■20201227(日曜日:晴れ)

2017年出掛けた積丹半島の旅です。

■今朝は走るつもりで目覚ましを合わせてあったのですが、起きだす元気が出ませんでした。昨日の朝走りましたので、やはり疲れが残っていたのでしょうか。

風もほとんどなく晴天のランニング日和なのですが、致し方ありません。こうなれば年内にしなければならない仕事をやり終えるしかありません。とりあえずは年賀状の印刷です。宛名書きはもう終わっていますので、あとは裏面のデザインを考えるだけです。

仕事の方は火曜日の午前中で終わりますので、あと1日半です。 先々週でしたか、重症の糖尿病網膜症の患者さんが続けて来院されて驚きました。 49歳と53歳の男性です。

医療の進歩によって中途失明の原因として糖尿病網膜症はトップの座を緑内障に明け渡しました。しかし今でも多くの方が重篤な視力障害に陥ってることには変わりありません。

正社員が減り派遣社員が増えるにしたがって、定期的な健康診断を受ける機会が減り、また疾患が見つかった場合でも、きちんと治療を受けるだけの時間的余裕が無くなってきたために、重症化する患者さんを散見するようになりました。

重症化する前にきちんと検査を受け治療を始めることができれば、重症化し長期にわたって仕事を離れなければならないことも減るわけです。結果として社会全体にとっては利益の方がずっと多いように思うのですが、短期的な視点ばかりで物事が動いていくように思えるのです。

社会を動かしている人たちが、よく言われるように「今だけ 金だけ 自分だけ」という姿勢ですので、 働く人たちはその割を食うしかないのです。このまま放置すればますますこの流れは加速し、いずれ社会はのっぴきならない対立にぶち当たるでしょう。

今朝の東京新聞によれば、アメリカでは6人に1人が食糧不足に喘いでいるというのです。世界一豊かなあの国で、なぜそのようなことが起こるのか。コロナウイルス感染が社会のゆがんだ部分をむき出しにしているとしか思えません。

日本をそのような社会にしてはならないのです。今こそ一人ひとりが、これからの日本の社会のあり方を真剣に考える必要があります。我々が選挙によって選ぶ代表により、すべてが決まってしまうのです。そのことを一刻も忘れてはなりません。