金曜日:晴れ)

2017年にNonと一緒にでかけた韓国アンドン市の様子です。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日は頑張って9.4キロを走りましたので、今日は休息日です。昨日は風も弱く、気温は低くても数日前に比べれば過ごしやすいほどでした。とは言え、家の中ではコタツに入り切りのような気温です。我が家では基本的に暖房はコタツだけです。

灯油のストーブや電気ストーブも使っていません。そのまま雪山に行けるように着込めるだけ着込んで、寒さに耐えています。その方が風邪も引きません。ただし、どうしても湿度が下がって乾燥が強まります。加湿器を使わないと駄目です。

■昨日は新潟の関越道で1,000台ほどの車が雪のために足止めになっていました。食べ物、飲み物も無くなって、下手をすると命を落としかねない事態になりかねません。にっちもさっちもいかない、とはこういう状態です。先へも進めないし、あとにも戻れません。本当に恐ろしい限りです。

年末、年始の交通機関の運転状況が変わりそうです。初詣のために終夜営業していた公共交通機関が、今年は運転を取りやめるようです。新型コロナウイルス感染を避けるためです。

紅白歌合戦を見終わってから初詣へ出かける、という多くの日本人の行動パターンが、今年は成り立たないようです。

■大晦日から来てくれる予定だったTaku一家の訪問は、今年は中止となりました。コロナ感染を恐れてです。可能な限り移動を控えるということです。本当に残念です。

先日はYukoさんがMasatoのビデオ宅急便を送ってきてくれましたが、Masatoが笑顔いっぱいで笑っているビデオでした。突然大声で笑いが止まらなくなったようです。その様子をSunと一緒に見ながら、二人して腹を抱えて笑いました。何がおかしいのか、よく分かりません。でも可笑しいのです。

赤子の笑顔ほど心を解きほぐしてくれるものを私は知りません。無心に、という言葉がありますが、大人になると簡単には無心になれません。しがらみに絡み取られているからです。でも赤子の笑顔の前では、全てのしがらみが一瞬にして霧散無償するのです。

周囲に子どもたちが少なくなればなるほど、私達は心の底から笑える機会を失っているのです。

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