2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

投稿者: aiaiganka Page 163 of 314

熱中症

■20210726(月曜日:曇)

知床半島の玄関口、羅臼に行った時に店で見ました。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日は日曜日でしたので、朝ゆっくりと一時間以上走り、積み重ねをすることができました。今日から、また日常が再開します。無理して走って出だしでつまずいては、まずいので自重しました。

月100キロ走を達成するには、今月はまだ32キロ余り残っていますので、残された日数で何とかしなければならないのですが、いささか難しそうです。

■さて、先週東京オリンピックも開始し、テレビをつけると競技の様子を報道する番組ばかりになっています。もちろん、それはそれで素晴らしいのですが、さすがに以前のように、無邪気に夢中になることはありません。

多くの方がそうした複雑な思いを抱きながら、テレビに向かっているのではないでしょうか。

それにしても暑い毎日が続いています。誘致をする際には、今の時期の日本の気候は、スポーツには最適だと明言していたようですが、毎日天気予報見てみると、悪い冗談であったとしか思えません。

ここで暮らしている私達日本人には、その悪い冗談が理解できたのでしょうが、外国の方は真に受けてしまうでしょうから、冗談にもなりません。

ある意味、悪質なデマにすら思えるのです。無観客での競技開始は、とても残念なのですが、しかし熱中症が頻発する可能性を考えると、その方がむしろ良かったのかもしれません。

■テニスのジョコビッチ選手をはじめ、有明で行われている競技場では、あまりの暑さの為に、開始時刻を変えてほしい、という訴えがなされているようです。多分フライパンの上でテニスをしているような状況なのでしょう。

多額の放映権をIOCに提供している、アメリカテレビ局の意向に沿っているのでしょうが、選手達が可哀想です。どこかで立ち止まって、もう一度オリンピックのあり方を、基本から考え直してみる必要がありそうです。

根室半島

■20210725(日曜日:晴れ)

札幌大倉山ジャンプ競技場です。真っ逆さまに落ちるイメージです。

■今朝は走りました。旅行中の先週、22日の朝2.35キロを走りましたので、それ以来3日ぶりです。いつもの通り4時半に起きて準備運動をし、5時から走り始めました。今朝は日曜日ということもあり、時間がたっぷりありましたので、結局1時間3分13秒走り、9.38kmを積み重ねました。

これで今月は11回のランで67.17kmを積み重ね、月100キロ走までは残り6日で32.83kmとなりました。残り6日ですので、毎日5キロ強を走れば目標に到達する計算になりますが、現実的には、いささか難しそうです。

旅行に行っている間、先週は2.35キロしか、積み重ねができませんでした。なんと言っても、それが痛いのです。とにかく暑いので無理をしても仕方ありません。

これまでに昼間走っていて、3回熱中症になった経験が私にはあります。分かりやすい例えで言えば、お風呂でのぼせたような状態と言えば、わかりやすいでしょうか。

まず気分が悪くなります。立っていられなくなります。頭がぼーっとしてきます。その中の一度は、過呼吸症候群になってしまい、玄関の前で横になって、本当に激しく呼吸を繰り返すしか、なすすべがありませんでした。

学生時代にテニス部の後輩が、過呼吸症候群に陥ったのを見たことがありますが、まさにあの通りです。

要するに、この暑い日差しの中を走るのは、ほとんど自殺行為に近いとすら思えるのです。まして高齢者には厳禁です。私は朝の5時から走ることに決めています。

朝4時半に起きて外に出て見ると、まだ空気はひんやりとしています。しかし走り出して30分もすると、日差しも強くなってきますし、気温も上がってきます。ちょうどギリギリのタイミングで走り終える、という時間割でしょうか。

沼津市にある大手コンピューターメーカーの従業員が、昼休みに工場の周りをジョギングしているのを、よく見かけます。多分会社で健康管理のために運動療法を取り入れているのでしょうが、私にはパワハラとしか思えません。

日差しの一番強い、気温も上がる昼間の時間帯に、わざわざ走らせる意味があるのだろうかと思うのです。全員でやることに意味があるのでしょうが、もう少し従業員のことを本当に考えて、プログラムを組んであげた方が良いように私には思います。

■それにしても、あんなに暑かった北海道の8月に、オリンピックのマラソンが開催されるなんて、とても信じられません。私には自殺行為としか思えないのですが、どうなのでしょうか。

ぐるっと北海道を回ってみて感じたのは、根室半島がマラソンコースとして意外に良いのではないかという発見でした。まず気温が低いのです。霧もかかることが多く、湿度もある程度ありますので、体のためにも悪くありません。あまり乾燥が強い風が吹き渡るのも気管支には、よくありません。

根室から半島をぐるっと一周すると、だいたいフルマラソンの距離に等しくなるはずです。選手のためには、これが一番いいように思いました。

牛たちにとって過ごしやすい場所は、マラソンランナーにとっても走りやすいに違いないのです。意外な発見でした。

期待

■20210724(土曜日:晴れ)

札幌の大倉山ジャンプ競技場です。ジャンプ台から見た市内の眺望です。

■今朝は走らずにゆっくりと休みました。昨夜は久しぶりに沼津に帰ってきました。札幌丘珠空港、17時10分発の、FDA フジドリームエアラインズ、フライト176に乗って富士山静岡空港に戻りました。

飛行は順調で予定時間よりも20分以上早く到着することができました。到着予定時刻は19時でしたか、18時40分少し前には無事に、静岡に戻ってくることができました。

戻ってきてまず感じたのは、やはり蒸し暑いということでした。今年は北海道でも本当に猛暑で、レンタカーを借りてドライブをしていた時に、富良野のある交差点を通過しましたが、その交差点に設置されていた気温計は、なんと35度を記録してみました。本当に驚きました。

ただ、湿度はこちらよりも低めなのでしょうか、日陰ではこちらほどの暑さは感じませんでした。

行きも帰りも利用した飛行機は、エンブラエル社製の飛行機で80人弱の乗客数です。以前の予想では、三菱重工のスペースジェットが、このクラスでの利用を目指して開発されていたのですが、残念ながら開発は断念されたようです。

日本の新しい基幹産業として期待されていた航空機産業も、今の日本には、それだけの開発力はないということが証明されただけで終わってしまいました。どこに問題があったのかは、もちろん私には分かりません。

日本が本気を出せば、航空機も自動車のように、世界を席巻できるのだと期待していた私達は、本当にがっかりするばかりでした。

■昨夜は久しぶりに帰宅しましたので、家中の窓という窓を開け放って空気を入れ替えました。ところがドジをしてしまったのです。寝室の東側の窓が、経年劣化でしょうか、錆びついてしまい窓がきちんと閉じなくなってしまったのです。

以前開け放した時に、危なそうだと分かっていたのですが、そこでさび止めを噴霧したりして管理をすれば良かったんですが、忘れていました。週明けに修理を頼まなければなりません。

■兎にも角にも、この暑さでは外に出るだけで熱中症になる可能性がありますので、今日は一日大人しく、家で残務整理をしなければなりません。

しかし、この暑さの中でのオリンピックは異常としか言いようがありません。選手達に万が一のことがないことを祈るばかりです。本当に大変だと思います。

弾除け

■20210723(金曜日:晴れ)

最後の一日でした。

■さて今日で楽しかった北海道旅行も終わりです。始まってみれば、あっという間でした。新さっぽろ駅から、まずは札幌駅へと電車に乗りました。札幌駅行きには、多くの乗客がいました。さすがは札幌です。



今日はまず大倉山ジャンプ競技場へ向かいました。Sunが以前一人で訪れてみて、とても良かったので、もう一度行こうということになりました。

札幌駅に降りて、キャリーバッグを預ける場所を探しました。ロッカーコーナーがあり、大きめのサイズのロッカーは、2つのキャリーバッグが入る大きさで、700円でした。コロナ禍で観光客も少なくロッカーも幸い空いていました。

以前東京駅で預けようとして、ロッカーは満杯で預かり所を探した経験があります。

そして丘珠空港行きのバス停を確認しました。大丸デパートの道路を挟んで真向かいでした。これでOKです。15時50分発のバスに間に合うように帰ってくればよいだけです。

今度は地下鉄を乗り継いで、地下鉄円山公園前でバスに乗れば良いことを確認しました。バスの名前は「くらまる号」。これに乗らないといけません。

無事にバスに乗り込み、到着です。あの日の丸飛行隊が、1972年札幌オリンピックの70m級で、メダルを独占したジャンプ場です。

■駅に戻るついでに北海道神宮にも寄りました。

■先週から東京オリンピックも始まりました。選手たちは懸命にプレイをしています。しかしコロナ禍で炙り出されたオリンピックの闇の真相により、以前のように無邪気に声援を送るというわけには、もういかなくなりました。それが多くの国民の偽らざる心境でしょう。

帰りの飛行機の中で、信濃毎日新聞社を読む機会がありました。その中で、戦前の満蒙開拓団の記事がありました。貧しかった農村の口減らしに、多くの長野の農民が満州に送り出されたのです。そして多くの犠牲者を生みました。

ところが調べてみると、送り出された開拓団は、関東軍によって守られていたのではなく、むしろソ連から関東軍を守るための弾除けとして、最前線に送り出されていた、というのです。

多くの関東軍は開拓団を見捨てて、さっさと退却して帰国しています。国民が軍隊によって守られるのではなくて、弾除けにされたのですから、まるであべこべです。東日本大震災、熱海の土石流災害を始め、自衛隊の皆さんによって、日々国民が守られていることを実感している現在とは、本当に隔世の感です。

でもいま開催されているオリンピックって、ひょっとするとかつての満蒙開拓団に似ていないか、と思いあたったのです。選手たちにしても、ボランティアの皆さんにしても、誰かの利権を守るために弾除けにされてはいないか、という思いです。その誰か、とは誰なのか。IOCのみなさんなのか、上級国民と呼ばれる一部の日本人なのか。

馬脚を露わしたオリンピックについて、もう一度考え直してみることは、この国の未来のためにも不可欠だと思うのです。

それにしても連日、本当に暑い毎日でした。本当に北海道に来たのか、と不思議な気がしました。日陰に入れば、関東地方よりは涼しさを感じるものの、決して過ごしやすいという日中ではありません。

それでも雨に遭うこともなく、青空が迎えてくれたのですから、感謝するしかありません。今年も昨年同様、千歳JAL国際マラソンは中止となり、6月に北海道に来ることができませんでした。

次回は、いつ来ようかと二人で思案を始めています。富士山静岡空港から飛んでいる北海道行きの便は、ANA便が廃止となりFDA便のみとなりました。つまりは時間的にも、行き先の空港にも選択肢が減ったわけです。千歳行きが無くなったのです。

一番需要がありそうに思うのですが、実際には廃止されています。札幌丘珠空港のほうが、札幌市には近いのですが、私達が行くのは、むしろ千歳空港からのほうが便利なのです。また千歳空港便が復活してくれることを願うのみです。

駅ビルに帰ってきて、遅めの昼食を取ろうと、ビル内の回転寿司店に行ったのですが、待ち時間がなんと一時間を超えました。すごい人気なのです。結局30分足らずで飲み込むように寿司を食べて、バス乗り場に急ぎました。ギリギリセーフです。

空港に着いてみると、待合室には搭乗客が結構いるので驚いていると、なんとかなりの人が釧路行きの便に乗ってしまったのです。プロペラ機です。丘珠空港は道内線のハブ空港だったのです。

無事に富士山静岡空港に到着し、我が家へと急ぎました。やはり我が家が一番です。こうして夏休みも終わりました。

襟裳岬

■20210722(木曜日 晴) ホテルエミシア札幌

総計 1,700 キロの旅です。さすがに、この日は疲れました。

■今日は5時30分に起きて宿の前の道を走りました。2.34キロを、ゆっくりと周囲の景色を見ながら、30分弱走ったのです。富良野の朝の爽やかな空気を呼吸しながらのランニングでした。畑では昨日の夕方同様、散水機が魔術師のように、畑の辺縁にまでピタリと無駄なく、水を巻き続けていました。

■今日は予定では、襟裳岬を回って新札幌駅に行くという、かなりの強行軍です。443キロ、7時間10分とGoogleは教えてくれています。4日間で1,200キロ以上走りました。給油を2回しましたが、合計40リットルほど。つまりはリットルあたり30キロ以上走っている計算になります。

ヤリスは極めて優秀な燃費です。ただ私の腰には合わないようで、腰が痛くなります。さて朝8時30分に宿を出て襟裳岬を目指しました。234キロ、3時間50分となっていますが、地図を見ると分かるように、襟裳岬は鈍角の最先端に位置しています。

富良野から帯広を目指す前半の道のり、そしてそこから南に進路を切る後半の道のり。広尾町を過ぎ、ようやく海を見ながらの運転となりました。本当に、ようやく襟裳岬に到着したのは12時過ぎでした。



曇り空での海の色は、深く鮮やかとはいきませんでした。慌ただしく見て回って、食事も取らずに後半の道のりに移りました。こちらは延々と海岸沿いに走り続ける時間が続きました。

岬は、周辺部がどこも牧草地でした。刈り取られた牧草の束が散乱しています。すっかり見慣れました。冬の間の牛たちの食料になるのでしょう。

■様似町、浦河町、新ひだか町、そして日高町と、いくつもの街を通り過ぎましたが、本当に驚いたのは浦河町の様子でした。と言っても235号線を走りながら見た街並みだけでしたが。

しっかりと道幅を取られた歩道には電柱が無いのです。最初見た時に何か変だと感じたのですが、原因が分かった時には、まるで別の国に迷い込んだのかと錯覚したほどです。整然と並ぶ建物は高さやデザインにも統一感があり、とても魅力的でした。

どうしてこのような街並みが実現可能だったのか知りたくなったほどです。運河沿いに同様の家並みが並ぶオランダ・アムステルダムの街並みを思い出しました。

■ようやく新札幌のレンタカー店に着いたのは、17時前でした。丘珠空港で借りたのですが、札幌市内ならどこの系列レンタカーで受け渡しはOKということで、宿のある新さっぽろにしました。ずいぶんと助かりました。

ホテルは新型コロナワクチン接種会場にもなっていました。札幌市からの案内文が掲示されていました。

部屋に入って少し休憩し、夕食を取る居酒屋さんを探しました。以前利用した店は調べてみると営業していません。別のお店を探して予約しました。「三つ星 ザンギ 居酒屋店」です。

その量の多いことに驚きました。注文した品の、どれもが量的に、こちらの1.5倍ほどあるのです。味も良かったです。2時間が、あっという間に経過しました。

これまで泊まった宿の中で一番高級ですから、寝心地も一番でした。熟睡できました。

一直線

■20210721(水曜日 曇) ゲストハウス 夕茜舎(あかねやど)

途中、旭山動物園に寄りました。

■昨夜は網走郡大空町にある道の駅に併設された、「ホテルひがしもこと」に泊まりました。木材を多く使用した落ち着いた造りの宿泊施設です。今朝は朝食を7時30分に取り、目的地に向かい8時30分出発です。

最初に向かったのが、上川町にある「大雪 森のガーデン」です。南に旭岳を望む場所です。北海道は畑作の地です。目の前には枝豆でしょうか、一面に広がっています。旭岳の頂きには、まだ雪が残っているように見えました。

とにかく暑い一日で、日なたにいるのは辛いほど。庭を見て回るのも、長い時間はとても無理でした。レストランでコーヒーとスイーツを注文して、庭を見ながら時を過ごしました。

■さて続いては、旭川市立旭山動物園です。ペンギンショーで有名です。子どもたちが大好きで、3人で遊びに来たこともあるようです。私達は初めてでした。

とにかく暑い日で、外にいるのは危険を感じるほど。動物たちも、ぐったりしていました。チンパンジーも空調の効いた快適な部屋にいたのですが、横になったまま身動き一つしません。

ペンギンが頭上を飛ぶように泳ぐ、得難い写真を撮って満足しました。とにかく暑い日で、とちゅう富良野の交差点で掲示されていた気温計は、なんと35度を記録していました。

■続いては就実の丘です。ネットで見つけて行こうと決めていました。レンタカーでの旅でしたが、付属のカーナビはソフトが古いのか、表示が不正確で、到着時間もメチャクチャでした。Sunのスマホで確認しながらの旅でした。

美瑛の丘は有名です。しかし、この就実の丘も劣りません。幸い訪れていた車は一台のみ。途中パトカーがなぜが見回りに来ましたが、こちらは大した時間滞在したわけではなかったので、問題はありませんでした。

■さて、ようやく今日の宿へ向かって出発です。ゲストハウス 夕茜舎 (あかねやど)。北海道空知郡中富良野町ベベルイ、というのが住所です。17時前には到着しました。部屋に入って驚きました。空調が無いのです。西に窓がありますが、東側はドアになっていて、そのままでは風も通りません。はたしてこれで熟睡できるのか心配になりましたが、やってみるしか無いようです。ドアにサンダルを挟んで風通りを確保しました。ドアを挟んで部屋が並ぶ構造なので、ドアもあまり大きくは開けることができません。

夕茜舎というだけあって、夕焼けはきれいでした。周囲は麦畑とじゃがいも畑で囲まれています。

■明日の朝は、少し走ってみるつもりで休みました。そうそう、部屋には空調も、そしてテレビも無いのです。早めに寝るしかありません。空調無しでも、何とか寝ることができましたが、やはり熟睡とはいきませんでした。

それでも次から次へと車が駐車して、宿泊客も増え、結構な人気です。食事もほどほどの量で、充分でした。

ご主人は大阪出身の方で、宿泊客と気さくに会話を楽しんでいました。やはり大阪人です。

酪農適地

■20210720(火曜日 晴) ホテルひがしもこと

今日の旅のコースです。

■昨日宿泊した民宿には、私たちと二人のサイクリストが素泊まりしていただけのようです。ネットには「こんぶ風呂」が売りである、と書かれていました。期待していたのですが、ガックリでした。施設も手狭で雑然としていて、最初の夜に泊まった宿とは、だいぶ差がありました。

昆布風呂といってもエキスらしきものが袋に入れられているだけで、本物の昆布が湯船に浮いているわけではありません。

もともと気温が低いのでしょう。冷房装置は必要がなかったのですが、さすがに温暖化の影響でしょうか、客室には冷房専用の空調が備え付けてありました。暖房は、もちろん本格的な器具が置いてありました。

お風呂には、ちょっとがっかりですが、食事は大満足でした。

■さて今日は朝食後に、納沙布岬にまず行き、北方四島を見る予定です。もちろん天候しだいでした。大変残念でしたが、雲がかかり霧も出て、島は全く見えませんでした。一番近い島までは4キロ弱。本当にすぐ目の前です。

今となっては手遅れにも見えますが、プーチン大統領という強い指導者のいるうちに、日本は戦後の外交を静かに軌道修正して、北方四島問題に決着を付けなければなりません。残された時間はもうわずかです。

和人受難の碑なるものがありましたが、よく読むと非道な扱いに堪忍袋の尾が切れたアイヌ民族の人々が、和人を襲ったという内容でした。アメリカ西部劇さながらの出来事は、日本でも起きていたのです。私達が、それを知らないだけなのです。

■次に向かったのは、知床半島の羅臼です。根室湾に沿って走った後、44号線から243号線に乗り換えて、風蓮湖を右に見ながら北上しました。やがて244号線となり、再度根室湾沿いに羅臼に向かいました。

到着後、観光船に乗ろうかと思ったのですが、時間の関係で知床峠を通って網走に向かいました。峠では霧が濃くたちこめ、いっとき視界が殆どないほどになり、いささか慌てましたが、まもなく視界も戻りました。どちらにしても、知床半島を横断する際には、はるか遠くを見晴らすことはできませんでした。

途中で「道の駅 おだいとう」に立ち寄りました。羅臼産の海産物が、これでもかと販売されていました。買って帰るわけには行きません。眺めるしかありませんでした。

■根室半島沿いを走ってみて気づいたのは、酪農施設が新規に建設されていることです。牛舎などが新しいのです。気候が一番の要因ではないでしょうか。何しろ気温が高くなりません。10度近く低いのです。牛は暑さに弱いようで、ここ数日の猛暑で熱中症に陥った牛に、治療のために獣医さんが牛に点滴をしている様子をテレビ報道していました。

ここ数日は連日30度超えの気温で、札幌でも大変だったようです。マラソンを開催する頃には、いったいどうなっているのか、想像するだけでも選手が可哀想そうです。

ということで、酪農に適した土地は限られてきたようで、ドライブをしながら、巻き取られた牧草のビニール製の円盤が、あちらこちらに放置されていました。冬を乗り越えるためには膨大な量の牧草が必要なのでしょう。

根室地方は、日本の酪農中心地になっているようです。

■今日もようやく宿にたどり着きました。「ホテル ひがしもこと」です。道の駅に併設されたビジネスホテルです。チェックイン後に、近くにある日帰り温泉施設に向かいました。「大空町 ふれあいセンター フロックス」です。歩いて5分足らずでした。宿泊客優待券で一人300円です。立派な建物でした。地域の人々の憩いの場になっているようです。

これまでの宿の中では、食事は一番ありきたりでした。致し方ありません。ビジネスホテルの食堂という感じです。食券を購入して、いただきました。

■今日は根室から羅臼、そして網走と駆け抜けました。根室地方に入って、まず驚いたのは、ガソリンスタンドが急に乱立し始めたことでした。それまで殆どなかっただけに、とても不思議に感じたほどです。

以前家族で初めて北海道旅行をした際、ツアーの運転手さんが根室出身で、とにかく暑い、暑いを連発していたことを思い出していました。私達には、それほど暑いとは思えない気温だったのですが、ふるさと根室からすると暑いということが、実際に訪れてみて実感しました。

富良野や帯広に比較しても、10度近く低いことにびっくりしましたが、まずは晴天になることが少ないのかもしれません。いつも霧がかかり気温が上がりにくことはありそうです。

根室地方は酪農規模を拡大している、と新聞紙上で知って、今の時代に大丈夫なのかな、と心配したのですが、訪れてみて、その理由が少し分かった気がします。温暖化が進んだ今、北海道といえども適地は少なくなりつつあるのでしょう。

岬めぐり

■20210719(月曜日 晴) お宿エクハシ

霧多布岬へ向かう途中で、望外の収穫でした。愛冠岬です。

■今日は、文字通り岬めぐりの一日でした。これで北海道を、ほぼ横断したことになります。

今日の旅程です。岬めぐりでした。

■今朝は5時に起きて30キロを飛ばして朝食前に、まず三国峠に行きました。宿の女将のおすすめでした。まるでカナダに行ったようだ、と言う人が多いそうです。帰ってきてから宿のお風呂に入りました。板敷の湯船は、とてもゆったり出来ました。7時から朝食です。若い夫婦が連泊していましたが、奥さんは近くのオフィスで、リモートワークとのこと。時代ですね。

三国峠です。その素晴らしさは、やはり眼前にしてみないと写真だけでは理解しにくいですね。北海道へ行くと、いつも出くわす地平線まで続く一直線の道も、何度通っても感動します。

■さて今日は女将の勧めに従って、ナイタイ高原牧場へ行きます。東京ドームの数百倍の広さがあるとのこと。出発して30分程で到着。確かに見渡す限り牧場なのです。一番奥まで車で行くとお店があり、軽食をとる事が出来ました。

■さて今日の宿がある根室に向かいました。前回は釧路から霧多布岬までは足を伸ばしたのですか、それ以上は時間的に無理でした。今日は前回とは異なる道順を選び、二つの岬を回りました。霧多布岬と愛冠岬です。

厚岸町から厚岸大橋を渡り123号線を行きました。その際、偶然に愛冠岬に立ち寄ることが出来ました。愛冠岬に立ち寄る人は無く、二人だけでゆったりと素晴らしい景色を楽しむことが出来ました。

その後も123号線を、のんびりと根室に向かいました。通常は44号線沿いに東へ向かうのですが、今回は逆に海沿いに進みました。交通量も少なく、快適なドライブでした。そして浜中町から霧多布岬へ向かったのです。

以前にも、この地の宿に泊まり、日の出を見るために、早朝岬へ行きました。そして帰りは私一人で、ランニングしながら宿まで帰ったのです。今より、ずっと元気でした。



■まずは根室駅に立ち寄りました。JR花咲線の終着駅です。JR北海道は、経営的に大変な状況の下、再建に取り組んでいます。ドル箱の東海道新幹線を運営してボロ儲けしている、JR東海と比較すると、置かれた状況はあまりに過酷すぎます。

冬になれば雪に埋もれてしまう路線を維持するのは、恐ろしく手間がかかります。利用する人も減る一方です。実際私達もレンタカーで巡っているわけですから、申し訳ない思いでいっぱいです。

北海道をドライブしていると廃線された線路が、あちらこちらに見受けられます。それぞれの地域には、それぞれの歴史があり、住んでいた人々の思いが詰まっているはずです。いったん廃線にすれば再建は不可能です。

■さて今日の宿は、根室の民宿「 お宿エクハシ 」です。到着してみると、玄関は閉まっていて誰もいないことに驚きました。玄関に張り紙があり、16時以降は別館に来てほしい、とあるのですが、場所もわからず焦りましたが、30メートルほどのところにありました。

今夜は奮発して高級花崎ガニを注文してあります。今日は海の幸、満載です。

■さてこうして岬めぐりの一日は終わりました。明日は納沙布岬から羅臼を経て、網走に行く予定です。

糠平(ぬかびら)温泉

■20210718(日曜日 晴) ペンション森のふくろう

北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷、ペンション「森のふくろう」です。

■昨日、東海地方も梅雨が明けて、朝から強い日差しが照りつけています。いよいよ本格的な夏の到来です。我が家は今日から夏休み。夫婦で旅行です。新型コロナウィルス感染が猛威を振るっている一都三県には、もちろん立ち寄りません。

昨日、今日は朝走らずに体力の温存を図りました。私の場合、疲れが溜まると胃腸の働きが低下して、食欲が落ちます。逆に言えば、食欲が落ちてきたら、要注意です。まず休養です。

今朝は5時30分に起きて朝食を取り、旅の支度の最終チェックをしてから、洗車をしました。7時30分には、富士山静岡空港に向けて出発です。はたして、どれだけの登場客がいるか楽しみです。

■さてさて東名高速を順調に走り、1時間後に吉田インターで東名高速道路を降りました。15分で空港に到着。手続きが終わったのが、ちょうど9時でした。

空港の駐車場は閑散です。無料区域が充分空いていました。広大な有料区域は、まるで空き地のようです。搭乗待合室では、ざっと見渡したところ乗客は10名ほど。結局搭乗したのは20名強でした。これではFDAが可哀想です。

従業員の皆さんも辛い毎日です。札幌(丘珠)空港行き、9時35分発FDA171便は、まもなく搭乗開始です。エンブラエル社製飛行機は80名弱の乗客数です。乗客数は結局30名弱。2時間弱で札幌丘珠空港に到着。

飛行中は機長から眼下の景色の説明があり、楽しいひと時でした。客室乗務員からも北海道の地理について、丁寧な説明を受けることができ、あっという間の飛行でした。

今日一日の旅程です。富良野からは山道をぬいました。

■到着後はレンタカー店に連絡、迎えを待ちました。借りることが出来たのはヤリスでした。まだ870キロしか走っていない新車同様の車でした。人気があって大変よく売れている車種です。

ただ乗ってみて私が感じたのは、たったの870キロにしては、ずいぶん年季が入っている車に見えました。車検も3年ではなく、2年ものでした。新車の雰囲気もありません。理由はよく分かりません。

そして乗った第一印象は、腰に負担がかかりそうだ、という事でした。お尻が深く沈む感じなのです。

まずはカーナビを富良野駅に設定しました。行きたいのは、テレビドラマ「北の国から」の五郎の家です。一度訪れたのですが、田中邦衛さんが亡くなられて、再放送されたドラマを観て、もう一度行くことにしました。

高速道路に乗って先を急ぎました。途中のサービスエリアにあった、北海道での御用達、セイコマートで軽食を取って、あたふたと先を急ぎました。

そして目的の三ヶ所を見終えたのが15時過ぎ。今夜の宿は、糠平温泉です。まだまだ100キロ以上あります。途中山道を通って、ペンション森のふくろうに到着したのは、17時45分過ぎ。長い道のりでした。

■北の国からは、いまだに人気が衰えていないようです。多くの観光客が訪れていました。霞がかかり、はるか遠くまで鮮明に見渡せる、という気候では残念ながらなかったのですが、贅沢を言ってはきりがありません。

以前訪れたときよりも、ビデオを観ておいたためか、親近感が前回とは違っていました。前回訪れたときにはお元気だった、田中邦衛さんも、その後亡くなられました。特集番組が一編だけ放映されました。



■宿に到着後、すぐに温泉に向かいました。宿の温泉は東日本大震災以降、源泉が枯れてしまったそうです。ぬかびら温泉では、源泉をそのまま利用することだけが許されているそうで、とても厳格なのです。宿の源泉は、地震以来湯量が激減してしまい、それだけではまかない切れなくなったそうです。

ということで、今は、近くにある他のホテルの温泉を間借りさせてもらっているのですが、これが素晴らしいお風呂で、露天風呂の檜風呂は最高でした。熱めの温泉は、すぐにのぼせそうですが、たまたまご一緒した神戸からのサイクリストの方と話をすることができました。

日本海側の舞鶴港からフェリーに乗り、小樽で降りたそうです。テントを携帯しキャンプをして回っているとのこと。私などは、話を聞いただけで気が遠くなりそうでした。

帰りは苫小牧港からフェリーに乗って帰るそうです。



そして19時から夕食。家族経営の宿は、それぞれが得意技を生かして、ソーセージを作ったり、野菜を無農薬で育てたりと、手作り感いっぱいの食事でした。豪華さは無いものの、とても美味しく、そして楽しくいただきました。

新型コロナの影響で、客足は遠のいてしまい、経営は大変そうでしたが、何とか危機を乗り切って、今の特徴を残してほしいと願いました。

交通の便が良いとは、決して言えない立地条件ですので、なかなか気軽に再訪するとはいかないのですが、また訪れたいとは、心から思いました。

こうして最初の一日も無事に終わりました。

蝉しぐれ

■20210717(土曜日:晴れ)

昨年7月15日の蓮の花です。先日ひさしぶりに、このお宅の前を通りました。

■今朝は走らずに休みました。のんちゃんからもらったメラトニン1ミリグラムを飲んで、昨夜は休みました。日本では手に入りませんが、アメリカではサプリとして売られているようです。一ミリグラムでは量が少ないのか目が覚めてしまい、ウトウトと長い時間を過ごしました。

冷房は28度に合わせてあるのですが、この設定が適正でないのかもしれません。夜中から少し汗ばむほどの室温になってしまいます。朝起きて窓を開けると、むしろ外の空気の方がずっと涼しく快適です。

我が家の南側には市営団地があり、街路樹が今では五階建ての団地を超えるまでに成長し、朝から蝉の大合唱です。ファーブル昆虫記の蝉の巻を思い出しました。そして、藤沢周平さんの「蝉しぐれ」です。

梅雨も明けて、いよいよ本格的な夏の到来です。

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