2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

月: 2023年8月 Page 2 of 4

古希

■20230821(月曜日:晴れ)

日向大島の「鞍埼(くらさき)灯台」です。100年経っても、光を灯し続けています。

■今日は70回目の誕生日です。誕生日と言っても、毎年特に感慨深いものがあるわけでもないのですが、今年はちょうど節目の古希です。70歳などという年になるとは、もちろん夢にも思いませんでした。こうして元気で迎えられたことに感謝するしかありません。

というわけで、今朝は5時に目が覚めましたので、どうするか少し迷いましたが、フィットネスクラブに行って走ることにしました。今月は、まだ2回しか走っていません。あれだけ毎月100キロ走ることに必死になっていた頃の自分が、本当に遠く感じられています。

ということで、今朝は29分49秒、4.01kmを走りました。これで今月は3回のランで17.09kmを積み重ねました。しかし、こんなに少ないランニング量は記憶にないほどです。

今朝は無理をせずに、まずはウォーキングから初めて、ウォーキング、速歩、そしてランニングという順番を踏んで30分を費やしました。最後の頃は汗が少し滴り落ちてきましたが、決して苦しいと感じるほどではありませんので、これならば毎日でも続けられそうな気がしたほどです。

古希を迎えての、自分にとってのふさわしい運動の仕方を模索しなければなりません。自分にとってのふさわしい運動量、そして生活習慣を、少なくとも今後10年は続けていきたいものだと考えています。

鞍埼(くらさき)灯台のように、100年を超えても、なお光を灯し続けることなど私にはできませんので、自分に何ができるのか、そしてどう生きるのが自分らしいのか、考え続けるしかなさそうです。

診断書

■20230820(日曜日:晴れ)

日向大島の「緑地保全樹林」です。今では無人島になっています。

■今日は新沼津カントリークラブの盛夏杯Bクラス月例です。まさに盛夏の戦いでした。前半は、まだ元気も残っていましたが、さすがに後半はバテました。16番ホールで一時的な激しい雨に襲われましたが、それ以外は暑さとの戦いでした。

ここ1ヶ月ほどは、昼日中には、とても日向の下で活動する気は起きません。つまりは、全くの練習不足でした。出入りが激しくて、パーを取った次のホールでダブルスコアになったりと、まさに典型的な下手のプレイです。

まぁ、文句を言っても仕方ありません。うまくできたショットを忘れずに、次回の楽しみとします。

■さて、以下のニュースには無事を祈るのみです。

20日昼頃、伊東市の漁港近くでダイビングをしていた59歳の女性が意識不明となり病院に搬送されましたが、重体となっています。

以前Sunと二人で、沖縄でスキューバダイビングを楽しもうと、ダイビングショップに予約を入れようとしました。ところが、60歳以上の高齢者は、問題がないという医師の診断書がないとダメだと、参加を断られました。

残念でしたが、こればかりは致し方ありません。ショップとしては、何かあった時に、責任を負えないということなのでしょう。歳を取ると、それだけ行動範囲が狭くなります。

そんな時に思い出すのが、プロスキーヤーの三浦雄一郎さんが、エベレストに登山したニュースです。

2013年5月23日、世界中がその快挙に沸いた。

プロスキーヤーにして登山家、70歳、75歳と2度、世界の最高峰エベレストの登頂に成功した三浦雄一郎氏が、世界最高齢、80歳にして3度目の登頂に成功したのだ。

快挙なのですが、その裏には莫大な費用をかけて支える用具・人材の支援があったはずです。もちろん山を汚さずに快挙を終えたはずですが、中にはそうでない試みもあるようです。エベレストはゴミの山と化しているという報告もあります。

世界の最高峰だけに、そっとしておいてやることは、難しいのでしょう。

支え棒

■20230819(土曜日:晴れ)

日向大島の「ふれあいひろば」です。今では無人島になっています。

■昨夜は、久しぶりにロータリークラブの仲間、土屋さんと一杯やりながら、じっくりと話すことができました。6月までクラブ会長として、色々ご苦労があったはずです。クラブの慰労会に私が参加できなかったので、別に機会を設けました。

ロータリークラブを通じて得た、生涯の友だったOさんを昨年亡くして、支え棒を失ったような、大きな喪失感が襲ってきました。年齢が一番の原因でしょうけれども、クラブへの意欲がすっかり無くなりました。

クラブの現状について、色々教えてもらいましたが、これからは土屋さんの世代が中心になることは間違いありません。

■さて、相変わらずマイナ保険証騒ぎは、落ち着く兆しがありません。

★だから躍起になってマイナンバーカードを作らせようとする
…日本を”デジタル後進国”にした本当の原因

国民の真の利便性や幸福を目的にしていない以上、うまくいくはずがないのです。邪(よこしま)な目的ありきでは、私利私欲ばかりが絡み合って、ぐちゃぐちゃになるのは必定です。

個人情報が他国に漏れているという報道もあります。そんなシステムに、自分の個人情報を登録するのは、自殺行為です。

残念ですが日本には、他国のようにデジタル化を進めることができるだけの、情報技術力がまだ育っていないようです。

帯状疱疹ワクチン

■20230818(金曜日:晴れ)

霧島連山です。北側から見ました。

■2日前に、Sunと二人揃って帯状疱疹ワクチン(シングリックス)の投与を受けました。筋肉注射です。帯状疱疹は80歳までに3人に一人が発症する、と言われています。そして、「50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち、約2割は3か月以上痛みが続く」という帯状疱疹後神経痛(PHN)となります。

神経が損傷されることで、皮膚の症状が治った後も痛みが残ることがあり、3か月以上痛みが続くものを帯状疱疹後神経痛(PHN)ピーエイチエヌと呼びます。

PHNは、「焼けるような」「締め付けるような」持続性の痛みや、「ズキンズキンとする」痛みが特徴です。

PHNになりやすい因子として、年齢(高齢者に多い)、痛みが強い、皮膚症状が重症である、などがあります。

50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち、約2割がPHNになるといわれています。

親友だったOさんが、新型コロナワクチンを何度か受けた後、この酷いPHNとなり、とても苦しんだと聞きました。あまりの痛みのために神経ブロックまで受けたそうです。

ということで、「シングリックス」と「弱毒生水痘ワクチン」の2種類ある帯状疱疹ワクチンのうち、どちらを接種すべきか迷ったのですが、不活化ワクチンであるシングリックスを選択しました。

両者の違い

私は接種部位の筋肉痛だけで済んでいるのですが、Sunは昨日熱発して苦しかったようです。もう今日には解熱して落ち着いています。私も熱発こそしなかったものの、体の怠さは出ています。もっとも、これだけ暑いと単なる疲れかもしれませんが。

九州旅行前に打たなくて良かったと、二人で話しています。旅先で熱発では、楽しい旅が台無しですから。さて、2回目の接種は2ヶ月後です。これだけは、少しも待ち遠しくはありません。

ヴェトナムEVメーカー

■20230817(木曜日:曇)

宮崎県日向大島の人家です。今では無人島となり、廃屋となっています。子ども達がブランコで遊んだのです。

■お盆が過ぎて、台風7号が関西地方を縦断しました。昨日は大荒れの天候です。突然、激しい雷鳴が轟いたかと思うと、滝のような雨です。そのおかげで地熱が下がり、まるで別の季節に入れ替わったようにすら感じます。

とは言っても、まだまだ暑い日が続きそうです。豪雨のために新幹線は運行中止。大混乱になりました。大気が不安定なのです。しばらくは様子を見るしか無さそうです。

■さて、以下のニュースは驚きです。ベトナムに自動車メーカがあったなんて知っている人は、よほどの電気自動車好きです。内燃エンジン車では、こうは行きません。

ヴェトナムのEVメーカー、時価総額でフォードやGM超える
米国で上場

果たして、このメーカーが生き残ることができるのか。難しいと私は感じます。テスラが切り開いたEVという新領域ですが、さすがに一朝一夕にはいきません。テスラも一時、大量生産することができずに、生産地獄に陥ったといいます。

大量生産するということは、とても大変なことなのです。部品数が少ないと言われるEVですが、プラモデルとは違います。部品供給体制、いわゆるエコシステムを構築するのは容易ではありません。

中国には、スマホなどで培った、そうしたエコシステムが確立しています。アイフォンをインドで生産しようという試みも、実際には順調とはいいにくいようです。

はたしてこれから、どのように変化していくのか。目が離せません。

妙薬

■20230816(水曜日:雨)シングリックス投与

霧島市の旅館、「安楽温泉 朱峰」。母校の小学校木造校舎を思い出しました。清々しい空間です。

■お盆休みも無事に終わりました。あっという間に終わってしまいました。まるで子どもの遠足のようです。その日が来るまでが、一番ワクワクして楽しいのです。

昨夜は、突然激しく雨が降り出し、窓を閉めるために夜中に起き出しました。台風6号は去ったものの、まだまだ油断は禁物です。

■今日から仕事再開です。もう仕事をしなくて良いとなると、楽には違いありません。でも、何をしたら良いか分からなくなりそうです。その意味で男の晩年は、とても難しい選択です。

自分にとっても、社会にとっても価値ある何かを、細々と続けていくことができるのが理想なのでしょう。そのためには健康も必要です。体力、気力は衰える一方ですが、自分にできる範囲内で、人様のお役に立っていると実感できる時間が、不老長寿の一番の妙薬です。

とりあえずは、今日の仕事を頑張るしかありません。その繰り返しでしょうか。

敗戦記念日

■20230815(火曜日:雨)

鹿児島空港に展示してある屋久杉です。いったい、どれほどの時間を、見つめてきたのでしょうか。

■今日でお盆休みも終わりです。台風7号は予想よりも西側のコースを取り、和歌山県から関西地方を縦断しそうです。7時すぎに生ゴミを出すために、所定の場所へ行ったのですが、玄関を出ると雨がぱらついていました。傘を持って出たのですが、ほんの数分で踵を返すと、雨はもう止んでいました。一日中、降ったり止んだりでしょうか。

■さて今日は、敗戦記念日です。78年前です。テレビでも、特集番組を組んでいます。昨夜のNHKでは、子ども達を戦地に志願させなければいけない、校長の苦悩が描かれていました。

今となればいくらでも後講釈はできますが、校長の苦悩は深かったはずです。御自分の二人の息子さんは、率先して志願していました。そして、特攻によって命を散らした若者も多かったのです。

戦いにおいて一番大切な存在である兵隊を、特攻や玉砕によって失っていくのは、戦術的にも稚拙だということは、素人でも分かります。こうした歴史を知ると、近代日本は国民の命を大切にできない国なのだ、ということがよく分かります。

そして何より恐ろしいのは、私達を取り巻く「空気」という存在です。本当はおかしいと感じながらも、周囲を覆う空気の存在によって、行動せざるを得なかったのです。みんながそうしているという得体のしれない空気によって、いわば窒息状態になり、考えることができないのです。

戦後教育は、そうした空気の存在によって行動するのでなく、自分自身の考えに基づいて行動する人間を育てるはずでした。福沢諭吉が唱えた「一身独立して一国独立す」とは、そのことではないでしょうか。もちろん成功した部分もありました。

■しかし、まだまだ道半ばです。島国である上に報道管制下では、まさに井の中の蛙になっています。例えば、以下の解説記事を読むと、そのことが如実に分かります。

★★ アフリカの非米化とロシア
2023年8月13日   田中 宇

テレビの報道では悪役のロシアが、またしてもアフリカで問題を起こしている、といった程度の理解しか得られません。いつまで経っても、世界の孤児日本、という存在です。

またしても、焼け野原的状態にならないと、結局目覚めることができないのが、近代日本人の性なのでしょうか。8月15日がやってきて思うのは、残念ながら、いつも同じ思いなのです。

■午前中はオニオンスライスとバナナケーキを作り、午後からはフィットネスクラブで久しぶりに走りました。1時間2分10秒、8.72km を走り、今月は2回のランで合計 13.08 km を積み重ねました。スマホの健康アプリによれば、完全回復は8月18日金曜日 19:07 分と記載されています。

走り終わってマシーンから降りて、不思議な感覚に襲われました。自分は止まっているのに、周囲の地面が前に前にと動いているような感覚です。

何年も前に、Takuと一緒にハワイ旅行をしました。ハワイ島のツアーで訪れた場所で、同じような錯覚を起こしました。滝をしばらく見つめてから、続いて何を見たのかは忘れたのですが、止まっているものが上に向かって動いている錯覚です。

その現象を起こすことで、あの場所は名所のようでした。今日の感覚も、視覚的なものではないのですが、それに近い錯覚なのでしょう。こんなことは始めてでした。ランニング・マシーンで走り始めて、3ヶ月ほどですし、1時間のLSDは3回目のはず。これから、どうなるかも楽しみです。

一難去ってまた一難

■20230814(月曜日:曇)

阿蘇の麓です。台風一過でした。

■先週末、台風の間隙をついて8月10日(木曜日)の午後から、九州旅行をしてきました。台風6号が九州を襲い、前日には羽田からの飛行機が、三回も着陸を試みたにも関わらず、強風のため着陸を断念して熊本空港から引き換えした、という翌日でした。

いつものことながら、綱渡りの人生です。今日はお盆休みということで、どんよりとした曇り空の休日となります。疲れを取るには、良い日です。しかし、引き続いて台風7号が近づいており、まさに前門の虎後門の狼です。

明日は東海地方は、大荒れの予想。一難去ってまた一難です。

■午前中にページを更新し、午後からはフィットネスクラブで筋トレをしました。走るのは明日に延期です。いつもの1時間コースを終えて帰ってきました。少しずつ成果も出てきています。

とにかく続けるしかありません。まだ、まる3ヶ月です。

弥次喜多道中

■20230813(日曜日:晴れ)

富士山静岡空港で始めて見た虹です。17時前でした。

■楽しかった2023九州旅行も、あっという間に帰宅の日になってしまいました。前日宿泊した、「安楽温泉 秀峰」は、本当に望外の収穫でした。その前日の宿が、あまりに期待外れでしたので、終わり良ければ全て良しとなりました。

今朝の朝食も、前日の夕食と同様に、決して高価な食材を使用しているわけではないのですが、味わい深いのです。私の味蕾にピタリとハマっているのです。あんなに美味しく感じたさつま揚げは、始めてでした。

もう、どれもこれも、とにかく美味しいのです。朝ごはんは久しぶりに、3杯もお代わりをしてしまいました。温泉の湯で炊いた、ご飯だそうです。サバの煮つけが、これまた絶品でした。最後に食べる一切れの食材を、さつま揚げにするかサバの煮つけにするか、どちらにするか真剣に悩んだほどです。

こうした料理を、職人技というのでしょう。誰にでも手に入りそうな食材を使って、誰も真似のできない味わいを作り出す。本当に、明日にでも再訪したくなったほどです。

今回は、鮎づくし版でしたが、次回は肉バージョンでも頼むつもりです。

■えびの高原に出掛けた後、早めに鹿児島空港に到着。出発を待ちました。色々ありましたが。今回も二人での楽しい、弥次喜多道中でした。

賽は投げられた

■20230812(土曜日:晴れ)

日向大島からの海岸線です。強い日差しでした。

■さて、今日は宮崎市から霧島市への旅です。途中、青島の鬼の洗濯岩は、2回見ていますので、どうしようか迷ったのですが、日向大島に渡ってみようと決めました。

日南市目井津(めいつ)港から、市営の渡船が一日4往復しています。15分弱で到着です。7時半発には間に合いませんので、10時発の便に乗るべく早めに宿を出ました。

港に着いてみると、ギリギの時間でした。歩いて2分ほどの所にある「海の駅 めいつ」で昼食を買い求め、飲み物も合計2本用意したのですが、ギリギリでした。

炎天下のウオーキングは、思ったより大変でした。途中で引き返そうかと思ったほどでしたが、Sunも最後まで歩くと、意気軒昂なのには驚きました。総距離5キロはありました。

日本で最初のコンクリート製の灯台である、靴崎灯台までの道のりが苦しい時間帯でした。到着した竹之尻港から靴崎灯台までは、2.6km ほど。道幅も狭く、ウップダウンもあり、蜂やセミの大群が、突如現れたりと、自然いっぱいとは言え、鼻歌交じりとは、とてもいきません。

ようやく到着し、折り返してから分岐点に戻り、ここが思案のしどころです。もとの港に戻るか、さらに 3km 以上を歩くかです。すでに1時間半近く歩き続けています。さらに、あと2時間近く掛かりそうです。めげそうでした。汗だくです。脱水症状が現れています。

日向大島の地図です。

それでもSunは、小浜港まで行くわよ、と元気一杯です。賽は投げられました。もう後戻りはできません。ただ幸運だったのは、後半の道のりの方が、道がずっとしっかりしていた点です。道幅も広く、安全でした。

途中の休憩所で、水分と炭水化物を補給しました。2本目のペットボトルを持って来て正解でした。

途中で、地元の方に会い話し込みました。以前島に住んでいて、今は畑を楽しみで耕している、とのこと。イノシシに畑が荒らされて、大変な状況であることを、弟さんが教えてくれたそうです。

■何とか小浜港まで辿り着きました。思ったよりも早く着き、タオルで何回も顔や体を拭きました。Tシャツは、汗でぐっしょりです。14時50分の船で無事に目井津(めいつ)港に戻りました。

水分補給をして、ホット一息です。

■あとは、今日の宿「安楽温泉 秀峰」へ向かうばかりです。ただし、途中の財部(たからべ)で、ひどい豪雨に遭遇して慌てました。カーナビの指示は、豪雨で道路が水没する可能性がありルートを変更しろ、というのです。

ワイパーが間に合わないほどの豪雨でした。

それでも何とか無事に乗り越え、宿に到着しました。長い一日でした。

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