2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

カテゴリー: マラソン Page 7 of 10

政治家の言葉

 

■稲田防衛大臣が辞任に追い込まれました。安倍総理の秘蔵っ子だそうですが、新聞の報道を読む限りでは、本当に司法試験に合格した弁護士だったの、と疑問を感じざるを得ない発言ばかりでした。

頭は良いのでしょう。でも言って良いことと悪いことの基本的な区別ができない人のようです。要は政治家には向いていない、ということは間違いなさそうです。

どうも安倍政権は、一番上から下まで似たような人が多いと感じる人が増えているようです。それが東京都議会議員選挙に如実に現れたのでしょう。

稲田大臣については、東京新聞のコラム「本音のコラム」が大変興味深い内容を教えてくれます。文芸評論家 斎藤美奈子さんが、「あの人は いま」と題して、ある人の発言を紹介しています。曰く、

その人はいう。

<一言で今の政治状況を形容するなら、「 不道徳」 の一語に付きます>

告発は続く。

<自分たちだけよければよい。 勝つためには手段を選ばない 。嘘をついても責任は取らず 、傲慢なのに国民におもねり、 テレビ映りを気にして 、いかにすれば自分が誠実で有能に見えるかばかり考えている政治家たち 。そして利益誘導型政治の横行>

批判は国会にも向けられる。

<今の日本の政治における最大の問題は 、最高の言論の府であるはずの国会に議論がないことです>

その人とは、誰あろう稲田朋美氏。引用したのは著書『私は日本を守りたい』(PHP研究所・2010年7月)の一節である。

この時彼女は野党議員。 冒頭の批判は当時の民主党政権に向けられたものだった 。

 

こうなるとブラックジョークとしか言いようがなくなります。そう悪ふざけとしか思えない、ということです。そして、極めつけは稲田大臣の以下の言葉です。

<辞任ですむ問題ではありません。最低でも国民に対する説明責任を果たし、議員辞職すべきです。いったい日本の政治はいつからこんなに堕落したのでしょうか>

彼女は野党議員にこそ向いている、と言うとブラックジョークに過ぎるでしょうか。

 

 

100キロ達成

 

■月曜日の夜に行われた講演で、久しぶりにお会い出来た孔子学院院長の高橋恵子さんから返信のメールを頂きました。

そのバイタリティーには、本当に敬服するばかりです。私のような引っ込み思案には、ただただ憧れるばかりです。

昨年Sunと二人で万里の長城に旅をしました。北京の地下鉄に乗り、天安門広場にも出かけました。往復の電車の中で、何と二回も席を譲ってもらいました。そんなに年寄りに見えるのか、とがっかりする面もあったのですが、その優しさには、本当に感激するばかりでした。

ところがお礼の、謝謝と言うばかりで、あとが全然つながりません。つまり中国語を、一言も知らない、ということです。これは大変情けない思いでした。今からでも中国語を習いたい、という思いはあるのですが、勇気がないのですね。でもせっかく高橋先生という素晴らしい講師がいるのですから、飛び込んでみるべきなのでしょう。

■今朝も走って、月間目標である 100km を今月も達成することができました。これで 29 ヶ月連続して達成しました。よく飽きもせずに続いているものです。要は、その方が体の調子も良いし、楽しいからなのでしょう。誰に強制されているわけではありませんから、物好きなだけなのですが、威力は絶大です。

体型が、どんどん変わっていくのが自分でも分かります。余分な脂肪が落ちて、筋肉が付いてきます。べつだん筋トレなどは一切していないのですが、ストレッチ体操も効果を発揮しているのでしょう。とにかく続けることが一番です。

マイクロフォン

■昨夜は講演会を聞きました。サンウェルぬまづで、沼津国際交流協会主催の講演会「中国文化講座 2017 新語で読み解く中国事情」が開催され、私も参加しました。

講師の工学院大学 孔子学院院長 高橋恵子さんは、地元沼津の出身で、群馬テレビのアナウンサーを振り出しに、北京放送局のアナウンサーを経て、本年の4月から院長に就任されました。

FM沼津で番組を持たれていた時に、私も二度出演させていただき、そのご縁で参加いたしました。

内容は、現代中国の様子を言葉を通して分かりやすく、そしてとても楽しく語られたましたが、本当に飽きることがなく、あっという間の1時間半でした。

高橋さんも述べられていたように、明治時代になり西欧近代文明が怒涛のごとく押し寄せてきた時に、私達の祖先は英語をそのまま使用することなく、「政治」や「哲学」という新しい言葉を発明し、日本語での新しい概念を学ぶことを可能にしました。これは日本人が一体化して近代化するために、たいへん大きな力を発揮したのです。

現代でも近代化しようとする発展途上国が、新しい概念を学ぶために自国語でなく英語でしようすると、手っ取り早いようでも、結局は国民が理解できる層とできない層に分裂し深刻な問題を引き起こしています。

昨年Sunと一緒に北京に行った時に、ホテル近くのコンビニに入りました。玄関脇のガラス戸には、中国人利己的便利店、と書いてありました。なるほど。何でもかんでもカタカナで済ませてしまう日本人は、いずれ言語的想像力を枯渇させてしまうのではないか、と私は危惧しています。きちんとした咀嚼を経ずにいい加減なまま、新しい概念を移植し続けていると、いつの日か、本当に日本人は曖昧な日本人になってしまうのではないでしょうか。

ところが、高橋さんに質問してみると、何と中国でも今は状況が少し異なるようです。怒涛のように押し寄せるデジタル世界の新語に対して以前は中央で検討会を開いて、統一して使用する用語を作成していたのだが、最近は音をそのまま文字乗せてしまい、マイクロフォンという、音をそのまま音声的に近い文字に置き換えて使用する場合も出て生きている、というのです。

詳しいことは中国語が分からない私には理解できないのですが、そうだとすると、中国も日本同様意味を深く考える前に、文字に置き換えてしまう、という大変安直な作業をしてしまっていることになります。

真夏のオリンピック

■東京オリンピックが三年後に近づきました。何と真夏に開会されます。私達の世代には、東京オリンピックというと、爽やかな秋晴れの青空のもと開催された、という印象がとても強いのですが、いまはそうではありません。

アメリカのテレビ放映の関係で、この時期が選ばれているのです。選手の健康管理など、二の次、三の次なのです。金権まみれ、ここに極まれり、というところでしょう。こんなことが、いつまで続くのでしょうか。

膨大な予算が注ぎ込まれ、そして途中でピンハネされて、政治家などの懐に転がり込む。結局は国民が税金という形で補填されて終わり。残るのは使われもしない巨大な建築物ばかり、となっているのは、ここ最近のオリンピックのパターンのようです。

■何処かで歯止めを掛けないと駄目なのですが、今だけ、金だけ、自分だけ、という風潮は世界中を覆い尽くしています。滅びるしか無いのでしょうか。

助言

■昨夜はロータリークラブで共に活動した友人の坂部弁護士さんと一緒に夕食をともにしました。Takuのたっての希望でした。

その道の大先輩に、これからの助言をいただくためです。坂部さんも、せっかくの週末を潰されることになりましたが、ひと時後輩との歓談を楽しんでいるようでした。

豊富な経験からのお話には、二人とも聞き入ってしまいました。

坂部弁護士とともに。楽しいひと時でした。感謝、感謝です。

公益資本主義

■東京新聞の「あの人に迫る」という特集があります。先日の語る人は、原 丈人(はら じょうじ)さん。内容は、公益資本主義についてです。

「株主優先に弊害 会社を公器に」と、あります。欧米型の資本主義がマネーゲームに堕してしまい、その結果中間層が没落し、社会が二極化することで社会が分断されてしまった、というのです。

多くの市民が幸せを実感できない社会になっている、とも言われています。そのとおりだと私も思います。共産主義というユートピアが消え去った後、世界中がタガが外れたように強欲資本主義に邁進するようになったのです。

実態の伴わないマネーゲームばかりが跋扈しています。こんな社会が長続きするはずがありません。原さんによれば、

21世紀の日本の使命は、公益資本主義を体現して世界のモデル国家になることだと思うのです

と、述べられています。そのとおりだと私も思います。

ところが安倍政権の目指しているのは、世界の尻馬に乗った、原さんの推奨する使命の真逆を突き進んでいます。

規制改革会議に集う面々は、結局は私利私欲のために国民を犠牲にしている、と言われかねない行動ばかりです。第三者のふりをして自分の会社が儲かるように、自分の懐が豊かになるように、と派遣社員を増やすことばかり考えています。実に不思議です。どうしてこんな人々が大手を振って歩いているのか、実に不思議です。

■この記事は、読む価値があると私は思います。

プールとかき氷

 

■梅雨明けしてセミが大合唱です。まさに夏本番です。

プールとかき氷が恋しい季節です。

体重

■昨日東海地方は梅雨明け宣言がなされました。何だかなし崩し的に梅雨明けした、という塩梅でした。一日だけドカンと雨が振りましたが、それ以外はあまり雨が降った気がしません。

宣言が出されたためかどうか、今朝からセミが大合唱です。

これまでは早朝のカラスの鳴き声で眠りを妨害されていましたが、これからは蝉の声で起きることになりそうです。

■朝食前に測った体重が、55kg 台になりました。54kg になれば学生時代に戻ることになります。今日が底でしょうから、明日からは増加傾向になるはずです。

 

対談集

■文化庁長官も務められた心理学者の、河合隼雄さんの本を幾冊が購入して読み始めています。

「生きるとは、自分の物語をつくること」であったり、「村上春樹、河合隼雄に会いにいく(新潮文庫)」であったり。対談相手は、小川洋子であったり、村上春樹さんだったりします。

 

静岡県いのはな同窓会総会

■今日は午後から静岡のホテルで、同窓会総会です。一年間理事が集まって準備をして、今日の日を迎えます。

研修医制度が変わってから、医局、そして母校への愛着が激減しました。こうした同窓会にも出席してくれる仲間は減っています。参加者を集めるのに、みなさん四苦八苦です。

 

Page 7 of 10

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén