2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

カテゴリー: 残日録 Page 97 of 152

蝉しぐれ

■20190731(水曜日:曇)

 

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メルボルン、ヤラ川沿いの夕暮れです。

 

■昨夜はこの夏一番の蒸し暑く寝苦しい夜でした。 昨年の夏でしたらフローリングの上にゴザを敷いて寝ていましたので、多分一晩中寝付けなかったのではないでしょうか。今年は故障していた空調を取り替えましたので、エコ運転という最低限のモードで、一晩中空調をかけて寝ています。 おかげで蒸し暑さのあまり目が覚めるということはありません。それでも歳のせいでしょうか、2、3時間ごとに目が覚めて夢を見ることが多くなりました。昨夜は大学時代の同期生が 、みんなで集まった夢でした。なぜそんな夢を見たのか、 よく分かりません。

 

卒業してちょうど40年です。 大学に残って活躍していた仲間たちも、年齢的に続々と退職の時期が近づいています。 自分自身も子育てが終わり、 次の段階を考えなければならないのですが、幸か不幸か独立事業主ですので、自分が辞めると決めるまでは、今の状態を続けることができます。どこかでケリをつけなければならないのですが、実際にはなかなか難しいものです。とりあえずは、いま自分に任された任務をきちんと果たしていくことしか、考えようがありません。怪我と病気に気をつけて、毎日を積み重ねていくしか無いようです。

 

■今日で7月も終わりです。2019年も残すところ、あと5ヶ月となりました。始まってしまえば、1年など本当にあっという間です。 8月は夏休みもあり、いわば小休止の一か月です。 午前7時31分現在、開け放した窓から蝉しぐれがしきりに飛び込んできます。今日も1日暑くなりそうです。

 

聖火ランナー応募

■20190730(火曜日:曇)

 

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メルボルンのサザンクロス駅です。

 

■今朝はゆっくりと休みました。昨日で今月の目標である100キロを走り終えましたので、8月に向けて休養を取るためです。8月1日からは、また100 kmに向かって積み重ねを開始しなければなりません。

 

昨日インターネット上から、ある申し込みをしました。来年6月25日に静岡で行われる、東京オリンピックの聖火ランナー募集に申し込んだのです。一人200 メートルほどの距離を走るようです。ネット上から申し込めるというのは、大きな進歩だと思います。いちいち書類に書き込んで郵送する手間が省けるわけですから、随分と時間の節約になります。

 

ただ申し込みの画面にたどり着くまでに、かなりの時間がかかってしまいました。 分かってしまえば、すんなりと行くのでしょうが、 あっちに飛び、こっちに飛びで途中で訳がわからなくなりかけました。 情報の扱いについてなど、同意しなければならないことも多々ありましたので、同意のアイコンを何度も押さなければなりませんでした。これは致し方がないと思います。県単位で申し込むことは分かっていましたので、 静岡県のウェブサイトから一旦本部の方に飛んで、再度静岡県のサイトに戻って、申し込むという形になりました。途中でめげそうになりましたが、 なんとか申し込みに成功しました。

 

ただその中で、自分が聖火ランナーにふさわしいという自己 PR を書き込む画面があったのですが、もう少し時間をかければよかったかと今、後悔しています。東京マラソンの申し込みのように、抽選で結果が決まるという思い込みがあったので、自己 PR の内容によって結果が変わる可能性があるなどとは夢にも思いませんでした。Ayaちゃんに自己 PR 文を見てもらったところ、もっと改善した方が良いと貴重なアドバイスをもらいました。正直自分には、そんなことは思いもしませんでした。 8月31日締切ですが、結果が楽しみです。

 

彼我の違い

■20190727(土曜日:晴れ)

 

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メルボルン市内の駅です。

 

■今朝は走らずに、ゆっくり休みました。台風6号が今朝には紀伊半島に上陸する、との予報です。今朝も5時過ぎに目が覚めて起きだしたのですが、窓を開けて外を見ると青空です。西の空には黒い雲がかかっていますが、大部分の空には青空が見えています。今日1日は 変動の大きい天候になりそうです。なんとか明日の朝までには、静岡を抜けてくれると良いのですが。

 

■ネットである記事を読みました。オーストラリア人が、なぜわざわざ日本にスキーをするためにやってくるのか、という内容です。北海道のニセコに行けば、冬になるとオーストラリア人で溢れ、日本語を話すことができなくても何の不自由もなくスキーを楽しむことができるのです。書かれている日本人が、ニュージーランドへスキーをしに行った時の体験を元に書かれています。

 

理由の一つは、 もちろん雪です。冬になれば毎日のように新雪が降る日本の雪が、当たり前とわたくしたちは思うのですが、世界中を見渡してみると、そうしたスキー場を探すのは難しいようです。

 

そしてもう一つの要因が、物価の安さだというのです。日本では全てが半額以下の値段で済む、というのです。ホテル代しかり、リフト代しかり、そして観光地においてすら食料品の値段は半額以下だというのです。 スキーリゾートにおいても、近くにあるコンビニを利用すれば、考えられないほどの安い物価で生活できるそうです。

 

今年の5月に、Ayaちゃんの結婚式に出席するために、オーストラリアに行った時に感じたことは、まさにこの逆のパターンでした。コンビニに行ってサンドウィッチを買おうと思っても、日本の2倍の値段がついています。となるとオーストラリアはとても暮らしづらい国だ、と短絡的に考えそうですが、調べてみると最低賃金も日本とは比較にならないほど高いのです。年齢や地域によって異なるので比較は難しいと思いますが、平成30年で見ると、静岡県の時間あたりの最低賃金は858円と書かれています。ところがオーストラリアでは、23.66オーストラリアドル、日本円では1,777円を受け取る権利がある、と書かれているのです。

 

したがって、日本人の2倍の所得を持ったオーストラリア人が日本にやってきて、その物価の安さに驚くのは当然のこととなります。労働時間はといえば、日本人の方が長く働いていることは間違いなさそうです。つまりオーストラリア人から見ると、日本人は安い給料で延々と長く働き、安い物価の下で暮らしている、というイメージになるのでしょうか。ということは日本における大金持ちは、オーストラリアにおける大金持ちよりも、ずっと豊かな生活ができる、となります。多分そうなのでしょう。

 

山本太郎さんが言われるように、20年間におけるデフレの結果が、今の日本人の生活だということになります。労働者の4割が派遣労働という形態の下で働く現在の状況では、家庭を持って安心して家族とともに生活する、というごく普通の当たり前の幸せが、難しい状況になっているのです。

 

 

接点

■20190723(火曜日:曇)

 

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メルボルン・カーネギー地区の町並みです。

 

■今朝はゆっくりと休みました。昨夜は夜半過ぎから、かなり激しい雨が降りました。雨音に目が覚め、慌てて階段の窓を閉めました。一夜明けて西の空には青空が見えています。いよいよ梅雨明けでしょうか。湿気とともに気温も上昇し、蒸し暑くなりそうです。

 

参議院選挙も終わり、相変わらずの政権が続きそうですが、「れいわ新選組」の山本太郎代表が、いわばメジャーデビューしたのが唯一の救いでした。主な野党が立憲民主党と国民民主党だけだったら、本当に白けた選挙になっていたに違いありません。 市民に応援されていると思われる立憲民主党ですが、枝野代表には本気で政権を取るという胆力を感じません。上から目線で市民に憲法の大切さを講義してやっているのだ、 といった雰囲気を払拭できません。市民の生活に寄り添っているようには、正直感じられないのです。一方国民民主党の背後には、連合などの大企業の労働組合が背後についていますので、原発の問題にしても消費税の問題にしても、中途半端で歯切れが悪く、 誰を幸せにしたいのかが、はっきり分かりません。 結局のところ両党とも、そこそこの議席を獲得し、万年野党で反対ばかりして終わってしまうのでしょう。

 

その点、山本太郎代表の演説は、具体的です。彼の主張を批判する声はもちろん多々あるのですが、 それでは格差が拡大し、このまま放置すれば、私が一番恐れる暴力の蔓延を、いかに防ぐかという点について、批判する人々には具体策がありません。 山本太郎の主張する政策を、非現実的だと言って批判する人々に一番欠けているのは、 現実的な解決策なのです。 批判ばかりしていて具体性がない、と野党を批判している与党の皆さんに一番欠けているのが、 実は具体的な解決策なのです。

 

彼らには6年間という時間と、実際に問題を解決する権力があったのです。しかし彼らは、それを解決しようとはしてこなかった。もちろん意図的にです。多分問題とすら認識していないのでしょう。いったい誰のための政治を行っているのか。それが不思議でなりません。

 

■今朝の東京新聞には、「れい新 野党共闘前向き 2議席獲得 消費税巡り難航も」と題して記事が掲載されています。山本太郎代表も野党共闘には前向きですし、その他の野党3党も共闘に関しては、同意見です。しかし消費税の問題について意見の違いがあるようです。廃止を主張する山本代表に対して、 枝野代表も玉木代表も、すんなりとは同調できないようです。

 

今年の10月からは、消費税10%への破滅的な増税が開始されます。次の総選挙では、とりあえず5%への減税を共通政策として、選挙を戦ったらどうなのでしょうか。5%に引き下げた上で、山本太郎代表の唱える税制改革を断行すれば良いのです。本気で政権を取りに行くのなら、とりあえず接点を見つけて 、手を取り合って戦うしかないのです。それが出来ないのなら、立憲民主党も国民民主党も、消えてなくなる方が国民のためになると私は考えています。

 

 

世相

■20190719(金曜日:雨)

 

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メルボルン市内の様子です。

 

■昨夜は2度目に目が覚めてから、寝付けなくなりました。あるOB会の事務局長を務めているのですが、今年は色々な仕事が重なってしまい、手が回らなくなっているのです。会自体も会員の高齢化とともに低調化し、集まりも悪くなる一方です。こうした会の多くが、たぶん同様の経過をたどっているのではないでしょうか。 本当に難しい問題です。

 

■今朝の東京新聞第一面では、アニメ制作会社「京都アニメーション」への放火事件が報じられています。 既に25名の方の死亡が確認されています。逮捕された犯人の動機などは不明ですが、無差別殺傷事件や、こうした残虐な事件が連続する今の世相が、そら恐ろしくなってきます。 犯人に問題があることはもちろんですが、犯人を犯行に追いやっている私たちを取り巻く時代の空気を、きちんと解析して行かないと、同じことが繰り返されてしまいます。単なる精神異常者の犯行として片付けるのは極めて危険です。

 

時あたかも参議院選挙前夜です。今という時、そしてこれから私たちの社会を、どう作り上げていくのかを、自分の頭で、しっかりと考えることが大切です。考えることを放棄したら、その時点で自分が消えてしまいます。流されるだけの自分に、なってしまうのです。テレビを見て、スマホを操作しているだけでは、ダメなのです。

 

世論

■20190717(水曜日:雨)

 

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メルボルン市カーネギー地区にあるAyaちゃんの住まいです。

 

■今朝は雨です。ここのところ、ずっと雨です。日照時間の不足と低気温のために、農作物の生育に支障が出ています。キュウリやナスの価格が暴騰しています。 いくら梅雨の最中とは言っても、これほど青空が見えない日々が続くのも珍しいのではないでしょうか。

 

昨年はどうだったのだろうかと、ちょうど一年前の2018年7月17日のブログを参照してみると、書き出しはこうです。「 連日の猛暑で熱中症の被害が深刻です。西日本を中心に、熱中症注意報の欄に「危険」との警告が並ぶ状態です」。とにかく暑かったのです。昨年の7月17日は、連休明けの月曜日。その週末にはTakuの結婚式が控えていましたし、さらにその翌週には、私にとっては初めてのことでしたが、 高度管理医療機器等販売業管理者講習会での講演が控えていましたので準備が大変でした。

 

1年の月日が経ち色々な意味で状況が変わりました。変わらないのは、夫婦二人で暮らしているということでしょうか。 あと何年生きることができるのかは、誰にも分かりません。そして、あと何年元気でいられるかも誰にも分かりません。 自分にできることは体調を管理して、 メタボリックシンドロームになる可能性を可能な限り低くして、血管の老化を抑え、そして何より筋力の衰えを最小限にし、 自分の力で動き回ることができるようにすることです。 自分にできることは、それしかないのです。

 

自分だけのことでなく、他者に対しても、そして社会に対しても関心を抱き続け、 学び続けることは大切です。 旅立つ日は必ずやってくるのですから、じたばたしても仕方ありません。ただその日を待っているだけでも意味がありません。自分に出来る限りのことを毎日続け、その間に自分がどのように変わって行くかを確認することが、生きていることの証なのでしょう。そう思えば、日々を過ごして退屈することはありません。

 

■今日の東京新聞本音のコラム欄では文芸評論家・斎藤美奈子さんが、「れいわの一揆」と題して書かれています。山本太郎代表が率いるれいわ新選組が、ネット上で大旋風を巻き起こしています。私も毎日、山本代表の日本各地での演説をネットで見ています。地方では、 黒山の人だかりとは、さすがにいきませんが、どこへでかけても、多くの人が関心を持って、演説会に参加しているようです。演説会と言っても、与党の議員が開くような大きな会場でのものではなく、ビールケース二つを並べた上にベニヤ板を乗せただけの演説台の上でのお話です。 本当に手作り感いっぱいの演説会なのです。

 

そこで語られる内容は、聴衆の心を掴んで離しません。浮世離れしていないのです。与党議員の演説のように、空虚で虚しさいっぱいの内容とは、まさに正反対なのです。

 

昨夜の NHK のニュースで放映されていた、参議院選挙に望む各党首の戦いぶりの報道を見ていて、唖然としました。そこに登場している安倍総理の言動の、あまりの空疎なことに、気分が悪くなりそうだったからです。そして何より驚くのは、こうした報道によって多くの日本人が、安倍総理は一生懸命やっているではないか、と錯覚してしまう点なのです。こうした心境は、正直私には全く理解できないのですが、与党関係者にしてみれば、してやったりの心境なのでしょう。 NHK の貢献度は、まさに勲章ものです。

 

こうしたマスコミの報道を見ていると、世論を誘導するのは、さほど難しいことではないのだろうと容易に推察できます。中国に侵略することも、アメリカと戦争することも、大して難しいことではないような気がしてきました。

 

 

戦争

■20190715(月曜日:雨)

 

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メルボルンの町並みです。トラムが来ました。

 

■さて今朝は雨が降っています。午前7時56分現在、雨は小康状態で一時的に止んでいるようですが、今日は降ったり止んだりでしょうか。一日おとなしく溜まっていた仕事を片付けるしかないようです。

 

7月9日火曜日にジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が亡くなりました。正直芸能界に疎い私などは、 雑誌の見出しにある「ジャニー喜多川 芸能界の巨星、墜つ」という意味がさっぱり分かりません。テレビを見ないというのは、本当に置いてきぼりを食うものです。芸能界で起こっていることは、まるで銀河系の外で起こっていることと同じ程度に、私にとっては縁遠い存在です。東京新聞の記事によれば、ジャニー喜多川さんの死去に際して、「晩年戦争の悲惨さ伝える」と題されています。 1931年生まれの喜多川さんは、実際に戦争を体験しているわけです。Wikipedia によれば、

 

第二次世界大戦中、和歌山に疎開していたジャニーは和歌山大空襲に遭遇して必死に逃げ回り、防空壕に入れずに橋の下に逃げ込んで九死に一生を得たこともあった[7]。またアメリカ陸軍軍属として朝鮮戦争に赴いたこともあり、その自身の体験を2017年に自身が演出した舞台『ジャニーズ YOU&ME アイランド』で描いたが、それも「(自分が体験した)本当のことを(みんなに)伝えたい」という思いであったという。ジャニーも自社の若手タレントや舞台の出演者たちに自身の戦争体験を話して聞かせるなど『平和』を願い、それを強く訴え続けて来た人物でもあった[7]。

 

劇団四季を創設した浅利慶太さんもそうでしたが、戦争を実際に体験した世代の方が結局最後に言い残しておきたい言葉が、必ず戦争のことになるようです。戦争を実際に体験していない私のような世代には、想像もつかないのですが、戦争とは本当の地獄であったに相違ありません。

 

以前テレビである報道を見ていて驚きました。敬老の日の特集でしたでしょうか、静岡県の100歳を迎えた方のお祝いをするために、市長さんが訪問されたニュースでした。その際にご本人がインタビューの中で、「皆さんに伝えておきたい1番のことは、二度と戦争してはいけないということです」と答えられていた場面に、本当に驚きました。それまでの応答が少し要領が得ずに分かりにくかったのですが、 その場面だけは、まるでに眠りから覚めたかのように、滑舌もはっきりし、シャキッと生まれ変わったかの如く、力強い言葉で語ったのです。 まるで別人が、ご本人の体を借りて 、皆さんに向かって語ったかのごとく、力強いメッセージだったのです。

 

これは私の勝手な想像なのですが、政治家の小沢一郎さんの活動の根っこにあるもの。それも、あの戦争そして敗戦によって日本人が味わった塗炭の苦しみではないかと思っています。日本人に二度とあのような苦しみを味あわせてはいけない、それが原点ではないでしょうか。冷静、緻密な小沢一郎さんのことですから、あのような愚かな行動に走った原因を、一部の政治家や軍人だけに押し付けて済ませているとは考えられません。 多くの庶民が戦争に熱狂していたという事実はあるのです。マスコミの責任も大きかったに違いありません。そうした日本社会の脆さ、危うさといったものを深く危惧しているのが、政治家小沢一郎ではないでしょうか。安倍政権が目指す日本の方向の危険性を誰よりも知り、そして心から危ぶんでいるのが小沢一郎さんなのです。

 

4割に近い国民が、その事に気付かず投票にも行かないという今の状態は、 戦争前にとても似ているのかもしれません。ここで立ち止まって、しっかり考えないと、また同じことを繰り返す可能性が高いのです。そうした意味でも、れいわ新選組の山本太郎さんには、是非頑張ってもらいたいのです。 小沢一郎さんの、そうした歴史への危惧は、しっかりと山本さんに伝えられているはずですから。

 

選挙

■20190714(日曜日:雨)

 

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メルボルンの交差点です。信号無しで上手に運営しています。

 

■今日は新沼津倶楽部カントリークラブの理事長杯決勝です。予選を通った32人のプレイヤーでマッチプレーがトーナメント形式で行われました。そして今日決勝だったのです。今年の4月から競技委員に加えていただきましたので、今日は一日お手伝いをしました。と言っても、私がお手伝いをしたのは、同時に行われた A クラスの月例でした。畠山副競技委員長と一緒に、参加したプレイヤーに競技に関するルールの説明を行ったのです。

 

江藤競技委員長、そして平澤副委員長は、決勝戦を戦った二人のプレイヤーと終日帯同しました。36ホールを1日で戦いますので、勝ち切ることは本当に大変です。毎年のことながら、本当に素晴らしい戦いでした。表彰式でお二人のご挨拶を聞いていて、羨ましく思いました。去年も今年も、この理事長杯予選の日が丁度東京での会合と重なってしまい、出場できませんでした。あと2年間は予選に出場することは、できそうにもありません。精進するしかありません。

 

■仲間を増やすための葉書を送ってもらうように、山本太郎講演会事務所に連絡してから3日後の土曜日に、葉書の入った封筒が届きました。応援のお願いをした3人の友人の住所を記載して送り返す予定です。

 

山本太郎さんを応援しようと寄付をしました。そして仲間を増やそうと思ったのですが、そこで、はたと止まりました。こうした政治的な団体への応援を頼むとなると、なかなか対象になる友人はいないものです。残念ですが、それが現実です。それぞれが政治的な信念というものを持っている場合、そして持ってはいない場合にしても、ある主義主張に共感し応援してもらうのは、そして実際に一票を投じてもらうというのは、まさに至難の技です。 6年前の前回の参議院選挙で山本太郎さんは66万票あまりの票を取ったのですが、この数字は私には想像を絶するものです。 知名度のない無名の人間が、こうした大きな選挙でたくさんの票を得るということは、ほとんど不可能です。

 

れいわ新選組という新しい政治団体を立ち上げて選挙に臨んだわけですが、ネットではかなりメジャーな存在になってきましたが、全体から見ると、ほんの少数にすぎません。多くの日本人はテレビしか見ていないのです。山本太郎さんも、そのことは十分に承知しているので、とにかく横の繋がりを広げて、応援してくれる人を一人から2人、2人から3人に増やすことに全力を挙げています。この選挙で何かが変われば、その次に行われる総選挙で、日本は少しはまともな方向に舵を切ることができるかもしれません。残されている時間が少ないのです。

 

肩の荷

■20190712(金曜日:雨)

 

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メルボルン市内の交差点です。

 

■今朝は走るつもりで目覚ましを5時にセットしていました。起き出して準備していたゴミ袋を持って、所定の場所へ持って行きました。今朝は燃えるゴミの日です。玄関を出てみて気づきました。雨が降っているのです。窓から外を見たときには、本当の霧雨程度にしか見えませんでしたので、これなら何とか走ることができると思ったのですが、残念ながらそこそこ雨が降っていました。走るのは諦めてゴミ出しだけをして、新聞を取って家に戻りました。今朝の朝食は、コーヒー一杯とスイカ一切れ、ヨーグルトと納豆ひとパックです。

 

昨夜は第11回沼津ベイエリア眼科フォーラムが開催され、昭和大学教授恩田先生と神戸アイセンター・ネクストビジョン理事長三宅先生が講演されました。 恩田先生は眼窩骨折についてお話をされましたが、私の眼科の師匠であった中村先生は、この眼窩骨折の手術がご専門でしたので、大学病院勤務の頃は、よく助手を務めさせていただきました。 眼窩骨折の手術というのは、井戸の底で手術をしているようなもので、助手をしている身には、術野の中における位置関係の把握が難しく、苦労したことを思い出しました。三宅先生は日本の眼科研究におけるドンのような存在の方で、ご自分の名前の付いた病名をお持ちの数少ない先生の一人です。その発見に至る過程は、まさに一つのドラマのようでした。とても貴重なご講演でした。

 

私自身も開演の挨拶をしなければならなかったのですが、無事に終えることができ、これでまた一つ肩の荷を降ろすことができました。あと残るは明日の高度医療機器管理者講習会です。この任務を無事終えれば、しばらくは日常に戻れそうです。

 

数字

■20190711(木曜日:晴れ)

 

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メルボルン市内の交差点です。ホテルから15分ほど歩くと、交差点にメルボルン銀行がありました。

 

■今朝は走らずに、ゆっくりと朝食をとりました。2日続けて走りましたので、今日は中休みです。今夜は第11回沼津ベイエリア眼科フォーラムが開催され、東部眼科医会長として挨拶をしなければなりません。そして今週土曜日には、静岡で講習会を担当する予定です。 今週が終われば一息入れることができそうです。

 

今朝の東京新聞には、首相「バブル期超え最高税収」PRするけどーー、と題して記事が掲載されています。 安倍晋三首相が参院選の演説でアピールする「過去最高の税収」 について解説しています。

 

この演説自体は嘘ではありません。財務省が2日に発表した2018年度の一般会計決算概要では、税収総額はピークだったバブル期の1990年度を超えて過去最高を更新しました。60兆3564億円です。 しかしその内訳を見てみると、1990年には1割にも満たなかった消費税収入が3割を占めるまで膨れています。つまり法人税と所得税が減った分を、消費税が穴埋めしているということなのです。 消費者心理を示す消費者態度指数は9カ月連続で悪化し、個人消費も冷え込んでいます。実質賃金も5か月連続で前年同期を下回っているのです。

 

政治ジャーナリストの鈴木哲夫さんはこう語っています。

 

統計不正をはじめ、安倍政権と関わる数値、データは根本的に問題が多い。数字自体は間違っていなくても、都合のいいところだけを PR する傾向がある。

 

この記事を読むと思い出すのは、政治アナリスト伊藤惇夫(あつお)さんの言葉です。

 

数字は嘘をつかないが、嘘つきは数字を使う。

 

こうした政治家の言葉を、どう受け止めるか。それが有権者の見識というものでしょう。れいわ新選組代表 山本太郎さんの演説を聞いていると、安倍総理の演説の仕掛けが見破れます。 いけしゃあしゃあと、という言葉がありますが、 類義語を探すと、「厚かましい、 悪びれる風もない、 恥じる様子もない 」とあります。たぶん安倍総理の政治家としての姿勢を一番わかりやすく示している言葉が、これではないでしょうか。本当に残念なことです。 

 

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