■20190323(土曜日:曇)
■今朝は6時に目覚ましを合わせて、ゆっくりと休みました。昨日の朝走り、目標達成には今月あと3回走れば間に合うところまで来ました。今朝は一休みです。昨夜は夜間救急待機当番でしたので、どこへも出かけることができませんので、片付けようと思っていた本の PDF 化を行いました。 NHK のアナウンサーであった中西 龍(りょう)さんの本です。 中西龍さんと言っても、ご存じない方が多いかもしれません。 Wikipediaによれば、
1953年に明治学院大学英文科を卒業し同年、NHK入局(同学年の同僚に鈴木健二がいる)。一人称として「私」ではなく「当マイクロフォン」を使った。1977年から1991年までNHKラジオ第1放送で放送された『にっぽんのメロディー』では、「歌に思い出が寄り添い、思い出に歌は語りかけ、そのようにして歳月は静かに流れていきます」のオープニングナレーションがリスナーに強い印象を残した。思い入れたっぷりの語り口は、アナウンサーとしては異例ながら、歌謡番組にはぴったりとはまり人気を呼ぶ。1984年6月16日、NHKを希望退職。『にっぽんのメロディー』のほか、フジテレビ『鬼平犯科帳』やCMのナレーションを担当し、フリーとして活動の場を広げる。1998年10月29日、脳梗塞のため死去。
グーグルで中西龍と検索すると、ユーチューブで、「にっぽんのメロディー」を聞くことができます。その語り口は本当に独特で、 とても懐かしく、どういうわけか自分自身が小さかった頃のことを思い出してしまうのです。たぶん日本人ならば、誰もがそのような思いを抱くのではないでしょうか。中西さんは俳句にとても造詣が深くて、何冊もの本を書かれています。 俳句の手帖(1985年)、俳句の楽しみ方、私の俳句鑑賞(1987年)などです。 たった17文字の奥に秘められた物語を、独自の解釈で、見事に描き出してくれます。 そんな物語が秘められていたのかと、驚くと同時に、 人の心の持つ情感の豊かさを、あらためて知ることができます。
せっかく購入してあったのですが、ページをめくって読むことが、指先の感覚の衰えもあって、面倒くさくなっていました。そこでスキャンにかけて PDF 化し、 Dropbox を介して、9インチのタブレットに取り込み、SideBooks というソフトで読むことにしました。ページをめくるのも画面をタッチするだけですから、とても簡単ですし、何より文字が大きいので読み進めることが、とても楽です。高齢者にとっては、読書における最高の友です。
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