■20240508(水曜日:曇のち晴れ)
■大型連休も終わり、日常が再開しました。海外旅行から帰ってきた人々の嘆きの声を、昨日のテレビでは何度も放映していました。円安のために、出掛けてみると海外では、何もかにも高価になっていたのです。
私ども夫婦が新婚旅行に出掛けた、1982年当時の1米ドルは約250円とありますから、その頃と比較すると、まだまだ今は円高と言えます。1985年のプラザ合意により円高へと向かい、238円から1986年には168円へと高騰しています。
1年間でこれだけ激変すると、経済は大変です。しかし、ここから日本は省エネ技術など、得意の軽薄短小技術を活かして再生していきます。
現在では、円安と消費税の輸出払戻金で、大企業は何もしなくても最高益を挙げ続けています。すっかり安普請の国になってしまったのです。しかし、いつまで、その手が通用するのか。通用しなくなった時に、日本は詰みの状態に陥りかねません。
全体の底上げと、技術革新が必須なのです。