■20240509(木曜日:雨)
■今朝は雨です。昨夜は気温が下がったのでしょうか、何度も目が覚めてしまいました。アプリの睡眠診断によれば、総合得点80点、71%のユーザーより上、との診断ですが、目が覚めた回数が3回、そして浅い睡眠が62%と標準値55%を超えています。
何度も目が覚めてしまうことに、どうしてだろうと不思議に思っていたのですが、寒さのためかも知れないと考えて、薄い毛布を追加しました。しかし、時すでに遅しで、1時間後には起床時刻でした。
昨夜はフィットネスクラブで筋トレをしましたが、ダンベルを上げていて左肩周囲の違和感を感じて、途中で止めました。炎症もだいぶ軽快して、痛みを感じることは殆ど無くなったのですが、それでも動かす方向によって痛むことがあります。当分の間、筋トレは下半身の鍛錬に限ったほうが賢明のようです。
■面白い記事を見つけました。
★中国で尿を分析する小便器が登場、
公衆トイレを使うだけで健康診断「結果はあっという間」
IT先進国、中国ならではですが、この試みは十分価値があると思います。毎年健康診断を受けていれば、そんなもの要らないと考える人は、恵まれた人です。
毎年定期検診を受けている人は、思ったよりも少ないのです。特定健診の受診率が50%未満という報告もあります。
以下は昨日受診された、患者さんのお話です。「最近かすみ目がひどくなった。眼鏡屋さんで、よく見える眼鏡を作ろうと思ったのだが、眼科受診を勧められた」。
こうした場合、まず本人に確認するのは、高血圧や糖尿病のお薬を飲んでいませんか、という問いです。飲んでいません、との返答。細隙灯顕微鏡検査の結果は白内障でしたが、初診でしたので散瞳もして精密眼底検査も施行しました。
眼底を見て驚きました。糖尿病網膜症なのです。もう一度、確認しました。糖尿を指摘されたことはありませんでしたか。「実は毎年検診で糖尿を指摘されていたのですが、内科にかかったことはありません」。
眼糖尿病手帳を渡して、必ず内科を受診してください、と指示しました。あと5年放置していたら、重大な視力障害を来していたはずです。
毎年検診を受けていただけ、まだましな症例です。仕事が忙しくて検診も受けることができていない人、特にトラックの運転手さんを何度か診察しました。経済的な問題から治療を受けることができない、という方もいました。
大企業に勤めている方なら、そんなことは無いのでしょうが、日本では殆どの方は、中小企業に勤務しているのです。
「トヨタ自動車の今年3月期決算は売上高が45兆円を超え、営業利益も初めて5兆円を突破しました。いずれも日本企業が1年間で稼いだ金額としては最も大きく、トヨタ自身が持つ記録を更新しました」。
多くの労働者にとって、別世界の話に違いありません。誰もが安心して、診察や治療を受けられるようになって欲しいものです。