20180213(火曜日:晴れ)
■建国記念日の連休も終了し、今日から普段の生活が再開です。土曜日は仕事なので、日曜日、月曜日と二日続けての休日でした。これは楽です。土曜日の夜、そして月曜日の夜と二日続けて明日は休みだ、と思うことができるのは、本当に心休まります。
連休は残していた課題をこなすだけで終わってしまいました。ホームページの整理・整頓やお礼状の執筆です。先月末に富士宮クラブに卓話に伺った際に、ある会員の方から世界ラン展の入場券をいただきました。私は都合がつかなかったのですが、Takuに訊いたところ、二人で行きたい、ということでしたので送りました。
そのお礼状を、ようやく書き終えました。メールなら一分で書くことができる内容も、葉書や手紙に書くとなると、なかなかさらさらとはいきません。でももらう方からすればメールと直筆の葉書では印象が全然違います。心のこもり方です。万年筆で書かれた葉書を時々いただきますが、有り難いものです。
■さて昨夜の平昌では、女子のジャンプで高梨沙羅選手が銅メダルを獲得。前回の悔しさを晴らしました。優勝はノルウェーのマーレン・ルンビ選手。今シーズンに入って圧倒的な強さを誇っていました。順当な優勝です。勢いがあったのでしょう。4年に一度となると、個人的な調子の波が当たるか外れるかで、全く違ってくるところが難しいはずです。
■さて昨日の東京新聞で取り上げられていたのは、江戸時代徳川幕府の第五代将軍、徳川綱吉です。私達が学生の頃の教科書では、人間よりも犬を大切にした、いわば気まぐれで我儘な独裁的な将軍という印象で教えられた記憶があります。
しかし今では、それとは違った解釈がなされているそうです。犬を大切に扱い野犬が横行する殺伐とした状態が消えた、という指摘もあります。落語の品川心中でしたか、野犬に追いかけられてえらい目に会う場面があったように記憶しています。
また近年の研究では、捨て子や病人の保護を命ずるなど、生類憐れみの令の違った面も評価されているようです。
今年は明治維新150周年ですが、今までとは違った評価がなされてしかるべきです。少し違った角度から見ると、今までの当たり前が、そうでなくなるから不思議です。そしてそれは今でも同様なのです。私たちは偏って物事を見ています。そのことは、いつもいつも心に止めて置かなければならない大切な点なのです。