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リチャードとの出会い、そしてアイルランドへの旅

 

先日ホームページを管理してもらっているサーバーを整理していて、思いもかけない写真が見つかりました。1998年にアイルランドに出かけた時の写真の数々。もう紛失したかと思っていました。

せっかくですので、この新しいホームページに掲載することにしました。11年ほど前のことですので記憶もあやふやな部分もありますが、できるだけ思い出して書いてみるつもりです。

インターネットとの出会い

何年ごろからでしょうか?インターネットが普及し始め私も夢中になって楽しんだ時期がありました。何が面白かったですって?最初にインターネットに接続してアメリカのダラスにある書店のホームページに接続した時の事は、今でも忘れません。当時は絵も写真もありません。ただ、文字がだらだらと画面を流れるだけでした。ウインドウズ95発売以前ですから、インターネット・エクスプロラーはもちろんネットスケープすら存在しませんでした。

当時富士通がモザイクというブラウザーを発売していたか、無料で配布していたか忘れましたが、それを使ってインターネット接続していたように思います。テキサスの書店から流れてくるお目当ての医学書のリストを見つめながら、こんな時代が来たんだと感慨に耽っていたのを今でも鮮明に覚えています。

インターネット電話との出会い

しかし、文字の羅列を見ているだけでは面白くも可笑しくもありません。すぐに飽きてしまいます。ところが、そのうちにインターネット電話というものを知ったのです。要するに、パソコン越しに携帯電話のようにお話をする、というソフトです。

当時は回線がISDNの時代。接続料も電話回線料も今では想像もできないほど高価でした。接続料が格安のプロバイダー(インターネット接続業者)が現れたので、さっそく契約したものの接続場所が最も近い地点でも東京のため、今度は電話料金が高額になり過ぎ解約しました。

電話料金の早朝割引という制度が始まり、夜の11時から早朝の7時まででしたか、その時間帯であれば一定料金で接続・使用できました。朝型の私は早朝5時に起きてインターネットに接続し出したのです。

こうした頃に出会ったのがインターネット電話でした。最初はIntenet phone というソフトをダウンロードしてお試しで使用しました。そのうちに WebPhone というソフトを知りクレジット・カードで購入しダウンロードしました。

当時のソフトは一方通行型の会話、つまりこちらが話し終わると、「Back to you.」とか言って相手に下駄を預ける、という会話形式でした。回線もソフトも、今に比べると発展途上で、途中で会話が途切れたり音声を聞き取れなかったりと、悪戦苦闘の連続でしたが、とにかくその新鮮さに興奮するばかりでした。

世界中の人に、と言っても、こちらが何とか意思の疎通ができるのは、日本語以外には英語しかありません。相手の言語を確認して英語で会話できる人に、まさに飛び込み営業マンのごとく、電話をかけまくりました。

リチャードさんとの出会い

そんな中で知り合ったのが、アメリカ人リチャード・ウォルドマンさんでした。退職されアイルランドに移住されました。年齢的に一回りは先輩のリチャードさんとは、どういうわけが馬が合いました。インターネット上でずいぶんと話をしました。もちろんこちらの英語力はたかが知れていますので、内容もそれなりでした。それでも、私にとってはずいぶんと新鮮で楽しい一時でした。

そうこうしているうちに、1998年が回って来たのです。この年フランスではサッカーのワールド・カップが開催され、日本チームが初出場しました。と同時に、世界眼科学会がオランダのアムステルダムで開催される事を知りリチャードさんと話をしていると、オランダに来るならアイルランドにも来ればいい、と誘ってくれたのです。

家内にも背中を押されて、出かけることを決心しました。こうして、オランダ、アイルランドの旅が実現したのです。

オランダへの旅