■20240808(木曜日:曇)
■今日の写真は台湾高雄市のショッピングセンター食堂街ですが、日本のチェーン店もあります。東南アジアでは、日本の飲食チェーン店が数多く出店しているようですが、これまであまり気付きませんでした。少なくとも、ボランティア活動で出掛けていた数年前のベトナムでは、直ぐに目に付くことはありませんでした。
少子高齢化の日本では、いくら店舗数を増やしたところで、パイの奪い合いになるだけです。私の街でも、ドラッグストアの乱立ばかりが目につきます。コンビニは、すでに頭打ち。ある程度の駐車場スペースが取れる空き地に、採算が取れる店舗を新たに立ち上げる際には、もう選択肢は限られています。一番確実なのは診療所でしょうか。
あのサイゼリアですら、業績好調といっても、日本での決算は赤字だということです。東南アジアでの稼ぎが、頼みの綱になっています。経済的には、日本はショボクなるばかりです。円安になるはずです。国力そのものが衰えています。
今のままではジリ貧です。経済政策を変える必要があるのですが、なぜか政府は民を貧しくする政策ばかりを続けます。それでも、富裕層の割合が世界で二番目に多い国だと聞いて驚きました。この場合、今すぐ自由になる資産が1億円以上ある人を富裕層と定義していますが、テレビでは絶対に知らされない事実です。
全員が同じである必要は全く無いのですが、ばらつきというのはある程度の範囲内にないと、バランスが崩れて危険です。あまりに格差が開くと治安が悪くなり、誰にとっても住みにくい社会になります。日本は今、その瀬戸際にいるようです。