■20190330(土曜日:曇)
■今朝はゆっくりと休みました。と言っても、5時半には起き出しました。昨日の朝走って、月100 km の目標を達成しましたので、次の月に向けての休息としました。今日は夕方からTakuとYukoさんが来沼します。戸田の民宿に一泊する予定です。 Takuも仕事を始めてから、まるまる1年以上経ちました。どんな様子なのかを聞いてみるのも楽しみです。
■さて昨夜は、録画してあったルキノ・ヴィスコンティ監督の「山猫」を観ました。シチリアの歴史を描いた作品です。 新しい時代の到来と共に、古い社会が滅びて行きます。 その中で人々は、どのように生きていくのか。 永遠のテーマに違いありません。
平成に入り冷戦が終焉しました。旧ソ連から多くの国々が生まれましたが、 この様子は惨状と呼ぶにふさわしかったようです。ロシアでは、社会のあまりの変化に人々がついていけず、アルコール中毒から亡くなる人が増え、成人男性の平均寿命は先進国の中でも最悪の状況となったようです。 それまで国有財産であった多くのものが処分されましたが、結局のところ、片手で足りるほどの人々が、ほとんどの資産を保有するという極端な社会になってしまったのです。 オリガルヒと呼ばれる人々です。Wikipedia で調べてみると、
ロシアの新興財閥は、ソ連時代の社会主義的政治・経済体制から、資本主義体制に移行する過程で形成された。旧ソ連体制下で国有財産であったはずの所有権が、いかに民間に移転されていったかについては不明な点が多いが、2000年代初頭の日本の経済財政諮問会議や、総合規制改革会議とその後継の規制改革・民間開放推進会議による民間有識者主導の意思決定で、グリーンピアやかんぽの宿・メルパルクなどの郵政関連施設の売却が行われたように、一部の政治家と官民の癒着により、立法措置を含んだ違法性を問いにくい手続きがとられたとみられている。
何のことはない。日本でも同じようなことが行われていたのですね。そして日本では、現在進行形で引き続き、同様の処理が行われつつあることを忘れてはならないのです。
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